2009年12月31日木曜日

大晦日 今年も末日に

感じる事、思う事など、徒然に書き連ねるだけのこのブログも、5年が経ちました。毎日書き続ける日記は、一年も続いたためしがない私ですが、思いついた時だけ書くというスタイルをとったことで、こうして続けて来れた気がします。

こんなブログですが、アクセスしていただいた方々の地域は、日本全国、いや時には海外からというアクセス解析結果をみて、私自身驚いています。もちろん多くは迷惑書き込みの為と言いますか、ボットなどを使ったアクセスなのかもしれませんが、少数ではあっても、私の書いている事に興味を持って来て頂いている方もいらっしゃると思います。ありがたい事です。

本当にここのところ、地方と言いますか、田舎は疲弊してきています。政治・行政のあり様が変わる事には多いに賛成しますが、どこに住んでいようが暮らしの中身に差が出ない政治・行政をして欲しいものです。

来年が今年以上に悪化しない事を祈りながら、今年最後の締めくくりにしたいと思います。

本当にこんな拙いブログに来て頂き、ありがとうございました。
皆様、良い年をお迎えになる事を念じています。

2009年12月23日水曜日

初雪

異常なほど暖かな初冬の様子でしたが、先日からの寒波でこの辺りにも初雪が。
今日の予報では再び暖かくなるそうで、なんか振れ幅が大きい天気模様です。(ひさしぶりに画像も貼付けてみました)

さて、今年も残すところあと幾日かになりました。当たり前の事ですが、日常は動かないようでいて、留まる事なく動き続けています。そんな事を感じてしまうのが年の瀬というものかも知れませんね。身の回りも身の外もいろんな事がありました。今年の始めにあった事等も、もう遠い過去の出来事のように感じていたりします。
それもこれも歳のせい?(苦笑)


2009年12月13日日曜日

第64回甲子園ボウル(アメリカンフットボール)

今回から全国各ブロック代表参加による大学王座決定方式に変更された甲子園ボウルで、西日本覇者の関西大学KAISERSが東日本覇者の法政大学TOMAHAWKSを破り、大学王座に就いた。全国ブロック化されたとは言え、関東学生、関西学生リーグの抜き出た実力は否めず、当初予想した関西、関東の各リーグの覇者同士の決勝になったのは、当然と言えるかもしれません。

我が母校関西学院大学のKG・FIGHTERSは関西学生リーグに於いて、関西大学との接戦に惜しくも破れリーグ2位となり出場はなりませんでした。
私が学んでいた頃は、関西リーグでは負け知らずの母校であり、甲子園ボウル応援には友人等と常に行っていたものです。多くの学生スポーツが関東勢優勢と言う状況の中で、関西も五分に渡り合えていたのがアメリカンフットボールでした。その後京都大学、立命館大学が好敵手となり、母校の常勝とはいかなくなりましたが、それ故切磋琢磨し合い、実力向上にも寄与し、また一般への関心を広げる効果はあったのではないかと思っています。
でも来年は母校の勇姿を甲子園で見たいものです。

2009年12月12日土曜日

12月らしからぬ暖かい夜に

冬のシーズン到来にもかかわらず、スキー場には雪がなく、枯れ草ゲレンデが広がっているとか。このところスキーからは遠ざかっているものの、滑りまくっていた頃は、この時期には既にコースには人工雪も交えてではあるが、十分に滑られるコンディションだったと記憶している。山国にとってスキー場は冬場の貴重な現金収入をもたらしていた事を思うと、それぞれの地方の人々は気が気ではなかろうと思う。温暖化はこうして田舎の経済にも大きな影響を与えるという事だろう。不況と温暖化による雪不足の二重苦に苛まされる地方の苦境を打開する光はあるのだろうか。

政権交代によって誕生した民主党等連立政権だが、経済不況に風穴をあけて希望を与える政策をなかなか打ち出せないでいる。これまでの自民党政権による負の遺産を抱えての旅立ち故に、最初から大きな困難がある事は承知のはずだ。「蜜月期間」も間もなく終わるのだから、将来に光の見える政策を打ち出して欲しいものである。


2009年12月1日火曜日

愚痴っぽくなりました

もう12月ですか。いつもの事ながら、気がつくとこんな時期なのかと…
経済不況の波は、深刻に私たちの懐を締め上げてきています。
政治の話題を多く扱ってきた私ではありますが、どうやらもう日本の政治にはこの危機を打開する力はなさそうです。

詮無い話をしても暗澹たる気持ちになるだけですから、話題転換といきたいのですが、
さて、何かあるかなぁ…
身近なところでは、長男が5月に就職内定を得た事と、末っ子が先日あった推薦入試で大学が決まったということでしょうか。
喜ばしいことではあるのですが、まだまだお金がかかるということで、この経済状況の中では、かなり辛いところではあります。
思うのですが、もっと給付型の奨学金があってしかるべきではないかと。

何だか今夜は愚痴っぽくなってしまったようです。

2009年11月24日火曜日

核密約と情報公開

核兵器持ち込み疑惑が取りざたされても、非核三原則が国是であり、否定し続けてきた過去の政権でした。
しかし、研究者による合衆国の資料掘り起こし等の努力により、徐々に政府の公式見解には真実性がほとんどない事が実証されてきていましたが、政権交代によってその核疑惑の闇がどれくらい解明されるのか、注目しています。

世界で唯一核爆弾を投下され、核兵器による悲惨な惨禍を受けた日本であっても、戦後の冷戦構造の軍事戦略の中で例外扱いされる事があり得ない状況だった事は理解できますが、国民に真実を隠し、騙し続けてきた事は否定しようがありません。
孔子の時代ならいざ知らず、「民は由らしむべし。知らしむべからず」は、現代では通用しませんし、通用させてはならないと思います。
民主主義の成熟を願うのであれば、情報公開こそその第一歩でしょう。

民主党といえども、どこで道理を曲げるか、信頼に足りるとは思えませんし、市民一人一人が問題意識を持ち、きちんと監視し続けて行かねばならないでしょう。
現に今、政治資金の問題では、鳩山首相、小沢幹事長どもども、疑惑の渦中にある訳ですし、自らに不利な情報を隠さず、自らの検証はもちろんの事、第三者の徹底検証を受けられるのかが、問われているのだと思います。

2009年11月22日日曜日

犯罪と死刑制度

島根の女子学生殺人事件では、まだ犯人の手掛かりがつかめてない様子です。本当に早く真犯人を捕らえて欲しいものです。
何の落ち度もない他人の命を奪い去り、しかも残忍この上ない遺棄の仕方には、はらわたが煮え返るような憤怒を感じます。
こんな命の尊厳を一顧だにしない殺人犯には、相応の刑罰が下されるべきでしょう。
と言うより、このような命の奪い方に対しては、命をもって償うしかないのではとも思ってしまいます。
こうした猟奇犯にこそ死刑は妥当だとも思えます。
感情の部分では。

しかし、過去の歴史の中で、冤罪事件や権力の暴走によって「死刑」適用され、捜査ミスや真実を隠される事件、謀略を考えると、やはり死刑制度自体の存否については、大きな疑問を持たざるを得ません。
それに最大限守られなければならない「命」を奪う行為に対して、法的処罰ならばそれが許されるのか?という倫理的疑問もあります。

では現刑法で良いのか?
現刑法では無期懲役が絶対的終身刑ではなく、場合によっては仮釈放、もしくは恩赦の可能性もある点で、重大犯罪に対しては不十分だと思うのです。
刑法の最高刑は死刑ではなく、絶対的終身刑で処すべきではないかと考えます。
死ぬまで贖罪の日々を送らせる事。一瞬で命を奪うよりこちらの方が人にとっては重い刑罰になるのではと。

2009年11月12日木曜日

事業仕分け ネット中継を見て

行政刷新会議の事業仕分けのネット中継を少し見た。国の事業がこうした完全公開の中で検証されることは、自民党政権では決して望むべくもなかったものだ。この事は今回、民主党に政権が移って良かった事と言える。ただ、議論を聞いていると、仕分け人側に準備不足な質問があったり、官僚のしたたかさが目立ったりと、なかなか一筋縄では行かなそうだとも感じた。また各省庁の大臣との調整や連携というのがどうなのかという疑問もある。初めての事でもあり、お試しという感がなくはない。とにかく、官僚利権だけは徹底して排除して欲しいものだ。

2009年11月7日土曜日

おぞましい事件が頻発しています

千葉大や島根県立大で女子学生が事件に巻き込まれて亡くなったり、行方不明になっているという極めておぞましい事件が続いています。私の娘も遠方で大学生活を送っている事もあり、他人事ではありません。この国は本当にどうなってしまったのでしょうか?世界の中でも安全だと言われていたこの日本で、毎日のように殺人のニュースが報じられるようになってしまったとは…

政治モラル、公務員モラル、民間企業のモラルなどを含め、全てがグズグズに崩れてしまい、人心もそれとともに荒んでしまっているようです。何かこの日本の全てが壊れ始めているのかも知れません。

2009年11月6日金曜日

久々に

家の柿の木の葉もほとんど舞い散り、裸の枝に秋の深まりを感じます。先日の冷え込みでは阿蘇山でも薄らと雪化粧したようです。異常さを含みながらも、季節は容赦なく変わって行きます。

さて政権交代を実現した民主党ですが、初めて政権についたせいか、当初は混乱気味であまりにも肩肘張り過ぎた大臣コメントが続いていました。多少落ち着き始めたと思い始めたところ、鳩山首相の政治資金管理の不正疑惑が拡大し始め、そして党幹事長になった小沢氏の専制君主的な動静に懸念が広がり始めています。
そして野党時代に情報公開、透明性を唱えていたにもかかわらず、内閣官房報償費(官房機密費)について非公開としました。それも税金の一部であるはずなのに、納税者に公開出来ないとは、いかなる理由なのでしょうか?説明出来ない用途に使う意図を感じます。民主党よ、お前もか?

権力の座に就いてしまうと、人間って変わるものなのですねぇ。あまりに勝たせ過ぎて、傲慢ささえ出てきているようです。「過ぎたるは及ばざるがごとし」 参議院選ではそこの所をきちんと批判した投票行動をしなければならないようです。




2009年10月25日日曜日

全日本大学女子駅伝

宿敵というかライバルと言うべきか、仏教大学女子陸上部駅伝チームにとっては、なかなか勝てなかった立命館大学チームを破り、今日仙台で開催された全日本大学女子駅伝対抗選手権大会で、これまでの大会記録を大幅に短縮した大会新記録で念願の初優勝を果たしました。チーム一丸、全員の見事な走りの結果ですね。本当におめでとう!

私が何故仏教大学女子陸上チームを応援しているのか。それはこのチームに私の娘の小・中学校時代の友人がいるからです。高校、大学は違っても今でも娘とは連絡し合う仲らしく、今回の優勝を娘に伝えると「凄いね☆〜〜云々」とメールが返ってきました。バイト中でテレビの中継は見る事が出来なかったようで、残念がっていました。今二人とも故郷を離れ自らの将来を見据えながら、大学という場所で様々な学びや経験を積み重ねているのでしょう。頑張る友がいることが、娘にとっても良い刺激になってくれる事を願わずにはいられません。

2009年10月7日水曜日

台風18号

奄美諸島に大きな被害を与えたものの、九州の熊本では昼過ぎから夕方まで風が強まったくらいで、ほとんど影響なく過ぎた台風18号ですが、紀伊半島もしくは東海地方に上陸しそうな進路を進んでいますね。暴風で収穫期を迎えた農産物、特に果樹類の落下など、農家の人たちは気が気でないでしょう。被害が最小で収まる事を祈るのみです。

2009年9月11日金曜日

山岳救助ヘリ 墜落事故

今日の午後、穂高連峰の西穂、奥穂間にある岩峰ジャンダルム付近で、救助を求めた登山者を収容準備中に出動した岐阜県の防災ヘリが事故を起こしたようです。3000mを越える山岳部で、しかも風などの変化が激しい岩壁付近でのホバリングなど操縦は、操縦技術に卓越していても困難な部類に入ると言われています。そんな困難なところに出動している彼ら救助関係者たちは、自らの命をかけて様々な救助活動をしていると言えます。
(かつて西穂→槍の単独縦走中に、小雨の中、間ノ岳からジャンダルムを越え、馬の背を終えるまでは、細心の注意を払いながら緊張して通過したものです)

今回の要救助者は心肺停止状態だったらしいので、救助要請は仕方がなかったと言えますが、昨今の登山者の中には、安易にヘリ要請をしてくる人もあると聞いた事があります。本来そうした部類の人は、山へ登る資格はないと思うのですが、高山へのアプローチが整備され、ハイキングと勘違いする人達まで困難な山域へ入っているのが現状なのでしょう。剣や穂高連峰の一部では、冬期に入山規制をして登山計画等の審査と届け出が義務づけられていますが、それ以外の季節や山域では、個人の判断と責任に委ねられている状態です。

7月に起きた大雪山系トムラウシ山での遭難でも感じた事ですが、十分訓練をした一部の愛好者達が登っていた頃と違い、一定の登山ルートや山域では、どの季節であれ入山する前に一定の条件をはめていく必要が出てきているのかも知れません。山岳保険の加入は当然の事、計画書の事前提出などは最低限必要ではないでしょうか?

2009年9月2日水曜日

政権が交代するということ

何かの本で官僚についてこんな事を書いてあったのをおぼろげながら覚えています
ロシア革命期、中国革命期に、それまでの帝政時代の官僚たちが見事に革命政府に入ったと。
政治的に大きな変化が生まれても、官僚というのは上手く生き残るのかもしれません。
具体的な統治には、どんな政体であれ、役人って言うのは必要になるのですからね。

で、選挙で圧勝した民主党ですが、官僚統治から、政治へ主導権を奪うという意気込みは買いたいのですが、官僚ほど様々な知恵を駆使して保身を図る集団もいない訳で、どこまで切り崩せるのか見物です。

少なくとも、政権交代によって官僚達と政権党との人的つながりは白紙になるのですから、様々な利権を呼び込む鎖も一旦は切れる事になるのでしょう。しかし、それも長くなると惰性的にならない保証はありません。好むと好まざるとにかかわらず、振り子のように交代していく事が、様々な悪弊、権益を少なくする手段だと言えます。

2009年8月30日日曜日

一言への追加(笑)

各種メディアの事前予想通りに、民主党の圧勝に終わりそうな総選挙結果ですね。これまでの自公政権による傲慢で強権的手法と民心に反した政治手法をみれば、当然と言えば当然の結果ではあります。
「風」や「雰囲気」という捉え方をしている限り、巻き返しは出来ないでしょう。
小選挙区制度の特性で、初めてドラスティックな政権交代を実現出来る事が分かった市民は、今後同じような投票行動をとるのだと思います。つまり、怒濤のような圧勝を決めた民主党にも同じような事が起きうるという事です。

ただ、ともすると政党が民心を得る為に迎合するようなポピュリズムになる危険もある訳で、国民に負担を強いるけれど、必要な政策を実現させなければならない時、どう納得させられる説明を出来るか、その能力の優劣も大事になると思います。

それにしても、小選挙区制というのは、二者択一になりやすいという事を鮮明に示しましたね。それに小選挙区、比例区の重複立候補という今の仕組みは、どうしても納得出来ないものがあります。重複は禁止すべきだと思いますけどねぇ。

今日は一言

とにかく今日の審判で、清潔どころか、犯罪すら厭わない集団である 公明、また似非宗教、支離滅裂な主張のコウフク及び超保守派の候補者達が全員落選する事を祈っております。

2009年8月26日水曜日

政(まつりごと) つらつら考えた事

ソ連邦の崩壊で社会主義革命が独裁とほとんど変わらない国家を生み出し結局失敗に帰したことから、既にいわゆる「革命」は幻想に過ぎなかった事を明らかにしたと思います。左翼と言われていた政治勢力が昨今勢いを失っているのは、その為でしょう。

しかし、自由主義に基づく政治体制もまた、貧富の格差を克服する手段とは言えず、これからは「〜主義」にとらわれず、各人が選挙によって国家関与と個人の自由度を、いかにバランスよく保つかを選択する時代に入ったとも言えます。

そう考えると、この総選挙で大勝が予想されている民主党ですが、党内事情は自民党とほとんど差異がない考えの人物も多く、基本的な部分では保守的な傾向があり、リベラル的要素を政権に反映出来るのか、かなり疑わしく思います。多少、自民党より中道寄りだという違いにしか過ぎません。

今後、社会的弱者を出来るだけ生み出さない政治体制をどう構築していくのか、これは単に政権をどの党派に委ねるかだけの問題ではなさそうです。左翼を自認している人たちは、過去の理念に縛られていては、現状を打破出来ない事を知るべきでしょう。

今夜はこんな事を考えました。

2009年8月24日月曜日

言動と行動

人というのは、物言いやその内容そして行動に、その人となりが反映されるものです。
例えば麻生太郎氏。失言や舌足らずな物言いが多いのは、正直に言ってしまうからでしょうが、一国のリーダーや国の命運を握る議員としての資質としては、適格性に欠けるとしか思えません。正直さは、考えの浅さを示す場合もありますからね。その口の軽薄さがまた出てしまったのが、昨夜学生との対話集会での発言「金がねぇなら、結婚しない方が良い。俺もそう思う…」云々でしょう。
全く懲りてないと言うか、学習能力を持ち合わせていらっしゃらないんですね。最後の最後まで。(笑)

また、同じく田母神とか言う元航空自衛隊の幹部の言動や行動も同じですね。広島原爆忌に被爆者の気持ちを逆撫でする活動や選挙応援で広島の平和記念式の参加者について、事実に基づかない中傷発言をするなど、全く狂信的なものに取り付かれているとしか思えません。事実をねじ曲げ、己の妄信を発言してしまうのは、いくら言論の自由があるとはいえ、許される事ではないでしょう。

昨今の世の中、なんだか言った者勝ちみたいな風潮がみられますが、真(まこと)しやかに作り話をする人物の発言に誑(たぶら)かされないように気をつけなければなりませんね。

2009年8月21日金曜日

自民党の今後

小泉氏のいわゆる「郵政選挙」で政治理念がないがしろにされ、多くの有象無象が当選してしまった結果、自民党内の政治理念がぼやけ、政治家の資質も落としてしまった気がします。そしてそれが総選挙前の混乱の一因にもなっていたのでは?とも思います。

反小泉派としては小泉改革の負の遺産対処の結果として、立てるべき政治理念はより右寄りにシフトせざるを得なくなった。なぜなら、有象無象は「変えろ、変えろ」の改革推進派が大部分を占め、『変革」を訴える民主党に対抗する為にもそうせざるを得ない。そして小泉チルドレンは公認に際して、冷遇されることになったのだと思います。

この選挙戦の最中、麻生氏自ら「真の保守」を目指すと言うのがありますね。「保守」というのは「旧来の風習・伝統を重んじ、それを保存しようとする事(広辞苑)」ですから、変える事に力点は無く、変えない方へ力を注ぐという事でしょう。つまり、現状を維持し、諸々の事を固守したい訳ですね。それなら、よく分かります。安倍氏などは、その最右翼とも言えるでしょうしね。

そう言えば、安倍氏の祖父である岸信介氏が総理大臣在任中に起きた60年安保闘争の時に、デモ隊抑止、もしくは攻撃の為に警察、右翼団体のみならず、ヤクザ組織(暴力団)まで動員して使っていた事はあまりにも有名な話です。

選挙の結果、どれほどの人数が返り咲く事が出来るか、そしてどんな人物が戻ってくるかにもよりますが、危険な事ですが、超保守化する可能性もありますね。まぁ、そうならない事を祈りたいですけれどね。

何はともあれ、平和で住み心地の良い国づくりをリードする政党へ政権は引き継がれて欲しいものです。

総選挙情勢調査by朝日新聞

この調査によると、民主への雪崩現象とも言える結果が出たそうです。政権交代を望む私ですが、何か奇異な感じを持ちました。幾人かの前自民候補者も有利な位置に登録されないが故に、離党して他党から出馬する輩も出現する始末。小選挙区制という一者選択しかない制度では、接戦、もしくは大差になる結果が出やすいのかもしれません。死票が多く、小選挙区制というのが国民の意思を正確に反映出来ない仕組みになりうるというのもあります。

いろいろ課題もありますが、前回の小泉チルドレンなる有象無象を生んだ選挙時と同じ内容になるのであれば、これはもう何をか言わんやです。政権交代がブームのような現象で生まれても、何も生み出さない政権しか誕生しない気がします。
あと10日間で真っ当な政権を作れるような人物あるいは政党を選べるように、しっかりと考え、検討しなければなりませんね。

2009年8月18日火曜日

衆議院選、告示

解散からの長い長い前哨戦から、やっと告示日を迎えました。解散が大昔に思える程です。

沈没寸前の船から一目散に逃げ出す鼠のように自民を離党して、他党へ鞍替えする輩が目につく今日この頃です。当選する事が目的化してしまうような政治家ってのは、考えものです。ろくでもない政治家にしかならないでしょう。

それに今回訳が分からない団体が政党を作り全国に出馬する様子です。撤退すると言ったり、再び出ると言ったり。もう滅茶苦茶な団体ではあります。こんな団体がバックにあるような政党はもう懲り懲りですね。既にそんな政党が前与党に組みしていたりしていたのですが、偶像崇拝するようなところは、政治から手を引いて欲しいものです。

話題は変わりますが、今年は夏が来た実感がありません。あまりにも長い雨期(かつては梅雨と言ったらしい)のせいで、夏空に出会うことがほとんどありませんでした。もう朝方は秋のような涼しさが訪れています。でもすっきりとした涼しさではなく、曇りがちな空のようなじっとり感が付属している涼しさです。

政権が変わることはまだしも、天候がこうも変わるのは気がかりですね。

2009年8月17日月曜日

100m 9.58! Usain Bolt 強烈な世界新記録

07年頃に、100mの記録について、早稲田大学の鈴木教授が計算上の推定で、2360年以降に8.99秒が出る可能性を示していましたが、「種が変わるなど地殻変動が起きない限り無理」というコメントでした。
また明海大学の岡野教授は超人出現の仮定の上で、9.25秒を予測しながら、「9.60〜65が限界だろう」と推測されていました。

ところが、北京オリンピックに現れたUsain Bolt選手はゴール前横向き走りをしながらも9.69の新記録を出し、観衆の度肝を抜きました。そして今回のベルリン世界陸上でゴールまで走りきり、驚愕の9・5秒台へ突入したのでした。

学者の推測を良い意味で裏切る今回の記録更新は、人類の肉体の限界の底知れなさを示したとも言えるでしょう。
それにしても、凄い走りでした。

2009年8月16日日曜日

天災?続発の雨期

かつての梅雨という呼び方より雨期と言った方が良いような気象ですね。今年の雨期には豪雨、土石流、洪水、竜巻、地震と、このところ天災が続発しました。
中でも、洪水に見舞われてしまった兵庫県の旧佐用町は昔学生の頃フィールドワークで通った土地でもあり、他人事ではありませんでした。当時お世話になった方々は、既に故人、もしくは高齢者になっておられるでしょうが、被害が軽微である事を祈る思いです。

思いもよらない雨量であったにしても、短時間のうちにあれ程の増水になるというのは、水系沿いの山林の保水力がほとんど無いに等しいと思えてなりません。戦後拡大造林されて杉、檜の人工林に覆われた山々が、もう数十年続く林業の低迷によって、間伐などの手入れをされる事なく放置され、放置単純林の持つ脆弱性がこのところの気象変化によって顕在化していると考えた方が良いように思えます。防府市の土石流をみても、山の谷にいくら砂防ダムを作ったところで、大規模崩壊には対処出来ないことは明らかです。放置人工林を健康な森林にする根本的な対処が必須な事でしょう。甚大な被害額を考えれば、健全林化への支出の方が経費的にも見合うと思います。

これまで農林業への有効な政策提示をしてこなかった今までの政治、政権のあり様も考えながら、来る30日には投票に向かわなければと思っています。

2009年8月7日金曜日

梅雨明けした??

4日九州北部も梅雨明け宣言が出ましたが、空模様は相変わらず夏空とは言えない鬱陶しい雨空が続いていましたが、今日やっと夏空らしい青空と対面出来ました。
立秋に梅雨明け?と異常です。
これでは農作物などへの影響が相当出るでしょうね。既に野菜の不作も各地で見られるようです。

さて、我々の世代にとっては、お姉さん的マドンナだった大原麗子さんの孤独死が報じられました。
映画やTVドラマはもとより、洋酒のCMの中で彼女が演じる女性にほのかな思いを寄せた男どもも多かったのではないでしょうか。
「少し愛して、長ぁ〜く愛して」の名キャッチフレーズはくっきりと心に刻まれています。
そんな可愛らしい女優であり大スターの彼女が、難病と闘い、人知れず亡くなったというのは、世の無常を感じます。

2009年8月2日日曜日

間延びさせたいか? 総選挙

破れかぶれな解散のせいで、解散日から一ヶ月も先に設定された公示日。
投票日は更にその12日先。
普通だったら、間延びしそうな間隔ですが、
民心が離れた今では、どんな戦略も通用しないでしょう。
負け勝負の傷をどこまで小さくできるのか、
これしかないと思いますね。

かたや、政権奪取を意気込む民主党は
傷ついてしまったこの国の治療処方箋を
信頼出来る内容として我々に提示出来るのか、
そこが結果に結びつくかどうかの要です。

はからずも、今回の麻生さんの動きが
今まで自民党政権が作り上げてきた
業界系統を通して、金を流す政治のやり方を
露にしたと思います。

民主党の主張は、その金の流れを変えるようにも見えますが、
さて、本当に実現させられるものに仕上げられるのか、
見物です。

この国の様は、隠れた腐敗が進行し、
度し難い所まで来ているのですが、
それも一党支配が長く続き過ぎた結果。
政権が移動しない政治の結果でもあります。

緊張感のある政治、行政チェックの為には
政権交代というのは、必須のことでしょう。

2009年8月1日土曜日

梅雨だくは、要りません!!

7月も最終日。
にもかかわらず、未だ梅雨明けず。
そろそろ明けそうな気配ではありますが、
梅雨だくし過ぎで、福岡や山口では大被害です。
今年はここ熊本ではそれほどではありませんでしたが、
降り続く雨は、コリゴリです。

これを書いている途中で
NASA TVでエンデバー号の着陸中継を見ました。
あのコロンビア号の事故も中継映像を見ている時に起き、
衝撃を受けたものです。
先端技術であればこそ、思わぬ危険も生ずるでしょうから、
無事着陸して、何よりでした。

upするのが、半日遅くなりました。(汗)



2009年7月22日水曜日

今日の日食は…

予想通りに雨!! 日食帯の奄美方面も一部を除き、大荒れの天気でしたね。
しかし、皆既に漆黒の闇に包まれ、皆既日食を体感出来たのは、
貴重な体験だといえるでしょう。

ここ熊本も曇り空や雨の地域に分かれ、
私がいた場所は雨の部分。
最大食の時間に夕方くらいの明るさになったことで
体感しました。

ネット中継やテレビ中継も数多くやっていましたが、
やはり、体感する感動には及ばないものだなと思いました。

2009年7月21日火曜日

解散の日

山口県では大荒れの豪雨によって、大きな被害が出た今日の午後、衆議院本会議で解散詔書が読み上げられ、やっとこさ解散しました。

それにしても、麻生さん、最後の最後まで「ブレ」まくりでした。
自民党の両院議員懇談会を非公開としていたはずが、
今朝、急きょ報道へ公開することに。
もう、どうでもいいけど、性分は変わりませんね。
あきれ果ててますけど。

また、党首の顔を変えろと要求していた自民議員の方々の豹変ぶりにも、
あきれ果てたと申しましょうか、情けないですねぇ。
信頼感ゼロになったと言えるでしょう。
こんな人材しか、もう自民党には残ってないのです。
落選を見越して引退を表明した人も多いようで。

真夏の選挙戦を制するのは、もう自民党ではないはずですが、
民主党も、まだ十分な信頼を勝ち得たという訳でもなく、
投票日までの40日間で、どれほど信頼指数を上げられるのか、
見物ではあります。

さて、政権党すり寄り戦略で与党になっていた「あの党」は
バックに控える団体の活動で、現員数を維持するのでしょうか?
浮動層といわれる人たちがきちんと投票に行き、
現与党ではない政党に票を入れてくれたら減るだろうなぁと
淡い期待を持ちながら、過ごす事にいたしましょう。

明日22日 皆既日食!   ただし、天気が悪ければ…

私が住む場所では、10時57分過ぎに、
最大92.6%まで欠ける予定なのですが、
空の具合が悪そうな予報です。
皆既食が観測出来るはずの悪石島などでも、
あまり天気が良くなさそうな予報ですね。

せっかく大枚をはたいて出かけた方々の心中を思うと、笑いが… 
あっ、間違いました。
てるてる坊主で晴れさせてあげたいくらいです。
ほんとに(苦笑)

船便が週に一便とかいう島に入った人たちにとって、それは切実な問題でしょうね。
もし観測出来なかったら、不運を恨まず、
思いっきりスローライフで離島生活を楽しんでください!

明日天気になりますように!

2009年7月17日金曜日

夏山遭難 中高年の山岳ツアーに思う

私は企画会社の山岳ツアー経験は一度もありません。
ですから、あくまで推測の域を出ないのですが、今回の大雪山系トムラウシ山での大量遭難事故では、多くの疑問点があります。

1 ツアー参加者の山行経験や技術などが参加資格として勘案されていたのか?

2 エスケープルートがない山で、このパーティーの構成、行動日程が適切だったのか?

3 装備は万全だったのか?

4 各員の山域に対する知識は十分だったのか?

5 天候判断と行動の決断は適切だったのか?

報道によると、本州各地から参加者が集まり、ガイド数名のリードで登山計画がなされていたようですが、各員がその場でパーティーを組むというのは、お互い の実力が分からず、運命共同体たり得ないのではないか? 仮に実力が揃っていたとしても、気心が知れない間柄では、危機に際して統率の取れた行動が出来な いおそれがあります。
高年齢で体力も不足しがちで、実力も揃っていないメンバー構成などを考えると、悪天に対処するには日程に余裕がなかったのでは?という気がします。
そして、この山では以前にも似たような夏山遭難事故が起きているのですから、企画会社は周到な準備をすべきだったと思います。
もちろん、参加者自身もガイドに頼り切りだったとは思いませんが、危機的状況では、自らの命は自らの手で守るという鉄則のもとに、準備、装備を考えるべきでしょう。
そして、どんな山であれ、悪天の中ではどんなベテランでも「なす術をなくす事がある」という事を肝に銘ずべきでしょう。





2009年7月14日火曜日

政治のあり様は、すなわち国民の姿を映す鏡

小泉改革の時から、予兆は既に見えていたのかもしれません。「盛者 必衰の理」ですね。ついに自民党の瓦解が始まる気配です。
党利の為に己の主張をごまかし、党派を構成していても、劣勢になってくると沸点を迎えて分解を始め、そして主張は先鋭化していく。良くも悪くもおおらかに包み込む力が消失しているのが、今の自民党の姿だと思います。

戦後の保守合同で成立した自民党による一党支配政権によって、官僚たちの腐敗が進み、度し難い官僚を生む事態になったのでしょう。

こうした政治構造を生み出したのは、とりもなおさず選挙権を行使してきた国民です。つまり私たち国民の意識が変わらない限り、政権がどの党へ移ったとしても、結局は同じ事を繰り返してしまうでしょうね。

政治家を監督し、官僚に緊張感を持たせる政治家を育てるのも、すなわち国民自身なのですから、私たちが賢さを獲得しなければ、この国の民主主義政治は、衆愚政治に成り果ててしまうという事です。

さて、来る総選挙では、言い古されたフレーズですが、己の意志で「出たい人より、出したい人」を選びますか?



2009年7月13日月曜日

この国は何処へ向かう? 都議選、そして総選挙

今日麻生さんが決断(?)した解散によって、延々と延びていた総選挙がついに行われる見通しになりました。
昨日の都議選では、すごい負けっぷりを見せてくれた自民党でしたね。
都政と国政では、課題も大きく異なっているでしょうが、にもかかわらず惨敗したのは、国政レベルでの自民党の党力(政策実現力、人材、まとまり感など)の弱体化が如実に現れた結果と言えるでしょう。
解散決断について、批判している自民党議員がいるとすれば、彼らこそ何も理解していないですね。
もはや党の顔が誰であれ、自民党を支持する人は加速度的に減っているのですから、先延ばししても結果は同じなんです。

そんな結果を受けた麻生さんの解散決意というのは、どんな心理状態だったのか、いろいろ想像してしまいました。
総理就任前から、「総選挙すべし」と言ってきたにも拘らず、あれこれ先延ばしにしてきて、結局任期直前での解散決断。
これは、いわば「追い込まれ解散」もしくは「やけっぱち解散」と表現した方がいいかもしれません。
今頃心中では、「就任直後の解散がベターだったなぁ…」と密かに思っているのではないでしょうか?

ところで、国政での批判が政権与党の内、自民党だけに向いたような結果の都議選でした。
創価学会がバックに控える公明党の議席獲得数は、何だか異様な感じを持ちます。
都議選と総選挙の時期についてあれこれ注文を出した事を考えると、様々な選挙対策を講じる為にその必要があったと想像しますね。
勝利得票想定数に従って、各地に会員を移動させたりするってことは、ないでしょうけれど?
しかし、かつての盗聴や元書記長への様々な活動を考えると、どうも判然としない事が多すぎて、怪しさだけが浮き出てきます。

またこの都議選には「コウフクジツゲントウ」なるものが出てきています。「コウフクノ○ガク」という団体が組織した政治団体のようですが、宗教法人が政治に関わるというのは、胡散臭すぎて、止めてほしいですね。今回の都議選では、出馬した候補の得票も数百票から千票くらいで、ほとんど泡沫状態ではありましたけれど。

さて、自民党の自壊が思わぬ幸運をもたらした民主党ですが、まず間違いなく総選挙でも勝利をおさめることでしょう。
田舎でも既に自民党離れが加速しており、様々な会合でも「一回民主党にさせたらいい」という声が大きく出るようになってきています。

しかし、私には懸念も多々あるというのが正直な気持ちです。自民党の安倍氏達新保守主義グループと理念的に変わらぬ前原元代表グループもいたりしますし、政権を取ったとしても安心出来ない。この前原氏は防衛庁汚職で名前が挙がった「日米平和・文化交流協会」の理事でしたが、事件発覚後、秋山氏との関わりを恐れたのか、理事を退任しています。

民主党内にも様々なグループが存在する訳で、それらをまとめた上で、今までの政権と、どんな違いがある政治をおこなうのか、マニュフェストで具体的に、かつ丁寧に示してほしいものです。特に憲法、外交、軍事、地方分権のあり方については、はっきりとした指針を示すべきでしょう。




2009年7月8日水曜日

お国言葉〜今日は熊本弁で書くばい〜

今夜は、普段着の言葉でブログば、書こかねて、思うとたいね。
って言うとは、とある掲示板で「方言ではなしてみたかとけど!(駄)予定」ちゅーとがあるとば見つけたったい。
そっで、そこば読みながら思たつばってん、それぞれん土地に息づいとる言葉ていうとは、
やっぱ、良かねぇーていうこったいね。そっで、地元ん言葉で書いてみろごつなったったい。

そんトピば立てなはった人は、九州は長崎の人らしかつばってん、
そるが今は北は北海道かる南は沖縄まぢ広がっとっと。
東北ん人もおらすし、信越、関東、中部、関西、中四国ん人たちも、
そん土地ん言葉で書いとらすとたい。そるがなかなか味んあるとたいね。

それぞれん土地の言葉ば、文字に起こしてあるけん、意味も分かるとばいなぁて、思うとたいね。
こるが音声で聞いたつなら、多分、分からんとこんの多かろねぇて、な。
漢字ていう表意文字で見らるっけん、分かり易ぅなっとると思うとたいね。

そるかる、地方かる出てしもて都会で暮らしとる人たちが、
郷愁ていうとかいね、そぎゃん気持ちで書き込みしよんなはっとだろばいね、て思たったいね。
自分たちが育った言葉ば隠して、他所ん土地で暮らしてみっと、分かるとばってん、
ほんなこつ心ん中で思とるこつが、素直に出ちこんこつのあるだろねぇて。

やっぱ、言葉て言うとは、不思議なもんばいねぇ。
だけん今夜はなんさん、普段着ん言葉で書こごたったかつよ。
そるばってん、IMEん方言変換ばしきらんけん、
書くとは、たいぎゃな面倒くさかぁ(笑)

こるかるは、たまーにだろばってん、
熊本弁(熊本弁言うたっちゃ、それぞれん土地で微妙に違うとばってんね)で書こかて、思うとたい。
んなら、また来てかる、読んではいよ。




2009年7月4日土曜日

東国原知事、ちょっと違う気がしますけど?

芸能界で培った人脈、メディア利用のノウハウを駆使して宮崎県知事として人気を誇る東国原知事ですが、自民党との交渉過程を見ていると、どうも何かが違う気がしてきました。宮崎県知事に打って出た時と違い、権力志向性が強く出過ぎている感があるように見えます。少なくとも宮崎で二期くらいは務めてみるべきでは?
芸能界で修羅場をくぐってきた強かさが、逆効果にならないとも限らないと今の動静を見ていて感じますけどね。

2009年7月2日木曜日

What is a Browser?って(笑)

MacやPCのみならず、携帯電話でもインターネットを利用するのが当たり前の今、当然知っているはずの事を知らない事ってありませんか?

例えば、「Browser(ブラウザ)って何?」と聞かれたら、ちゃんと答えられますか?

そこで面白い動画を一つ。


「ブラウザって何?」

「検索出来るウェッブページ?そう思うわ」
「検索エンジンって呼んでるぜ。俺は」
「えーーっと、、、」
「ブラウザは検索エンジンだよ。そうさ、検索エンジン」
「グーグル。他になんかあるか?」云々

面白すぎて、笑っちゃいました。

でも、そんな事を知らなくても使えるのが今のパソコンですよね。細かい事は知らなくても、使えればどうだどうだっていいんです。

でも、ソフトの事を話したりする時には、知っていないと困った事になってしまうかも?
だって、話がチンプンカンプンになってしまう可能性大ですからね。

ちなみに、ブラウザとは「コンピュータ上の情報を一定の目的に沿って表示し、閲覧するために使うソフトウェア」です。

私が利用しているweb用Browser(ブラウザ)は、Firefoxが6割、Safariが3割、一割がOperaです。訪問するページによって、使い分けています。コントロールしやすい機能が、それぞれ違いますからね。

現在使っているOSはMac OS Xなのですが、Windowsの時は、Firefoxが8割で、残りはOperaでした。IE(Internet Explorer)はWindows updateと、IEでしか機能しないページでしか使っていませんでした。あまりにも使いにくいし、脆弱性への対応が遅すぎるBrowserだったので。

この動画の最後の質問で出てくる「chrome(クローム)」は、googleが発表した新しいブラウザの事です。描画速度が速いのが売り。ちょっとだけ使ってみましたが、まだ必要ないですね。私には。

2009年6月26日金曜日

Michael Jackson died 50 years old.

The Jackson Fiveのリードボーカルで歌声で知り、その後ソロで世界中を魅了したMichael Jacksonが亡くなったという今朝のニュース速報は、晩年のスキャンダラスな彼ではなく、1985年の一月末に作られた一枚のレコードを私に思いださせました。

『USA for AFRICA-We Are The World』です。

それはキラ星のようなUSAのアーティスト達が参加した驚くような出来事でした。

私が好きだったQuincy Jones、Ray Charlesも同時に忍びつつ、この曲を聞いてみたいと思います。
USA for Africa - We Are The World (w/M.Jackson) + Lyrics HQ

この曲の録音風景も出来たらご覧ください。





2009年6月25日木曜日

冤罪と裁判員制度

裁判員制度が始まって早々に、「足利事件」の犯人とされていた菅谷さんが釈放されました。DNA鑑定と取調中の犯行の「自白」によって、裁判で有罪となったのでした。第一審では弁護士までもが無罪の推定の原則を捨てて弁護活動を行ったと言います。

そして「無罪の推定」に基づいた新たな弁護団による第二審、最高裁においても、「有罪」という結果に終わっていたのです。上級審が誤りを訂正するという事は、なかった訳です。

さて、裁判員制度です。

「足利事件」のようにDNA鑑定などという「最新科学技術」や絶望からねつ造された「自白」の証拠を出された裁判において、裁判員の思考や検討が大きな影響力を持つであろうことは容易に推測出来ます。

また、松本サリン事件での長野県警の捜査活動や各種メディアの報道活動が、どんな事態を引き起こしたか、、、犯人でもない人を犯人同様に仕立て上げた事でした。警察、検察の捜査活動や各種メディアの姿勢においてもその状況が、現在改善されたとは到底考えられません。

そこで、もしも弁護士までもが「有罪判断」の元に弁護を行えば、それがもし「冤罪」であったとしても、「無罪」という評決を出す事は、それこそ絶望的に「ない」事になるでしょう。

しかも、5日程度の裁判で結論を求める事になるそうではありませんか。たった5日程度です。

裁判員制度の中でも、いずれ冤罪は起こり、無実の人を「有罪」とする結果を生むとしか考えられません。結局、制度が一般市民までも冤罪に巻き込むという結末を招く事になりかねません。

現状では、あまりにも杜撰(ずさん)すぎる制度としか、考えられません。

2009年6月24日水曜日

東国原知事の要求

東国原宮崎県知事に対して、自民党の古賀選挙対策委員長が総選挙出馬を要請だそうです。

またその際、県知事の受諾条件もふるってました。全国知事会がまとめた地方分権提言をマニュフェスト化する事と総裁候補として迎える覚悟があるかというのです。

ニュースを聞いた時、地方分権の提言はなるほどと納得出来たのですが、「総裁候補」!!??とは、これまた意表を突くというのか、何とも驕慢な要求ではと感じてしまったのです。ニュースを聞いた時点からしばらくの間は、確かにそう感じました。

しかし、しかしなのですよ。いろいろ考えを巡らせていたのですが、、、

その言動を聞いた自民党の連中が様々な感想や批判めいた事を述べているのを聞いて、どうも合点がいかないモヤモヤしたものが残ったのです。

政治家になった人たちは一体何を目指しているのか?という事です。

きれい事ならいろいろ言えるでしょうが、なれるものなら、頂点に立ちたいというのが正直なのではないでしょうか?実現したい理想があれば、実現出来るポジションを得たいというのが、政治家では?

それに地方自治と国政の間というのは、いままでもかなり自由に行ったり来たりしてますもんね。古狸たちが、どう喚(わめ)こうとも。

そう考えると、東国原知事の言動も理解可能な気持ちになったのです。ほんとうに受け入れられるとは思えませんけれどね。しかし、自民党の幹部に向かって、あんな要求はなかなか出せるものではないでしょう?
それにしても、古賀さんもあんな条件を出されるとは、考えもしなかったでしょう。あの条件を飲める程の検討もしていなかったはずですしね。

自民党の古株(古狸?)が「総裁になりたいなら、国政での経験、研鑽を積んで 云々」と言っていましたが、安倍さん、福田さん、麻生さんも総裁=総理大臣でしたよね?? どんな経験や研鑽を積んでいらっしゃったのか、大いに疑問符がつきます。全く説得力がありません。

そして「コケにされた」とか、出馬要請した古賀氏を批判している弁護士議員などに「総裁候補にしろ」という度胸があるのでしょうか?彼らは、在野の時には見えていたかもしれない事が、いつの間にか「井の中の蛙」状態に成り果てていませんか?? 

とにかくです、こんな事でギャーギャー喚いている時間があったら、コケにされるような自分たちの党や自らの行動(現総裁を選んだりなどなど)をもっと原点に返って見直した方が良いのでは?


2009年6月17日水曜日

W杯アジア予選 対オーストラリア戦

グループ頂上決戦でしたが、前半早々に闘莉王のヘディングで先制したものの、後半に2点を取られ敗戦。でも戦いぶりは今までより多少はマシでした。ただゴール前での思い切りの良いプレーのなさは、あまり変わりませんでしたけれど。

どこかの記事で読んだのですが、日本ではFWよりMFの選手の方が力がある人材が多く、FWに際立って自己主張をする選手がみられないというような内容でした。本当にその通りです。以前は三浦知良選手や中山雅史選手のような際立つ個性的な代表選手がみられたのですが、最近のFWには燃えたぎるような気迫を持った選手が見当たりません。パスを繋ぐ事ももちろん必要ですが、得点を取らなければ、勝負には勝てないのです。三浦選手や中山選手を超えるダイナミックなFWが現れる事を期待したいですね。それまではたとえW杯に出たとしても、勝ち上がる事は無理でしょう。


討論にもならない?

もう麻生さんの討論は、論点をはぐらかすだけで、まさに断末魔の叫びにも似た余裕のないものでしたね。そして画面(衆議院TV)を見ていて気づいたのですが、討論する麻生さんが喋っている間、ずっと凝視する与謝野財務大臣の表情をとても面白く感じました。何か失言、言い間違い?の心配だったのでしょうか?それとも「余計な事を言わねば良いが」という懸念の表情だったのでしょうか? それとも「そこに立つのが自分だったら、もう少しましなのに」という後悔の念?
表情の中でも「目は口程にものを言う」ものです。様々な思いが込められていたのでしょうね。もう本当に「しかめっ面」そのものでした。(笑)
身内から色に出る程、懸念されては、もう限界を超えてるかなと。でも任期を全うするつもり??

討論で鳩山さんも指摘していましたが、自殺者はずっと増え続け、下の画像のように20歳から44歳までの死亡原因の第一位の国って、本当に異常としか言えませんよね。生きていく希望が持てなくなっている国に成り果てている事の証と言えるでしょう。
※このデータは厚労省HPの自殺死亡統計の概況にある表を画面キャプチャーしたものです。



2009年6月15日月曜日

郵政騒動に思う

日本郵政をめぐる騒動は、野次馬的二階席からみていると、妙に喜劇的です。瓦解が始まっている政府、自民党の不人気と郵政事業を民営化したかつての小泉改革(?)の遺恨試合も含みつつ、正義漢を気取る総務相の行動は、どう見てもドン・キホーテに見えて仕方ありませんでした。

そして対応すべき麻生さんもこのところ、特技である迷言は影を潜めましたが、本質が変わったとは到底思えませんし、解散権という宝刀もすっかり錆び付いて る様子で、決断力の無さは際立っており、次回総選挙では敗退することがほとんど決定的になったように見えます。それに国際会議で酩酊記者会見をするよう な中川さんや愛人と愛欲旅行をする鴻池さんを要職に起用する「慧眼」も相変わらずでしょうしね。

しかしです、次期政権を担うであろう民主党も、あまりにもお粗末すぎるところが透けた気がします。新党首になった鳩山由起夫氏の郵政騒動での言動の有り様です。
確かに邦夫氏は弟であるに違いないのですが、対抗する政党の大臣を様々な場面で「弟が」「弟が」と繰り返して話している姿は、公党の代表としていどうなの?。違和感ありありなんですけど!
例えば、首相が父親ならば、「父が」「父が」と言っちゃう訳?
そこはやはり家族関係者であっても、公の場であれば「ナニナニ大臣」であり、「ナニナニ首相」でしょうよ!
二世、三世ともなると国会も公党も「我が家の庭先」感覚になるのかしらん?


都会から離れた地方の鄙(ひな)の多くは、すっかり高齢化して大不況の中で明日をも知れぬ暮らしをしているというのに、あまりにも「ノーテンキ」過ぎる政治家には落選という鉄槌しかないのでしょう。
しかし・・・見え透いた「オレオレ詐欺」にも簡単に騙されてしまうお人好しのお年寄りも多く、真実を見極め、情を絡めず、怒りの鉄槌を下せるのだろうか?と多少不安があるのも事実。どうなることやら・・・  


2009年6月10日水曜日

W杯アジア予選 W杯出場は決まったものの…

オシム監督が病に倒れ岡田監督に変わった後、代表の試合内容に満足出来たことがない。先日のウズペキスタン戦も今ハーフが終わったカタール戦も、攻め上がるチャンスを自ら潰してしまう事が多すぎる。オシム監督時代に選手たちが見せていた闘志が感じられない。監督の求心力というか、選手たちが自分をアピールして「見てほしい」という欲求が薄いように思える。

今、試合が終わった。結局1:1の引き分け。アジアNO1の位置もオーストラリアか、韓国に渡す事になりそうだ。
こんな試合をしているなら、南アW杯でもグループリーグ敗退の可能性が大きくなるばかりだ。

2009年6月5日金曜日

巨大企業の終焉

世界最大の自動車メーカーGMがついに経営破綻し、破産法により国家管理の下、再生を図ることになったそうですね。全世界に関連ネットワークを持つ企業ですから、そのことが与えるダメージがどれほどになるのか、想像もしたくありません。

80年代、アメリカ市場での日本車バッシングを思いだします。大型で燃料馬鹿食いのアメリカ車の中に、小型低燃費の日本車がアメリカ市場でシェアを伸ばし、US自動車産業に大きなダメージを与えた事から、農産物や他の問題まで含んだ貿易不均衡という政治問題化までに拡大し、日本バッシングまでになったのでした。

GMというのは巨大化していく中で、US国内の路面電車網を次々と買収し、傘下のバス会社に切り替えてきた時期もあったといいます。様々な時代的な要素はあったのでしょうが、自分たちの市場を拡大するためには手段を選ばないという指向があったとしか思えません。そんな巨大企業の破綻は、ある意味今回のUS発世界恐慌をも含め象徴的です。

そんな激風の最中、日本の政治を預かる方々は、半端な対策で首をすくめているようにしか見えず、社会的に弱い立場の人たちの生活苦はますます厳しい状況に追い込まれていくのでしょう。

さて、そんな嫌な雰囲気に包まれたままなのも嫌なので、面白いサイトを紹介します。大分にあるWeb制作会社が開設した「ほめられサロン」です。Javaスクリプトを許可してご覧くださいね。所定の項目を入れていくと表示される「ほめられたいですか?」で「はい」をクリックすると、楽しい事が起こります。遊び心のある方は、是非お試しあれ(笑)


2009年5月28日木曜日

パフォーマンスで乗り切れる?

田舎から都会のインフルエンザ狂想曲を聞いていると、ほんと奇異な感じを受けました。メディアも厚労省当局も、如何にも大仰さだけ際立った感が否めませんでした。今後現れるであろう鳥インフルの新型変異への危機対処訓練と教訓を学ぶ場に出来れば、多少は納得出来るかもしれません。


ところで、経済大不況の最中、就職戦線も大変なようです。
実は我が息子もその渦中にありまして、1年卒業を延ばして就活をしていたのですが、先日突然息子からのメールにて「内定が出た」とか。本命は別の所を狙っているらしいのですが、とりあえず
「行く所は出来た」
と本人も多少は安心した様子。私も心中は穏やかならずといった所でしたが、
「自分の食い扶持は自らの力で」ってのが、私のポリシーゆえに親の縁を頼ることなく、確保したのは
「でかした」
とほめておきました。大競争の社会なので、今後が大変だろうとは思いますけどね。

ウィルスへの対処も大不況への対処も、パフォーマンスだけが目立つようでは、本当に先が思いやられます…

2009年5月23日土曜日

マスクだらけ?

都会に住む知人が言うには、朝、駅に向かう時には、まるでマスク集団が流れているようだとか。インフルエンザ感染予防に、マスクって意味があるのでしょうか? 

ウィルスに対するマスクの効果について、ずいぶん前ですが、記述を読んだのか、科学番組だったのか、判然としませんが、一般的なマスクでは、ウィルスを防ぐ効果は期待出来ないという内容でした。飛沫飛散防止には役立つでしょうが、マスクでウィルス予防は、「おまじない」程度でしかないのでは?

都会の薬局ではマスクが品切れ状態とも伝えられていますが、昭和48年のトイレットペーパー騒動と似ています。マスク製造業は膨大な注文を受け、まさに特需の様相らしく、景気がどん底の中では、まさに「風が吹けば、桶屋が儲かる」状態。何か奇異な感じではあります。

どうして日本人って、こうも雪崩のような行動をしてしまうのでしょうね。

2009年5月17日日曜日

新型インフルエンザ 怖がり過ぎても…

新型インフルエンザのニュースが、騒々しい毎日ですね。病気ってのは嫌なものです。得体が知れないものであればある程、不安は増大してしまいます。個としては出来れば回避したいものですが…

ただ、よくよく考えてみると、我々人類(個の集まりとしてのmass)というのは、ずっと病気というか、病原菌やらウィルスと付き合ってきたのですから、今更その付き合いを回避しようとか、防御しようとしても、どだい無理な話のような気がしています。それぞれの生物ーウィルスは生物と無生物の両方の特質をもつ摩訶不思議なものですがーが相互に作用し合って、生命体は進化してきたのですから、逆に他の生命体(?)と遮断した人類の存在もあり得ない気がします。生命体の進化というのは、今が完成形ではないでしょうし、今後も変化が加えられていくものなのでしょうし、どんな作用が人類に好都合だとか我々自身にさえ分からないでしょう。

この新型インフルエンザの報道などを見ていると、適当ではないかもしれませんが、煽られている気持ちにもなるのですけどね。私たちに冷静さを求めるのであれば、報道のあり方も冷静さが保たれなければならないと感じています。闇雲に伝えているのではないでしょうけれど、センセーショナル過ぎてはいないでしょうか ?

いずれにしても諸々のウィルスって奴は、いくらでも変異を遂げていくのでしょうし、うまく付き合っていくしかないと騒動の渦中で思ったりしています。そして罹患した人たちが病以外の被害を受けないようにしたいものです。適切な処置さえすれば、十分健康を回復できるのですから。

2009年5月11日月曜日

ボブ・ディランの思い出

真夏のような五月の日曜日の午後です。直射日光の下では、ジリジリと焼けるような気がします。

何となくある掲示板(2ちゃんねるではありませんけどね)を見ていて、「ボブ・ディラン」の文字が目に入りました。それで思い出をひとつ。

実は私、このボブ・ディランの日本初来日公演(78年2月)を松下電器体育館で見たんですよ。大学時代だったんですが、友人の女の子からチケットが手に入るからと誘われて。後でかなり入手が困難なチケットだと知ったのですが。

当時私は、日本のフォークソングオンリーな感じで、「Bowin'in The wind」「Mr.Tambourine Man」「Like A Rolling Stone」などの曲や「フォークの神様」と言われている事くらいは知ってはいたんですが、どっちかというと、岡林信康とか高石友也などの方を良く聴いていた方でした。

我流のギターで好きな曲を弾きながら歌ったりはしていたものの、コンサートに行った事もない私でしたが、誘われるままに行ったのでした。

しかし!アコースティックギターでの登場をワクワクして待っていたところ、なんとエレキギターを持ちバックバンドを従えて 、ガラリとスタイルを変えたボブ・ディランの演奏にびっくりし、戸惑ってしまいました。私が知っている楽曲は60年代のディランのもので、既にガラリと変わっていたのでした。

いろんな意味で世界的に注目を浴びていた人物のコンサートであり、私にとって初体験のコンサートだったにもかかわらず、なんとも妙な消化不良体験でした。

しかし今となれば、世界的なアーティストの演奏を直に聴けた貴重な思い出として残っているのです。チャンチャン。

2009年5月5日火曜日

ETCやら、インフルエンザやら

この連休中、高速道路が車で溢れかえっているらしいですね。まったく阿呆くさっ!って思いますけど。わざわざ渋滞に巻き込まれに行くようなものなのにねぇ。

ETCを付けた自動二輪、乗用車に限って、祝日、土日を1000円で乗り放題? ふざけなさんな!と怒りこそあれ、ありがたみなど欠片もありませんな。税金をこれほど不公平にバラまく施策に乗ってはしゃいで、そして疲れるなんて、私は絶対に嫌でありますよ。
この政策立案者、そしてこれを経済対策だという輩が、何を考え、ほくそ笑んでいるかと思うと、胸くそが悪くて、とても利用する気になれませんわ。ほんまに。

そして、新型インフルエンザへの過剰反応。もちろん、病気は怖いし、嫌ですけど。以前騒いだ中国、東南アジアで発生した鳥インフルエンザの方が、今回のよりもっと致死率は高いのでは?と思ったり。もうちょっと落ち着けよと思ったり。年金問題ですっかり信用をなくした舛添厚労大臣が、ここぞとばかりに真夜中のフライング気味な患者発生記者発表など、あきれますな。

そして、この国のトップである麻生総理大臣殿はヨーロッパ外遊中。ニコニコ顔ですな。

さて、肝心なこの日本国は「ニコニコ顔」でいられるのでしょうかね?

2009年4月29日水曜日

山岳遭難

北アルプス鳴沢岳で、京都府立大山岳部のOBも含めメンバー3人が遭難死してしまいました。実に悔やまれる結果になってしまいました。

京都府立大山岳部は力量のあるアルピニストを出していて、訓練や様々なバックアップ体制もしっかりしている部です。今回のパーティーのリーダーは山域を熟知していた先生だったにもかかわらず、最悪の結果になってしまったのは、まさに荒天の山が如何に凶暴な姿を見せるかを示した例だと思います。

他の二名の部員も各季節の山行を重ねていて、一番若い女子学生も山岳部の主将という役割を担える実力を持った人だったのです。装備、計画には遭難を予期させるような瑕疵は見当たらないのではとも思われます。ただ冬に逆戻りしたような荒天以外は。

吹雪いたのか、霙だったのか、雨だったのか、とにかく体力を猛烈に奪ってしまう気象状態の中で行動せざるを得なかったか、行動してしまったとしか考えられない気がします。遭難経緯の調査は大学と山岳部、山岳会によって今後なされていくでしょうから、原因の究明はそれを待つしかありません。

山岳遭難というとややもすると十巴ひとからげに非難される事が多い昨今ですが、登山というものは、きちんとそれぞれの季節に対応した訓練や対策をもってしても、命の危険を百パーセント回避する事は出来ない行為だと私は考えています。いくら事前準備をしっかりしていても、自然相手では、思わぬ事態が起きてしまう。そんな中で、回避したくとも出来ない事態が生じてしまうことがある、と。
厳冬期のマッキンレー山でついに帰らぬ人となってしまった植村直己という偉大な冒険家ですら、厳冬期の気象の中で、何らかのアクシデントに見舞われてしまうのです。そうしたリスクも承知の上に成り立つのが、登山も含めた冒険という行為だと思うのです。

本当に悔やまれる結果ですが、三人のご冥福を祈るしかありません。そして後進の部員たちが尊い命の代償を教訓にして、今後の山行に生かしていってほしいと思います。

2009年4月25日土曜日

心に残る映画

天気が悪いですね。春雨という言葉に似合わぬ激しく荒々しい風雨が通り過ぎて行きました。皆さんの所ではどうだったのでしょうか?こんな日は外出も億劫なもの。家で過ごすのもありですね。

という訳で、読売オンラインに「発言小町」という女性向き(?)の掲示板がありますが、なんとなくそこを見ていたら、深刻な相談が多い中に、

「いままで生きていたなかで最高の映画3作!何ですか?」

というトピを見つけました。ちょっと興味をそそったので見ていると、多種多様な映画を、皆さん、あげていました。

私も読みながら、もちろん観ていない作品も多かったのですが、同じ嗜好の候補があると、

「あぁ、そうそう、それ良かったなぁ。」

とか、

「ええっ?? それ? おもしろかったかなぁ??」

などと自分の感想を交えながら、忘れかけた映画まで思い出したりしました。

また、興味深いのは、それぞれ挙げている作品でおおよその世代が推測出来る事でした。

「私のベスト3って、なんだろう?」と考えてみましたが、選択の基準をどう設定するかで、選ぶ作品が違ってきてしまうのですが、やはり若い時期に観た作品が多い気がします。

ただ単純に特に強く心に残っている作品をあげるとするなら…

『The Sound of Music』1965 監督:Robert Wise 音楽:Oscar Hammerstein2世 Richard Rodgers

『街の灯』 1931監督:Charles Chaplin 音楽:Alfred Newman

『砂の器』1974 監督:野村芳太郎 音楽監督:芥川也寸志

かなぁ…

他にも心に残っている映画も多いのですが、敢て3つに絞ると上記の作品になるでしょうか。

ああ、、、でも、他にもいろいろ。「2001年宇宙の旅」「シャイニング」「ローマの休日」「緑の館」「鉄道員」「地下室のメロディー」などなど。あげだしたら切りがありませんが、昔の映画ばっかり??(苦笑)

最近の映画も観るには観るのですが、感受性が鈍くなったのか、それとも作品の質が落ちてきているのか、強烈に心に響く作品が少ないのですよねぇ…

みなさんなら、どんな作品を選ばれますか?

2009年4月18日土曜日

あれこれ雑感

記者のぶら下がり会見のやり取りなどで、漫画の主人公の年齢を当てさせてみたり、人気ギャルモデルの名前を当てさせたりと、このごろ麻生氏が、何だか、ご機嫌の様子ですね。小沢氏の秘書の問題発覚以降、支持率が多少持ち直した為なのでしょうか。

それにしても、検察特捜部のその後の捜査はどうなったのでしょうか?自民党二階堂経済産業相への疑惑も報じられていましたが、その後音沙汰無しの様子ですし。何か奇妙な感じです。


熊本では、全国的に名を知られた老舗酒蔵である「美少年酒造」が汚染米事件以後の過程で、一部、醸造米の品質を落として裏金を作っていたという事が発覚し、民事再生法の申請という、事実上破綻という事になってしまいました。日本酒の長期低迷で、経営的に苦しかったとの理由でしょうが、消費者に対して姑息な裏切りと言えるでしょう。

熊本の全国ブランドの信頼が失墜した事は残念です。


もうひとつ熊本の汚点を。県の不正経理については、以前書きましたが、その後熊本市でも同様な不正経理処理が内部調査で発覚しました。市町村でも同様な事があるのでは?と指摘していた通りになってしまいました。「親亀こけたら、子亀、孫亀、皆こけた」という連鎖みたいですね。町村では、もっとあり得る気がしています。

蒲島県知事はこれ以上の調査はしないと言う事らしいですが、外部調査委員会が調査した直近の5年間だけに限らず、それ以前の調査もすべきです。県民側からの視線が不足している気がします。


さて、最後にもうひとつ気になる事が。

大阪の朝日放送(ABCラジオ)番組で長寿深夜番組だったという「誠のサイキック青年団」が、唐突に打ち切りになった上、パーソナリティーを務めていた北野誠氏が、芸能活動の自粛と無期限謹慎ということになったそうです。しかも「番組やイベントで不適切な発言があった」との説明だけで、放送局や本人を含めた関係者による唐突な番組打ち切りの具体的説明もなく、北野誠氏の姿がメディアから跡形もなくかき消えてしまったようです。

私にとって北野氏は大阪の芸能人くらいの認識しかないのですが、そんな私であっても、奇妙な感覚を抱きます。

放送局というのは、通常報道機関も兼ねているはずですが、北野氏がコメンテーターを務めていたはずの情報番組(テレビ)でも、具体的な事は報じずというのは、自己否定に等しいですね。

今回の一件では、「何らかの虎の尾を踏んでしまったらしい」との噂がネット上で賑わっています。
結局、新聞、テレビなどのメディアといえども、事業継続上、触れられないタブーがあるという事でしょう。それが芸能プロであれ、何らかの団体であれです。

本当におぞましいったらありゃぁしません!

2009年4月6日月曜日

お久しぶりです

長らく記事のアップを休止していました。政治家と金の亡霊問題や検察という司法組織の有り様も垣間見えて、暗澹とした気持ちになっていたこともあり、書く気になれなかったというのが実際のところでした。

政権奪取が見えていた野党党首の献金問題だけが何故これほどまでにクローズアップされたのか、検察の捜査にどれを事件化するか取捨選択の余地があり、恣意的な部分があるのだという事など、実に気持ちを暗くさせることでした。検察による世論誘導が行われたという気がしています。事実、世論調査に見事に反映していますからね。こんな事では、国というものに信頼感を醸成できるはずもありません。

ところで、今日、昼前に北朝鮮のテポドン2が発射され、列島を飛び越え、北朝鮮が当初宣伝していた衛星とやらは、軌道に届く事もなく、太平洋に墜落したようですね。NORADの発表は以下の通りです。(以下、NORAD NEWSより引用)

「NORAD and USNORTHCOM monitor North Korean launch



2009年2月26日木曜日

熊本県 不正経理処理 一億円以上!

蒲島知事が昨年就任した後、県の不正経理処理について、最初職員に対して「聞き取り調査」の結果だけで「不正はない」としていました。

ところが昨年末一件の不正経理処理が発覚し、やっと外部委員に委嘱した「調査委員会」を立ち上げ調査した結果、一億円以上の不正処理が見つかったと言うのです。この調査にしても3万円未満については調査が行われていないと言います。これでは完全な調査とは言えず、不正処理した額も、一億円どころではないと見る方が正しいでしょう。この数倍の可能性も十分にあり得ます。

県にしてこれだけの不正があったのです。こうした不正は県下の各市町村にも十分にあり得ると考えるのが普通の感覚ではないでしょうか?

今回のこの調査で県民の公務員に対しての信頼が回復するとは到底思えません。単年度予算がそうした不正をうむ」などいう理由を正当化する事はできません。税を徴収し公の仕事をするという根本的な自覚がないという事です。それに自己保身術においては、他の追随を許さぬほど長けているのも役人の性質のようです。地元紙によれば、県の食料費にも使われ方が異常だった事がうかがわれます。言い逃れを許すならば、こうした役人根性は決して正される事はないでしょう。

国の官僚に、そして地方自治体の役人にも、どうしてこれほどまでに腐敗した輩が蔓延しているのか。これはとりもなおさず政治の腐敗によるところが大きいとしか考えられません。政治家の劣化が役人の劣化を生む。「悪貨は良貨を駆逐する」(グレシャムの法則)という経済法則と同じですね。

この現状を少しでも真っ当にするのは、まさしく選挙民が真っ当な人材を政治の世界に送り込むしかありませんし、送り出した人物をキチンと監視し続けることしかないのでしょう。そうした監視をするには、情報公開を進めるしかありません。彼らに情報を独占させない事。これに尽きると思います。



2009年2月19日木曜日

拝啓 麻生総理大臣殿

内閣支持率13.4%(共同通信社)おめでとうございます。このような超低支持率であればこそ、あなたが持つ底力が発揮できるでしょう。

かつて親族企業の社長をされていた時、取り組んだ事業がことごとく失敗に終わってもめげる事なく、ついには政界に進出され、そして4回目のチャレンジの末に総理大臣になられたのです。

総理大臣になられて既に数ヶ月が経ち、その間未曾有の経済危機の真っただ中に、打つ手が泥縄でもめげず、大臣更迭で判断の見極めが甘くとも気にかけず、特に公明党から要求されている給付金、選挙日程に気配り、目配りを忘れず、ただ総理の椅子にしがみついているだけの木偶の坊と罵られても、どこ吹く風の胆力はあっぱれとしか表現しようがありません。補正予算の成立、あなたが固執している給付金の支給がどれほど遅れようと、既に十分泥縄なのですから、大丈夫です。

国民の意思がどうであれ、先の総選挙で得た議席数で与党案を通す事が、国民の意思にかなうとの思い込みで突き進むことです。そうすれば国民は辛酸をなめるとも、自民党には輝く未来が到来するのです。頑張ってください。

民主主義など、気にする事はないのです。どうせ選挙民は「喉元すぎれば熱さ忘れる」で、気まぐれですし、「寄らば大樹の陰」思考でしかありません。もっと言えば、この国に「民主主義」などという思想はないのかもしれませんし。

この危機において、最も効果があるのは信頼できる政治的リーダーシップとメッセージです。あなたにそれがないとしても、あなたはそれを気にする必要はありません。たとえ裸の王様になったとしても、突き進むべきです。お爺さまと同じ総理大臣になること、何をなしたいかではなく、なることだけが目的だったあなただとしても、問題ではありません。あなたは立候補しただけであり、仮にあなたに首相としての資質がないとしても、それはあなたの責任ではなく、そういうあなたを選んだ自民議員が多かったという結果なのですから。

漢字が読めない、べらんめぇ口調などの一国のトップとしての品性のなさや口にする言葉の軽佻浮薄さなどへの批判も、矜持とは無関係なあなたが気に留めることはないのです。

まだまだ応援する言葉を連ねたいのですが、息が苦しくなってきたので、この辺で終わりにします。頑張って総理の椅子にしがみついていてください。

敬具


2009年2月17日火曜日

破廉恥な会見

酒乱そのものの姿以外考えようがない破廉恥極まりない映像が、各種メディアを通して全世界に配信された。そしてインターネットの動画共有サイトでは、その動画が数十万回も見られている。

その映像とは、G7の会合後の中川財務相の記者会見の映像である。ご当人は風邪薬の過剰摂取などと、これまた見え透いた嘘で糊塗しようとしていたが、09年度予算の成立後の辞任を表明したそうだ。

えっ?即刻辞すべきでは?と私は素朴に思う。直面している経済危機に対処する重要な国際会議での醜態である。それを未練がましく予算成立後などと言うところには、犯した職責に対する反省が微塵も見えない。

酒癖の悪さについては、以前からかなり知られていた事らしい。それを盟友と言われている麻生氏が知らぬはずはなく、予見性のなさがここでも露呈した訳だ。

(追記19:07)
追い込まれる形で、本日付けで結局辞任することに。当然の事だが、ますますもたれ合い内閣の様相がはっきりしてきた。また、醜態は会見時だけではなく、ロシアの担当大臣との会議中から演じていたらしい事が報じられている。


2009年2月13日金曜日

春一番

今日、全国的に吹いた南よりの強風が春一番だったようですね。私の住む熊本でも木の葉を吹き散らす強風が吹いていました。

強風で思い出すのは、冬の剣岳(富山県)に登った時の事です。剣岳は日本海から吹いてくる季節風をもろに受ける位置にあり、雪の多さもさることながら、風も相当なものです。稜線を冬の完全装備で歩いている時に、突風が襲う事もあり、我々は即座に耐風姿勢をとる訳ですが、それでも体が浮きそうになったりします。足元が安定しないところでは突風は怖いものです。

今は山から遠ざかってしまいましたが、大恐慌寸前という経済的大突風に備える耐風姿勢をどうとるべきか、暗中模索の状態です。しかし、耐えるにも限界というものはあり、飛ばされてしまう烈風には処すべき術もありません。

政治・行政とはそうした強風や烈風を和らげ抑えてこそ、初めて価値があるものだと私は考えています。そう考えたとき、現状はどうでしょうか?

資質なき政治家と役人利権保護に蠢(うごめ)く役人の多さに、希望の欠片すら見いだす事が困難な様相を呈しているのです。それは国も地方も同じように見えます。議会制民主主義が本来の機能を発揮していれば、多少は違ったのかもしれませんが、国も自治体の議会も既に機能不全を示しているように感じる事も多々あります。

こうなったら、まず地方では直接民主主義を導入する事があってもいいのでは?とも思います。住民自らが議員の代わりを果たす。

そんな事なども考えてしまう今日この頃です。

2009年2月11日水曜日

World cup アジア予選

勝利しておきたかったウズペキスタン戦に引き分けに終わった事が、今日のオーストラリア戦に微妙なプレッシャーになったような気がする。今日引き分けた事がまた大きな重圧になって、予選突破を難しくしてしまった。

惜しいチャンスを作っただけでは、強い事にはならない。かなり強引でもゴールして初めて強さの証明になる。シュートまで形を作る事だけに気持ちが行き過ぎていて、選手の持ち味が十分に発揮されていない試合が多いように見えるのは私だけだろうか?

しかしこんな試合をするのが、今の日本代表の実力だと言う事なのだろう。

見通しが悪い日

今日の日中は、空全体がぼんやりと霞み、夕方には淡いオレンジがかった色に覆われました。春特有の黄砂です。例年より黄砂がやってくるのが早い感じがしてたのですが、夜のニュースによると今年初めての黄砂で昨年より2週間ほど早いそうです。

そういえば、今月1日は東京にいたのですが、晴天の上野でかなり強い風に吹かれました。春一番?と感じるような強風でしたが、どうだったのでしょう?

2月初旬と言えば、まだ厳冬期というのが私の感覚なのですが、これらの事も温暖化による気象変化の表れなのかもしれません。

見通しの悪さと言えば国の行方も同様です。昨日は怒りのあまり下品な文章になってしまうようなニュースにも接しましたが、思いつき発言、根拠なき発言を連発し、その訂正に嘘の濡れ衣を国民に着せるようなこの国の首相には、昨日も言いましたが、一刻も早く政界から消えてほしいと強く思っています。

このままでは、この国の未来はお先真っ暗、奈落へと転落していくでしょうから。

2009年2月10日火曜日

あまり馬鹿にするなよ?麻生さんよ!

郵政公社の4分社化を国民が承知していなかった??

アホか!!

郵政民営化に際しては、報道があふれる程出ていたし、新聞、テレビをそれなりに関心を持って見ていれば、それくらい承知してましたとも!

こんなに国民をコケにした発言も珍しい。というか、あり得ないでしょ。

まともに相手にするのも馬鹿らしくなりましたよ。早いところ、首相を辞めてほしいばかりでなく、政治の世界から去ってほしいものです。

あ〜〜ぁ、これがこの国のトップ?? 恥ずかしいったらありゃぁしない・・・・

2009年2月6日金曜日

瓦解も近いか

選挙用の顔として担ぎだした麻生氏の思いつき発言には、担ぎだした自民、公明の与党議員も本音では頭を抱えているのでは?と思える。発言の統一性のなさでは、群を抜いているハチャメチャぶりなのだが、当のご本人にその自覚が見えないところに救いのなさの深刻さがある。

どうしてこんな人物を首相を据えるような国に成り果ててしまったのだろう?実に恥ずべき状況なのだが、選挙でこうした人物を選んでしまうのだから、それも自業自得なのだろう。民度に応じた政治しか行われないのだから。だから政治家をなめ、既得権を死守するような官僚が増大しているのだろう。

経済も行き詰まり、政治も行き詰まる。この先はどんな事態になっていくのか、それを考えると恐ろしささえ感じる。

小泉劇場に踊ったような同じような狂騒が逆バネの形で、また起きないとも限らない。我々国民も付和雷同せず、盲従せず、バランス感覚を研ぎすまして、次回総選挙には臨まなくてはなるまい。

2009年2月3日火曜日

邪推ならいいのだが・・

大相撲で再び逮捕者。大麻所持で若麒麟が逮捕され、相撲協会は「除名」か「解雇」の二者択一で、「解雇」を選択した。その理由が「まだ25歳で先もあり、かわいそう」だからだそうだ。25歳はこの国では法的権利と義務を持つ一人前の「成人」であり、決して「かわいそうな」存在ではない。

このような判断を下す協会幹部達の心中に、まだ解明不十分の「八百長疑惑」への思惑が潜んでいるのではと、邪推したくなるのは、私だけであろうか?現幹部にはその「八百長疑惑」で名前の挙がった人物達も少なからずいる。

疑惑が未だに疑惑のままである理由の一つに、相撲の世界が「超」が付く程の「閉鎖社会」であり、引退後も協会との何らかの繋がりなしには処世が難しいということがあり、疑惑解明の突破口が開きにくいと言う事があるように思うのだ。お互いが脛に傷を持つ身同士のかばい合いとでも言おうか。

また、大相撲が未だに「スポーツ」ではなく「興行」的側面が強いところにも、様々な問題を引き起こす要素を抱え込んでいるとも言える。花形関取を作らない事には、興行も成功しないからだ。そこに「作為」が生じ、それを共有するからこそ、一枚岩でなければならず、不正にも厳正になれない理由があると私は見ている。

そんな大相撲の世界に「横綱」の「品性」などを求める方が、所詮むなしい事でななかろうか?そういう雰囲気を察知し、利用しているのが「朝青龍」の様々な行為に現れていると思えてならない。

2009年1月31日土曜日

あぶく銭と化すか、給付金

共同ニュースによると、オーストラリアで、昨年クリスマス前に配られた給付金の一部が、ギャンブルへの掛け金と化した可能性があるらしい。昨年12月のスロットマシンへの掛け金が、ビクトリア州では過去最高額に達し、クイーンズランド州では前月比10%の増加を示したそうだ。

さて、我が国ではパチンコ、競馬、競輪、競艇などギャンブル投資と化す給付金の額はどれほどになるのだろうか?こうしたあぶく銭にも似た給付金を政府の思惑通りに国民が使うのか、見物ではある。

一律現金配布などという安直な策が効果を表すほど与し易い不況なら、元々大不況などとは言わないだろう。全く度し難しは、現与党の終末的不感症である。


2009年1月27日火曜日

政権交代に期待を寄せながら

どこまで落ちていくのか、底が知れない今の経済状態の中で、自公与党は野党の修正決議を否決して、給付金を含んだ第2次補正予算案を可決しました。自民党が国民の大多数が否定的な給付金にこだわるのは、公明党の票なしでは議席確保が難しい自民議員が多いという事の証でもあり、得体の知れない宗教団体(?)を背景に持つ公明党に屋台骨を揺さぶられるまでに落ちぶれてしまったという事なのでしょう。

民心が離れてしまっても尚解散せず政権維持に汲々としている姿は、民主主義の国家であると胸を張って言えるとも思えません。このような閉塞感も経済には悪影響を与え続けるのでしょう。

経済の悪化は、ただでさえ青息吐息の地方にとって、更なる痛撃となって襲いつつあり、江戸時代であれば一揆すら起きても不思議ではない状況に近づきつつあるように思えます。(ほんと現代人は寛容なのか、鈍感なのか‥)

この状況で重要なのが、政権交代を期待される民主党のあり方だと思います。
過去、自民党に籍を置いていた人物も多く、はたして現与党と異なる政治が期待できるのか、斬新な政策提案が出来るのかという事でしょう。マニュフェストにうたわれている事を、きちんと財政的裏付けを明らかにして実現できるのか、そして官僚支配の打破を言うのであれば、官僚を使いこなしリードできる大臣を輩出できるのか、その事が問われます。確実に政権奪取をするためには、そうした問いに対して、解散までにどれだけ信頼できるメッセージを出せるかに尽きるでしょう。

2009年1月21日水曜日

US 新しい章の幕開け

Barack Obama新大統領の就任演説は、人種の壁を乗り越えてアフリカ系アメリカ人初の大統領実現という興奮の中で、今USが直面している複合的で困難な問題を強く意識したもので、ブッシュがとってきた路線を否定し、国際協調と市場監視の重視、そして国民へは勇気と忍耐、責務を説いていた内容でした。

聞いていて感じたのですが、Obama氏の演説というのは歴代大統領の中でも、聞く者の心をどこか震えさせるものがあるようです。抑揚も、声音も心地よいと感じるのですが、皆さんはどうでしょうか?

それに引き換え、我が国のリーダー(?)はというと・・・耳障りなこと甚だしい。聞いていて苛ついてくるのは私だけではないでしょう。

Obama新大統領といえども、困難を克服するのは簡単ではないはずです。しかし、US国民は新しいリーダーを選ぶ事で、困難克服のワンステップを踏み出す事を決めたとも言えるでしょう。

さて、我が国はと言うと、空気を読む気がない麻生氏がこのままあらぬ方向へこの国を凋落させていくのかと思うと、ゾッとしています。

2009年1月18日日曜日

どんどや

先週の日曜日に「どんどや」をしました。本来は14日夕刻〜夜、もしくは15日に行っていた正月の伝承行事ですが、現在は皆にとって都合の良い小正月前の日曜日の昼間にしています。

「どんどや」と熊本では言うのですが、他の地方では呼称が違うようです。私が以前住んでいた備後地方では「とんど」と言っていましたし、関東のある地方では「どんど」と言うようです。元々は「左義長(三毬杖)」という平安時代の宮中行事が起源というのが有力なようです。

私の子供の頃は、組み上げる竹やわらは地区の子供達が調達してくるのが習わしでした。今は子供の姿もまれな程に少なくなってしまい、大人達の役割になってしまいました。

街中では火災の心配もあり、行うところがなくなりつつあるようですが、私の住む地域ではまだ大きく組み上げて、焼いても心配ない場所が残っており、大事な地区の行事の一つとして各戸から一人は作業にでて恊働して継承しています。

中心部に燃焼用の心材を組み、その周りに竹やわら、正月のしめ縄、お飾りそして書き初めを竹の先端部分に付け準備を終えると、いよいよ火を付けます。勢い良く燃え上がる炎に熱せられた竹が弾けてパンパンと連続して高い音を出し始める時が、この「どんどや」で一番高揚するときです。孟宗竹のような肉厚な竹であれば、尚更大きな音とともに弾けます。そして熱で作られた強烈な上昇気流が、竹の先端に軽く止められた書き初めを空高く舞い上げます。見ている人たちが「おお!上がった、上がった」と声をあげながら、小さくなって飛んでいく書き初めの半紙を見送ります。高く上がれば上がる程、筆が上達すると言われているのです。

竹が弾けるのも落ち着き火勢が落ちて程よい頃合いになると、各家庭から持ってきたお鏡餅を切り込みを入れた竹にはさみ、各々やき始めるのです。これもなかなか楽しいひとときです。家によってお鏡の大きさも違い、焼き上手な人や焦がしてしまう人もいたりで、ワイワイガヤガヤとおしゃべりを楽しみながら焼き上げます。この「どんどや」で焼き上げた餅を食べると、無病息災でこの一年を過ごせるのです。(信じる事が大事ですよ^^)
都会に限らず、田舎でも昔に比べれば共同作業をする機会が減ってきている中では、地区に住む人にとって貴重なひと時でもあります。




2009年1月13日火曜日

果てしなき殺戮の応酬

イスラエルがパレスチナ自治区の「ガザ地区」に侵攻を始めて、9日目になるのでしょうか。確か日本時間で4日未明ですから、そうなりますね。悲惨なニュースに心が痛みます。

複雑すぎて理解するのも困難なほど入り組んだ過去の歴史の経緯や、民族感情、宗教、国際政治力学などの輻輳する対立によってもたらされたと考えるしかない争いは、永遠に続くしかないのでしょうか?この殺戮で再び怨念を生み、復讐の種を育むのでしょう。

数年前にみたイスラエルとパレスチナを扱ったドキュメンタリーで、あるイスラエル人が、この対立はどちらかが全滅するまで終わらないだろうと言っていたのを記憶していますが、殲滅戦でしか終結不可能というのは、あまりにも惨く、知恵を持つヒトとしては最悪です。

それはナチスによって企図されたホロコーストとどこが違うというのでしょうか?

2009年1月12日月曜日

高校サッカー決勝

私の予想では、鹿児島城西の中盤に不安はあるものの、優勢に試合を進めるものと思っていましたが、広島皆実のMF陣が堅実なパスプレーで中盤を支配する事が多く、2-3で試合を決めましたね。前橋育英と広島皆実のプレースタイルは似ていましたが、運も作用するのでしょう。敗れた鹿児島城西の今日のプレーは、残念ながら、FWの大迫勇也に頼るあまり、ロングボールを縦に入れるという単調な攻撃が、皆実の戦術にはまってしまっていたようです。広島皆実の戦略勝ちと言えるかもしれません。

それでも、今回の大会では将来のJリーグでの活躍を予感させる良い選手が見受けられ、ますますサッカーが面白くなりそうです。楽しめました。

2009年1月11日日曜日

女子駅伝

昨日は高校サッカー、そして今日は都道府県対抗女子駅伝。

我が熊本県チームは図抜けた選手がいないものの、安定した成績を残している選手で構成されていて、4位と頑張り入賞しました。このレースには私の知人も出ていて、応援にも特に熱がこもりました。本当に頑張ったと言ってあげたいですね。

それにしても京都の8区を走った中学生久間さんの走りは素晴らしかったですね。今後どんな風に育っていくのか、将来が楽しみです。

さて、話題はガラリと変わりますが、共同通信による世論調査でも麻生内閣の支持率が19.2%まで墜落したようです。どんなに強弁しようとも、もはや国民に望まれていない事は明らかなのですから、早々に解散してほしいものです。

高校サッカー準決勝

昨日の準決勝、第一試合の前橋育英対鹿児島城西のゲームはとても見応えのある試合でしたね。事実上の決勝戦と言っても過言ではないと思います。

前半開始早々、鹿児島城西野村のゴールで先制。しかし中程までは、前橋育英の巧みなパスワークや個人技が炸裂して、連続得点をあげ3:1と優勢に試合を進めていましたが、再び野村のゴールで2点目を上げた鹿児島城西は徐々にペースをつかみ、前半終了間際、大会屈指の鹿児島城西FW大迫勇也のゴールや前橋育英のオウンゴールで逆転すると、後半は一進一退しながらも城西のペースになり、更に追加点を入れて3:5という結果に終わりました。

敗れはしましたが、前橋育英の選手個人のスキルの高さは試合の中で見事に発揮されていました。敗戦は時の運もあり、どちらが勝ち上がってもおかしくない内容だったと思います。

準決2試合目は、予想通り広島皆実が堅実に勝ち上がりました。

この大会では、帝京などの常連校が早々に敗れ去り、決勝に進んだ2校は共に初めての進出です。この事は、サッカーのスキル、戦術などに地域間の格差がほとんどなくなったことを示していると思います。それはJリーグなどの活動が地域主義を貫き、それぞれの地域にプロのトップチームが存在し、良い影響を与えている事もあるのではないでしょうか。

日本サッカーの底上げが確実に現実化していると強く感じながら中継を見ていました。

2009年1月10日土曜日

いわゆる、基本的に、少なくとも、いずれにしても・・・

何だか、タイトルにある言葉が最近耳につきすぎている私ですが、皆さんはいかがでしょうか?

と、唐突に聞いても判りません?^^;

この国を代表する言語遣いの迷手、麻生首相が連発する言葉です。

話をしていると、人にはそれぞれ慣れた言葉遣いがあると発見するものですがー私もいくつか思い当たる言葉があります。^^;、麻生氏のように頻発されるとその言葉だけが浮き上がって耳についてしまいます。

判断があっちこっちへ揺れ動いているのが誰の目にも明らかなのですが、「基本的に同じ事を言っていると思いますが」と仰っていますが、ではその基本とは何なのでしょうね?発言を何度も読み返してみても、基本が見えないのですが?

「いわゆる」基本とは『物事が成り立つためのよりどころとなるおおもと」であって、堅固な土台であるはずです。揺れ動くものではありません。

「少なくとも」麻生さんは言葉の意味について、十分な知見をお持ちではなさそうですね。

さて、時期はいつになるか定かではありませんが、「いずれにしても」今年中には総選挙が実施される訳で、そのとき私たちはこの国を再生させる首相を、間接的ではありますが、選ぶ事になります。

麻生さん、この国をそれまでに潰してしまわないようにお願いしますよ?

2009年1月8日木曜日

再び定額給付金について

自民党は公明党と心中を決めたようですね。定額給付金を2次補正予算案から切り離さない意思だそうですから。まぁ、選挙区で公明党の支援なしには勝利できない現状では、外したくても外せない?という事でしょう。そして、批判の矢面に立つべき公明党はほおかむりを決め込んでいるようです。

麻生首相(?)は、この事業を国民の80%が受け取ると世論調査で出ている事を根拠に、国民が望んでいる政策だと強弁していましたが、それは現金をやるというものを貰わない手はないというだけであって、政策の賛否ではありません。私はこんな無能な政府に納めた税金を取り返したいと言う気持ちで、仮に給付されるのであれば、取り返してやろうと考えています。

それにしても、全くバカバカしい限りですよね。こんな無能な政府を誰が作った?!と嘆いたところで、それはかつての選挙で国民が選んだからだと言うしかありません。国民が政治に関与できるのは、政治家になるか、選挙で選択するかしか直接的にはないのですから、次回の選挙ではよくよく目を見開いて投票しなくてはなりませんね。ほんとに。

2009年1月6日火曜日

残念ながら・・・

県代表の大津高校は、鹿島学園に0:1で破れてしまいました。T_T

後半ロスタイム。間もなくPK戦かという時間に、無情にも鹿島学園に1点をもぎ取られてしまいました。残念です。

ベスト4に残った中で、かなり優勝に近いのは、鹿児島城西ではないかと思います。得点力は抜群ですね。しかし、広島皆実、前橋育英もなかなかタレント揃いのようです。鹿島学園はちょっと差を感じますね。大津を破ったのですが。

準決、決勝はかなり見応えのある試合展開になるでしょう。

2009年1月3日土曜日

駅伝、サッカー観戦記?

箱根駅伝往路5区山登りでの東洋大選手は凄かったですね。一年生でありながら、5分近く先行するトップ早大を追い抜いたのですから!見事というしかありません。しかも復路でも1,2年生が頑張り総合優勝したのですから。部員(元)の不祥事で出場の危機もあった中での優勝ですから、喜びも一入(ひとしお)だろうと思います。

高校サッカーでは、我が県代表の県立大津高校が難敵藤枝東高を3:2で破り、ベスト8に進出しました。と言っても、実はこの試合の放送を見逃してしまったのです。T_T 炬燵でうたた寝・・・ ダイジェストでしか見れません。次の準々決勝では茨城代表の鹿島学園が対戦相手。優勝候補の一角だった滋賀代表野洲高校を破ったところです。しかし選手個々のスキル、チーム戦術でも劣ってはいませんから、良い試合になるでしょう。そして、ベスト4に残り、国立競技場のピッチに立つ大津の姿を見たいと思っています。

2009年1月1日木曜日

2009年が明けました

友達と遊びに出かけた子供達は、明け方近くに帰宅。
ちょっと初詣に遠出してきたようです。

私はというと、Macに入れたWindowsの具合が悪くなり、Bootcampを通して再インストしなくてはいけない状態になっているようなのですが、Bootcampのバージョンがβ版のため、使用期限切れ。つまり10.5のReopardを買うまでは修正不能ということです。

しかし、そろそろMacOSのバージョンアップもありそうなので、次回のバージョンアップまでは当面Mac OSの方を使う事にする事に決めました。

そんなこんなで、初詣に出かける気も失せ、テレビと仲良くしたり、Macで遊んでその使い心地の良さを再認識したりして過ごしている訳です。

そうそう、北国では交通混乱を起こすほどの年末寒波で、深夜からここらでも雪が舞い、朝は薄らと雪化粧していましたよ。昼頃には消えていましたけどね。

大晦日の夜

我が家の家族が久しぶりに全員集合。
大学、高校と家を離れている子供達が、31日でやっと揃いました。

揃って年越し蕎麦を家族で食べるとしばらくは団欒の時間につき合っていましたが、それぞれが持つ携帯の着信音が‥

久々に会うことになる友人からの連絡が入り出したようです。

小さな子供ではないのですから、友人達との積もる話があるのでしょうね。初詣には友達と行くことやらになっている様子。

まぁ、それは私たち親も昔通過してきたとは言え、多少の寂寞感を感じつつ、送り出すのです。

皆さんはどんな大晦日をお過ごしでしょうか?

この面白いとも思えない、また、ためになるとも思えないブログを読みに来て下さった方々には、おつき合いを感謝するばかりです。

定期的に来て下さる方もいれば、一回限りの方々もたくさんいらっしゃいます。
しかし、「一期一会」が期せずしてネット上とは言え出来るようになった科学の進歩は素晴らしいと感じています。

来る年が皆様にとって、幸多い年になることをお祈りして、今年最後の更新とさせて頂きます。

では、良いお年を!!