2007年2月23日金曜日

初鳴きか?

今朝、ウグイスのさえずりが庭から聞こえる。今年初だと思う。桜前線や紅葉前線と同じく、このウグイスの初鳴きも「生物季節観測」の対象らしい。環境省の「四季のいきもの調査」に1961年から30年間の平均が図示されている。これによると2月23日というのは、ここ熊本では多少早めになるようだ。しかし、もっと驚くのは東北の福島県で2月14日に初鳴きが観測されたことだ。平年に比べ25日も早い初鳴きらしい。

とこう書くと、これも温暖化なのか?と思いたくなるのだが、温暖化という現象自体にまだ未解明な部分があるらしい。現状は温室効果ガス、中でもCO2犯人説が中心になっているのだが、どうやらそれも未解明部分を残した気象シミュレーションによる仮説というもののようだ。潮流はすでにCO2に照準があたり、科学的根拠のない政治的妥協の産物である温室効果ガスの排出削減割り当て数値目標実現に向けて動いている。しかもその排出権を売買する市場すら出現している。

今、身近に見られる気象的な変動が、いったい何に起因しているのか?大きな潮流だからと言って、今盛んに叫ばれている事が真実だと即断出来ない。「不都合な真実」に見られる現象が、「不都合」な理論を潰してしまわないことを祈りたいものだ。まぁ、それでも地球の空気の組成を出来るだけ生物にとって理想的な状態に維持する努力を止める必要はないのだが。。。

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