2009年7月14日火曜日

政治のあり様は、すなわち国民の姿を映す鏡

小泉改革の時から、予兆は既に見えていたのかもしれません。「盛者 必衰の理」ですね。ついに自民党の瓦解が始まる気配です。
党利の為に己の主張をごまかし、党派を構成していても、劣勢になってくると沸点を迎えて分解を始め、そして主張は先鋭化していく。良くも悪くもおおらかに包み込む力が消失しているのが、今の自民党の姿だと思います。

戦後の保守合同で成立した自民党による一党支配政権によって、官僚たちの腐敗が進み、度し難い官僚を生む事態になったのでしょう。

こうした政治構造を生み出したのは、とりもなおさず選挙権を行使してきた国民です。つまり私たち国民の意識が変わらない限り、政権がどの党へ移ったとしても、結局は同じ事を繰り返してしまうでしょうね。

政治家を監督し、官僚に緊張感を持たせる政治家を育てるのも、すなわち国民自身なのですから、私たちが賢さを獲得しなければ、この国の民主主義政治は、衆愚政治に成り果ててしまうという事です。

さて、来る総選挙では、言い古されたフレーズですが、己の意志で「出たい人より、出したい人」を選びますか?



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