2007年12月28日金曜日

年の暮れ

今夜、家から離れている息子二人が帰省。我が家も久々人が増えました。娘はと言うと、一月中旬のセンター試験に向けて追いこみ中とかで、正月も帰らないとか。我が子を区別するわけではありませんが、娘がいないのは、ちょっと父親としては寂しさも‥ 娘とは正月二日に夕食でも共にすることで、気を紛らわせることにしています。(^_^;

明日から天候が荒れ気味になると気象予報も出ています。帰省のピーク時に交通機関が乱れ、故郷で待っている人達も気が気ではないでしょうか。無事に帰着できると良いですね。

さて、今年も残すところ後3日ですね。たいして面白くもないブログで、しかも更新も気まぐれそのもの。それなのに、訪れて下さりありがとうございました。コメントがあるのとないのとでは、大違いです。励みになりました。やる気の元は、やはり人から見捨てられていないという事なのだと、痛感しています。本当にありがたいことだと思っています。感謝!

2007年12月24日月曜日

キリスト信者じゃありませんが、”MerryChristmas!”

illumi-2007-1illumi-2007-3 街中を歩くと、至るところイルミネーションが輝くこの時期、私も二人でそぞろ歩きを楽しんできました。今年のイルミは「ホワイト」が時流と聞いていましたが、ブルーのイルミが多かった気がします。

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途中、ストリートミュージシャンが、綺麗なハーモニーを奏でていました。上手だったので、立ち止まって聴き入る人達も。

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2007年12月23日日曜日

二至二分

(一日遅れでUP。12月22日分です。(^_^; )

今日は冬至です。ここ北半球で夜の時間が最も長くなる日ですね。つまり太陽の高度が最も低い日。南回帰線上の地域では、太陽が天頂から垂直に照らしている訳で、影踏みが出来ない事になりますね(笑) あっ、見出しの「二至二分」とは、夏至、冬至と春分、秋分のことです。念のために。

昨日は強風がほぼ半日吹き荒れました。7月の豪雨は各所に被害を出しましたが、今年は台風の影響がさほどなかったので、うなりを上げる風音は久しぶりでした。その風も木枯らしというものではなく、多少暖気を含んでいるようなもので季節を疑いたくなりますよね。


2007年12月16日日曜日

FIFA Club World Cup Japan 2007 浦和レッズ3位

日本のクラブチームがアフリカ王者との戦いで、少ないチャンスを生かし、3位となりました。スコアは2-2で、PK戦(4-2)の末、つかんだ勝利でした。
こうした舞台に日本のクラブチームが出場するようになったことに、感慨を覚えます。これもJリーグというプロサッカーリーグを立ち上げ、各チームが地域と結びつきファン層を広げ、世界から力のある選手を呼べる土俵を作った効果といえるでしょう。ボール一個を相手陣地に蹴り込み合うという単純ですが、興奮するゲームが、もっと多くの人の興奮を呼び、楽しみを広げてくれる事を期待します。

さて、カップの決勝戦はつい先ほど、ACミランがボカ・ジュニアーズを4-2で破り、決着がつきました。見応えのある試合でした。日本のクラブチームが決勝の舞台へ上がる日を夢見ながら、今夜は終わります。では。


2007年12月15日土曜日

心、その奥に広がる闇

何とも理不尽な事件がまた起きましたね。昨夜、佐世保のスポーツジムで銃乱射が起き、二人の方が亡くなってしまいました。その犯人と目される人物もまた、その銃で自殺‥

USで頻発する同様の事件は、USの銃社会を現す事象と見てきましたが、あそこまでひどくはないと思ってきたこの国の様子が、実はそれほど安心できるものではない事を示しているのでしょうか。しかし、この国でも銃を使用した殺人は、従来から起きています。暴力団が関わる事件ではよく見受けられる事でした。しかし、それは一般の社会とは隔絶した特殊な社会の争いの中での出来事と安易に考えていた節があります。昨今はアンダーグラウンドの市場を通じて、一般社会の中にも流通が見られる事は、指摘されてもいます。

人の命を奪う手段は、武器と呼ばれるものだけではありません。が、この事件の衝撃は、銃乱射という事もありますが、「何故?」「理由は?」と問うても、判然としない事もあるような気がします。まだ捜査が始まった段階ですから、判らないことだらけは仕方がないのかも知れません。しかし容疑者が自殺してしまった今、仮にその人物が本当に事件当事者だとしたら、本人の話を聞き出すことは不可能です。本人自身にも何故そうした行動を起こすに至ったのか、はっきりとした自覚があったのかどうか‥こんな訳が分からない事件は、起きて欲しくはありませんが、今に始まったことではありません。もっと凄惨な事件すら、昭和十年代に起きているのですから。しかも山奥の村の中で。(津山事件)

私がここで思うのは、人の心の中の複雑さと言うことです。己すら説明の出来ない激情や心理状態にもなりうるのが、人の心なのでしょう。心理学や脳科学でも、まだまだ科学的な説明が出来ないことが多いのも事実です。私たちはこうした事件を起こした人物を、ともすれば「異種なるもの」「病的なもの」として、己や身の回りから排除して考えがちになります。しかし、「己の心の中にも忍び込むやもしれぬもの」と考えると、現象の見え方も変わってくるかも知れません。誰しも心の闇を持ちうるし、誰もが犯罪を犯すとは言えないものの、犯すかもしれないのですからね。自暴自棄になると制御は困難になるのでしょう。

格差社会、自己責任と叫ばれる今、心の闇を広げる人が少なくないでしょう。心の平衡状態を維持する為には、自分の努力もさることながら、周りの関係も大事だと言えます。「捨てる神あれば、拾う神あり」というように、「見捨てられない」ということが重要なのだと思います。

2007年12月14日金曜日

世界クラスとの差

クラブワールドカップ準決勝に駒を進めた浦和レッズ。ヨーロッパチャンピオンのACミランとの一戦は前半ハーフは、ボール支配率こそ劣ったものの、チャンスメイクもあり、善戦した内容でした。しかし、後半ハーフは如何せん、ミランの各選手の個人技、ボールの保持力の差が出てしまい、ほとんど受け身の内容だった気がします。まぁ、ミランには世界トップクラスの選手が集っている訳で、致し方ないとも言えます。

ただ、この試合でも再認識したのは、浦和のサポーターの熱さです。これはヨーロッパ、南米のそれにもひけは取らない程の熱さを感じました。力の差は如何ともしがたいものがあったにもかかわらず、最小得点差の試合内容に持って行けたのは、あのスタジアムを揺るがす熱いサポーターの力だったように思います。12人目の選手を発揮していました。

ここ熊本のプロサッカーチーム「ロッソ熊本」(チーム名変更予定)が、来期からJ2へ昇格することが先日決定しました。まだ、力不足のところはありますが、火の国熊本の熱いサポーターが増えていけば、必ずTopリーグへの道も見えてくるでしょう。見えてきて欲しい。。。

今夜、浦和の試合風景を見ながら、同じ赤のユニホームを見ながら、夢想した私でした。(^_^;

2007年12月12日水曜日

今年の漢字

「偽」だそうですね。残念ながら「墜」ではありませんでしたが、いつわる(偽る)事が多かったので、うなずけます。

彼の防衛庁の元官僚が「偽官僚」か本物の官僚か。「偽」であって欲しいと思いますが、実はあれが「本物」の官僚だとしたら、信頼回復どころの話ではありません。彼の人物を「彼こそが、本物の官僚だ」と評価した政治家もいるようですから、多分「同じ穴の狢(むじな)」は政界にも多く、そうした同じ感覚の政治家によって昇進の道が開かれてきたのかも知れません。

また老舗での偽物事件も頻発しましたね。それもそれぞれの地域や和食を代表すると評されてきた老舗での「偽物」事件は、名だけで判断する傾向が多い今時のグルメブームに一石を投じたとも言えるでしょう。折しも「ミシュランガイド」なるグルメ評価雑誌がこの国においても発行されるタイミングに合わせるかのような時期に、事件が頻発したというのも、皮肉なものです。他人依存の評価ではなく、己の舌の感覚こそを大事にしたいものです。

2007年12月11日火曜日

今年の一字

年末になると、この一年を表す漢字一字を清水寺貫首によって揮毫されますが、今年はどういう漢字になるのでしょうか。ちょっと調べてみたら、日本漢字能力検定協会が全国から公募して、一番応募が多かったものが採用されるらしいですね。あなたなら何の字にしますか?

私は「墜」としたいと思います。国家から食品まで、あらゆる信頼、信用が「墜」ちたのが、この一年だった気がするからです。これを書いている時に、この国の首相が「信」を今年の一字として言ったとか、ニュースサイトに出ていました。為政者側と受ける側とで、こうも感じ方が違うのかと思います。

さて、今日からこのページの右側に、新しい事を始めました。どちらも「募金」のシステムですが、あなたや私の財布から出すものではなく、クリックすることで協賛企業が提供するものです。お暇があれば、「ワンクリック」してみては、いかがでしょうか?決して詐欺サイトではありませんから。

2007年12月6日木曜日

寒さもやっと到来?

12月になって、やっと寒さも冬らしいものになってきました。でもこの秋、初冬は雨が極端に少ないような気がします。ところがアフリカ中央部では、かつてない程の大洪水に見舞われているとか。

気象情報をみていると、今まで見聞きしたことがない事態が地球各所で起きていますね。この気候変動が人間活動だけの結果(つまりCO2)に因るものかは、まだ十分な検証は出来ていないと思いますが、変化が確実に起きていると言うことは言えるでしょうね。

地球は生きている惑星ですから、ヒトが出現する以前にも大激変は何度も起きているわけで、もしこの温暖化というものが人間活動に起因するものであれば、まだ救いようがあるとも言えます。この変化の兆しがそもそも地球活動の変化の一つに過ぎないとすれば、それは人間が対処できるようなものではないはずで、たかだか300万年くらいの歴史しか持ち合わせないヒトの知恵など消し飛んでしまうのかも知れません。



悲観的な話はこれくらいにしときましょう。(^_^;












色々なことがありましたが、また今年も最後のカレンダーのページになりました。陳腐ですが、一年って早いっ!ってのが正直な想いです。決して心穏やかな年ではなかったような‥

我が家では、来春、大学受験を迎える子供がおりまして、、、ますます心穏やかならざることであります。






いや、受かるかどうかではなく、、、、、、










お金、、、、、






(^_^;









本当に教育ってものには、お金がかかりますよっ!!!! この日本!!!






はぁ、、、、削れる脛も残り少なし‥    

_| ̄|◯ 立て!!! 立つのだ!!といわれても、脛が折れそうじゃぁぁぁああああ!!





何なんでしょうねぇ。。。この終わり方‥ (^_^;







2007年12月5日水曜日

嘘と隠蔽

どんどん出てきますねぇ、腐敗の実態が。守屋という前防衛省事務次官の行状のことです。

防衛庁を省に昇格させた人物などと喧伝され、政治家との繋がりなどで「防衛省の天皇」と呼ばれ、権勢を誇ったものの、その実態は斯くのごとく汚れきっていたということなんですね。しかも、その妻の行状もすさまじいもので、家族ぐるみで取引業者と癒着し、元々は税金だった金を裏金化して、まるで尽きぬ泉の水のように使っていたとは、もうあきれ果ててしまいますわ。破廉恥極まりないとは、こういう人物達のことですよ。

賄賂を巧妙に細工したルートで受け渡す手法も、徹底した検察の捜査で明らかになってきています。これも捜査段階のことなので、裁判でどう証言を変えるかは分かりませんけどね。

それにしても、こんな人物が出世していけるのが官僚世界の現状なのかと思うと、ますます情けなくなります。ある記事によると、守屋前事務次官の政治家などに対する気配りは「彼を見習いたまえ」と言わしめる程だったとか。彼の「女帝」もその点は抜かりがなかったのかも知れませんね。

付け届けや何かにつけてのお土産などを上層部に贈ることは、民間会社などでも行っている人も多いのでしょう。贈答と言うように、贈られたらお返しをするのが慣わしですから、贈る側には何らかの見返りを、そして贈られる側には「お返しをせねば」という心根を生じさせます。何の利害関係もない間柄の贈答なら、人間関係の潤滑油として良い具合に作用する事でも、公正を旨としなければならない立場であれば、そんな隙を作ってはならないということです。そうしないといくら小賢しい嘘や隠蔽をしても、いずれ白日の下に曝される事になります。その点が気がかりだったのか、事務次官を辞めたとき、彼は防衛省の常勤顧問就任に執着していたらしい事も報じられています。全くとんでもない男です。

嘘といえば、大学ラグビーでも強豪として知られる関東学院大学ラグビー部でも大麻栽培、所持、使用という犯罪を起こしてしまいましたね。最初の発覚以降、監督の部内聴取で部員が名乗り出なかったと報じられていますが、我が身可愛さ故に申告しなかったとすれば、根っこは守屋と同じです。スポーツマンシップどころの話ではありません。そういう潔さのないところは、廃部の憂き目にあっても仕方ないと言えます。十年くらい前でしたか、明大ラグビー部でも、飲酒暴力事件や合宿所騒音問題がありましたが、それ以降、明大ラグビー部の戦績も今ひとつパッとしませんよね。

老いも若きも、この日本は誇りとか潔さに欠ける人物が増えてきてしまっているのでしょう、、、と、かく言う私も偉そうなことは言えませんけどね(^_^; 


2007年11月21日水曜日

U22日本代表 北京オリンピック決定!! とは言うても‥

うーーーん、、、疲れたぁ‥ 点が取れへん試合ってのは、ほんま疲れますわ。最低引き分けで、北京行きが決まると言うても、勝って行かな気分悪いです。決定的得点チャンスに点が取れへん。はぁ、、、がっくり来ます。

まぁ、サウジも勝たんといかん試合やから、全力で来てました。互角の試合と言うてもよろし。と言うことは、「たまたま」(失礼^_^;)と言うても、よろし。でもでも、アジア予選のグループリーグなんやから、世界と戦える実力とは、まだほど遠いところとも言えます。FULL代表もそれは言えることやと思いますけどね。アジアで断トツに抜きんでるようになった時、初めてヨーロッパや南米の強豪と渡り合えると言うことです。まだ遠い未来に期待するしかないのかも知れません。

応援は続けまっせ!ずぅーーーーっと。もう何十年も昔、国立競技場でユースの日本代表と韓国代表の試合を見て以来、サッカーに魅せられました。まだ観客も少なくほとんどガラガラで、韓国の応援の銅鑼の音だけが印象に残っています。派手な応援やなぁと見ながら思っていましたわ。試合は引き分けやったか、、、日本が負けたか、、、どっちかやったと思います。その頃はまだアジアの中でも強い方ではなかったです。イランとか、イスラエル、イラクとかの方が断然強かった時代でしたなぁ。

そう考えると、やっと数十年かけて日本サッカーもアジアの中では強豪となったわけですが、さっきも言いましたように、世界で通用するようになるには、これから数十年かけて行かなあかんのとちゃいますやろか。一気にと言うのは無理ちゅうもんですわ。アジアですら時間がかかったわけですもん。

応援する身としては、段々強くなるのを見ていけると考えたら、応援のしがいもあります。気は揉みますけど。(笑)

2007年11月16日金曜日

オシム監督、倒れる!!

突然の速報に驚きました。脳梗塞とニュースで言ってました。もっと日本代表の意識を高め続けて貰うためにも、心から回復を祈ります。

2007年11月11日日曜日

百害を残すのみ

小沢民主党党首、福田総理の会談の裏側に、渡辺恒雄読売新聞主筆や中曽根元総理の存在があったらしいことが明らかになってきましたなぁ。参院選直後、読売社説で渡辺主筆が「大連立」の必要性を述べていたらしいことも伝えられてます。と言うことは国民の目に見えぬところで、大メディアを支配する人物が政治的思惑でもって、その実現のために手を差し込んできていたと言うことになるんとちゃいますやろか。くだんの人物はプロ野球界でも我が物顔に振る舞い、日本のプロ野球をつまらないものにしてはりますなぁ。

先の参院選挙の結果というもんは、そら国民自身の選択の結果でっしゃろ?それを覆すような暗躍を許すような事では、ここ日本には永遠に民主的な心根は育ちまへんで。ほんま、この国の行く末が思いやられますなぁ。「国を憂えて」の事やと伝えられてたりしますけど、そうした行い自体が「国を憂える」結果を呼ぶのではありまへんか?まったく老害そのものですなぁ。ほんまに。大連立なぞ実現していたら、それは大変な事が起きる可能性がありましたな。選挙民が思ってもいなかった法律があっさりと通過してしまうことかてありますもん。そら、大変でっせ。まぁ、ほんま実現せんで良かったですわ。

衆参ねじれて、法案が一本も通らんでも、そら、国民がそういう選択をしたんですから、我慢して知恵を捻って行かなあきまへんで。政策協議をオープンにして是々非々でやっていけまっしゃろ。

政治家も自分たちで法案を作れんような人では、官僚にコケにされても仕方ありまへんな。アホな政治家を選んでいるから、官僚国家になってしまうでっせ。防衛庁の守屋前事務次官のような、厚生省の薬害を放置するような、農林省の利権を守るような官僚達をのさばらせてるんやと思います。

ドキュメンタリー映画を作っているマイケル・ムーア監督の『華氏911』の中で、アメリカ上院議員のインタビューがありましたけど、その中で、ある議員が言うてます。「何百本もの法案の内容を読んでいる暇はない。1法案だけで千ページ以上るのもあるのだから」と言うような事やったと記憶してます。日本の議員達も実態は同じようなもんではないでっしゃろか。

政党交付金も馬鹿にならん額を税金から支出してるんですから、政党自体に法案を吟味したり、政策を立案するような専門部署を作れんもんでっしゃろか?選挙対策にその金が回されるようでは、国民は浮かばれませんで。税金の無駄遣いは、官僚達だけやありまへんわ。

とにかく騒ぎのせいで一番馬鹿をみたのは、我々国民やと思います。でもその原因を作ったのも国民と言うことですわ。しっかりせなあかんのは、やっぱ我々自身と言うことですな。今日はこの辺でおしまい。


2007年11月4日日曜日

変わらぬものと変わるもの

世の中には不変なるものというのはあるのだろうか?森羅万象すべて変化していくものだと考えていたのだが、変わらぬものもやはりあるようだ。

福田首相と二回にわたる会談の中、連立を持ちかけられた民主党首小沢代表が党に持ち帰ったその提案を受け入れられなかった事から、代表を辞任をするという。政界は蜂の巣をつついたかのような騒ぎらしい。国民に見える形で政策論議を尽くし、政権奪取をすると言っていたはずだから、会談自体、胡散臭さがあるのだが、なにか政治的思惑でもあったのだろうか?と穿って考えたくなる行動ではある。

兵器関連商社から接待攻勢を受けていた防衛省前事務次官の疑惑問題が、この騒動によって吹っ飛んでしまいそうなほどだ。総理との会談があまりにも唐突だったので、民主党、もしくは本人にこの疑惑関連の弱点でもあるのだろうかと邪推したくもなってしまう。

それとも小沢氏の過去の政治行動にみるように、「壊し屋」と呼ばれる性格によるものなのだろうか?人の性格は変わっていくようで、なかなか変わらないものの一つだと思う。もしそうなら民主党が自由党と一緒になった時点で、今日のことは時限装置としてセットされてしまっていたと言うことだ。確かに危惧はあったのだが‥まぁ、しかし政治の世界とはそういうものなのだろう。一寸先は闇と言うのだから。


しかし、ここで慌てるべきではない。民主党にとって大きな打撃には違いないが、だからと言って自民党がましになったわけではない。政治勢力が一方的だと、過ちを正すことさえ出来ないのだから、内情がどうであれ、自民党に対抗できる勢力はどうしても必要なのだ。現状の民主党は亜流自民党と言えるかも知れない。であっても今は民主党にその役割を担わせるしか、取り敢えず方法はないのだから。

2007年10月29日月曜日

時間というものは、あっという間に‥

過ぎ去っていく時間というものは、実に早いものです。

秋の夜長になると妙に物思いに沈んだりにしますが、いかがですか?

そんなことは経験ありませんか?


今夜はそんな気分の私です。(^_^; 

ん?「そんなことあるだぁ?!」って?

‥‥‥

そりゃ、ありますよ‥   たまにはね。

私にも、色々あるんですから‥

気持ちが萎えてしまうことだってありますしね。ほんと。


しかしです。萎えっぱなしでは、やってけませんし、まぁ、何とか気持ちを立て直して、

「復活!!」とまではいかずとも、それなりにやっていかないとねぇ‥

さて、あまりこんな事を書いていてもつまらないので、今夜はこの辺で。

2007年10月24日水曜日

地に堕ち続ける国家への信頼

社保庁の年金ずさん管理、政治資金不透明疑惑、首相プッツン辞任、厚労省でのC型肝炎薬害肝炎名簿隠し、そして防衛省情報操作疑惑と防衛省前事務次官贈収賄疑惑などなど。

はぁ。。。この国の内実がいかに腐っているのかを顕在化させ続けていますよね。

それは公の問題だけではなく民間に於いても同じで、特に食品では偽装が至るところで常態化している様相を最近のニュースが示しています。

しかも老舗と呼ばれるようなところまで、その腐敗が広がっているのは何故なのでしょうか?これはモラル崩壊がかなり前から進んでいたと言うことなのかも知れません。今に始まったことではないようです。

いったいこの国はいずこへ向かっているのでしょうか?いや、すでに向かうべき道を見失い、漂泊をし始めているように感じます。


2007年10月18日木曜日

酷暑、猛暑もやっと去り

10月も半ば過ぎになって、肌寒さを感じる秋の様子を見せています。いきなり冷えてきたので戸惑うほどです。冬の到来も異常なものになるのでしょうか?
なるんでしょうねぇ‥

社会を賑わす事象も、異常さが際立つものばかりが目立ちます。情報伝達のスピードも拡散の仕方も、ほとんどリアルタイムと言うこともあるのかも知れませんが、呆然とするようなことが続いています。これもやはり、続くんでしょうねぇ‥

気温は急変でしたが、日没の時間は以前通りで、秋の夜長になっています。冬至までどんどん夜の時間が長くなる訳ですが、街と田舎ではその時間の感じ方もきっと異なるのでしょうね。不夜城 ‐今時の表現じゃないかもしれませんが(笑)-の都会では、特に地下街などは昼も夜も区別さえない状態なのですから、季節は店舗のディスプレーで知る?と言うことかも知れません。まぁ、着る服も季節を表すものではありますが、空の色や雲の形、木々の装いまで、なかなか気づきにくいかもしれませんね。

なんだか、今宵は取り留めがない内容ですね。まぁ、こんなものもいいでしょう。今日は頭の方も「ドヨォ~~~ン」としていて、まとまりがありませんから(^_^;

じゃ、今夜はこの辺で。

2007年10月12日金曜日

WBCフライ級戦2

もはや何をか況(い)わんやですね。世界タイトルマッチと言うのに、反則行為を頻発した亀田大毅。しかもコーナーでトレーナーの父親と兄の興毅が反則を促す「ささやき」をしていたとは。テレビの集音マイクに拾われているので、いかなる反論をしようとも逃れられない事実です。プロボクサーの資格剥奪が当然でしょう。

躾もされていない野犬は、周りに迷惑をかけるだけです。躾し直すか、それが駄目ならルールのある世界には住めないと言うことです。本人もそうですが、父親の躾のし直しも当然必要です。試合後の亀田側の一連の動き(反則を促したことを否定するなど)は、潔さは一片もなく、卑怯そのものと言えます。

また子供の頃からの亀田兄弟や父親をずっと放送で扱ってきたTBSの姿勢も疑問を抱かざるを得ません。視聴率=金になりさえすれば、扱う材料はどんなに「腐ったもの」でも良しとするようなものです。メディア露出の中で、あの傲慢な生き方に拍車がかかったとも言えます。彼等を持ち上げ続けているメディアの責任も忘れてはならないでしょう。

本当に腹が立ちました。彼等に比べて、内藤選手の爽やかさは実に見事だったと言うことだけが、あの試合の価値なのかも知れません。

2007年10月11日木曜日

WBCフライ級戦

ボクシングの実力より、メディアの露出で目立っているだけの亀田家。格闘技といえどもスポーツである以上礼節をわきまえるのが当然ですが、あの家族はその欠片もないですね。それをメディアが持ち上げ、単に面白がって取り上げているのは顰蹙(ひんしゅく)ものだと思います。

今夜、現WBCフライ級チャンピオンの内藤大介が亀田家次男の大毅の挑戦をものの見事に粉砕してくれました。ガードを固めて迫るしか能がなかった大毅に比べ、的確に距離をとりトリッキーなフック、アッパーを繰り出す内藤の方に、誰がみてもボクシングの巧さを感じたのではないでしょうか。まぁ、あの家族には「口先家族」という称号を与えておこうと思います。

2007年10月9日火曜日

クローズド・ノート

映画『クローズド・ノート』を観ました。例の不機嫌舞台挨拶の「エリカ様」こと沢尻エリカ主演映画です。騒動がなかったら、観に行かなかったかも知れない映画でした。


一人で観に行ったわけではなく、嫁と。(^_^; 


帰省していた息子が「レイトショーを観に行かない?」と誘ったのが切っ掛けで、シネコンへ行くことになったのですが、いつもはそれぞれが観たい映画を観るというのが我が家のルールなので、同じ映画を観ることは滅多にありません。


嫁も最初は『幸せのレシピ』と迷っていたのですが、こっちを観ることに。話題性に負けたことが吉だったのかどうか‥ 


内容は‥ ここで言うと興ざめでしょうから言いませんが、感想は‥ 竹内結子の演技が上手かったかな?とだけ。(笑)

まぁ、映画の見方というのはそれぞれですからね。『幸せのレシピ』の方を観た方が良かったかなぁ。。。。(^_^;




2007年10月3日水曜日

スタンドプレー

代議士になる前メディア、特に討論番組などでの露出が多かった桝添氏。かなり激しい議論がお好きな方ですね。議論をすることは良いんですが、時には天狗に見えるときもあります。経歴をみるとエリート言えるのかも知れませんが、厚労省大臣になって物言いが傲岸不遜に拍車がかかった気がするのですが、いかがでしょうか?それは桝添大臣の「社保庁は信用できない。地方自治体はもっと信用できない」というインタビューでの発言に対して、鳥取県倉吉市長など数カ所の自治体首長から抗議が来たことでの反応だ。「小人の戯れ言につき合ってる暇があったら、もっと大事なことをやらないといけない」という桝添氏の発言に表れている。相手を「小人」と蔑んだ心は、自分は「大人(たいじん)」とでも言いたかったのでしょうかね?

確かに年金不正の件数では社保庁の件数より地方自治体での件数が多かったのですが、十把一絡げに地方自治体といっても、平成の大合併の前には3000を越える数があったのですから、一カ所辺りの件数で言うなら、社保庁一カ所での不正件数の方がはるかに多いとも言えるのです。とは言えどっちもあってはならない不正なのですから、国民が怒るのは当然ですが、当事者であるはずの行政を預かる者ならば、もっと謙虚であるべきだと思うのです。

そう考えると、桝添氏の発言はいかにもスタンドプレーに見えてしまい、刺激的な発言で国民の受けを狙っているのではないかと思えてしまいます。効果は逆だとは思いますけどね。切れすぎると、自らの身を切ってしまうこともあるかも知れませんね。

2007年9月30日日曜日

地に墜ちた「伝統」

大相撲の世界で不祥事が続いています。若花兄弟の血族争い、八百長疑惑、朝青龍仮病騒動、時津風部屋での入門数ヶ月の序の口力士のリンチ死亡事件などです。一連の事件を通して透けて見えてきたことは、「伝統」とか「国技」という驕りと閉鎖世界の中で「井の中の蛙」の日本相撲協会の体質でした。また協会は財団法人ということですが、相撲興行は営利行為ではないのでしょうかね?随分、大金が入っているようにも見えるのですが。

それにしても今回のリンチ事件は、名門と呼ばれる部屋での出来事です。「けいこ」と称して随分無茶な暴力行為が、「伝統」という名の下に相撲世界では当たり前のように行われているということが明らかになりました。亡くなった力士の親が解剖をしていなかったなら、事は明らかにならなかったのです。この事件によって、過去に亡くなった力士の中にも、同じような行為がなかったとは言えなくなったとも言えます。

また協会自体の事件に対する態度も、社会的常識とはかなり隔たったもので、その能力、機能に疑問を持たざるを得ません。公益法人でありながら、内向きの姿勢だけなのですからね。この調子で大相撲を覆う疑惑を晴らし、もしくは自浄していけるのでしょうか?残念ながら期待できないと思ってしまいます。

2007年9月16日日曜日

一寸先は闇?

お坊ちゃま首相のへたり込み辞任の後を受けて、次期首相の呼び声が高かったはずの麻生氏が陰から現れた福田氏に勢いを持って行かれてしまった。面白いものです。小選挙区制になって、一気呵成の雪崩現象が自民党ではよく見られますね。「勝ち馬に乗る」ということなのでしょう。政治的見識とは、そうした「流れを読む」と同義なのかも知れませんね。そこには政策的一致などは二の次で、取り敢えず方式的思考が垣間見える気がします。

しかし、今は臨時国会が開かれたばかりですよね。それが「へたれ首相」の「投げ出し辞任」のせいで、中断し山積みの政策論議もどこへやら。当の本人も、また「へたれさん」を担ぎ出した与党(自民党・公明党)の面々も、そうした無責任状態を我々に謝罪することもありませんね。その中で特に興味深かったのは、小泉チルドレンと呼ばれる面々の「小泉」担ぎ出しの理由でした。「改革継続のため」と声高に叫んでいましたが、その主張の裏側に「我が身の保身」が透けて見えたのはどうしてでしょうかねぇ。自立出来ない我が儘っ子そのものにみえます。国民が参院選で下した結果すら、彼等には見えていないようです。

さて、こうした事態の中で野党は誰が首相となろうが、対抗していく政策論議そして、政権奪取のために鋭意精力を傾けるべきでしょう。もはや連綿と続いてきた自民党政治は終焉を迎えつつあるのですから。政権交代がない国の有様が公務員の腐敗を生み、傲慢な官僚を生み出していると言うことは、社会保険庁のでたらめさが証明しているのですからね。我々国民は、どこが与党となっても冷徹な目でチェックし、政党としての力量を計っていけばいいのです。駄目なら交代させたらいいだけですからね。盲信だけはやめましょう。

2007年9月12日水曜日

自暴自棄辞任か?

安倍お坊ちゃま首相がダッチロールの末、まさにお坊ちゃまらしい職場放棄とも言える辞任をした。臨時国会が幕を開け、所信表明をした直後に唐突な辞任というのは、まさに国民を愚弄する行動だ。政治家にとって最も必要な資質は、批判に耐える胆力だと私は考えているのだが、この「ぼんぼん」にはそれが備わっていなかった。小泉元首相の下ではバックアップもあり、特に北朝鮮拉致被害者家族会へのパフォーマンスだけでその存在を見せていたのだが、それも北朝鮮という明瞭な相手に対して、強面を見せていただけに過ぎない。それが大して実質的な実績を上げたわけでもない彼を自民党総裁に選び、日本の首相に祭り上げた自民党そのものが、既に判断力さえ欠いた政党と化していることの証と言える。まぁ、今回の「プッツン」辞任劇で彼の政治生命はなくなったに等しいだろう。彼の崇拝する「おじいちゃま」も草葉の陰で恥じているに違いない。

このような中身のない政治家を選び続けるとするなら、戦略に富む中国やアジア諸国の後塵を拝するのも遠くない将来になるおそれがある。この見苦しい劇の後を引き継ぐのは、やはり、岸信介の姻族になる麻生ということになるのだろうか?はぁ。。。またも、お坊ちゃまか。。。傲岸不遜な彼のことだから、気弱な安倍とはまた、違ったリードをしていくのだろうが、彼の言いたい放題の失言が命取りになることもあるかも知れない。今求められるのは、勇猛果敢な政治家ではなく、知略に富みながら、判断の際には取捨選択を誤らない人物なのだ。


2007年9月9日日曜日

秋風がそろそろ

珍しく進入コースが北に偏っていた台風9号が関東以北の各所に被害を残して列島から去りました。海水温や気温がこれほど高くなって来ていると、台風のコース取りにも影響が出てくるのではないかと感じています。9月以降というのは、九州来襲が多かったはずですが、今後の台風のコースがどうなるのか、注目しています。被害を出すのは、嫌なことではありますが、台風がもたらす雨で年間の水が確保できると言うこともあり、コースが大きく変化してしまうことも、植生や農業、気象にどんな変化をもたらしていくことになるのか、懸念することではありますね。そうは言っても、先日も書いたように夕刻に吹き渡る風には秋の気配もあり、今のところはまだ四季を感じることが出来ます。秋の虫たちの恋も盛りを迎え、鳴き声にも力がみなぎってきた様子です。

しかし、その秋風が吹いているのは自然界だけではないようで、現政権も既に秋風の風情です。力を失うと、群がっていた人間も去っていくのが世の常。不甲斐なさを自覚しているのか、目力も失せている今日この頃の首相ではあります。さて、明日10日から招集される臨時国会は、どのような展開を見せるのか、しっかり見ていくとしましょう。

2007年9月5日水曜日

雲散霧消か?政治倫理

まぁ、有り体に言って、保守合同の後の政治家に「政治倫理」などがなかったことは、連綿と続いた政治疑獄や事件が証明している。それほど「政治と金」というのは、切れぬ縁なのだろう。政治には金が掛かるからというのが、大方の政治家の言い訳だ。確かに何をするにも金は必要だ。秘書を雇い、事務所を維持し、集会を開き、広報をしなければならない等の活動をしなければならないのだから、相応の金は必要になる。過去の政治スタイルには、社会の闇との繋がりも否定できないだろうし、非公然活動的な政治手法も使われていたのだろうと思う。そういうところでの活動費は表に出せず、「入り」も「出」も隠すことになるだろう事は、容易に推測できる。

しかし、「普通の国民」あっての国家を志向するのであれば、政治手法は清廉であって欲しいし、公明正大でなければならない。それは選ばれる側だけではなくて、選ぶ側の問題でもあるはずだ。政治家は全て選挙を通してしか、なれないし、選ばれてしまうと一定期間はその権力行使を認めざるを得なくなってしまうのだから。その点から言えば、先の参院選では「普通の国民」が一定の良識を発揮して対抗する野党の勝利を呼び寄せたとも言えるだろう。単に与党の自滅だということではない。

それにしてもである。負けたはずのリーダーは、未だに「美しい国」をささやき、国民、野党ばかりでなく与党からも「退陣」を言われながらも、その椅子にしがみついている。内閣改造をしても早速(はやばや)と新閣僚が辞める羽目になっても、己の無能さには気が付かぬらしい。まさに裸の王様状態だ。情けなさを過ぎ、哀れに見えてくる。

(今、ここは大雨が降り出した。もの凄い降り様だ。滝の如し。台風は関東を直撃するコースにある。珍しい)

2007年8月30日木曜日

夕焼けから

暑い日が続いています。それでも夕刻になると、多少肌に心地よい風を感じる頃です。そんな時、夕空が赤く焼けると、子供の頃の事を思い出したりするのは私だけでしょうか?青空夕焼けに染まる朱い雲で、海に浮かぶ島を連想していたものです。遙か遠い昔の事ではありますがね。(^^ゞ

夜になると、庭の各所からコオロギの鳴き声も聞こえ始めました。時折、キリギリスの声も交じっているようです。こんな宵は野暮な事など考えず、間もなく来であろう秋の風情に身を浸してみるのもいいものです。

2007年8月28日火曜日

月食 久々の画像付き

今日は皆既月食だった。あいにく東の空に雲がかかり、月の昇り始めは月影らしきものが見える程度。今回の月食は月の昇り始めから既に食に入っていて、赤黒 い月影でした。しばらく後、雲から食が明け始めた月が出てきたところで、デジカメで撮影を開始したのですが、電池が…… 辛うじて一枚だけ撮影出来たので すが、あまり良いショットは撮れず充電後に満月の月をパチリ。充電は事前に確かめておきましょうね。(^^ゞ

2007年8月24日金曜日

巨人、大鵬、卵焼き

今からおよそ45年前の子供達の好み三種だ。プロスポーツと言えば、野球、大相撲、そして力道山のプロレス、ボクシングくらいしか知られていない時代のことである。テレビもまだ珍しかった時代で、テレビを買った家には、近所の人たちが見に来たりしていたものだった。そのテレビで人気だったのが先ほどのスポーツだった。

今、その相撲の世界がいくつかの問題で揺れている。八百長疑惑と横綱・朝青龍問題だ。八百長疑惑は、もうかなり昔から漏れ伝わっていた事で、週刊誌で取り上げられる前から噂としてはあったものだった。しかし、今回の疑惑に対しては、相撲協会と現役力士達が民事告訴に打って出ている。以前の疑惑報道に対しては、ほとんど法的対抗手段には出ず、抗議だけにしていたと思うが、今回は自信があるというのだろうか?また国技とは言っても、相撲もまた興行物の常で、闇の世界との繋がりが過去にはあったと聞く。大相撲の世界にも様々に闇の部分があるのではないかというのが、私の印象である。

また、朝青龍問題は相撲人気低迷の中、外国出身の力士人気に依存する協会にとって、腫れ物に触るかの如き感がある。協会のメンツなどを気にするより、対処法も見出せない現状が、ますます人気低迷に拍車をかけかねない事に気づくべきだ。

2007年8月23日木曜日

甲子園、今年も感動!

今日全ての日程を終えた第89回全国高校野球選手権大会。公立高校の佐賀県立佐賀北高校が感動的な優勝を遂げて終了した。昨年も早実と苫小牧駒大高が心震わせる決勝を戦い、今年もまた佐賀北高と広陵高の素晴らしい試合だった。高校野球の面白さは、下馬評通りにならないところだと思う。今年、「特待生問題」で揺れた高校野球だったが、この佐賀北高が特別な待遇を受けずとも、事はなし得ることを証明したような象徴的優勝だったと言えるのではなかろうか。

私は特待生制度が高校野球に於いてもあって良いと思う。他の高校スポーツでもそれはあるのだから。野球だけ除外する方が奇異だと思うからだ。勉学での特待生制度もあるのだから。

ところで、夏の甲子園大会でいつも思うのだが、酷暑の中で激しいスポーツを実施し続けることは、問題ではないか?プロ野球ですら、夏場はナイトゲームではないか。いくら若いとは言え、気温が35度以上にもなる(グラウンド上では、40度以上になるのではなかろうか)場所で、ゲームを行わせる形式について、そろそろ再考すべきだと思うのだが。


2007年8月22日水曜日

イラクと参院選結果

マイケル・ムーア監督の「華氏911」をあらためて観た。アルカイダの攻撃情報をブッシュが無視したことやブッシュ家とサウジ王家との経済的繋がり、チェイニー副大統領が企業とイラク特需、9.11はアルカイダの犯行だったにも関わらず、いかにもイラクとの関係があるかの如きメディア操作等々、アフガン以降「対テロ戦争」というでっち上げのもくろみの元に無関係な国家が侵略され、無辜の民が虐殺されているのかが分かる。そのブッシュは泥沼化したイラクの現状を打開することは不可能だろう。地震の国家においてさえ、既に求心力は消え失せ、為す術がない。そのイラクはイスラム教分派間の内乱、対米テロがない交ぜになった大混乱状態で、イラク政府はただ形式上存在するだけになってしまっている。にもかかわらず、ブッシュは兵力増強でしか、今の状況ですら維持できないのが現状だ。

さて、日本はイラク特措法およびテロ対策特措法の下、陸自一年前にサマーワから撤収したものの空自による輸送、海自によるインド洋での燃料補給活動は継続している。今秋11月に海自の補給活動の法的根拠になっているテロ特措法延長期限が来る。米国からは政権、軍から継続要請が頻発している中、政権を担う自民は参院選で惨敗し、民主党首の小沢氏は延長反対をあらゆる場面で述べている。民主も前原元代表などは「継続すべき」派で、党内でどのような議論をし集約していくのか、政権奪取の前に党として政権を担えるかどうかの試金石になるだろう。財政危機という内政問題と成長と不安定さを抱える中国との外交関係をどのように作り直していくか、更に言えば米国との軍事、経済的関係から自立していく戦略を描けるかが、民主党に課せられた課題と言える。



2007年8月1日水曜日

鈍感と鈍感力

見事なほどの自民敗北の後、その総責任者である総裁安倍晋三氏は総理大臣を続投する意志を示している。選挙直後はポツポツとしか出ていなかった党内からの退陣要求も今日になって吹き出してきた印象だ。小泉氏が作り上げた官邸主導型という党を首相が党をリードするという方式も、敗北した安倍氏では通用しなくなってきたようだ。このまま総理を続けてくれた方が、野党にとっては好都合なのだが。。。敗北後であっても、「美しい国」を目指すらしい。彼が考える「美しい国」とは「政治資金は不透明に」「鈍感力こそ国の力」「お祖父さんが描いた国家像こそ、最も大事」と言うことなのかも知れない。

それにしても、安倍氏の感受性には驚くだけである。国会論戦を聞いていても些細なことには敏感に反応し過剰な反応を見せていたのだが、敏感に応ずべき事に対しては無反応か鈍いのだ。それに思い込みも強いと見える。参院選が終わってから、ボンボン大臣の赤城氏を更迭したが、今更どんな示しをつけて見せようとしているのか、皆目見当すらつかない。思い込みが強すぎて、まっとうな判断すら出来ないのだろうが、もはやダッチロールを起こしコントロールが効かない飛行機のようなものだ。あぁ。。これがこの国のリーダーだというのなら、何をか況わんやではある。


2007年7月30日月曜日

自民大敗北

選挙前に各種メディアが予測していたように、ほぼ自民大敗北、民主参院第一党飛躍の結果になりそうである。安倍政権成立後の組閣で見せた「お友達感覚」や戦前回帰願望、国会運営での傲慢、強権的手法を見ている頃から、私はこの政権の危険性を感じていた。ところが参院選前に、考えられないほど軽率な閣僚発言や閣僚の自殺、年金での社保庁の職務怠慢等々が切れることなく続出し、こうも楽に野党を利する状況になることまでは、予測し得なかった。まぁ、喜ぶべきことではある。

しかし、民主党である。政治の世界というのは、まさに魑魅魍魎が跋扈する世界とは言うものの、かつて自民党田中派の中枢に座っていた人物(小沢氏)が現党首なのである。人間、本質的なところはそう簡単には変わらないのでは?と感じるのだが、新進党、自由党、民主党と次々と変遷を遂げた今はどうなのか?そして今後は?。

それにしても小泉以後、選挙民の投票行動の移り気な所も気になる。風が吹くなどと喩えられるのは、選挙民自体虚ろな行動を取っていることにならないのか?選挙結果とは選ばれる側だけでなく、選ぶ側の行動・意識も問われているはずなのだから。

2007年7月28日土曜日

軽薄すぎる農水大臣

言葉と行動の不一致や開き直りが堂々と出来るようになって、かなり経つ。政治の世界のことだ。かなり経つというより、元々そういう性癖の持ち主しか政界には住めなかったのかも知れない。しかし、嘘や取り繕いは政治家でも駄目だろう。人間として却下である。自殺した前大臣も上部から指示されていたらしい事は匂わせていたが、現農水大臣へも突然の体調不良を起こす指示なども出ていた臭いがする。お坊ちゃん内閣らしい無様な対応だなぁ。「くさい臭いは元から絶たなきゃ駄目!!」と数十年前のコマーシャルがあったが、自らの無実を証明したいのなら、堂々と領収書なりを公開すれば済む。しかし、多くの政治家も同じような臭気を持っているはずだから、ドミノ現象を引き起こさせないためにも、口を閉ざすしか対処出来ないのだろう。まったく「同じ穴の狢(むじな)」連中だ。

年金問題発覚によって、現政権を担う自民党、公明党への評価が下がり続け、日延べした参院選終盤においても民主党の優勢が伝えられる。その民主党の中身は邪推すれば、亜「自民党」と言えなくもない。羊の皮を被った狼でないと証明するには、選挙に勝った(もし勝てばの話だが)日以降の行動で判断することになるだろう。

小選挙区制になって二大政党化へ選挙結果が向かう今、自民党との対抗政党をどう作り上げていくのか、これこそ選挙民に課せられた課題そのものと言える。参院選ではあるが、二日後の結果以降、それぞれの政党の取り組み方を注視しなければなるまい。

2007年7月27日金曜日

豪雨の後に、猛暑到来

傷跡を各所に残した豪雨の後に猛暑です。ヨーロッパ南部では猛暑、逆に英国では冷夏で豪雨。何だか穏やかでない気象続発ですよね。どうなっていくのでしょうか?この地球。

猛暑の中で参院選も残すところ後二日。民主党優勢とメディアでは言っていますが、開票まで本当のところは分かりません。自民党敗北を期待はしているのですけどね。

投票の参考になるかどうかは、あなた次第ですが、面白いサイトがあります。東大の先生がシステムを作ったらしいのですが、どの政党の主張が自分の意見に合致するかを19項目のアンケートに答える形で見ることが出来る「投票ぴったん」という所です。どこにすべきか迷っているあなた、お試しあれ(笑)

2007年7月20日金曜日

原発と地震

新潟中越沖地震で、柏崎にある東電柏原発の立地、設計基準に疑問符が出ている。発電した電気の変圧器設備で火災が起き、それを消火する設備も地震で破壊され自前で消火出来なかったことや想定以上の地震による加速度が計測されたという。またそれ以上に問題になっているのは、活断層上に立地しているらしいことがこの地震で明らかになったことだ。

エネルギー資源の乏しさから、国策により推進されている原子力発電。資源小国の日本にとって、夢の原発と言われたりもした時代があったが、それは既に過去の事だ。米国のスリーマイル島原発事故、ソ連時代のチェルノブイリ原発事故、それに東海村にあったJOCという核燃料加工施設で起きた放射線被曝事故は、広島、長崎の原爆よりもっと身近に放射線の恐怖を現代人に知らしめたのだった。

目に見えぬ放射線の恐怖は、こうした破壊が現実に起こり得る時に我々を襲う。普段は静かに沈潜しているだけだ。だが現実にはこの日本に北海道から九州まで17カ所53基の原子炉が既にあるのだ。今回の事故への東電の対処や政府の対応をみていると、結局原子力を自然の猛威から守る管理技術は、きわめて困難なことであり、費用も莫大になりそうだと言うことだろう。ある時点での知見には限界があり、未知の事へは対処が出来ない事を現していると言える。

エネルギー確保という命題はあるものの、制御し得ない技術依存のままでは、当分この危機感は拭えない。

2007年7月17日火曜日

天変地異 次々と襲う

豪雨、土砂崩れ、鉄砲水、洪水、そして大地震。次々とこれらの異変が列島各地を襲う。今日午前起きた新潟中越沖地震は、3年前の場所から遠くない海側が震源らしい。復興途中だった所も多かったのではと思うと、間をおかず襲った地震にどう対処するのか途方に暮れるだろう。それに人口減少地帯であり、老人世帯では復興も思うに任せないのが実態ではなかろうか。

時まさに参院選直前。無縁に思える国政だが、こうした災害を受けると国政の有り様を実感するものだ。どのような理念を持った政党に政権を担わせるべきか、今こそそのチャンスなのだろう。市場原理で競争を促すこともある程度は必要なのだが、前、現政権は野放図にただ「民間、民間へ!!」と号令を下すのみだ。今、一党独裁の如き政権を打破する貴重なチャンスが訪れているのだが、さて、29日の審判はどうなるのだろうか。

2007年7月12日木曜日

いよいよ参院選

「政治と金」、「国民年金」、「憲法」、「政治手法」が問われる参院選が、いよいよ明日幕開けだ。ニュース系の番組に各党首が出演して、それぞれの主張を展開している。はっきりしていることは安倍自民党党首が如何に抗弁しようとも、「お友達内閣」の限界が既に見えていると言うことだ。それに世論に迎合して安倍氏を首相に選んだ自民、公明の軽薄さも明らかになった。人材が枯渇している両党なら、それも致し方なかったのかも知れない。

さて、取って代わるべき現野党こそ、ほんとうに真剣にこの選挙には臨むべきだ。国家財政破綻防止の手段、社会保障のあり方、産業構造、特に第一次産業の復活の道筋をどうするのか、これらを明確に示すべきだ。

このまま自公政権が継続するようならば、もはやこの国に未来はない。



2007年7月9日月曜日

修理したのに。。。

今まで使ってきたノートPCのハードディスクが壊れて、ついに起動不可になってしまった。この前冷却ファンの修理に出して、戻ってきたばかりだったのに。。。

と言うことで、またノートPCを修理に出す事はあきらめ、IntelMacになったiMacをついに購入。私は元々はPC派ではなく、Macの使い易さに惚れ込んでいた。以前はPaforma5420、Power Macを使っていたのだが、他の人とデータ交換に苦労し、やむなくノートPCを使っていたのだ。そのノートPCが壊れたのを機に、Windowsも走らせることが出来るMacに戻る決心をしたわけだ。以前に比べMacの価格も格段に安くなっているのも良い。

その使用感だが、素晴らしいの一言。BootCampによって、Mac上でWindowsがほとんど問題なく動作する。動きもサクサク。まだβ版だから完全ではないにしてもだ。今のところ、不具合はでていない。特定サイトでのplug-inの動作に問題がある程度。これくらいなら、正式版では、修正されるだろう。
次期MacOSバージョンであるLeopardが今秋出予定だが、それではBootCampも正式版として乗せられる予定。楽しみにしておこう。



またもや豪雨、熊本を襲う

すさまじい雨の降り様だった。県中央部の町では、山間部の集落が孤立。崖の崩落や山の沢からの出水で、国道が寸断されたりしている。過去にも地滑り等はあったのだろうが、こんな大きな被害が出たのは初めてだったらしい。

なぜ、こうした災害が増えているのか?気象変化の激しさがあるだろう。雨の降り方が尋常ではない。時間雨量が90ミリなど、かつて体験したことさえない。

ただ、山からの出水は植林地の森林状態に起因するところもあると思う。以前ここでも書いたが、針葉樹(杉、檜)の植林地の管理が木材価格の低迷で行き届かず、木々の樹冠が鬱閉(木の密度が高く、樹冠が接し合い、日光が直接地面まで届いていない状態)していて、下草も生えず低木も育っていない地面は、腐葉土などの堆積もなくザレた地肌になっているところが多い。それ故、降り注ぐ雨水は、沢に一気に流れ出てしまい大きな災害を引き起こす原因と指摘されているのだ。広葉樹林でも限界量を超えれば、もちろん崩壊するのだが、管理不全の針葉樹単純林ではその限界量が低くなる。保水層がほとんどゼロに等しいとさえ言えるのだから。

しかし、その管理を行き届かせるには、今の市場価格では困難だと多くの林家が訴えている。

土木業界との癒着甚だしいあの緑資源機構(独立行政法人=農水省の天下り機関)などが、森林保全など真剣に取り組んでいるはずもなく、国家政策自体にも疑惑しか感じられない現状だ。

災害にも、この国の現状が現れている気がする昨今だ。

2007年6月24日日曜日

すり替えとぼかし

ミンチ偽装の内部告発に対して、農水省の現地農政事務所が当時の対処について、必死にその責から逃れようともがいている。官僚という種族は、責任を問われないようにする術については、ほんとうに細やかな神経を使う種族だ。



水俣水銀汚染発覚の時、熊本大学医学部の研究班が「有機水銀説」を発表した直後から、当時化学界では権威の集団だった東京大学工学部応用化学科総ぐるみで、その有機水銀説に猛烈な反証を加えていく。応用化学科の最優秀者から日本窒素(現チッソ株)へ採用されていたというらしいから、その努力たるや、熊大研究班には、脅威だったに違いない。当時、国、つまり厚生省や自治体は、不作為という形で日本窒素をかばう側だったことが、被害をあれだけ広げた要因だった。



太平洋戦争終盤沖縄において、日本軍の玉砕と運命を共にさせられた一般の沖縄の人々。歴史教科書から、その記述が除かれた。いわゆる「集団自決」という強制された集団死のことだ。沖縄では、各自治体の議会で、そのことに抗議する議決が採決されている。「美しい国」を目指すには、歴史を改変する必要があるのかも知れない。



しかし、今、官であれ、民であれ、この国において組織そのものが、おかしくなっているのかも知れない。つまり、それはそれを構成する人間のモラル(?)そのものが、異常を来しているとも言える。流離う国になりつつあると危うさを覚える。

2007年6月17日日曜日

健康志向?

若い頃は過酷なスポーツなどもしており、肉体にはそれなりに自信めいたものがあったものです。

しかし、今、風呂上がりに鏡に映る我が身を見ると、、、



「お父さんがこんな身体になるとは、思わなかったわっ」

と半分冷笑が交じった顔で嫁が言います。



「我ながら、ちょっと情けないよなぁ。。。」



そういう嫁もやはり経過する時間には抗い難い身体的特徴を示していたわけですが、



「私、黙ってたけど、1年ちょっと前くらいから、プールに泳ぎに行ってるの(笑)」

「えっ?そうなん?」

「ちょっと痛みが出るところも出てきたし、プールが良いって言われて^^」

「まぁ、それはそうきくけど、、、1年以上前から??」

「うん」

「黙ったままで?(-。-) ボソッ」

「続くかどうか分からなかったし^^」

「ふーん?そう。。。」

「あなたも行ってみる?」

「うむぅ。。。」

「今度時間があったら、行きましょうよ」

「腰痛にもええんかなぁ?」

「良いって言うわよ」

「なら、時間が出来たら」



と、こういう会話があった後の昨日、行ってみました。プールへ。

運動不足気味なのは自覚していたものの、なかなか体が動き出さなかったこともあり、気が向いたらという放置状態であったのです。嫁に誘われて久々の水の感覚は、「ちょっと泳いだろか!!」と言う前向きの気持ちを出させる気持ちの良いものでした。



「私の華麗な泳ぎも見て」という妻の横をすり抜け、サッとクロールで泳ぎ出しました。しかし、25メートルを往復すると、既に息が、、、心臓の鼓動も早く、、、

「あれ?これほど体力も落ちていたのか」と唖然とする状態。泳ぎは得意で自信はあったのですが、落ちた体力はどうしようもなく、、、

1年以上前から始めていた妻の泳ぎは、形こそ華麗さからはほど遠い状態ながら、私がプール端に腰掛けているのを横目に、何往復もするではありませんか。



1時間ほど軽く泳いで、プールを後にしましたが、

「うむぅ。。。このままではあかん」(心の声)


「また、来ようね?^^」

「うんっ! 来る!!」 この力みは、何なんだ?(笑)

2007年6月16日土曜日

優先順位

遅れていた梅雨もやっとその気を出した様子で。関東方面は入梅後、真夏日だそうですが、ここ熊本では梅雨らしい雨空を見せ、本格的な雨が降り出しました。それがどれほど続くかは分かりませんが。市街地縁辺部の田では、この雨を逃すまいと、田開きをするトラクターが動き回っています。不足気味だった水が確保できて、一安心でしょう。農家にとって、今何をおいても、真っ先にしなければならないことですから。



我が家の愛犬は雨模様の日、雨よけのあるテラスか、犬小屋で恨めしげな表情で外を見ています。彼にとっては、太陽が降り注ぐ晴天を待ち望んでいるのでしょうけどね。彼にも優先順位はあって、食事、主人との遊び、散歩となるのでしょう。犬の順位付けで面白いのは、飼い主家族間でも順位付けをすることです。犬はちゃんと家族関係を見極めて、誰がボスなのかをちゃんと把握しているとか。それを確かめる方法は、等距離に家族が並んで犬を呼んでみることだそうです。呼ばれて最初に向かった人が、第一位。あと、一位の人が抜けて同じようにして犬が向かう先で順位が分かるという訳です。我が家では、当然私が第一位です。(のはずですw)



今、子供達がすべて家を離れ、寮、下宿で学業に精を出して(?w)いるので、なんだか新婚時代に戻ったような雰囲気が。(爆笑) 夜、時間が出来たときなど、夫婦二人で夜遊び(?)などに興じ始めたりしています。まぁ、夜遊びと言っても、ちょっと食事に出かけたり、夜のショッピングを楽しむ程度なのですが、それがなかなか良い雰囲気を醸しているわけで(笑)



「この頃、どうしたん?」

「何が?」

「何がって、雰囲気ちゃうやん?」

「あぁ、そのこと?(笑) あなたの順位が戻ったのよ(笑)」

「順位?何の?(^_^;))

「子供達が家を離れたでしょ?もう、そんなに気をかけずに済むようになったし、母親から妻に戻ったとでも言うのかな?女を取り戻したでも、いいけど(笑)」

「で、順位って?(^_^;)」

「子供達が一番で、お父さんは一番下だったの。母親だったんだもん」

「一番下やったんか?<・b・;>」

「それは仕方がないでしょ?(笑)」

「うむぅ。。。。。(^_^;)」

「でも、こうしてまた仲良くできるじゃない?(笑) 良くないの?^^」

「まぁな。。。」

「また、新婚時代みたいで、良いでしょ?(笑)」

「それは、そうなんやけど。。。一番下やったんかぁ。。。(-。-) ボソッ」



熟年離婚が珍しくない今、こんな会話が出来るだけでも、良いのかなぁ?

でも、一番下だったとは。。。(苦笑) まぁ、こんなもんなのでしょう。

愛犬の順位判定は、止めとこうかなぁ。。。



2007年6月10日日曜日

お役所仕事

言葉というものは面白い。表現が的確だと尚更だ。

名は体を表すと言うが、役所、役人のする仕事への批判的表現では、「お役所仕事」が一番光っている気がする。辞書に依れば「形式主義に流れ、不親切で非能率的な役所の仕事ぶりを非難していう語」となる。



今、世間を騒がせ、不安、怒りを呼んでいる社会保険庁年金記録管理さぼり事件は、今までの定義に「仕事を無責任に行う」「自分たちの不始末のつけを国民に回す」という意味が加わったと言うべきだろう。この事で腹を立てない人がいるとしたら、よほどのお人好しか役人関係者かもしれない。公務員関係の共済は、しっかりと管理しているに違いないのだから。



こうした話にもならない不始末が他の省庁、公的機関にもあるのではないか?たまたまそれがまだ顕在化していないか、もしくはリークされていないだけなのでは?と思える。自分たちの保身は最大限守ろうとするこうした役人根性というのは、根絶やしには出来ないのかも知れない。



だからこそ、その役人を監督すべき政治家を如何に選んでいくかが肝心なのだが。。。。この国の選挙を見ると、それも特に最近のでは、唖然とするような人物すら選ばれていくのだから、話にもならない。この国はいずこへ漂流していくのだろう?

2007年6月6日水曜日

バベル

昨夜、時間があったので久しぶりに映画を観た。『バベル』だ。



カンヌ映画祭で監督賞を取って以降、菊池凛子がアカデミー賞の最優秀助演女優賞候補としてノミネートされたとかの話題がメディアで騒がれていたが、、それほど期待を持って観に行ったわけではなかった。アカデミー賞が必ずしも映画そのものの出来具合で評価されているとは思っていないからだ。



しかし、秀作で見応えのある映画だった。お勧めの一本だ。

メキシコ人であるAlejandro González Iñárritu監督は「相互理解」の困難さを、人種間、親子間、宗教間のストーリーで描いている。中でも、聾の女子高生を演じた菊池凛子の演技は想いが伝わらぬ苛立ちを見事に見せていたと思う。

2007年5月28日月曜日

訃報 二件

今日、ZARDの坂井さんの訃報に驚いている時に、ここ熊本選出議員の農相が新議員宿舎で自殺の報が流れる。

ZARDの坂井さんの死は、事故にしろ自殺にしろなんとか理解できる。癌での闘病と転移。絶望しかねない心中だったのは察せるから。しかし農相の自殺は言語道断と、怒りさえ覚える。

事務所経費の不正計上、そして多分これが今回の自殺に決定的なものだったのでは?と想像される緑資源機構との関わり。それら全てに口を閉ざしたまま逃げるように命を絶つなど、許すべき事ではないからだ。潔白なら自殺などする必要はない。この死によって、その疑惑が確定的だったのだと示すだけのことだ。

また、彼の死に関して、あの都知事が「死をもって償ったということだろう。彼も侍だと思う」などとコメントしていたが、自殺するのが侍なのか?潔いことなのか?疑惑に対して潔く全てをさらすことなく、闇に葬ってしまうようなやり方を「侍だ」などと言うのは、本当の侍魂をもった人に対して失礼極まりない。

今日の二件の訃報は、その人の生き方でこうも感じ方が違うものだとあらためて教えてくれた。

2007年5月26日土曜日

雨傘にヤマカカシ?ww

庭に出ていると、高校生の息子が「蛇が傘の中にいるよ」と言う。

見ると離れに行く渡り廊下の下に薄青色の傘が開いたまま、ひっくり返っている。



「どこに?」

「あの傘の中」



近くに行ってみると傘の骨に巻き付くように小さなヤマカカシがいるではないか。



「住み着いてるんかなぁ?」と息子。

「そんな所に蛇が住み着くはずはない」と私。



よく見ると絡み付いているのではなく、その傘の骨のバネに尻尾を挟まれ、逃げられずにいるのだ。

幾日そうして挟まれたまま、そこにいたのか?餌も捕れずに我慢していたのだろう。



「離してやろう」

「なら僕がやる」と息子。



庭の奥に棒切れで引っかけて逃がしておいた。

買い物から帰ってきた妻にその話をすると、妻曰く



「あの傘は前に息子の友達が来たときに使うように置いていたものだけど、仕舞おうと傘を開いてみたら蛇がいたからびっくりしてそのままにしてた」



その日って、何週間か前のことではないかw 可哀想にその蛇はずっと尻尾を挟まれたままそこにいたわけだ。マムシとは違い、おとなしく、しかも毒牙が口の奥にあるので、咬まれる被害はほとんどないのだが、ヤマカカシにも毒がある。

敢えて逃がそうとせず、放置した妻を賢いと言うべきなのか、残酷だと思うべきなのか、悩ましい出来事ではあった。

横暴から凶暴へ

再び、衆院の委員会で社会保険庁改革(?)関連法案を強行採決。払い込み年金管理がまったくでたらめの状態のまま、その責任追及を逃れるが如き採決なのだから、法案名の通り改革される可能性はほとんどない。横暴な行ないの中に、その凶暴性の衣も透けて見える気がする。



子育てのための「親学」とか、「美しい国」とか押しつけがましいことを標榜する現政権だが、現状までの国造りの中心は、現政権の母体そのものではなかったのか?過去には蓋をして、口を閉ざすか濁すかして、人々を思い通りに操作したいのだろう。それでも懲りずにそんな政党に国を任せる人が多いというのも、歴史に疎いこの国の性なのだろう。



昨夜から今日昼までの久しぶりの雨で、地面も黒く潤いを取り戻した。今年の夏は猛暑とか、渇水とかの予報が出ているらしい。最近、自然現象で過去に見られないことが頻発していることをみれば、気象変動の原因はともかく、確かにじわじわと変化を見せていることは確実だ。



人心は代わり映えしなくとも、自然はズンズン変わっていく。なんとかその自然の後追いであれ、変わって行かねばなるまい。

2007年5月22日火曜日

驚きの候補

この夏の参院選に自民党が立候補を誘ったのが、「カズ」こと三浦知良選手とテレ朝の丸川珠代アナ。さすがにJリーガーの誇り高き男のカズは丁重に断ったのだが、丸川アナの方はお誘いを受けるらしい。才媛ではあるらしいのだが、TVやブログ等での反自民発言からは、到底自民党からの出馬などは考えられなかったのだが。やはり目立つのがお好きな女性で、外見だけはスマートに見える安倍首相に誘われたら、尻尾を振って笑顔で頷く底の浅いお人だったと言うことなのだろう。まぁ、被選挙者には法律に抵触しなければ国民は誰でもなれることにはなっている。

しかし、こうした候補を立てて、票が集まるのだとしたら、東京選挙区民の民度というのが明らかになるだけのことだ。まぁ、あの都知事さえ再選してしまうくらいの程度なのだから、そうなったところで驚くほどの事でもないのかも知れない。すでに「呆れてしまう」事には慣れっこになってしまったから。

それにしてもである。現総理の器の小ささはかなりのものだ。討論でのヒステリックな反論など聞いていると彼の心の余裕のなさが露呈してしまい、聞いている方が情けなさを通り越して、悲しくなってしまう。これが我が国の代表者なのかと。。。

2007年5月18日金曜日

清々しい晴れ日和ですが。。。

憲法改正手続き法があまり国民の盛り上がりもなく、なんとなく成立してしまい、ある種の流れに皆が乗っているような。「この道はいつか来た道。。。」と懸念が広がります。教育についても現首相になって以降、国家による指導という介入がしやすくなる方向へ教育関連法が整備されつつあります。価値の多様性を拒み、己の価値基準を押しつけて来られたら、息苦しい事甚だしいですよ。何かにつけて「戦後レジュームの見直し」を言う安倍氏ですが、「美しい国」というのが自由な思想を弾圧し国家至上主義のかつての日本を再びというのであれば、アナクロニズムそのものですな。

とにかく今の政治状況に関しては、息苦しさだけが増しているようです。。。

2007年5月10日木曜日

GWの一コマ

GWの人混みを避けて6日に鹿児島へ日帰りの小旅行を妻と。全線開通までまだ時間がかかる九州新幹線で行ってみました。車では何度も行っているのですが、列車では久しぶりです。平成16年に運行開始して4年目にして初乗りです(^^ゞ 開通区間は熊本の八代と鹿児島中央駅(昔の西鹿児島駅)という短さなので、30強しか乗車時間はなく旅情を味わう時ありませんが、内装は木質感たっぷりシックな装いでなかなか好感が持てるものでした。九州以外の人はまだ馴染みがないかもしれませんね。列車の印象はそんなものでしたが、部分開業中はともかく全線開通後は福岡へのストロー現象が起こってしまうおそれが大きいと思いますがねぇ。。

鹿児島に着くとほどなく小雨が。。。午後は晴れるという予
報だったのですけどねぇ。。傘と「カゴシマシティービュー」という鹿児島市営電車とバスの一日乗車券を買って市内周遊へ。雨ということもあって専用バスの乗客も混むほどではなく、程良いくらいの人数でした。バスストップは明治維新のツワモノ共の遺跡、顕彰碑等が多かったので、そこは降りずに通過。バス内から見るだけにしておきました。まだ入ったことがないところがあったので、そこだけ下車。そこは「仙巌園(通称:磯公園)」です。島津家の別邸であり、島津斉彬が近代工場群を作っていた場所。

江戸末期から明治草創期の日本に影響を与えた人物や活動の多くが長州(山口県)や薩摩(鹿児島)だったのはなぜなんでしょうかねぇ。歴史をひもとくとやはり国外の情報が多かったとか、様々な要因はあるのでしょうけどね。血の気が多い地域ってこともあるのかしらん?w(これは冗談です)

ま、天候には恵まれませんでしたが、久々の夫婦だけの小旅行を楽しめたのが一番の収穫だったかも?(^^ゞ

2007年5月5日土曜日

お久しぶりですw

ほぼ一ヶ月ぶりの投稿。その間はどうしていたのかと言うと、、、
PCの故障、並びに落雷によるADSLモデムの故障のため放置の状態
が続いておりました。(^_^;
PCはメーカー送りの修理が
やっと直り、再開の運びになりました。

桜の時季もとっくに過ぎ、ツツジ、サツキも花びらは茶色に。早いものですね。
もう黄金週間も終わりに近づきました。私はどうも混雑というものが嫌いな性分なので、こういう皆が休みになる時に、どこかに出かけるなどはしたくありません。出不精と言うわけではないのですが、待ち時間が耐えられないのです。(^^ゞ

でも、先日築城400年祭をしている熊本城に久しぶりに行ってみました。その催しの中で航空自衛隊のブルーインパルスチームによる展示飛行を見ることができました。ジェット戦闘機(ブルーインパルスでは、T4というジェット練習機を使用)は戦いの道具ではあるのですが、その形状や飛行する姿にはやはり機能美があり、見応えがありました。まぁ、それも攻撃されないという安心感の中でのことではあるのですがね。

久しぶりに画像も載せておきます。

2007年4月29日日曜日

間があいてます。このブログw

このブログで間があくのは、そんなに珍しいことではないのですが、天変地異は希有であって欲しい所です。しかし、能登半島地震で震度6強という揺れ方など、地震列島とは言うものの怖いですね。ここ熊本でも先日同じ震源で地震が続きました。震度は4くらいだったのですが、続くのは嫌なものです。

怖いと言えば、人の心の状態にもありますねぇ、怖いモノが、、、思い通りにならなくて、人の命を奪ってしまうことが、何と多いことか。男女間、親子間、知人間、通り魔等々、数え切れない程ニュースに流れてきます。それにしても、何故、人は人を殺すのでしょうねぇ。。。?
他の動物では同種同士が殺し合う事は、ほとんど見られず、威嚇し合う程度だとというのにです。脳が肥大化し、考える力を獲得してしまった副作用みたいなものなのでしょうか?
(編集のまま保存していましたが、その後PCが故障してしまいww)

2007年3月16日金曜日

初夏かと思えば、冬?

春はいずこへ?と言いたくなるような天気が続いています。出遅れた冬が慌てふためいているかのようです。春夏秋冬という季節の区切りも、ぼやけて行くのでしょうか?地球を含む宇宙は安定しているのではないのでしょうから、この先のことについては全て未知なる事とも言え、過去の経験値で推し量るのも限界があるという事でしょう。

子育てを終えた方々や未婚の方には、「ああ、今、そうなんだ」という位の認識でしょうが、卒業そして入学の時期ですね。我が家でも、やっと全ての子供が義務教育を終えることになりました。しかし、まだ教育を受ける期間が続いていくので、細りきった脛を維持するのも大変です。「めでたさ」もなかなか実感出来ません。はぁ。。。。(嘆息w)

東京都知事選かぁ。。あの専制君主が、まだ都民の心をつかんでいるのでしょうねぇ。。。(TVのニュースを見ながら)

国会衆議院の「日本国憲法調査特別委員会」で

1.日本国憲法改正手続法案
2. 日本国憲法改正及び国政における重要問題案件発議手続及び国民投票法案
3.公聴会開会承認要求の件

の3案が中山太郎(自民)委員長の下、野党の抗議の最中、採決されました。
憲法には、改正には国民投票によると記されているだけですから、勿論その手続きを定めることは必要な事ではあるのですが、、、議論が議席の数で自動的に採決される現状に、危うさを感じます。

2007年3月6日火曜日

出来事

今日、地元の小学校に招かれた。と言うのも6年生が総合学習で取り組んでいる環境学習発表会のコメンテーターとして参加して欲しいと言うものだった。私の子供達は既に卒業してしまっているのだが、知合いの教師に頼まれたので断る訳にもいかなかった。

どれほどの内容を発表してくれるのか、楽しみだったのだが、、、個々の教師の力量にもよるのかもしれないが、あまりにも拙い内容に少し落胆する。調べ学習の方法にも色々あるだろうに、子供達への教師の導きが弱すぎるのではないか?と感じてしまった。具体的な事をここで明らかにする事は出来ないが、学校を取り巻く地域住民の意識や教師集団の力量で、学習内容に差が出てくるであろう事は、容易に推測出来た。

現在、将来の国の有り様について様々な議論がある。中央と地方という図式を通してみる時、一次、二次産業が衰退、弱体化しつつある地方では、
さまざまな部分で格差が生み出されつつあり、広がっていると言うのが実情なのだ。過去数十年に渡って、中央部に人を吸い出されてた挙げ句、地方分権の名の下に「地方は地方の力で生きていけ」という政治の流れが作られてはたまらない。しかし、振り返ってみれば、中央集権体制に甘んじていて、独自の力を蓄えて来なかった地方にも甘えがあったのは確かなことだろう。

こうした中で、力を蓄えるのは、いかにその土地に密着した人材を育てるかであり、その教育力こそ未来の希望を産み出す源泉なのだ。今日、小学校の学習に参加してみてその思いを強くした。たかが小学校、されど小学校での学びなのだから。

2007年2月26日月曜日

年に一回

今日、人間ドックを済ませる。とりあえず異常は見られず。
終わって車に戻ると、中はムッとするほど熱気が。
朝からかんかん照りの太陽に、窓を閉めた車内の空気が夏のような熱気を帯びていた。車外の気温も20度を軽く超えているのだろう。窓、サンルーフをフルオープンにして走る。セーターを脱ぎ、シャツも袖をまくり上げて丁度良い。
2月も終わりを迎える時期ではあるが、この気温の高さは何だ?小春日和を超え、初夏並みの陽射しのようだ。春以降の気象がどんな顔を見せるのか、気になるところではある。

2007年2月24日土曜日

「美しい国」と「こうのとりのゆりかご」

「美しい」という形容詞が、さして美しくもない現政権によって喧伝されてる。殊更に「美しい」などと装飾をされると、逆にまっとうな中身を持っているものさえ、醜く見えてしまうのは、何故か?

昨年来、熊本市の慈恵病院で準備されてきた遺棄されてしまう赤ちゃんの命を救うための「こうのとりのゆりかご」設置申請に対して、政府部内から批判的な声が出され始めた。
慈恵病院では中高生などへの性教育
出張講座の取り組みや意図せぬ妊娠で悩む女性達の電話相談などの活動を通して、平成16年以降先進地のドイツの視察を経て、昨年「こうのとりのゆりかご」設置申請を熊本市に対して行ったものだ。(注:赤ちゃんポストと言う呼称はドイツでの呼称であり、この慈恵病院では使っていない)

その申請を受けた熊本市は「前例がない」「法的な問題の判断」など、様々な理由で厚生労働省へ問い合わせをし、今月になって厚生労働省が口頭ではあるが、設置について「不許可の理由はない」との判断をしたばかりだ。そこに先ほど書いたように、

安陪首相「
ポストという名前に大変、抵抗を感じる。親として責任を持って産むことが大切ではないか。すでにそういうお子さんたちに対応するための施設等もある。匿名で子供を置いていけるものをつくるのがいいのかどうか。大変抵抗を感じる。」という発言や

「産む装置」発言の柳沢厚労相「
失われなくてもいい小さい命が生後継続できるという非常にありがたい面がある一方、子どもを他に委ねてしまうのを助長する懸念がないのか」、

高市早苗少子化・男女共同参画担当相の「無責任に子どもを捨ててしまうというようなことが促進される結果になっては元も子もない。議論を深める必要がある」
(以上各大臣の発言要旨はasahi.com2007.2.23による)
など設置の流れに水を差す発言をしている。

それにしてもだ、新生児が遺棄されたり、殺されたりしている現実への対処が現行の施策でまかなえるのなら、こうした遺棄や殺人は起きていないはずではないのか?ところが事実はその逆だから、直接望まぬ妊娠の相談に対応している現場から、「少なくとも赤ん坊の命は救おう」という取り組みなのだ。官僚や政治家の発想の貧しさを悲しむのみである。彼等政治家の発言のどこに「美しさ」があるのだろうか?しかも、取り組み自体への認識すら垣間見えないのだから、情けないという他はない。

2007年2月23日金曜日

初鳴きか?

今朝、ウグイスのさえずりが庭から聞こえる。今年初だと思う。桜前線や紅葉前線と同じく、このウグイスの初鳴きも「生物季節観測」の対象らしい。環境省の「四季のいきもの調査」に1961年から30年間の平均が図示されている。これによると2月23日というのは、ここ熊本では多少早めになるようだ。しかし、もっと驚くのは東北の福島県で2月14日に初鳴きが観測されたことだ。平年に比べ25日も早い初鳴きらしい。

とこう書くと、これも温暖化なのか?と思いたくなるのだが、温暖化という現象自体にまだ未解明な部分があるらしい。現状は温室効果ガス、中でもCO2犯人説が中心になっているのだが、どうやらそれも未解明部分を残した気象シミュレーションによる仮説というもののようだ。潮流はすでにCO2に照準があたり、科学的根拠のない政治的妥協の産物である温室効果ガスの排出削減割り当て数値目標実現に向けて動いている。しかもその排出権を売買する市場すら出現している。

今、身近に見られる気象的な変動が、いったい何に起因しているのか?大きな潮流だからと言って、今盛んに叫ばれている事が真実だと即断出来ない。「不都合な真実」に見られる現象が、「不都合」な理論を潰してしまわないことを祈りたいものだ。まぁ、それでも地球の空気の組成を出来るだけ生物にとって理想的な状態に維持する努力を止める必要はないのだが。。。

2007年2月18日日曜日

阿蘇谷

用事で阿蘇まで出かけました。あいにく曇天時々小雨。阿蘇谷の入り口からは、視界を遮る霧も。
途中、停車してカメラを構えるゆとりもなかったので、仕方なく車中から。
しかし、阿蘇五岳はほとんど雲の中。久しぶりの景色も残念。。。

2007年2月17日土曜日

二月の雨

雨です。二月の雨は雪になる気配をもつと思っていましたが、今年のこの雨は雪になりそうな気配もなく、シトシトと降っています。天の邪鬼かもしれませんが、こう穏やかな冬だと、ゾクッと冷え込む寒さを望んでしまいます。(^_^; 







2007年2月15日木曜日

あたかも春?

我が家の愛犬も春のようなぽかぽかとした日だまりで、このように昼寝を決め込んでいます。昼寝には良い陽気なのですが。。。

一昨日の夜半から列島を吹きすぎた嵐は、各所で屋根を飛ばしたり被害を出しているようですね。竜巻らしい被害も見られたり。
最近、天気の様子が激しさを伴ってきているようです。台風、集中豪雨、そして日本では滅多に見られなかった被害を出す程の竜巻すら多くなっている気がします。

今年の冬野菜もこの陽気のせいで、大暴落だそうです。植物にはストレートに気候の変化が出ますからねぇ。。


2007年2月13日火曜日

春の嵐

夜半過ぎから風が強まってきました。もう春一番だそうです。なんだかなぁ。。。今年は冬がちょっとだけ顔を覗かせただけの気分です。

2007年2月10日土曜日

蠢動か?w

厳冬期の時期のはずですが、今年は桜が開花してもいいようなこの暖かさ。。。
温暖化(気象危機)も、ここまではっきりしてくると、もはや安閑としては居られないのではと思う程です。

さて、私も蠢動し始め、啓蟄か?w
何日か前に咲き始めた紅白の梅の花をアップしておきます。

2007年2月1日木曜日

根元的残虐性とは

肉親や身内を殺してしまう事件が頻発してる。子殺し、夫、妻殺し、親殺しなどなど。

「なんてひどい事をするのだろう?」
「普通じゃないんだろうね」
「考えられないことだよ」
「狂っているとしか。。。」
等が、私やあなたの周囲の反応ではないだろうか?

殺すだけでは足りず、切り刻むなど、通常の感情では出来るはずもないだろうが、どうなのだろう?
例えば、戦争においては敵の死体を損壊することなど、よく聞かれる話である。ベトナム戦争のときのスクープ写真に、米軍兵士が殺した南ベトナム民族解放戦線兵士の首を切り落としたり、耳をそぎ落として持っている写真がある。もっと遡れば日本が中国を侵略していた時に、中国の人を斬り殺したり、妊婦の腹を裂いて、胎児を引き出したりしていた事例もあったと聞く。鬼畜と呼ばれた所以だ。

人間という生き物は、ストレスがある限度を越えてしまうと、鬼畜と呼ばれても仕方がない動物に、
いとも容易くなり果ててしまうという証左ではないだろうか?特殊な人に限らず、あなたや私でも成りうるという事だ。もちろん、その限界値というのは、人によって個人差はあるだろうが、限界を超えると誰しも成りうる。

私たちが心しておかねばならぬ事は、如何に限界を越えぬようにするか、その方策を持っておくことなのではなかろうか?

2007年1月26日金曜日

面の皮

鉄面皮、厚顔無恥など恥知らずの態度を表す言葉だが、このところそうした類の人が多くなっているらしい。政治家などはその典型だろう。潔さなど微塵もなく、「這っても黒豆」「鹿を指して馬と成す」式の恥を恥と感じぬお人が大勢いらっしゃるようだ。

その面の皮をはぐのも、一般の人々の見識なのだが、その見識すら怪しくなってきてはいないか?
地球も温室効果ガスに覆われて、破滅への道をたどっている様子だが、この国に暮らす人々もまた、どうやらおかしな方向へ歩み始めているらしい。

2007年1月22日月曜日

続休眠か?w

脳内ホルモンというのは、ほんとに摩訶不思議な物質ですねぇ。ほんのわずかな量で動物の行動を変えてしまうそうですから。故に、環境の中に放出される化学物質が変異し、生物に対してホルモンと似た作用を起こさせる環境ホルモンの怖さが問題になっているのでしょう。まぁ、これは脳内ホルモンだけではないのですが。

ところでここ九州は宮崎の県知事選で、元タレントのそのまんま東氏が他候補を圧倒して当選してしまいましたね。九州は元来、政治的には保守的なところなのですが、金に絡む腐敗に県民も辟易していたのでしょう。利権に絡む政治構造をどこまで切り崩し透明な形に出来るのか、今後を見守りたいですね。

受験の季節です。早く終わって欲しいものです。今夜はここまで。

2007年1月16日火曜日

只今休眠中?

暖冬ではありますが、冬って事で休眠してますw
というか、脳内が休眠状態とでも言いましょうか。
ま、そういうことです。

2007年1月3日水曜日

正月と言っても

正月気分を十分に味わいましたか?ここ熊本は三が日の天候にあまり恵まれず、すっきりしない空模様でした。しかも妙に暖かくもあり、元旦から商いを始める店も多く、以前のような正月とは違ってきていますね。気分的にも。

ほとんどの人達は
休みも今日までで 明日から仕事なのでしょう。景気拡大が戦後最長といくら言われても、地方の現実はその実感はなく、どんどん廃れていくものが目につくだけです。この2007年もその状況は拡大こそすれ、改善することはないのではないかとすら思ってしまう年頭ではありました。

変わらぬものを変える力、、、例えば雨の滴、、、強大な力ではなくとも、微弱な力でも岩に穴を穿つことを信じていきたいものです。

2007年1月2日火曜日

新しい年2007

年が明けましたね。おめでとうございます。

しかし、どうしておめでたいのか、私には判然としない部分もあるのですが。。。一応何かしらの区切りをつけて、心新たにという宣言もしくは、祈りみたいなものなのでしょうか?祈って効果があった例しがないのが私の現実なのですが。。。

それにしても、こんな独り言のようなブログを読みにわざわざ足を運んで頂き、ありがとうございます。これには感謝です。このブログも開設してやがて丸2年を経過しようとしていますが、自分で読み返してみると、どうも楽しい話題が少ないですね。


ある人が「語っていますね」と仰って下さいましたが、語るというよりも「吐き出してしまっている」というのが実相です。吐き出しながら、自分自身の有り様についても迷っているのです。流離っているのかも知れません。生きているこの世を寓居といった先人もいますが、迷っている身には、生きている瞬間瞬間がまさに住まいであり、仮の宿とは思えません。私には信仰心がほとんどなく、心が安住する境地などとは縁がない。と言うより、敢えて安住させるものかという心根があるような気がしています。ひねくれ者と世間では呼ぶのかも知れませんね。(^_^; 

今年もそのひねくれ者の吐き出す言の葉におつき合い下さる人が、どれくらいおられるのか興味津々です。まぁ、ごく少数の好奇心旺盛な方くらいだとは思いますが。雑食性の強い方々とでも申しましょうか。(笑)ほんとにこの世にも奇特な方々がおられるものだと感激です。

年頭にちょっとだけご挨拶をと思い書き始めたのですが、長々となってしまいました。(これを「語る」と言う?笑)

こんなブログですが、今後もお時間が許せば、お付き合い下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。