2015年12月16日水曜日

性悪な感想

 消費税を上げるための飴玉として軽減税率導入の議論が盛んだ。飴玉なら甘いに越した事はない。

 ところが財務大臣の麻生氏の感想がいかにもなのだ。「高所得者も恩恵に浴するので、如何なものかと思わないでもない」と話したとか。

 低所得者の割合に比べたら、ほんの少数にしか過ぎない高所得者の恩恵を導入への疑問を呈するところが、実に性悪なのだ。ここで高額所得者を理由にするのなら、それこそ所得税の網を掛ければ良いではないか。
 
 結局、彼の意図するところは、財務官僚の意見を代弁しているに過ぎない。軽減税率導入などするべきではないと。

全くいかにもなコメントではある。



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