2010年12月31日金曜日

今年も大詰め

今年ももう大詰めになってしまいました。
全国的に寒波襲来のようで、今夜遅くから雪が降り出し、夜中には既に3〜4センチの積雪状態になっています。明日朝までには、かなり積もりそうな降り方をしているので、年末帰省を車などを利用する人達は、道路状態によっては、大きな混乱をしそうです。スリップ事故なども起きそうな…
楽しいはずの正月を悲惨な事故などで迎えないで欲しいものです。

このブログも年が明けるとやがて7年目に突入することに。更新頻度も年によってかなり幅があり、覗きに来てくれる人達には、申し訳なく思っています。が、しかし、文筆業でもない私にとっては、この頻度の揺れ幅は仕方ないと言い訳を許してもらう以外ありません。か細くひっそりと続けていこうと思っています。

2010年12月27日月曜日

初雪

今日、初雪が降る。夕方にミゾレから気温の低下とともに雪へ。
積もるかと思ったが、夜には上がる。
全国的に寒波に見舞われ、東北では大雪で車が国道で身動き出来なくなるほどらしい。

2010年12月24日金曜日

民主党政権 止まらぬ迷走!

webニュースを見てびっくり!
「たちあがれ日本へ連立打診」とあるではありませんか。
このところの菅さんの思考回路がまったく理解出来ません。
「たちあがれ」は、保守の中でもタカ派的色彩が強く、しかも打倒民主を掲げているところと理解しているのですが、そこと連立??
数の政治を批判していたのは、民主党ではなかったのでしょうか?
数合わせの為に、こんな連立を指向するのであれば、自らの存在価値も崩れ去り理念も何もあったもんじゃありません。
もう個人的にも民主党を支持する事は不可能ですね。

菅さんは、もうあきませんわ。小沢さんの方がまだマシな気もしてくる民主党政権の血迷い方です。

2010年12月19日日曜日

2010甲子園ボウル

今年の覇者は、関西代表の立命館大が関東代表の早稲田を上手くコントロールして制覇しました。まぁ、順当な結果だったと思います。実力伯仲の関西学生リーグでしのぎ合った結果が出たというべきかも知れませんね。昨年は関大が制覇。そして今年は立命。さぁ、来年は関学Fightersがそこに立っていて欲しいものです。

民主党のバカバカしい内紛

政権奪取をした途端、党内権力闘争が始まり、1年あまりで内部分裂寸前ですか。
あまりにアホらしくて話にもなりませんね。

「好事魔多し」とは言いますが、元々政権という権力を握る為だけになされた2003年の民主・自由の両党合併時から内包されていた矛盾が、ここに来て露になっただけですね。7年間の時間を経ても当時の民主、自由の幹部議員たちの考え方が融合することはなかったという事でしょう。

こんな選挙民を愚弄するような人々を選ばざるを得なかった私たちは、今後何を基準にして選挙に臨むべきなのでしょうか…
引退声明を覆す元総理や自らの仕事を軽薄な言葉で貶めるような大臣の数々。
言葉を信じられなくなった国民は、もう選挙に希望を持つ事は出来ないようです。
日没の国を目指しているとしか、思えませんよね。哀れな国になったものです…

2010年12月5日日曜日

阿久根市の毒素、ついに排除?

リコールが成立したみたいですね。
並の感覚なら、当然だと思います。
「改革」と言いつつ、「傲岸不遜な独裁」的市政だったのですから。
しかし、リコール後の市長選に再び出るというのですから、
それこそ、市民の選択が再び試されるという事ですね。
阿久根市の有権者は、並の感覚の持ち主が多数を占めるのでしょうか?

2010年12月4日土曜日

残念!甲子園ボールへの決定戦 KG fighters破れる

関西学生リーグで関大、立命とともに同率優勝を果たした母校でしたが、西日本代表決定トーナメント戦一回戦で、タイブレークの末、残念ながら6-9で敗れてしまいました。今年こそ、甲子園ボールで活躍する姿を見たかったのですが。。。

まぁ、最近は各校の力が拮抗してきているのでしょうね。もう片方の決定戦一回戦の立命ー南山大は、多分立命でしょうから、代表は関大か立命になると思います。

さて、東日本代表は法政か早稲田か、実力的には法政大だと思うのですが、どうでしょう?
(追記)
東日本代表決定戦は、早稲田大に軍配があがったようですね。予想通りには行かないのが常のようで^-^;
しかし、立命大-南山大は予想通りというか、当然のように立命大の圧勝でした。

Wikileaksの存在価値

米国の在外公館と本国国務省との外交公電がWikileaksに流れ、今それが徐々にWikileaksのサイトで公開され始めました。米国を始め、関係国の当局者は一様に非難していますね。

今年4月に同じくwikileaksで公開されたイラク市民虐殺映像でも言える事ですが、国家機関というのは国民に知らせる情報を恣意的に選別出来るという事です。イラク市民虐殺映像について、米軍はメディアから公開要請されても、当初拒み続けていました。wikileaksが公開して初めて認めざるを得なかったのです。

今回の漏洩情報は外交機密公電ですから、米国の関係当局にとっては、相当痛い状況を生むのかも知れませんが、圧倒的な軍事的、そして経済的パワーを持つ国ですから、最終的にはそれなりに誤摩化してしまうのでしょう。
それに外交交渉を受け持つ出先機関とのやり取りなのですから、今、公開された公電にみるような相手国の関係者の性格描写などがあるのは当然でしょうし、ない方が変ですよね。どう攻略するのか、戦術を練るには相手の性格や環境などなど欲しい情報は山ほどあるでしょう。その為に情報関係機関は存在しているのですから。

表沙汰になるのは、御免被りたいという手法を使ったりしている事が、明白になるのは避けたいという事でしょうか?(苦笑)映画「007」などのようなフィクションの香辛料にまぶし、相当確からしさがあっても、ミステリアスな領域に押し止めておきたいのでしょうね。

もともと米軍が研究開発したInternetを利用して、こうした秘密の保持が困難になったというのは、何と皮肉な事でしょうか。ここでいえるのは、Wikileaksはその端緒を開いたにすぎないという事ではないでしょうか?いわゆるデモクラシーというのが国家の支配を蹴って、見せかけのものから、市民個々人の手に移っていく契機になるのであれば、Wikileaksの存在価値はあると言えます。

民主党  溶解?それとも指針なき流浪?

内政も外交も悉く指針を喪失している事を示しているようです。
もう、民主党という政党が、党としての機能を失ったと看做すべきかも知れません。

ここに来て、自民党との大連立すら呟かれているそうですね。救いようのない醜態を見せるのでしょうか?
もっとも、根っこに自民党的資質をもつ議員も多数を占めている党ですから、あり得ることですね。

それにしても、政権を担って以降、こうも容易く掌を返すとは!!
それなりに支持をしてきた事がバカバカしく思える今日この頃です…

2010年12月3日金曜日

FIFA WORLD CUP~2018&2022~

2018大会はロシアに決定かぁ。。2022大会は、どうなる?
いよいよ発表、、、
カタール。。。。日本は敗れた。。。。

2010年11月21日日曜日

民主党政権、怨嗟の声 聞く耳持たず?

現政権は、従来主張してきた事と逆の道を進み始めたようです。公務員改革の内容は骨抜きにし、マニュフェス記載の約束も棚上げ同様にし、局面打開策に窮すると、自由な言論まで封殺しようとしています。これほど露骨な形での変節に対しては、もう言葉もありません。しかもどこへ向かいたいのか、方向性も定かではありません。

政権という権力を握った途端、その姿を変えるというのは、政治の世界では常識なのでしょうか?常識なのかも知れませんね。
国民の多くが騙されたという事でしょう、私も含めて。

このツケは、必ずブーメランのように自身に跳ね返って来るはずです。憶えておいてくださいね。民主党の皆様。

2010年11月16日火曜日

「HAYABUSA」 小惑星の試料、あった!!

カプセル開封時に、目に見える試料が見つからず、ちょっと残念な気持ちでしたが、回収・分析チームの丁寧な作業の結果、カプセル内の微粉に「イトカワ」由来の鉱物試料が1500個もあったとは!本当に「HAYABUSA」プロジェクトが大成功だったと言えるでしょう。小惑星からのサンプルリターンは世界初。お見事ですね^^v

「HAYABUSA2」も予算措置がされるようで、再び宇宙への夢を開くプロジェクト継続に期待したいですね。

2010年11月12日金曜日

民主党政権の変節

情報公開に積極的だったはずの民主党が、このところ、変節し始めているようです。
先の領海侵犯事件のビデオもそうですが、仙谷官房長官のメモを記者が撮影したことに対しても、自分の認識の甘さを棚に上げて、最初「盗撮」などと言う始末ですからね。その後、訂正はしたものの、新たに国会内での取材に規制を加えるべく策を弄しようとしています。もう、これでは隠すことに熱心になったとしか言いようがありません。

自民党に代わって新鮮な政治を期待していた多くの人たちの失望を買っていることでしょう。

2010年11月6日土曜日

尖閣沖領海侵犯ビデオ流出

事実を事実として、国民に公開しなかった為に、こうした流出が起きたのであって、政府自らの責任を流出事件に矮小化させてはならない。今回の中国漁船の船長及び船体の無条件返還は、以前密入国した金正日の長男を何もせず帰国させた事例より、より屈辱的な釈放だった。故に、こうした流出を起こさせたとも言えるかもしれない。ただ、流出の手段として、追跡が比較的容易なyoutubeへアップした行為は、稚拙としか言いようがないのだが…

国家公務員として、守秘しなければならない義務があるのは理解できるが、今回の映像が「公開」より「秘匿」すべきものなのか、という疑問がある。領海内で中国漁船から体当たりを受けたという証拠をどうして公表できないのか?外交的配慮があったにしても、中国当局の高圧的な態度に屈した結果の「配慮」としか思えないのだ。

そうした「配慮」をする民主党政権が、この国の主権を守れるのだろうかと考えてしまう。自民党の長期政権維持によって、この国に真っ当な対抗政党が育っていなかったということを、このところの民主党政権の有り様は示しているようだ。

2010年11月5日金曜日

領海侵犯船「ビンシンリョウ」が体当たりする様子〜ビデオ〜

密漁中の領海侵犯船「ヒンシンリョウ」が海上保安庁巡視船「よなくに」と「みずき」に衝突したビデオがyoutubeにアップされていた。全部で6本のビデオで、中国漁船が体当たりしてくる様子が、明確に撮影されている。領海侵犯だけでなく、海上衝突予防法をも犯した犯罪行為だった事がはっきりするビデオだ。
こういう犯罪者を中国という国は英雄と言うらしい。滑稽極まりない。
とにかく見るべきだ。


では、6本全てを(時間が経つにつれ、削除され始めたので、再アップされてるものに入れ替え)





尖閣の真実 海上保安庁2

尖閣侵略の真実 海上保安庁3


本当の尖閣 海上保安庁4






日本の尖閣 海上保安庁5


尖閣の真実 海上保安庁1.avi


尖閣の真実 支那畜vs海上保安庁1

2010年11月1日月曜日

Internetの可能性の拡大〜個人放送〜

インターネットを使ったサービスの拡大は、留まるところを知らないようです。
従来、放送というと誰でも出来るものではありませんでした。高価な機材と電波法に基づく許可がない限り、一般人には到底できない事だったのです。

ところがインターネットの世界では、MacもしくはPCとWebCamがあれば簡単に放送(もしくは配信)が出来てしまうのです。ただ単にWebCamの映像だけでは物足りなければ、様々な加工もしくはエフェクトをかける事が出来るソフトを使えば、もうプロ並みに映像の加工も可能になるのですから、驚くしかありません。個人ニュースであれ、趣味のことであれ、好きな分野の放送が出来てしまうのです。

このページの右側にある「My Stickam」というのは、そうした個人放送ができるサイトのひとつで、Ustreamと同じようなもので、私が登録し配信しているライブや録画などを見る事ができるStickamのブログパーツです。ライブ中であれば、その表示が出ています。それ以外のときは、録画した映像や画像などを見る事も出来ます。
実際に始めて見ると、これがなかなか面白いです。私はロイヤリティーフリーの曲を様々なサイトから探してきてそれをBGMに、私が撮りためた画像のスライドショーや自作アニメーションなどをメインに配信しています。

2010年10月16日土曜日

思わず噴き出した面白記事

ニュースって、なかなか噴き出して笑える話題ってありませんよね?
深刻な問題を扱ったものが多いのは仕方ありませんが、時には気持ちが和む記事も欲しいもの。

で、今日はあったんです!
サイトはasahi.com
見出しは『「うるさいよ飛行機、目立つよ非行期」宜野湾の面白看板』

宜野湾市の真栄原自治会の前自治会長さんの発案らしいんですが、ニヤッとなるような駄洒落仕立ての看板で、通行人も思わず噴き出してるのでは?(笑)
記事に出ているものをあげると、

「ようこそここへ 区区区区 私の真栄原区」 聴いた事あるフレーズ?
「子供への声掛けは 自然体で、アンド市全体で」 なるほど(笑)
「ビンもカンも捨てないで 区民はビンカンです」 そうだそうだ!

全部で27枚の看板があるそうで、評判も良いそうです。
単に駄洒落と切り捨てず、面白がる感覚もいいですね。
こんなおじさんがいる地区は、きっと心も軽くなるのかも?

2010年10月13日水曜日

ノーベル平和賞へ過剰反応 中華人民共和国

asahi.comによると中国当局はノルウェー閣僚と中国政府高官との会合や文化交流行事まで取りやめたそうです。

ノルウェーに対して、ヒステリックとしか言いようのない反応を見せていますね。
ノーベル賞委員会は政府機関でもないのに、ノルウェー政府や交流行事にまで圧力をかけるとはねぇ。

一党独裁国家らしい過剰反応です。ここまで高圧的対応は、今後の民主国家との関係にも影響を及ぼす事でしょう。世界の工場とか飽和状態の世界経済の中、一大市場とも言われていますが、進出している各国企業は、経済を優先し続けるのでしょうか。色々な思惑も生まれそうですね。

San Jose鉱山事故 救出開始

Chileからのライブ映像を見ながら書いているのですが、国家プロジェクトですね、これは。チリ国内はお祭り騒ぎの様相さえ呈しているいるようです。地底下730mに閉じ込められている33人の作業員を一人乗りのカプセルで、PlanBで掘り広げた穴から救出するという前代未聞の作業なのですが、ラテンの血の性でしょうか、あまり緊張感が漂っているようには見えません。

先ほどはミチェル・バチュレ大統領が救出にあたる作業員達と記念撮影をしていました。今、救出カプセルの準備作業(ワイヤーか何かを取り付け)ですが、何だか手間取っていますね。(19:52現地時間)
今、作業開始前の救出作業チームの責任者らしい人(チリの鉱業省大臣でした)の説明でしょうか、いや、記者会見ですね。一人目の救出前に、一度カプセルを下まで下ろすテストを2時間程かけて行った後、一人目の救出を始めると説明がありました。(19:58現地)

カプセルの準備も終わったようです。いよいよ吊り下げタワーにセット開始ですね。(20:02現地)

しかし、カプセルのどこかにセット出来ない不具合があるようです。未だに降ろされていません。(20:39現地)

やっと修理が終わったようです(20:52現地)

吊り下げられ、いよいよ穴へ?穴の蓋が開かれ、何かの通信用コード?でしょうか、降ろされ始めました。(20:53現地)

カプセルが入り口にセット(21;25現地)

カプセル事前確認降下開始(21:33現地) この確認作業に2時間程かかると会見で言っていたので、一人目の救出開始は23:30(現地)過ぎくらいからでしょうか。一人目を上げる前に、救出班をまず降ろすはずですから、この2時間の中に、救出班を降ろす時間は含まれているのでしょうかね?

21:58 カプセルが上がってきました。ガイド車輪に不具合?? 

22:14 再投入開始  

22:23 しかし、何か障害が起きているようです。ワイヤーを送り出すガイド輪の動きが止まりました。カプセルが途中でつかえているのでは?ぶっつけ本番に近い作業ですから、予定はあくまで予定にしか過ぎませんね。

22:35 まだ中断したままです。何か重大な障害の気配も。。。

23時前 再び途中から引き上げられるようです

23:14 引き上げられたカプセル、また修理のようです

23:20 再下降 今度は救出班のメンバーが乗り込みました。大統領が夫人を伴い、こうも頻繁に出てくるのは、何だか政治的キャンペーンのようでもあります

23:36 地下坑道にカプセルが到着しました。救出メンバーと感激の対面

23:56 救出一人目の引き上げ開始

24:11 一人目、地上へ!

2010年10月12日火曜日

国際親善試合 韓国戦

前半は日本ペース。しかしゴールには至りませんでしたね。
後半、若干、韓国に押され気味の時間が長かったですが、最後まで集中を切らさず得点を与えることはなく、結局ドロー。
ちょっと審判のレフェリングに奇異な感じを受けましたが、ま、アウェーですから、あり得る事です。
完全なハンドを見逃されましたが、まぁ、良い事にしましょう。
長友、本田は、ほんとに良い選手に成長しましたね。強さを感じる試合内容でした。

2010年10月11日月曜日

清新なJazz Fision Band ~Snodaband~

youtubeを見ているとき、発見!!
聴いているうちに、ゾクゾクしました!

Jazz系の音楽に詳しい方は既にご存知でしょうが、若い才能あふれるBandですね。
一度聞くと、その音楽性の豊かさに引き込まれ魅了されるのではないでしょうか?
全員が東大生という装飾より、その音楽における才能の豊かさに注目して欲しいものです。


では、youtubeにupされているものから


Take Me To The Carnival / ソノダバンド

次にこれを
Black Day / ソノダバンド

次はこれを
Soul River_2010 【PV】 / ソノダバンド

良いですねぇ 
音が弾んでいます。久々に気持ちの好いBANDに出会った気がします。
今後、彼等の音楽がどう発展していくのか、ほんとうに楽しみです。

2010年10月9日土曜日

異質な中国

やはり中国は独裁国家だという事を世界に示したノーベル平和賞受賞ニュースでした。報道の自由は一切なく、反体制派への弾圧と国内民主化への虞れと危機意識がそうさせるのでしょうが、市場化で豊かさを知った人達が、このままの体制を維持する側であり続けるとは、私には思えません。当局との癒着、権益維持にも民衆の我慢の限界が来ないはずはありません。富の偏在も国民の不満を拡大こそすれ、減らす事は不可能です。体制崩壊も近い未来に始まるに違いありませんね。

情報漏洩 NHK記者

NHKの社会部遊軍記者が野球賭博で捜査対象だった相撲部屋の親方に、警視庁の家宅捜索情報を流してしまったとか。取材目的の関係強化を狙っての事だそうですが、それだけだったのでしょうか?
過去に相撲取材を担当していた記者ですから、何らかの情実的判断があったのではと疑われます。メールの内容から察するに、ルール違反は自覚していたようです。

取材者と取材対象者の間には、好意的であれ、否であれ、幾ばくかの情感的な関係が生じることは否めないでしょう。しかし報道者として、社会の公器を預かっている者には、相応の倫理がなければなりません。それを踏み外せば、その資質が欠如していると看做されてしかるべきでしょう。

先にアップしたものにも記していますが、最近は特に己が立っている場とその場に応じたルールを守れない人々が目立つようです。国民を代表する立場にいる国会議員が範を示していないので、社会にそれが拡散しているのかも知れませんね。検事、警官、社会的に影響を及ぼし得る立場の芸能人等など、数え上げたら切りがありません。
己の欲求のまま行動してしまう自己愛的人間が増殖しているとも言えますね。

思慮の足りない議員達

初めて政権を握った民主党所属議員の底の浅さが露呈し始めているようです。

昨秋の事業仕訳時の蓮舫議員の「二位じゃ駄目なんでしょうか?」は、言うまでもないですが、思慮の足りない発言が目立ちます。党内分裂を加速するようなものとか、外交への思慮が足りないものなど、稚拙過ぎますね。
蓮舫氏においては、さらに商業誌に国会内でモデル様の写真を撮っていたとか。やはりタレント資質は抜けないのでしょうかね?自民党にも軽薄な発言をする人物が豊富ではありましたが。
ルーキーらしい緊張感と朴訥さも時間の経過と共に薄れてきているのでしょう。

「初心忘るべからず」とは、彼等にとっても陳腐過ぎる教訓なのでしょう。
「忘れやすい」から、教訓にもなるのかも知れません。
それにしても、「早くも」っていう感じです。

2010年10月8日金曜日

勝利! ザックJAPAN

ついに日本のサッカーもここまで達したのかという感慨を覚えました。
先ほど勝利で終わった対アルゼンチン戦の感想です。
世界トップ級の選手を揃え、かつて対戦で勝った事のなかったアルゼンチンから、国際親善マッチとは言え、最少得点差で勝利をもぎ取ったということは、意義ある内容でした。

ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)監督の初指揮の結果というより、出場選手達がそれぞれの持ち味を十分に発揮した結果と言えます。ザック監督が今後、選んだ代表選手達をどう指導していくのか、今後を見守りたいですね。

検察官の犯罪

決してあってはならない証拠改竄を犯した検事とその犯罪を覆い隠そうとした上司である検事達。
そして、取調べを熟知した検事を取り調べる最高検の検事達。
真実を白日の下に暴けるのか?
否認を続ける上席検事達を、どこまで追い込めるのか。
大手メディアの大魚とコバンザメの関係にも似た捜査当局との関係を打破出来るのか?
問題はまだまだ大きい。



2010年10月6日水曜日

リコールは変革に通じるのか?

名古屋市で実施されていた議会解散に向けたリコール運動が、成立しそうです。有効署名数が、成立必要数を遥かに超えるだけ集まったとか。名古屋市民ではない私ですから、河村市長のいう市民税減税が正しい選択なのか、詳しくは判りませんが、市民の共感を得たという事は言えるのでしょう。

何故、市民が議会議員のリコール反対運動に共感しなかったのでしょうか? それは、多分、市民が感じている閉塞感や鬱積した思いを、議員達が今まで十分に感得せず、自らの有り様を見直してこなかった事に起因するのではと、思われます。議員としての活動のあり方、議会運営などに、従来の方法だけで今後も通じていくという感覚の鈍感さが、結局市民達に見放されたという事なのではないでしょうか?

因習を打破していく事なしに、時代を変える事は不可能だという事ですね。「先見の明」が河村市長にあるとは、あまり感じませんが、議員達より、まだ市民の共感を得るものを持っていたという事でしょう。

リコール運動といえば、鹿児島県の阿久根市でも、市長リコールを求める住民投票実施可能になりそうな署名数が集まったようです。ここも議員と市長の対立の構図は同じように見えますが、衰退していく地方都市の中で、議員達も自らの有り様の改革を怠り、あのような市長を誕生させたと言えます。議会議員達も「先見の明」のある提言をしてきた訳ではなく、やはり従来からの議員としての既得権益維持にかまけていたのですから。言わば怒りのやり場のない市民達の鬱積感が産み出してしまった鬼子とも言えます。

様々な制度、仕組みが作られた時からいうと、既に朽ち始めているのでしょう。しかし、作り直す動きが緩慢過ぎたり、怠慢が目にあまっても怒りは怒りのままで、鬱積感を解消する術がないのです。
しかし、これは、首長や議会だけの責任ではなく、そうした人物達を選んできた選挙民自身の責任でもあります。天に唾吐けば、我が身に落ちてくるということでしょう。リコール後こそが、市民力が試されるのです。

今、ちょっと幕末の雰囲気と似てなくもありません。幕末を彩った坂本龍馬を筆頭に維新に駆け回った人達は、熟しきった幕藩制に危機を感じ、明治維新に向かう大きな牽引者となったのでした。時代が龍馬達を産み出したのかも知れません。

この時代に、先見性を持った人物達が登場して来るのでしょうか? 今のところ、そうした匂いを発する人物はいないようです。さてさて、この先、登場してくるのでしょうか?

2010年10月3日日曜日

アイルランド共和国の歴史

GyaOで映画「マイケル・コリンズ」を観た。これは英語表記の音読みだが、アイルランド語ではMicheál Ó Coileáinとなるそうだ。

アイルランドと英国との関係は、抵抗・独立運動と抑圧の歴史と言っていいだろう。その悲惨な歴史の中で、抵抗運動の指導者の一人が、このマイケル・コリンズという人物だ。これはお勧めの映画。

2010年10月2日土曜日

検察の独善が国民を危うくするの巻

今回表に出た検察官の犯罪は、検察官がその気になれば、無罪でも有罪で起訴されてしまう事を実証したと言えます。実際、起訴されてしまったのですからね。裁判の過程で、無罪が証明されたから、良かったものの、起訴された人が失った時間は取り戻す事は出来ません。

検察官というのは、独任官庁という性格を持っているそうです。wikipediaによると『「検察庁」は「検察官」の事務を統括する官署に過ぎず、行政組織上の検察官は建前上一人一人が独任制の官庁として、単独で公訴を提起し公判を維持する権限を有するが、職務執行上、上命下服の関係に立つ』ものだそうで、しかも権限は「検察官起訴独占主義」と「検察官起訴便宜主義」など、大変強力な権限を与えられています。

こうした絶大な権限を有している検察官には、モラルも至高なレベルが求められているはずですよね。しかし、その極めて高くあるべきモラルの維持がなされていないという事が、如実に示されてしまった訳です。

しかも、それが個々の検察官だけではなく、職務遂行上の上席まで疑われるべき行動をとっていたとは、組織的と見なさざるを得ません。証拠物を加工するなぞ、絶対にあってはならないはずではありませんか?それが、たとえ過誤によるものだとしても、それを検証もせず伏せるなど、強力な権限を有している立場では、尚の事、あってはならないはずです。組織防衛に走ったとしか、思えませんよね。

こうした事実を見せつけられると、今回はたまたま露呈したに過ぎず、過去にも捏造や冤罪が作られてきたのではないかという疑いが濃厚になってきます。

公的機関は、いままで過ちを過ちと認めない傾向が、この国では続いてきました。明らかに過ちであったとしても、決して認めず、官僚による巧言や誤摩化しで有耶無耶にしてきたと。国家に瑕疵はないなど、どう考えてもあり得ないですよね。瑕疵があれば、謝罪し、見直すべきでしょう。それは、司法機関でも同じです。

今回の件は、検察だけにとどまらず、警察機構も含めて、そのあり様を検証すべきだという現実を我々に示したものだとも言えます。特に捜査、取り調べの過程の厳密な可視化は、絶対に必要でしょう。そして、もし我々が取り調べを受ける側に立ったとしても、誘導されたり、話してもいない事が書かれた調書には、絶対に署名押印をしないことだと。

それにしても、国家権力ってのは、ほんとうに恐ろしい事でも出来るんですねぇ。。。怖いですよ。

2010年9月29日水曜日

中華人民共和国の侵略的行為

今回の尖閣諸島の事件は、中国の漁船による領海侵犯事件であることは、火を見るより明らかな事ですが、それにもかかわらず、強圧的、かつ横暴な中国の反応は、彼の国の本質的部分が明らかになったと言えるでしょう。

そもそも、尖閣諸島には、琉球の住民が作った鰹節工場などの施設があり、その後無人化した島であり、清時代にも、その後の共産化した後も、中国自身が日本帰属を当局関係機関が認めていた事であって、今さら自国の領土だと主張する事自体が、異常かつ無茶苦茶な要求なのです。

しかも、諸島周辺に海洋地下資源の存在が言われ始めた以降に、主張し始めるなど、その動機は見え透いています。一方的にガス田開発を始めた中国に対して、我が国が穏やかな対応をし、共同開発を呼びかけていたにもかかわらず、事件後再び一方的に掘削を始めるなど、隣国と協調していこうという意志すら見えません。

我が国は、憲法において、第二次世界大戦での惨禍を経て、再び自ら進んで火蓋を切る事のない理念の元で、軍備を最小限に抑えてきました。しかし、隣国からこのような形で蹂躙されるようであれば、自国権益防衛の為に、それに見合う用意を始めなければならないのかも知れません。

緊張が生まれるという批判は敢て甘んじなければなりませんね。こちらから仕掛けた事ではないのですから。
中国があくまで覇権を東シナ海やその南方まで広げていく意志を捨てないのであれば、我が国としても相応の対応をしなければ、独立国とは言えないでしょう。

今夜は少しばかり、過激な事を吐き出しました。

下の画像は「asahi.com」に掲載された動画からキャプチャーしたものです

2010年9月25日土曜日

外交力欠如の菅政権

領海侵犯した中国漁船を取り締まるのは、当然の事だ。逃げようとして巡視船に体当たりすれば、公務執行妨害で逮捕して当たり前。
しかし、那覇地検は、日中関係の為に釈放という政治家の仕事である政治的判断を、犯罪を犯し拘留中の中国漁船船長に対して下した。

なるほど検察当局というのは、先に逮捕された検察官同様、恣意的な判断が出来るという事か。なるほど、この国の捜査当局は、そういうことなのか。。

また検察当局に対して、政権側から何らかの指導、指揮があった上で、「釈放」なら、右翼ではないが、あまりにも情けないし、悲しいし、腹立たしくもある。
中国の恫喝に、いとも容易く、両手を上げて跪いて項垂れてしまったのだから。もう、民主党の、いや、菅政権の外交能力欠如を露呈してしまった。どうしようもないな、これは。


2010年9月24日金曜日

中華人民共和国の習癖

著作権は知らぬ存ぜぬで通す習癖
       例えば、上海万博テーマ曲など

恥も外聞もなくコピーも文化と開き直る習癖
         例えば、ブランド商品各種、自動車、バイクのデザイン、

少数民族は弾圧しても、知らん顔という習癖
         例えば、チベット人

何が何でも我こそ、偉大という妄想的習癖
        例えば、 北京五輪や上海万博での国民意識

日本に対しては、被害者意識を盾に威丈高になる習癖
         例えば、サッカーアジア大会

他国から技術導入しても、自らのオリジナルと主張する習癖
          例えば鉄鋼用高炉、新幹線技術

国民の不満を対外的問題にすり替え逸らす習癖
          例えば、尖閣諸島問題

などなど、たくさんあり過ぎて、どうにも止まりません♪

尖閣諸島問題で、振り上げている拳を、彼の国はどう降ろすつもりなのでしょうね?
戦争でも起こす気なのでしょうか?

とすれば、この日本国に正式な軍隊を整備させる絶好の機会になることでしょうね。

2010年9月22日水曜日

大阪地検の信じられない大犯罪 朝日大スクープ!

昨日未明、アサヒ.comに、大阪地検特捜部の主任検事によるFD書き換え記事が載った。一読して、仰天した。
久々、大手メディアのスクープだ。
大きくなる程、新聞とは言え、経営上の都合や様々な理由で公に出来ないこともあるはずだ。特に司法権力に対しては、記者個々人も出入りの中で、様々な人間関係をもっている事だろうし、情実的判断をしてしまう事もあるに違いない。それでも捜査権力の元締めの犯罪は、万難を排して暴かねばならないのだ。それが出来ないメディアは、自らその職責を放棄するのと同じなのだから。

今回の事件では、証拠を改ざんし、言わば証拠を捏造したといえる程の事を、あろうことか、捜査、それも検察官がしたのだから、驚天動地だ。法治国家で、法の正義に絶対的に従うべき検察官が犯した犯罪とは、出てくる言葉すらない。続報によると、大阪地検の上層部もその検察官から報告を受けていたにも拘らず、郵便不正事件で逮捕、訴追したのだから、流れによってはあの女性局長が冤罪に陥れられる所だったのだ。。こうなると大阪地検という組織体が、事実を覆い隠し、法の正義に従う事を放棄し、国民を裏切ったという事だろう。

最高検は、徹底的に大阪地検を調べ、全容をつまびらかにし、国民へ開示しなければならない。でなければ、司法権力を誰も信じなくなるだろう。
そして、このところ冤罪事件に関して叫ばれている取り調べの可視化を早急に実現しなければならない。捜査官さえ信じる事ができないのだから。

2010年9月21日火曜日

尖閣諸島 浪高し

中華思想ってのは、やはり今も強く中華人民共和国のマジョリティーの中に強固に存在していますね。
マイノリティーであるチベット人を平気で弾圧したり、不当な領土問題を強硬に主張してみたり。

尖閣諸島近海に地下資源があると分かった途端、随分と高圧的態度で、支配権を主張し始めたのでした。
第二次大戦まで、日本が中国大陸をはじめ、東南アジア諸国へ侵略をした事実は否定しませんが、その事を執拗に根に持ち、何かと言えば日本を罵倒する中国のナショナリストの行動やそれを助長するかのような中国当局の有り様は、未来に共存しようと建設的指向があるのか、疑わせるものです。

そして、その尖閣諸島の日本領海内で違法操業のある中国漁船を調べようとした海上保安庁巡視船の停戦命令を無視し、あげく衝突させたものを逮捕したことは、我が国の法律に基づく正当な行為に過ぎません。当然の事をしたまでです。中国当局の「日本の挑発」とは、まったく論外の言いがかりですね。ヒステリックな反応以外の何ものでもありません。大国の矜持があるのなら、もっと理性的な対応をすべきでしょう。自らを貶めている主張ですね。

2010年9月14日火曜日

競争、その始原的な

毎日.comの記事に、「京都市動物園:学習のチンパンジー、仲間の死で意欲去る」というものがありました。
京都大学の霊長類研究は世界的にも有名ですが、その京大との共同研究の中で、観察されたものだそうです。

4匹のチンパンジーで、一桁の数字を覚えていく学習を09年5月から開始したそうですが、中でも意欲的に取り組んでいたヨウコ(雌)が09年12月に急死すると、残った3匹の意欲に変化が見られ始めたそうです。つまり意欲が減衰しているらしく、学習時間にも現れているとか。なるほど、競争相手がいないと、やる気が失せるのは、ヒトだけにあらずということでしょう。競争というものは、生物に組み込まれた始原的なものなのかも知れませんね。

今日、民主党の代表選に決着がつき、かなりのポイント差で菅さんが勝利したそうです。サポーターのポイント差が大きかったのでしょう。サポーターや国民世論の動向が国会議員の投票にも影響したかも知れません。
小沢さんが勝てなかったのは、やはり、今まで彼がとってきた政治行動が、サポーターをはじめ、国民に支持され難いものだったからでしょうね。彼の主張には一部共感出来るものがあるのですが、本質的なところで十分信頼出来ない部分があると私などは感じています。

一方の菅さんは、ミドリ十字の薬害エイズ事件で、名を馳せたものですが、首相に就任した後、どうも頼りないものを感じています。迫力不足の感は否めません。菅さんを支持した人達も積極的支持というより、「消去法で考えると」ということだったのではないでしょうか。

誰しも欠点はあるものですから、パーフェクトは望むべくもないのでしょうが、サミットなどでの行動では、もっと堂々とした印象を発して欲しいものです。この前のサミットでは、「自信なさ気」が明らかに伝わっていましたからね。あれでは、外交力があるとは思えなくなります。

どっちであれ、今、この日本はまさに崖っぷち。いや既に足元は砕け始めている状態なのですから、この状況を如何に打破していくのか、その方途を一刻も早く示すべきでしょう。

冒頭のチンパンジーではありませんが、競争相手がいることは、意欲を維持し、高揚させるものなのですから、小沢さんの存在も悪くはありません。お互いより良き競争をして、我々を安心させて欲しいものです。

民主党代表選集会録画リンク

インターネットの今

パソコン通信時代には考えられない程の、すさまじいスピードで様々なサービスが拡大中ですね。通信速度もモデムを利用していた事と比較すれば、光などもう徒歩とジェット機くらいの差があります。それにコンピュータ自体の性能も格段に高性能化して、しかも価格は往時の十分の一か、もっと下回るほどです。

拡大を続けるネットのサービスの中、個人放送ができるサイトが続々と誕生しています。その代表的例は、Ustreamでしょう。他にもStickam、ニコニコ生放送やJustin.Tvなどもユーザを増やしているようです。他にP2P方式を使ったPeerCastもありますが、これは設定の敷居が高いかも知れません。特徴はテキストチャットや音声を通して、双方性をもっている事。以前からあるテキストチャットサイトに比べると、遥かに相互性が強くなっています。単に会話だけにとどまらず、ストリーミング用のビデオエフェクトソフトを利用すれば、送り出す映像に様々な加工を施し、上級者になるとあたかも本格的な放送局並の映像を送り出す事が出来るのですから、驚きです。でも多くは、お互いの映像を映し合って、おしゃべりを楽しむ(以前のチャット場のテレビ電話化?)ことがおおいようですが。

とにかく、こうした技術の発展とともに、このような新しいコミュニケーションサービスが作られているわけですが、それによって「face to face」によるコミュニケーションが取れなくなると、かつて言われていたネット上のコミュニケーションが内実のあるコミュニケーションへと捉えられるようになるのかどうか、まだ分からないですね。実体があるようで、実体の情報の数分の一くらいしか、情報が得られないのが、ネット上のコミュニケーションだからです。しかし、ネットコミュニケーションの最大の特徴は、国内、国外を問わず、その時接続さえしていれば、どんな国の人とも接点をもてるということです。これはさすがに実体をもったコミュでは、限られますね。

こうした利点を考えると、ネットがなくなる事はないでしょう。そして、もっと多くの情報量を得られる時代が来るのでしょう。
やがて3Dでの情報のやり取りができるようにもなるでしょう。さらに今は想像さえしていないようなことが可能になる時代が来るに違いありません。

2010年8月30日月曜日

角を矯めて牛を殺すか?「民主党」

政治的覇権を争うのが政治家の性だとしても、今、この時なのか?
本当にどうかしている。
世界政治的、経済的に、日本が沈没の危機に瀕しているというのにである。
こういう時に政治闘争に明け暮れることこそが、その危機に拍車をかけるというのが分からないのだろうか?

政治家はよく「私心を捨てて」などと言うが、内実は「私心の塊」と言っても過言ではない。
私心だらけの政治家を生むのが、日本人の政治的資質だとしたら、もう何をか言わんやだ。

2010年8月26日木曜日

夏の楽しみ 花火

夏の風物詩は、人それぞれ色々でしょうが、花火はその中でも多くの人が賛同してくれるものの一つだろうと思います。

日本の花火師の技術は、世界最高と言われています。花火の咲かせ方や形、種類、色彩、タイミング、演出など、どれをとっても素晴らしいものです。夏の盛りを過ぎても、花火大会を巡っている人も結構多いのでは?

日本の数ある大会の中でも、最も長い歴史を誇り、花火師達にとって最も権威ある大会、それが秋田の大仙市(旧大曲市)で開催されている「全国花火競技大会 大曲の花火」です。ずっと直に見に行きたいと思っているのですが、残念ながらまだ実現していません。
NHKのBSでは数年前から中継をしていますね。でもやはり直に見てみたいものです。

今夜は、その醍醐味をちょっとだけ味わって欲しくて、youtubeにアップされてるものから、選りすぐりの映像を。出来れば、夜、照明を消してご覧になrと、さながらその場に居る感覚が(笑)

「2008 大曲全国花火競技大会 大会提供花火 「未来惑星栄光への輝き」1080p HD」

別角度からのものを次に。

「2008 大曲の花火 大会提供 「未来栄光惑星の輝き」 HD 音質向上」

次は、昨年のものを。

「2009 大曲の花火 大会提供 「新世紀維新・武士道」 HD」


映像で見ただけでも、こんなに凄いんですから、直に見ると、どれほどなのか、本当に見当がつきません。
秋田の小さな(失礼^^; ) 市で行われているのですが、全国から数十万人が訪れている素晴らしい大会です。

次に、日本の侘び寂びが利いたものを。これも好きな一つです。

2006 大曲の花火 大会提供「日本の花火」

そして最後にこれを。

「2008 大曲全国花火競技大会 「10号早打ち」 1080p HD」

2010年8月22日日曜日

酷暑つづきの夜に、楽しい音楽を

今夜は涼しくなるわけではありませんが、楽しい音楽の動画をひとつ。
The Typewriter Leroy Anderson Martin Breinschmid with Strauß Festival Orchestra Vienna

ほんのひととき、暑さを忘れられたでしょうか?^^

考 阿久根問題

衰退していく地方市町村が抱える問題は、ほとんど共通している。過疎、少子化、若者の働く場の確保、過疎や都市圏の大型店進出による商業などの衰退などは、どこも同じだ。町起こしや住民の知恵だけで乗り越えられる部分は限られている事も共通している。

その同じ問題を抱えた阿久根市で、今の市長は選ばれた訳だが、それはまさに市民のやるせなさと欲求不満のはけ口を求める心情が、役人の怠惰さと議会の無能力などの批判へ向かい、選挙ではそれを利用した結果だったのではないか。そして、資質的欠如のある市長を誕生させた。
阿久根市で起きた事は、阿久根市に限らず、他市町村でも十分あり得る事だとも言える。
議会と役人の怠惰など、多くの市町村にも見られるのだから。

例えばヒットラーという独裁者も、第一次大戦後の戦争賠償や世界恐慌という経済的疲弊の中で、市民の不満、欲求のはけ口を利用して誕生したのだった。
どうやら、人間と言う生き物は、追い詰められると客観的判断や冷静な分析が出来なくなる生き物のようだ。

今、我々を取り囲んでいる状況は、明示的ではなくとも、そういう危険な状況を生む前夜と言えなくもない。それが、たまたま阿久根市に現れてしまったという事なのだろう。本当に危機的な状況を生むのは、これからなのかも知れない。

2010年8月15日日曜日

敗戦記念日

何故か昭和20年8月15日を「終戦の日」とこの国ではいう。何となく終わった戦争ということか?
戦いに敗れた結果、終わったのであり、自然に終わった戦争ではない。

何故、この戦争に加わり、何故あそこまで国民の犠牲を強い、何故敗れたのか。
私たちの世代も、私たちの親の世代も、そして最も必要な国として、そこのところを徹底的に論じ、検証総括した事があっただろうか?
部分的検証は行われてきたにしても、それらを含め総合的に、戦争の是非ではなく、国家として、何故あの戦争に加わり、継続し、完膚なきまでに叩きのめされ、原爆を投下されるところまでに至ったのかを、徹底的に突き詰める作業をしてこなかった。
その作業なくして、他国への説明が出来るはずもなく、中途半端に「お詫び」を繰り返す事になる。
そして、またいつの日か同じ愚行を犯すことになる。
反戦を唱える側も、賛美する側も、もっと謙虚に史実に向き合う必要がある。

2010年8月13日金曜日

増え続ける中高年の山岳遭難


上の表は警察庁生活安全局地域課がまとめた「平成21年中における山岳遭難の概況」に掲載されていた「過去10年間の山岳遭難発生状況」の表です。
これを見ても分かるように、年を追って遭難件数が増えている事が明らかです。

先日も秩父山系で沢登り中高年の女性が滑落し、救助要請を受けた埼玉県防災ヘリが救助要員を降ろしている最中に墜落という悲惨な事故まで招いてしまいました。昨年9月に起きた奥穂ジャンダルムでの事故を思い出します。

日本の人口構成がキノコ型のように、中高年の構成が増えるようになり、彼等が健康維持でハイキングやちょっと欲を出して山へ向かう人たちが増えてくると、こうした事故のリスクは益々増えていくでしょう。それを一概に危険過ぎるから止めろという事も出来ません。
もちろん、力量に応じた山行をするのが大原則ですが、それでも全ての事故を避ける事は不可能です。

長野県において、一時、ヘリ救助を有料化する事が検討された事があったそうです。あまりにも安易に救助要請が行われた事例があったからだそうですが、どうなんでしょう。有料化というのも行政特有の安易な策に思えます。

お 国柄が違いますが、スイスにあるNPO組織「REGA(スイス高空救助隊)」のような組織が作られれば、行政的発想に縛られる事もなく、レスキュー要請が 出来るようになります。今の日本の救助体勢では、県単位で能力差も出ている気がします。レスキュー専門団体で日本全土をカバーするようになりたいもので す。

2010年8月10日火曜日

大相撲界 更生は不可能

骨の髄までヤクザ世界と関わり続けてきた経緯から見て、自力での更正作業は到底不可能でしょう。
職務委託という形式の相撲界以外の委員による独立委員会を立ち上げましたが、これも単なるポーズに過ぎないという事が、その内明らかになると思います。
なぜなら、そのメンバーすら意のままに委託、解約をしようとしているのですからね。委嘱を受けている座長は拒否する意向だとは言っても、どこまで貫けるのでしょうか?
こうした動きの中に、今まで利益を共有してきた関係者などから、知恵をつけられている可能性も大きいですね。
ここまで不明の輩で構成されている団体に、どうして改革などが出来るでしょう?出来るはずもありません。
とにかく、煮ても焼いても食えない輩の集団と言うべきか、懲りない輩と言うべきか。つける薬もないという事でしょう。

こんな興行団体に税制上有利な待遇を与える必要がありません。特別待遇は止めて、一般の興行団体と同じ扱いにすれば良いのです。
「相撲」が「神道」と関わりがあるというだけで、「相撲協会」がその代表格だと認知する必要も、必然もありません。単なる興行団体と考える方がスッキリします。
相撲協会もそう考えた方が、深い繋がりのある「ヤクザ世界」と縁を切る事なく、今後も付き合っていけるでしょうから。

2010年8月6日金曜日

高熱化の夏

「激暑」と造語で表現したい程のこの夏の暑さです。35℃を超えるのが当たり前の気温というのは、どうかしてます。私の子供の頃、暑い日というのは30℃を超える気温でした。35℃なんて、亜熱帯かそれこそ熱帯という感覚だった気がします。
それが今は、当然のごとく35℃を超え、最も暑いところでは38℃超とは!熱帯の気温じゃないんですから。日本の夏はもう温帯ではありませんね。確実に熱帯化しています。特にアスファルトとコンクリートに覆われた都市部では。
何となく「温暖化」という用語を使っていますが、これは確実に「高熱化」と言い換えた方が良いですね。

海水温の上昇は漁業に既に影響を与え、魚種の変化や漁獲期の異常に表れていますし、農業にもきっと何らかの異常な傾向が出ていると思います。熱帯が原種地の稲には表れにくいかも知れませんが、冷涼な気候を好む野菜などには必ず出ているはずです。もちろん気温だけではなく、雨量の激変なども大きく影響してくるでしょう。

単に「暑い、暑い」と言ってるだけでは済ませられなくなる日が、確実に近づいてきているようです。

2010年7月17日土曜日

梅雨明け

雲行きは安定してませんが、久しぶりに青空がのぞきました。

今年も豪雨によって、日本各地に大きな被害がでましたが、今まで経験した事がないと証言した人が多いですね。時間雨量にも過去にあまり例がない雨量が頻繁に見られる事からも、頷けます。
去年、台湾の高雄県小林村埋め尽くすように襲った大規模な土砂崩れは、深層崩壊という表層の土壌が崩れるのではなく、80mから100mの深さまで一気に崩れ落ちるという崩壊現象だそうです。7月初めの鹿児島根占で起きた土石流も深層崩壊の可能性が高いということですから、今後、こうした今まであまり経験していなかった大規模なものが起きてくるのではないでしょうか。

こうした大規模災害も含め、気象が大きく変わってきているという事は実感として分かります。そして今後はもっと気象が激しさを増すというシミュレーション結果もあるようで、暮らし方自体も変えなければならなくなりそうです。

大相撲の深部

現相撲協会の中で改革派と目されていた貴乃花親方に、指定暴力団幹部との交際疑惑が報道されましたね。こうして報道する以上、警察(多分○暴)からの情報に基づいて、裏取りも済んでいるのでしょう。
案の定、貴乃花本人は全面否定しましたが、最初は皆、否定し、自体対処に奔走するようです。有名な部屋であれば、政財界の有力者とのつながりもあるでしょうし、そういうルートを通じて工作をするかも知れません。

事の真偽がどうこうより、問題は、やはり大相撲の深部にまでヤクザ世界との濃密な関係が存在している事を暗示している事です。
ここで、想像をたくましくして、ある仮定の二人の会話を交わさせてみましょう。

「最近、大相撲が外国人に乗っ取られた気がする。しっかり日本人を見つけてこないと」

「まったくその通りです。しかし、相撲に関心のある子供が少なくなっていましてね」

「ちょっとヤンチャだが、俺の舎弟の息子に相撲に興味がある奴がいるんだが」

「ほほぅ、そうなんですか」

「体つきもそれなりだし、一度見に行ってくれないか?」

「なかなかスカウトも大変なんで、見に行ってみましょう」

「よろしく頼む」

「こちらこそ。今後も良い情報があれば、よろしくお願いします」

なぁ〜んてね。ちょっと想像してみました。
あり得なくありませんか?
ヤクザといえど、家族もいて普段は普通の生活を営んでいるわけで、子供や孫に相撲適格者がいるかも知れませんからね。

2010年7月14日水曜日

豪雨、その他諸々の雑感

梅雨前線の停滞で、九州は大雨が続いています。先日は鹿児島がひどく、今回は福岡、佐賀、長崎が集中的に見舞われています。熊本も豪雨には違いないのですが、滝状に降る時間が短くて、今のところ大きな被害から免れています。
しかし、斜面においては、もう十分過ぎるほど水分をたっぷり含んだ土壌は、いつ流れ出してもおかしくない状態なので、安心は出来ません。
ただ今年は台風がまだ来てませんね。発生も2個だけで、日本に向けて北上してきていません。今後も発生数が少ないのか、それとも増えてくるのか、どうなるのでしょうね?
今年も穏やかな気象とはいかないようです。

大相撲の力士が一部社会で、「裸芸者」と卑称されていることは言わずと知れた事ですが、「ゴッツァン体質」のなかで、「カタギ」以外の後援者(タニマチ)連中と飲み食い等のたかり合いは、過去からあった話ではないでしょうか?相撲協会の幹部達自身も現役時代に既に経験済みの事と容易に想像されるのですが、建前でいくら否定されても信憑性に欠けると言わざるを得ません。まだ露呈していない現役力士の中にも、もっと隠れていると思いますね。
今、こうして批判の最中にある大相撲界ですが、名古屋場所が終われば、「喉元過ぎて云々」になる予感を感じているのは私だけでしょうか?

参院選、その後。案の定、敗北の責任者探しで大騒ぎの民主党ですが、そもそも民主党の支持が大幅に減ったのは、「小・小」時代の政治資金疑惑が最大の要因でしょう。もちろん、衆院選時のマニュフェストが書かれた通りに実行されそうもないという事もあるでしょうが、最大の原因は「政治資金疑惑」だった。結局、自民党の体質と代わり映えがしなかったという事が露呈したのですからね。
菅さんが消費税に言及してしまった事は、拙速ではありますが、日本の財政赤字や世界の中、特にアジアの中での日本の経済状況を考えると、食指を延ばしたくなる消費税だということでしょうね。延ばされる側の我々としては、時期的に不適合だったと言わざるを得ません。消費をもっと落ち込ませることは、確かですし。
「責任者、出て来い!」と騒いだところで、今の経済状況を打開出来るはずもありません。そんな犯人探しに汗を流す暇があるのなら、「打つべき施策」に全力を傾けるのが、議員の仕事だろうと強く思います。騒ぐくらいの能力しかない議員だったとしたら、選んだ側に大きな責任がありますね。

今、降り続いていた雨が止んでいます。しかし、今夜半くらいから、再び強い雨域が北上してくるとの予報ですので、被害が出ない事を念じるのみです。

2010年7月12日月曜日

2010 World cup final スペイン1-0オランダ

延長後半(116分)にスペインのイニエスタ(6)によって、ついにゴールを奪う。
そして、終了のホイッスル。
スペインの初優勝が決まる。

どっちが勝ってもおかしくないゲームだった。
スペイン得意のパス回しもオランダの早い寄せで、簡単にはさせてもらえない。

見る方もよそ見が出来ない緊張感あふれる展開が続く。
しかし、やはりどちらが勝っても初優勝という国威がかかったゲームゆえに、タックルも激しく、109分にはオランダのハイティンハがイエロー二枚目で退場するなど、ファウル、警告も続出する。誤審も一回あった。オランダのFKの際、スペインの壁に当たるも、CKにならず、ゴールキックの判定。ゴールが生まれたのも、その直後。オランダとしても悔やまれるジャッジメントと言えるかもしれない。

しかし、緊張感あふれる良いゲームだった。
やはり世界最高レベルのゲームは、実に見応えがあるものだ。

余話になるが、ドイツのオーバーハウゼン水族館のタコ「パウル」の予想は、ドイツ戦だけでなく、3位決定戦、決勝までもズバリ的中させたことになる。何だか神がかっていて、怖いくらいだ。次に財政破綻を来す国を予想させたら、どうなるものやら。。。

2010年7月11日日曜日

質を落とした参院選

今、TVは各局選挙速報で一色。


今回、棄権も考えたが、思い直し夕刻、投票だけは済ませた。


棄権したところで、必ず議席は決まっていく。


ならば一滴の水として、その役割を果たした方がいい。


だが、誰に?、どこに?…


積極的に支持したいと思える人、党派がない。


結局、消去法で考えた。


消去法でしか、選ぶべき対象がないという事に、無力感さえ覚える。


しかし、そういう私的感情に関わりなく、


開票時刻とともに、速報で「当確者」と占有議席が、


テレビの画面に浮かび上がってくる。


再び、この結果によって、政権党はもとより、各派のドンチャン騒ぎが起こるのだろう。


はたまた首相が変わってしまうのか?


いい加減にしろと怒鳴りたい衝動。


小沢氏の息がかかった候補が破れるのには、大賛成。


しかし、当確情報が出た「柔ちゃん」に、政策ってあるのかっ!?


議員になってから、政治の勉強されても、歳費を供給する我々には、


そんな余裕はない。当確情報に憤りさえ覚える。


こんな民を馬鹿にしたような選挙戦術に踊る阿呆はいないだろう


と信じたい。


結果、そんな手を使った党が破れるのは、自業自得だね。


かといって、自民、公明、たち日、国民の議席増や獲得というのは、


見たくはない。


ほんとうに、グチャグチャな気分です。

2010年7月8日木曜日

W杯 SemiFinal スペイン1-0ドイツ

スペイン、見違えました! パス回しの素晴らしさ。
前半はボール保持率で圧倒するが、鉄壁のドイツディフェンスをなかなか破れない。
後半、ドイツも攻めに重きを置き始め、一進一退。
しかし、73分、XAVIがゴール前に上げた球にPUYOLがヘッドであわせて、ついにドイツゴールを破る。
スペインのボールさばきの上手さが、ドイツの持ち味を消していたゲームだった。
パスの正確さはもちろん、相手のパスカットの上手さも見応えがあった。
これぞサッカーの球さばきだと感動しながら見る事が出来た。


2010年7月7日水曜日

大相撲界とマスコミ界

まるで汚水の沈殿物から浮き上がってくる泡のように、大相撲関係者とヤクザとのつながりが浮上して来るのは、大相撲の世界にそうした沈殿物が溜まっているからに他なりません。そこに眼をつむったままでは、決してその沈殿物を取り去ることは出来ないでしょう。

芸能の世界でも、興行という形の中で、ヤクザとのつながりが濃厚にあったし、今もそれが全て払拭出来ているとは思えません。同じように興行と言う形をとる大相撲でも同じです。
今回、相撲協会が外世界へ見せた対応にも表れていますが、露骨な身内意識とあたかも大相撲界は特別な存在だと思っているのか、当初の会見の様子からもその傲慢さが透けて見えていました。「伝統」とか「国技?」などというものにあぐらをかいて、力士だけの世界観で全てを統べてきた結果が、今の状態を招いたと言えます。自称「国技」といえど、本質は「見せ物」とさして差異はなかったという事です。

それにしても、今までメディアは何を見てきたのでしょうか?特に報道を使命の第一義とする新聞は、相撲界に巣くう闇の部分を全く感知しなかったのでしょうか?週刊誌が何度も相撲界のスキャンダルを報じてきましたが、大手のメディアはその真相を究明することはありませんでした。様々な利害関係が関わってでもいるのでしょうか?あり得る話です。特にNHKは最も相撲界とは密接な関係を保ってきたはずです。1928年のラジオ中継から始めていた訳ですから。内部事情にも詳しくなかったはずはありません。

今回の事件を受けて、名古屋場所に「限って」、中継を止めると発表しましたが、取り組み終了直後に「ダイジェスト」を放送するようです。何と半端な対処でしょうか?ペナルティーどころか、顔色を伺っているようにしか見えません。NHK会長が中止理由に、「大相撲の改革の道筋が見えない」を挙げたが、では9月場所で、それは見えるとでも言うのだろうか?まだ未定なのに、「今回に限る」とは、時期尚早な判断だろう。各部屋、力士の後援会も含めて、ヤクザとの関係が潔白だと明らかになってはじめて中継再開の議論が出来るというものでしょう。

どうも日本のマスコミはその使命を果たすつもりは毛頭ないと考えざるを得ません。

2010年7月4日日曜日

映画 『南極料理人』(2009)

思いがけなく面白い映画に出会うと、人は何とも言えない良い気分になったりするものです。
表題の『南極料理人』が、 まさにそういう映画でした。
南極観測基地の中でも標高が3800mを超える極寒の基地「ドームふじ」での越冬観測隊の日常、中でも食事を、料理担当隊員だった原作者西村淳氏の眼を通して描き出した作品。主人公を演じるのは、演技派の堺雅人。共演者も生瀬勝久、きたろう等、個性派ぞろい。

南極観測も往時と比べれば、比較にならない程快適になっているようですが、基幹基地の昭和基地から約1000kmも離れ、標高3800mを超える「ドームふじ基地」は、まさにエクスペディションと言える場所です。基地設置の目的は氷床深層掘削という氷床を3000m以上掘削して、氷床コアを採取し、その中に封じ込められている空気などを分析して、過去数十万年〜100万年間の気候変動を調べるというものです。

観測のためとは言え、生物はもとより、ウイルスさえも存在しないという極寒の地で、一年以上観測し、生活を続けるという厳しさは、なかなか想像出来ません。その過酷さを和らげ、気持ちを和ませるのが食事の持つ力だと改めて思う映画です。
これほど長期ではありませんが、私の冬山での経験も似たようなものでした。気温は−30℃位ですから、ドームふじの−50℃には比べようもありませんが、雪から水を作ることや限られた材料、限られた人間関係などは同じです。

この映画の持ち味は、過度な演出を控えながら、淡々とした生活の中で隊員達が見せる隠す事が出来ない滑稽さやペーソスです。面白い映画でした。

W杯 何と!! ドイツ4-0アルゼンチン

南米勢の両巨頭とも、セミファイナルへの進出できず…ショックです。
それにしても、ドイツの堅守には脱帽!
面白みという点では、ブラジル、アルゼンチンの個人技を見せる展開の方が、私の好みなのですが、勝負はそれには関係なく決まってしまいます。
ドイツがこれほど強化されていたとは思っていませんでした。
優勝の最有力候補になりましたね。

2010年7月3日土曜日

ヤクザと力士とメディア(特にNHK)

少しずつ相撲界の裏の姿が明らかになりつつあるようです。
今まで新聞などのメディアが伝えていなかった闇の部分が。
野球賭博関与という事象を通して、ヤクザの世界と昔から様々な形で繋がりがあったという事が。
容易に想像出来る事ですが、部屋や力士個人の後援会にも関係があるという事が。
力士が賭博の上客だという事が。

まだほんの一部分に過ぎないのでしょう。ほんとうにパンドラの箱を開けると、収拾不可能なほど、澱が積もっているのでしょうね。
だから、協会も情報開示をしたくないのでしょう。出来れば、「知らぬ、存ぜぬ」を貫きたいのでしょう。
それに「お手盛り調査委員会」が出した勧告も一部受け入れだけとする理事会協議になりそうです。
自分たちが置かれている状況を、相撲界という閉鎖社会の中の人間は理解不能という事らしいですね。
これで「自浄」など出来るはずがありません。とにかく風が収まるのをやり過ごすつもりなんでしょう。

さて、NHK(公共放送らしい?)の相撲中継は、今後も継続するのでしょうか?
ここまできても、最終決定は出していませんね。
検証番組でお茶を濁す?
NHKも政権党や国会議員、そして権威筋には弱いですからねぇ、元々。
そして最も重大な事は、NHKは相撲協会に対して、年間数十億円と言われる放送権料を支払っているのです。つまりこの放送権料が力士達の給金の一部となり、それが賭博を通してヤクザの資金源になっていた訳です。NHKがヤクザを支援するということは、極端に言うと、受信料を支払っている人たちもそれに加担させられている事になります。
そんなNHKに、あなたは、それでも受信料を払い続けますか?

W杯 フラジルが負けるとは! ブラジル1-2オランダ

ハーフタイムまで見ていたのですが、いつの間にかうたた寝してしまい、目覚めた時にはウィンブルドンのコートが映っていて…
ブラジルが勝利しているだろうとニュースをチェックすると、オランダに逆転されていて、絶句。
西村氏を主審とする日本・韓国チームのチームが裁くゲームだったので、ジャッジメントにも注目していたのですが、後半のレッドカード提示を見逃すとは…寝不足が祟ってしまいました。
私はアルゼンチンとブラジルの決勝を予想していたので、ちょっと残念です。
さて、ベスト4にはオランダ、ウルグアイとどこが残るのでしょうか?ドイツーアルゼンチンが次の注目ゲームになりそうですね。

2010年6月30日水曜日

際立つ違い サッカー日本代表と大相撲

世界の頂点に位置するブラジルやアルゼンチンとは実力の差が否めない日本代表ですが、決勝リーグでの日本代表の闘いぶりは立派でした。パラグアイ戦で見せた「下手なり」の身を挺しての守備やチームとしての団結力は、どこの国にも決して劣っていませんでした。
本戦前に連敗し、私などは一次リーグ戦で敗退するだろうとさえ思っていたのですから。
ところがいざ本戦に臨むと、カメルーンに勝利し、強豪オランダには敗れたとは言え、惜敗といえる闘いぶりを見せ、そしてデンマーク戦では大変身を遂げた力を見せ勝利し、ベスト16に進出したのです。期待値を遥かに超えた結果と言えます。
サポーターに素晴らしい夢見る時間を与えてくれました。徹夜で応援したにもかかわらず、清々しささえ覚えています。

それに反して、大相撲はどうでしょうか?八百長疑惑、傷害致死事件、品格事件、そして賭博事件。立て続けに表沙汰になる不祥事の頻発。曖昧な定義付けの「国技」という名目の名の下に、形ばかりの反省を見せても、本質的な部分は一向に変わらないどころか、逆に隠蔽体質が際立つばかりではないでしょうか?今回の調査委員会の勧告も即日、有名無実に化けてしまうという情けない有様。お手盛り調査委員会だったのですね。日本代表が我々に見せてくれた感動的なパフォーマンスには遠く及びません。これで「国技」を名乗るなど、断じて許されるべきではありません。
ヤクザとの繋がりを生みやすい興行方式もスポーツとは縁遠いやり方です。旧態依然の相撲界だから、入門者数も減少の一途を歩み、外国人に依存しなければならなくなったのでしょう。一度、協会、各部屋も含め全体を解体し、仕組みも全て構築し直すべき時期に来ています。
現行の相撲協会幹部では、旧弊を正す事は不可能でしょうね。
それでもNHKは中継するのでしょうかねぇ。

ほんとうに両極端に位置するサッカーと大相撲だと思います。

ありがとう!! 日本代表

よくぞ、PK戦まで持ち込んでくれた!! PK戦は時の運だ! 
駒野選手、君のせいじゃない。サイドを良く走って堅固な守備をしていた!
まだ、夢は続く。
ベスト8に手が届きそうだと実感させてくれた。
君たちを見ていた後輩達が、舞台に上がってくれるだろう。
4年後に、夢の続きを見ようじゃないか。

ありがとう   SAMURAI JAPAN!

2010年6月29日火曜日

SAMURAI BLUE

ちょっとニュースチェックしようと、asahiドットコムにアクセスしたら、トップページが、な、なんとSAMURAI BLUEに変身してるではありませんか!! トップバナーにタイムリーな画像を使っていて気に入っていたのですが、ページ全体の背景色を変身させたのは初めてでは? なかなか粋な事をやってくれるじゃありませんか。
で、私は文字色だけ変身させました。

W杯の決勝リーグ第一戦でパラグアイを破り、ベスト8に進む事が出来たら、日本代表初!!ただただ応援する事しかできませんが、「泥臭く、下手なり」にパラグアイを破って欲しい!ブラジルやアルゼンチンなどと欲な事は言いませんから、パラグアイは何とか下して!!個人技が劣っていても、チームで、組織で守り、攻めよ!!

W杯 遠いゴール ブラジル 3−0 チリ

選手はもとより、チリの監督ほど、今朝のゲームでゴールの遠さを痛感した人はいないのではないでしょうか?
ゴール前までボールを運んでも、決定的チャンスを作れない、と言うより作らせてもらえない。
あっさりとパスカットされてしまう。イライラばかりが募るゲームだったことでしょう。

それにしても今大会でのブラジルの強さは、尋常ではありません。
ゲーム感とでも言うのでしょうか、それが抜群に優れています。無駄な力をかけていません。得点チャンスと見れば、ドリブルや華麗なパスを繋ぎゴール前まで攻め入り、決定的チャンスを作り、ゴールを奪ってしまうのですから。
もちろん、前線だけが強いのではなく、バックがしっかり守り、パスカットで前線にボールをフィードする。このゲームではチリを翻弄したと言っても過言ではないでしょうね。

2010年6月28日月曜日

W杯 スッキリしなかった判定

イングランド対ドイツ、アルゼンチン対メキシコで、明確な誤審が起きてしまいました。

人の眼でしか判定出来なかった時代ならまだしも、あらゆる角度からカメラで追える今、明らかな誤審は訂正すべきではないでしょうか?
FIFAは人の眼に寄る審判で行くという方針だそうですが、こうも立て続けに誤審があると、折角の試合が台無しになってしまいます。

フェアこそルールの基本だとすれば、誤審に対してもフェアであるべきですよね。
ほんとうに残念な試合でした。

何故、いまだに市長の座に座らせ続ける?? 阿久根市民

制御不能?? 

ブログでは、勝手なドグマを垂れ流し続けていますね。

もう、唖然とするしかない??

命令は絶対」という理屈は、出身の軍隊そのものですね。

まるで北朝鮮の将軍様をお手本にしているようで。

阿久根市民は、この惨状を見ても、

彼の人物を「市長」として、支持し続けるのでしょうか?

こうした状況を黙認し続けるのは、恥の上塗りをするばかりでなく、

ある意味、「犯罪的」とも言えます。

一刻も早く、リコール成立へ向け、最大限の行動をすべきなのでは?!

出直し?? 解体でしょ!相撲協会

相撲協会が設置した外部調査委員会も、結局身びいきの結論しか出し得ませんでしたね。
反社会的集団と言うより、犯罪集団の組織暴力団との結びつきが濃厚に疑われているにもかかわらず、何という自己満足的勧告であり、相撲協会寄りの内容でしかないと断じざるを得ません。

新聞、TV等のメディアにしても、相撲部屋や相撲協会の幹部達の過去の脛の傷を知らなかったはずはありません。
いままで、何らかの力関係?によって、報道しなかっただけなのでは??

不祥事というより、犯罪的出来事が続出してきたにもかかわらず、「知らぬ、存ぜぬ」とほっかむりで誤摩化し続けてきた協会が、自らの力で「再生」出来るはずがありません。どうして信じられるというのでしょうか?
そして、もうひとつ。犯罪事実を自ら公表せず、情報をきちんと開示しない団体に公益法人格を与え続けることなど、もってのほかと言えるでしょう。

Intel iMacの不具合〜液晶画面に縦線が出現 その2〜

一週間程かかると言われていましたが、今日、私の愛機の液晶パネルが交換されて戻ってきました。
Apple Care Service、仕事が早い!
これは感心しましたよ。
縦線もきれいに消え去りました。








Appleからのドキュメントには、
  • 部品交換  66○ー○○○3(型番)Display,LCD,w/Gasket
  • 修理内容 液晶パネルの故障により、画面に縦線が表示される症状を確認しましたので、液晶パネルを 交換致しました。検査行程にて各部点検を行い、正常動作を確認致しました。

と記載されていました。また、90日以内に同様の現象が発生した場合(今回の修理部分に限る)、無償修理の保証も付いています。
交換された液晶パネルが同様の不具合を持っていなければ良いのですが。不具合が改善された完品である事を祈るのみですね。
しかし、この不具合は、リコール対象とすべきでしょう。何故、Appleは不具合を公表しないのでしょうか?

2010年6月25日金曜日

(後半) 日本3−1デンマーク

PKでデンマークに1点を与えてしまったものの、松井に代わって入った岡崎が、本田からゴール前でパスを受けて流し込み3点目を奪う。
デンマークは日本のゴール前にロングパスを放り込む戦術に変えてきて、何度か危ないシーンも見られたものの、ディフェンス陣のみならず、MFもディフェンスに入り、ほとんど崩される事なく、ロスタイム4分も含め、守りきった。


これがWorld Cup前に連敗したチームとは思えない!



これほど集中した好守備と、


連携の取れた攻撃を見せるチームに化けるとは!!



GKの川島も大守護神と化した。PKでも一旦は止めたものの、詰めてきたキッカーに流し込まれた1点のみに押さえ込む。



本当に見違える程大変化した日本代表だった。

前半 日本2ー0デンマーク



凄い!! 




何と前半の二つのセットプレーで、本田、遠藤のフリーキックが、ゴールを奪う!!

しかも、流れでゴールを奪えそうなチャンスも!!


何だか、夢を見ているような!!

うわっ!! W杯、イタリア一次リーグで敗退!

フランスに続き、イタリアも一次リーグで敗退とは!! 
こうもヨーロッパ強豪国と言われてきたチームが敗退するとはねぇ。
今年のWorld Cupは、南米勢の舞台と化してしまうのでしょうか?
それとも、意外なダークホースが出現するのか?

あと2時間で日本ーデンマーク戦が始まりますが、
日本代表は決勝リーグに勝ち上がれるのか、落ちてきそうな瞼と闘いながら、今これを書いてます。

相撲協会 HPで何の説明もせず

嵐の過ぎ去るのを、ほっかぶりをしてやり過ごそうとしているのでしょうか?
相撲協会のweb siteには、今回も含め不祥事に関して、何の説明文も掲載されていません。
当事者として、何らかの説明ないし声明は出すべきでしょう。
一体何を考えているのでしょうか?
まったく組織としての体裁をなしていませんね。
こんな団体に財団法人の資格はありません。税制上の優遇なんてもってのほかです。

2010年6月24日木曜日

Intel iMacの不具合〜液晶画面に縦線が出現 その1〜

今年の3月頃から、画面の右5センチくらいの所に、縦線が入りだした。
最初の頃は、起動してしばらくの間は消えていたのだが、2〜3分すると、現れる現象が。


ネットで検索してみると、どうやら同じような不具合が、この時期(2007年7月に購入)に製造されたiMacには出現している模様。
サポートに連絡しようかと思ったが、まだ一本(黄色味がかった線)だけであり、修理も面倒に思えて、そのままにしていた。
ところが今日、真ん中やや右側に更に一本(ピンク)の縦線が出現してしまった。これは邪魔だ。動画も見にくい。

早速、サポートに電話連絡し、内容を話す。

1.名前の確認
2.iMacのシリアル番号確認
3.詳しい症状の説明確認
を聞かれ、説明。

すると、この症状はAppleも認識している症状なので、無償修理になるかと思うが、上席に確認するとの事。
2〜3分後、確認が取れたとのこと。よかった。
他の部分にも不具合があった場合は、有償の修理の見積もりを聞く事になるという確認後に、修理期間は1週間くらいになるとのこと。
受け渡しにはヤマト運輸が担当するらしい。梱包材も用意するらしいので、箱を処分していても大丈夫。
また、輸送などの間に、データが消える恐れもあるので、バックアップは必要。

他の部分には不具合は見当たらないので、画面表示に関する部品交換だろうと思う。
Apple careには入っていなかったので、有償かとも思っていたが、クレーム修理という事なのだろう。
無償でなによりだ。

という訳で、明日の夕方発送予定なので、修理期間はしばし、ネットも休憩ということになる。
ブログ記事アップも休止。あっ、これは問題ないか。
放置期間は、それ以上に長かったんだ!(苦笑)

2010年6月21日月曜日

当事者能力欠如の相撲協会。それでもNHKは放送するのか?

相撲協会幹部や各部屋の親方の中にも、過去に賭博等の反社会的暗部をもつ輩がいる可能性が大きい。
そんな疑惑まみれの状態で、NHKは相撲中継を続けるのだろうか?
そして、中継云々よりもっと重大なのは、延々と相撲中継、取材を続けていたはずのNHKが、大相撲界の暗部を今まで知らなかったのか?という事だ。ひょっとして、癒着と呼んでも良いような関係でもあるのか?
報道姿勢に偏りがみられたNHKのことだ。邪推とはいえないかもしれない。

W杯 ヨーロッパ勢不調

サッカー強国のはずのヨーロッパ勢が不調ですね。内紛状態のフランスを筆頭に、イングランド、イタリア、スペインがスッキリと勝ち点を積み重ねる事が出来ません。特にフランスはガタガタの様相。

今年は南米のチームが優勝する可能性が大きいでしょうね。アルゼンチン、ブラジルがその両巨頭。


2010年6月19日土曜日

W杯 日本0−1オランダ

意外や意外、日本代表がオランダに対して、ここまで善戦するとは予想していなかった。負けはしたが、勝負になっていたし、サッカーが出来ていた。そして戦術もはっきりしていて、今まで見られた不必要なパス交換もほとんどなく、ゴールへ向かう姿勢がはっきりとしていた。きれいなサッカーではなく、泥
臭くともシンプルに点を取りたいという単純さが良かった。1点は取られたが、引き分けに持ち込めそうという気配をみせた勝負だったと思う。
デンマーク戦で、決勝トーナメント進出がかかるが、今日の姿勢で臨めば、可能性はある。

大相撲の闇、メディアは本当に知らなかったのか?

以前から噂のたぐいも含め、流れていた大相撲界の闇の部分。
メディアも含め、相撲界に熟知していた者達は、大相撲界の隠されていた闇の部分については、以前から承知していたのではないか? 問題が露呈して、今まで記事にしなかった事を今更のように明かしているのなら、メディアのあり様というのも同罪と言える。

また、各部屋や力士の後援会組織に裏の世界との繋がりが皆無とは考えられない。興行の世界では様々な形で、その関係が側聞されてきたからだ。政財界の要人も後援会に名を連ねている事もあり、そういう場が裏の世界と彼等との繋がりを生む媒介役を果たしているのでは?という疑念もある。

どこまで真相が明らかになるのだろう? 協会自身にその解明を求めても、所詮無理な事だ。今までの隠蔽体質が変わるはずもない。

相撲の伝統を守るというのなら、何も「大相撲」にこだわる必要もないのではないか? アマチュアの世界でその方法を再構築し、相撲協会を解体、再生するくらいの覚悟も必要だと。

2010年6月17日木曜日

アルゼンチン4−1韓国

韓国がアルゼンチンに対して、どんな戦いを挑むのか、興味を持って観ていましたが、やっぱりアルゼンチンは凄かった!
メッシはもちろん、テベスのドリブル突破力は半端じゃなかったですね。アルゼンチンのバックのボール処理ミスで、1得点は奪取したものの、なす術がない状態でした。

まだグループリーグの段階ですが、アルゼンチンからは目が離せないですね。きっと優勝に絡んでくるのでは?

スペイン 0ー1 スイス

圧倒的に攻め続けたスペインが、後半7分にスイスのフェルナンデスの1得点に泣いた。
サッカーというのは、こういう事が起きるんだなぁ。
それにしても、スイスの守備陣が95分間(ロスタイム含む)もの間、良く守ったもんだ。

2010年6月16日水曜日

ブラジル初戦

前半ブラジルが圧倒的に攻めるも、無得点。後半もほとんどボールを支配。マイコン、エラーノによって2得点した後、カカなどの主力を下げ、余裕を見せたところ、残り3分に北朝鮮に得点を与えてしまう。(笑)余裕見せ過ぎってのっ!得失点差で損したやんっ! ったく(苦笑)

2010年6月15日火曜日

口蹄疫はまさにバイオハザード

直接人間に感染する疫病ではありませんが、宮崎県で起きている偶蹄目の動物に感染する口蹄疫の被害状況は、まさにバイオハザードと言っても過言ではないでしょう。

空気感染すると言う見えない敵に対して、それこそ死に物狂いの対策をしているのでしょうが、県北、県南へと飛び火している状況は、隣県に住むものとしても無関心ではいられません。
地道に考え得る防御策を徹底していく以外に、打つ手はないのでしょうね。
被害に遭ってしまった畜産農家の皆さんが、一日も早く立ち直られる事を願わずにはいられません。

阿久根市長の戯れ言

「裁判所と言えども道理を超えてはなりません云々」とは!!


「無理を通せば、道理が引っ込む」という言葉を贈りたいと思います。

しかし、ここまで来ると、さすがに滑稽ですねぇ」

W杯 対カメルーン戦

日本 1−0 カメルーン

前半 カメルーンの攻撃が甘い。積極的な攻撃が全く見られない。やはりカメルーンの監督とR・ソング、エトーとの確執は相当深刻と見た。
後半 徐々に先制されたせいか、カメルーンも攻撃的になってくるが、日本の守備も崩れずに良く守る。残り時間10分を過ぎた頃から、カメルー  ンのパワー攻撃が始まるが、必死の守備で何とか守りきって、勝ち点3を獲得。
今日の試合は、カメルーンの内紛に助けられたと思う。
以上

2010年6月14日月曜日

NASAが高空で追跡撮影した「HAYABUSA」

下の画像をクリックすると、NASAが高空で追跡撮影した「はやぶさ」再突入時のビデオにリンクしています。
NASAのマルチメディア内のビデオギャラリーに移動します。

奇麗なんですが、、、「はやぶさ」本体は大気の急激な圧縮による超高温でバラバラになり、燃え尽きてしまいました…
カプセルは「はやぶさ」から大気圏突入前に分離していて、一筋の航跡(光跡)を引いて落下地点に向かっています。


2010年6月13日日曜日

いよいよ今夜、「HAYABUSA」地球帰還

前にも書きましたが、今夜「はやぶさ」が運んできた小惑星「イトカワ」のサンプルが入っているであろうカプセルが、地球に帰還します。回収予定地点はオーストラリアのウーメラ砂漠の立ち入り制限区域。カプセル分離は19時51分(JST)、カプセル地球再突入時刻は22時51分(JST)。カプセルが自動的に放つビーコンをカプセル回収班が万全の体勢で回収作業に臨むそうです。
イオンエンジンの故障や姿勢制御系の故障など、地球帰還は不可能と考えて当然なトラブルに見舞われながらも、プロジェクトの方々の「あきらめない」、「粘り強い」姿勢とトラブル克服に見せた知恵と工夫は、日本の最先端宇宙科学者と科学技術陣の力量が存分に発揮された結果だと言えます。「」すばらしい」の一言しかありません。

やはり「世界一」を目指す魂がないと、こうしたプロジェクトは実現しなかったでしょう。
日本のロケット開発の父、糸川博士がロケット開発を提唱された理由が、「アメリカはロケットの時代に入りつつある」「ジェットエンジンの研究は遅れているが、ロケットは今からでもアメリカに遅れをとらないでやれる」「空気のない所でもアンテして飛べるロケットで、宇宙を自由に飛び回りましょう」だったそうです。その心には、世界一をめざす魂があります。

「事業仕分け」でスーパーコンピュータについて議論が交わされたとき、蓮舫議員が言った「2位じゃ駄目なんでしょうか?」という理屈は、科学技術の世界では「それこそ、駄目!」なんですよ。
「はやぶさ」プロジェクトチームと全ての関係者が成し遂げたことが、自信をなくした国民にどれだけ勇気と誇りを与えるか考えて欲しいものです。

お隣の韓国では、一段ロケットにロシア製のエンジンを載せた韓国初の人工衛星搭載のロケット羅老号が、昨年8月に打ち上げられた1号がフェアリング分離がトラブって、失敗。先日打ち上げられた2号機も、発射後137秒後に爆発して失敗してしまいました。韓国の国民が、宇宙科学技術開発の後塵を拝する憂き目に会い、どれほど悔しい思いをしているか。蓮舫氏や枝野氏は肝に銘ずるべきです。

ロケット開発というのは、実に難しい事だと改めて思います。我が国には数十年にわたる独自開発の成功と失敗を通した技術的蓄積があるからこそ、今回の「はやぶさ」プロジェクトが成功裏に終わりそうなのだと思うのです。この実績を潰えさせず、更に発展させる国家としての取り組みが重要だと思います。

今はとにかく、サンプルが入っていようが、いまいが、カプセルが無事回収される事を祈っています。
はやぶさカプセル回収の様子は、ネットで動画中継される予定。

再突入の中継映像は和歌山大学のチームによるものです(追加再突入直後)


(追記)
6月14日0時05分の情報によると、再突入したカプセル本体は捜索にあたった回収班のヘリコプターによって、予定エリア内において、目視確認されたそうです。
ほんとうに、おめでとう!!

(追記2)
14日午前にJAXAから発表されたヘリコプターから撮影された着陸したカプセルとパラシュートの画像ー視認しやすいように加工しましたー


参院選 もうタレント候補にはコリゴリ!

今までも芸能人やスポーツ選手で国会議員になった人物はかなりの数になりますが、その内何人が政治家としての資質を持っていたのでしょう? その分野では成功したとしても、その経験がたちまち政治に役立つのかという事となると、期待はずれの方が多かったように思います。

今夏の参院選にも芸能人やスポーツ界から立候補を表明している人たちがいますが、本来の活動をしながら、政治的な活動や運動をしていたのでしょうか?疑問です。

政党も票を取るために著名人を候補に仕立てるというのは、安易過ぎやしませんか?もし資質がある人物だとしても、立候補する前に数年間の政治的活動をさせて、本当に資質があるのか選別すべきでは?と思うのです。

私が住む選挙区にこうした人物が立候補したとしても、絶対に支持しようとは思いません。今までのタレント議員の多くに資質があったとは思えませんし(もちろん、例外はいますけど)、もうコリゴリだからです。 

World cup開幕

(グループB)
韓国2ー0ギリシャ : 韓国危なげない試合運び。
アルゼンチン1−0ナイジェリア : ナイジェリアが思いのほか善戦する。数度のシュートチャンスを作るも、メッシ惜しくもゴールを割れず。 

トップクラスのチームと言えども、守備を固められるとなかなか決定的シーンを作るのは難しいもんだ。
日本が初戦で当たるカメルーンは、チーム内でゴタゴタを抱えているらしいが、それが弱点になるのかどうか。
勝てない壁を日本チームは破る事が出来るのか。応援はしているが、何故か気持ちに高揚感がない。
こんな私を裏切るような試合にして欲しいのだが…

2010年6月8日火曜日

まだ、いらっしゃったんですか?安倍さん、麻生さん

みっともない辞任劇を演じたお二人が、新首相に就任した菅直人氏を、口汚く批判しているようですが、まだ議員に留まっていらっしゃるのですねぇ… 知らなかったです。もう、とっくにお辞めになっているとばかり思っていました。最近はほとんどメディアにも出てらっしゃいませんし。

菅さんを「左翼」と叫んでおられるようですが、あまり意味のある批判とは思えません。仮にそうだとして、それが何か?
だって、あなた達は、「右翼」でしょ?(笑)

世の中にいろんな意見を持つ人たちがいて、はじめて健全な社会と言えるのです。様々な意見、立場の議員を選挙を通して、国民が選ぶ。これが民主主義でしょう?先の総選挙で民主党が勝利した事実を既に忘れ去っておられるのかも知れませんね?民主主義を否定したい国粋主義者なら、様々な意見がある社会ってのは、虫酸が走るのかも知れませんが。

総理大臣までなさったお二人ですから、もうそろそろ引退されてもよろしいのでは?
他人を批判する前に、今一度、ご自分自身を振り返り、恥の上塗りをせぬよう、身を処してくだされば幸いです。

2010年6月6日日曜日

小惑星探査機「はやぶさ」 間もなく地球帰還!

2003年5月9日に打ち上げられ、小惑星「ITOKAWA(糸川)」(小惑星1998SF36)の探査(*タッチダウンし、サンプル採取も含む)を目的に宇宙を旅してきた「はやぶさ(MUSES-C探査機)が、数々の致命的とも言えるトラブルを克服して、間もなく地球まで帰還予定です。着陸予定地はオストラリア・ウーメラという場所。日時は6月13日。

このところ、日本のあり様や技術などに自信を失いかけている状態が続いていますが、
このニュースはそうした懸念を払拭するだけの価値あるものだと思います。
かつて米国が打ち上げたアポロ13号の奇跡的な帰還が大きな話題となった事がありますが、それに匹敵する程の危機的状況を乗り越え、帰還軌道に乗せ、地球まで繊細なコントロールを続けてきたプロジェクトチームには、心から敬意を表したいですね。

あともう少しです。まだ地球再突入時や、サンプル採取に懸念があるそうですが、二ヶ月弱の通信途絶やイオンエンジンのトラブルなどを知恵と工夫で乗り越えて、地球まで導いてきただけでも、大きな技術的価値はあると思います。
もちろん、サンプルも取れている事、そして地球帰還が無事に成功する事を信じています!

「はやぶさ」君、頑張れー!!

理想と現実 再生は可能??

前総選挙で雪崩的勝利を収め、自民党的政治の一掃を期待されていた鳩山民主党が、自身と党幹事長であった小沢氏の政治資金疑惑によって、信頼が崩壊し、更に風呂敷を広げ過ぎたマニュフェストに足元をすくわれてしまい、言行不一致と言う大批判を受けて、ついに挫折の憂き目にあってしまいました。

普天間の問題にしても、理想を掲げたが故の失敗であり、超大国米国の軍事的プレゼンスの前に、潰えたという事でしょう。そして、党内で強大化した小沢氏の影響力が大きな陰影を作ったことも大きく関係したと言えます。小沢氏については、やはり「三つ子の魂、百まで」ということを示したと思います。結局、変わってはいなかったという事です。


情報の即時性と汎世界性を獲得した今の社会は、即応性が急激に増しています。twitterなどは最たる例です。その反応のあり様も推敲を経たものでなく、直情的、感覚的な反応が増えているように見えます。

それ故、即応性を求め、辛抱強く、我慢して様子を見る事が出来なくなっている気がします。思い通りの結果が出ないと、即切り捨ててしまう、揺れ始めると、その振動幅は一気に最大限まで振れてしまう、そんな気がします。
我慢し、状態の経過を辛抱強く見守る必要が、我々の側にも必要なのではないかと、今回の事を通して感じています。

菅直人氏が新首相と決まりました。民主党に内在する分裂因子を希釈し、国民の期待に応え、安定した政権に出来るか、辛抱強く見守っていきたいと、今は思っています。

2010年5月31日月曜日

勝てません… サッカー日本代表

勝負は時の運という事もあるでしょうが、今の日本代表には残念ながらそれは通用しない気がします。
負けるべくして負けたという気がします。

今夜の対イングランド戦を見ていても、前半リードされていたイングランドには、余裕があるというか、そんな雰囲気を感じていました。
「こりゃ、後半やられるな」
  と思っていたところ、やはり後半はイングランドの鋭い攻撃にオウンゴールを重ねてしまいましたね。イングランドにとって、本番前の言わば練習試合ですから、のっけから全力で来るはずもなく、攻めどころを見極めて、後半にそこを突いてきたという事でしょう。

ここまでの連敗は、身体的に劣っているとか、スキルが十分でないとかの個人の能力の問題よりも、チームとして「勝つ気がどれだけあるのか、本気なのか」という事が、最も大きい問題のような気がします。韓国戦の後、監督自らが意気消沈しているような言動をみせるなど、将としてあってはならない事です。選手個々もそうですが、チームが一体となって強烈な迫力を示さぬ限り、世界を相手に勝つ事など、夢物語でしかありません。

このままの状態であれば、予選リーグ敗退は決定的と言っても言い過ぎではないでしょうね。

2010年5月29日土曜日

お薦めの韓流歴史ドラマ『朱蒙』

韓流ドラマが日本に完全に定着したようですね。

「韓流」というと、ご婦人方のファンが多いかと思いますが、男の私でも感動し、惚れ込んでしまった作品があります。

それは…












「朱蒙(チュモン)」

です!!












まだご覧になってない方の為に、詳細は述べませんが、私はこの物語に登場する、特に三人の女性に完全に魅了されました…

その三人とは、

朱蒙の、
母親である「柳花(ユファ)夫人」、
初恋の相手で運命を共にする「召西奴(ソソノ)」、
そして瀕死の朱蒙を献身的看病で助け、最初の夫人となる「イェソヤ」

です。

この物語の中心は、玉座を巡り、肉親同士の陰謀や様々な謀略が襲う中、朱蒙が耐え難き試練を乗り越え、敵すらも抱擁しながら高句麗を建国するというものなのですが、そのサイドストーリーとして、この三人の女性達の生き様が、朱蒙をして偉業を果たさせたという物語でもあります。

もちろんフィクションですから、理想的で、誰もが魅了されるであろう女性として描かれているのですが、それでも尚かつ破綻を来していない個性の描写は見事としか言いようがありません。

柳花夫人は、運命的に出会った瀕死の解慕漱(ヘモス)将軍を助けそして愛し、その間にできた朱蒙をこよなく愛し、将軍亡き後は不条理な境遇の中で、朱蒙を懸命に守りながら、亡き将軍の未完の夢を息子朱蒙に託す聡明な母親。


召西奴は、女性とは言え、一国の主たり得る強固な意志と勇敢さ、そして公正的確な判断力をあわせ持ち、朱蒙を全身全霊で支え、敬意を払うチャーミングな女性。最後の最後に朱蒙に捧げる愛の深さと母親としての決断には、胸をえぐられる思いがする程です。

イェソヤは、瀕死の朱蒙と出会い、過酷な運命の中で、朱蒙との間に出来た息子琉璃(ユリ)を懸命に育て上げる清楚で可憐な女性。召西奴が「動」とすれば、まさに「静」の女性。対極的な個性ながらも、朱蒙に対する献身と犠牲は召西奴に勝るとも劣りません。

他にも魅力的な登場人物はたくさんいます。負傷した朱蒙を助けた街中のゴロツキ同然だった烏伊(オイ)、摩離(マリ)、陜父(ヒョッポ)との主従関係や扶余の鍛冶場責任者のモパルモの朱蒙に対する忠誠心には、誰もが心うたれるのではないでしょうか?

あまり書きすぎると、見ていない人の感動を奪ってしまいかねませんので、この辺で終わりにしたいと思いますが、日本のドラマにはない新鮮な魅力がこの「朱蒙」にはあると思います。演じた俳優の人たちの演技力も見事です。感情移入してしまい、落涙を禁じ得ないシーンが何カ所もありました。^^;
1話が60数分の内容で、全81話という壮大なストーリーですが、一度見始めると予想を覆す展開の連続ゆえに、続け様に見てしまう事、請け合います。是非ご覧になることをお薦めします!

2010年5月23日日曜日

梅雨入りしたのか??

ここ熊本では、すでに梅雨入りしたような雨が降り続いています。宣言はまだ出ていませんが、それも間もなくでしょう。

ギリシャに端を発した財政問題への懸念が、再び世界的な株安を招いています。政治も経済も梅雨入りですねぇ…

明るい希望を抱かせるようなものが、一つもありません。
政治も貧困を極め、経済も落日模様。

ほんとこの先、どうなって行くのやら…

雨のせいだけではない憂鬱が、身の回りを包み込んでいるようです。

2010年5月20日木曜日

迷走と認識不足の連続

普天間基地の移設問題が、結局振り出しに戻ってしまったみたいですね。

第二次大戦後の軍事的枠組みとは言え、いまだ当時の敗戦国には重点的に米軍の駐留基地が配されています。沖縄の駐留基地は日本での象徴的基地群となって、沖縄の人々は大変な犠牲を強いられてきました。
政権選択において、民主党に託した思いを考えれば、彼らが県内移設を拒否するのは当然の事でしょうね。約束を踏みにじられたと感じて当然です。あれこれと案を場当たり的に出しては、拒絶される事の繰り返し。まったく話になりません。

かといって、中国、北朝鮮の事を考えると、軍事的バランスを現実的に考える事も必要な事だとも思えます。自国での軍事的対応手段を準備すべきなのか、それとも米国に従属的に基地を与え続けるべきなのか、その他の手段があるのか、実に悩ましい問題だと思います。この事は憲法問題とも密接に関係するだけに、尚更です。実に悩ましい…

宮崎県では口蹄疫が畜産農家を襲い、彼らの死活問題にまでなるほど、広がってしまいました。宮崎県としては相応の初期対応をしたのでしょうが、残念ながら拡散を防ぐ事に失敗したようです。国の対応も担当大臣が同時期に海外出張するなど、危機管理への認識が甘過ぎ、今の状況を作ってしまったと批判されても仕方ないですね。

この国には、政治を委ねるに値する人物が枯渇してしまったと感じています。これこそ本当の意味での危機ですね…

2010年5月14日金曜日

溶解する政治

権力を握った途端、内部抗争を始め、それを失った途端、溶解し始めるこの国の政党というのは、選挙民としてどう捉えたらいいのでしょうねぇ? 

この夏の参院選では、芸能界から民主、自民の指名を受けて立候補する人が多いようです。芸能人だから政治家の資質がないとは決して思いませんが、中には疑問符を付けざるを得ない人も見受けられます。
政権を取る事だけが自己目的化していて、沈没し始めているこの国をどう建て直し、どんな国にしたいのか、それが判然としません。

もちろん、政治は日々起こり続ける国内はもとより、世界中で起きる事象に対して効果的な選択をし続けるという現実に即した力が必要な事は当然の事です。しかし、その選択には掲げる理想とする国家像があっての事だと思います。
しかし、残念ながらどの政党を見ても、確固とした姿を描いているとは思えません。何となくぼかしているといいますか、そんな印象を受けるのです。

前総選挙でマニュフェストを掲げて戦ったはずの民主党では、マニュフェストが戯れ言と言われても仕方が無いような政策変更を始めています。こんな状態で、私たちは何に信頼を置けば良いのでしょうか?立脚点がずれたり揺れたりするようでは、何も信じられないという事になります。今夏の参院選では投票率が大きく下がってしまう気がしています。

この国には信頼出来る政党すら存在しなくなったのかも知れません。

2010年5月8日土曜日

久しぶりのアップ^^; 盗作国「中国」

ブログを放置している間に、沖縄では梅雨入りしている時期になっていました。
放置している期間にも様々な出来事が起きましたね。

政権党になった民主党の不甲斐なさの露呈と変節。政権を失った自民党では分解が加速し、小政党の乱立。
そして中国上海国際博覧会の開幕前には、そのPRソングの盗作。
世の中の出来事と言うのは、本当に尽きる事がありません。
ああ、阿久根市の某市長のご乱心はまだまだ続いていますね。(笑)

変節を繰り返す政治の事は、もう話をするのも嫌なので、今夜は中国の著作権意識の無さや誇りの無さを
youtubeにアップされてる動画を見ながら、考えてみたいと思います。

まず上海博覧会PRソングと原作の岡本真夜さん作の曲を同時に比較出来る物を。ヘッドフォンでの視聴をお勧めします。
ちなみに、これには映像はありません。関連動画には映像付きもあります。
岡本真夜&上海万博(世博)ソングを比較検証 "1997's J-Pop"&"2010 Shanghai EXPO song"

国威をかけた国際的な催しで、こんな著作権無視の曲を採用するなど、他国では考えられませんね。
事が明らかになった後でも、事後承諾でお茶を濁す真似を博覧会関係当局がしたようですが、全く呆れてしまいます。

でもこんな事は、中国では日常茶飯の事のようでして、
次にスピッツの名曲「空も飛べるはず」の盗作曲を聴いてみましょう。
《偏偏爱上洋葱》MV

原曲を丸っきりそのまま盗んでいますね。もうあきれ果てて言うべき言葉もありません。
「空も飛べるはず」はTVドラマ「白線流し」のテーマ曲として私たちの心に残っている名曲の一つです。
それをこんな形で平気で盗む中国の音楽関係者の思考回路を全く理解出来ません。
長い歴史を持つ大国を自認するのなら、もっと誇り高く高潔であるべきでしょう。
こんな事を繰り返している中国の人々は誇りを捨て去り、恥知らずで、いかに中国当局が威信を叫ぼうとも
世界の笑い者になるだけでしょう。

まぁ、こうした盗作というのは、それだけ原曲が評価されていると言う事でもあります。
時にアンチ日本を政治的に煽動している中国ですが、
民心の奥底には日本への憧憬や劣等感が隠れている証とも言えると思います。
まだまだ中国のモラルは国際的に評価出来るところまで至っていませんね。
遣隋使、遣唐使時代の中国は偉大だったはずなのにねぇ。。。

2010年3月21日日曜日

阿久根市の状況

選ばれた過程は、民主主義の選挙でありながら、統治を始めると最早そこには絶対的命令の下、気に入らない意見には聞く耳を持たず、イエスマンの取り巻きだけを重用し、それが民意だと傲慢にも言い放つ。

この国で、リーダー不在がかなり前から語られたりしていましたが、回りから尊敬されないリーダーシップでは、リーダーたり得ず、阿久根市のリーダーの場合は独断的傲慢としか言えません。

孫子は将たるもの資質として、「智・信・勇・仁・厳」を挙げていますが、智もなく、信頼もされず、勇ではなく蛮、仁ではなく酷、そして自分に優しく他人に厳しいでは、言うべき言葉すらありませんね。もちろん、公務員の意識の低さは批判されても仕方ないとは言え、その集団を抑圧でしか統率出来ないのであれば、それは将たり得ない証でしょう。
その内、「裸の王様」になる事が目に見えるようです。

このまま彼の人物を放置するのであれば、鹿児島県阿久根市には、消しがたい禍根を残す事になりはしないかと、隣県から心配しています。
民主主義の良さは、間違った選択ならすげ替える事が出来ると言う事です。取り返しが付かなくなる前に、阿久根市民は行動を起こす必要があるのでは?

2010年3月20日土曜日

春の激しい嵐

午前中はまぁまぁ晴れていたものの、午後半ばから雨雲の塊が来襲。夕刻より激しい雷雨となって、雷鳴・稲妻共に続けざまに発生中。一時、風も暴風状態でした。予報で大荒れとは知っていたものの、本当に激しいです。



2010年3月15日月曜日

強権支配の行く末

自民党で離党者が続いていますね。政権に慣れ過ぎて、野党ではうま味にありつけないからでしょうか?

政権を奪った側の民主党も、小沢色が濃厚になってしまい、かつての田中支配時代の自民党的な色合いが強まっているようです。政権という権力の中枢に座ってしまうと、傲慢と支配欲が出てしまうのでしょうか?それとも元々持っていた性根が表に出ただけに過ぎないのかも。

鹿児島県の阿久根市では、自衛官上がりの市長が独裁的姿勢を強めています。公務員批判で市議を経て市長となった人物らしいのですが、批判(?)の対象は、市職員、市議会議員、そしてついにマスコミへと拡大し、ついには市議会への出席拒否、市職員の答弁禁止という暴走状態です。民主主義の国にある地方団体とは思えませんね。

阿久根市民は、こんな政治的資質もない人物を支持し続けるのでしょうか?必ずや、彼を祭り上げた事を後悔する日がくるでしょうね。

2010年2月19日金曜日

国母選手の服装問題ってそんなに騒ぐ事か?

スノーボードハーフパイプに出場の国母選手に対して、出国時の公式スーツの着方や会見時のつぶやきが批判の対象になった。文部科学大臣まで非難に加わり、非難の中には「即刻出場辞退させ、帰国させよ」というものまであったとか。しかもわざわざ競技の前に、彼のモチベーションを下げさせるような事をするとは、他の国の人たちのお笑いぐさにしかならないだろう。

元々、スノーボーダーのスタイルはダブダブのウェアで、黒人のヒップホップのスタイルに似たものだ。サーフィンを雪上で遊び、楽しむというところから出発したスノーボードは、私の知る限り「自由さ」を尊重して来たように思う。
伝統的なスキーと違い、雪上で思いっきり自由さを求めるところにボードの真骨頂がある。
だから、初期の頃から滑るだけではなく、空中姿勢の技を競ったり、ジャンプしたりする特徴があった。
ちなみに私はボードはしたことはなく、もっぱらスキーだけだ。

今回の国母選手に対する非難の多くは、スノーボードの神髄を理解せず、ただ単に上辺のところだけ見て、批判しているようにしか思えないのだ。

昔、ビートルズが世に知られるようになった頃、感性に富んだ若者達はその楽曲の新鮮さに心を奪われ、彼らの姿形を真似するようになったとき、当時の大人達は「不良」のレッテルを彼らに貼ったものだ。

今回の国母選手の服装問題もそれと似てはいないか? ファッションの好き嫌いはあって当然だが、どう着こなすかは、各々のセンスの問題だろうし、そのセンスを嫌いだからといって、否定されるものでもない。言動についても、若気の至りと言える。そんなに統一性が好みの方々は、北朝鮮で暮らす方が適してるとアドバイスしておこう。

2010年2月14日日曜日

怒る気力も失せたサッカー代表戦

ベネズエラとの親善マッチと東アジアサッカー選手権での日本代表の試合は、どの試合も最後まで見る気を失せさせたものでした。得点する覇気がほとんど見えません。シュートしなければ、試合で勝つ訳はないのですから。サッカーは玉を繋いで遊ぶゲームじゃありません。これではW杯でも予選リーグ敗退が既に見えているようなものですね。救世主はあらわれるのでしょうか…

2010年2月10日水曜日

不信感

不信感が招く出来事がこのところ多いようです。
最初は、政から。
鳩山首相や小沢幹事長の資金管理疑惑から、先の総選挙で大勝した民主党に逆風の不信感が増大しています。自民党時代に金にまつわる疑惑、不正に嫌と言うほど辟易していたのですから、「清潔であれかし」と願った対抗軸の民主党が「やはり同じ穴の狢だったのか」という落胆というのは、不信につながって当然ですね。しかもマニュフェストで示していた政策にしても、財源不足を理由に早くも変更続出です。
財源の目論見については、マニュフェスト発表以来、他政党からも明確にすべきと批判されていたことです。
期待が大きければ、落胆の幅も大きくなると言う事を、その内民主党は自覚させられる時が来るでしょう。

大相撲の世界でも同じく、やっとというか、ついにというか、朝青龍が引退に追い込まれました。色々な矛盾が大相撲の世界に絡み付いているせいでしょうか。
同類の格闘技であるプロ興行のプロレスでは、チャンピオンに殊更「品格」などを求めたりはしていない気もするのですが、どうでしょう?ボクシングでも、ルール違反には厳しくても、品格を声高に言ったりしませんよね?
大相撲が「国技」といつから言い出したのか知りませんが、興行物に何らかの箔付けをするのに、賜杯授与などとともに、その呼び方が有効に作用し、それ故、相撲取りのチャンピオンである横綱にあまり似合わない「品格」というものを求めざるを得なくなっているとでも言いましょうか、そんな感じを受けています。国技というなら、まだ剣道とか柔道の方が似つかわしいと私は思っているのですけれどね。

そしてここ熊本県での不信について。
熊本県知事である蒲島知事は就任後に、川辺川ダムについては白紙に戻して検討する決断を示したものの、潮谷前知事が撤去としていた県営荒瀬ダムについては、地元関係者が反対する中、費用を理由に「存続」を表明していました。(賢明な決断ではありませんね) ところが水利権更新に地元関係団体が不同意を示すと、一転、撤去に転じました。しかし撤去費用を作る(?)為に、2年間は発電を継続するため、更新に同意を求めるという、あまり説得力のない方針を示しています。右顧左眄というか、あまりにも稚拙過ぎる気がするのは
私だけでしょうか?知事のユニークな経歴も色あせて見えます。

そして、産業界ではアメリカのビッグ3に取って代わったトヨタ自動車がリコール問題の処理に失敗し、糾弾の矢面に立たされています。これもユーザーからの声を巨体故に聞き逃したツケの代償なのでしょう。USAの誇りだったビッグ3を越えたが故に、尚更非難の集中砲火を浴びると言う事もあるでしょう。しかし対処を誤った事に代わりはありません。

事ほど左様に、一旦不信感が生まれるとあれよあれよと自己増殖していく代物なのです。払拭するには、莫大なエネルギーが必要になります。一気にこれらの不信を吹き飛ばす妙手をそれぞれの人たちが繰り出す事が出来るかどうか。 見物ではありますけれどね。

では、今夜はこれにて。

2010年1月21日木曜日

日本の翼?、折れる!

国の主導によって戦後最初に設立された日本航空が、ついに破綻しました。かつては日本を代表する翼として認知されていた会社でしたが、経営側も労働側も設立当初の半官の意識を払拭出来ず、またそれ故高コストの体質を脱する事ができず、翼を折ったと言えるのではないでしょうか?

ところが破綻処理でもまた、国が大きく関与すると言うのです。つまりは民間事業会社の経営失敗のつけを税金で賄う事になりかねないという事でしょう?中小企業がバタバタと潰れている最中、日航は形式的には破綻と言えど、政府保証で再建させるということですか?何だか馬鹿馬鹿しくて、真面目に税金など払いたくもなくなってしまいますね。
そして二度と日航を利用する気にはなりませんね。

腹を立てながら、今夜はこれにて!

かつて見た悪夢?光景?

高等小学校卒で総理大臣まで上り詰め、庶民の人気を誇った彼の田中角栄氏のロッキード汚職疑惑が発覚した時と同じような光景を今見ている気がします。在野時代を経験し、その性根も変化したものと思っていた小沢氏ですが、田中、竹下、金丸という政治的師匠の政治資金獲得の手法にドップリと浸かった性根は、所詮変わる訳もなかったと言う事なのでしょうか?まだ真相が判然とした訳ではないので、本当に清廉潔白だという証があるのなら、泥沼に沈んでしまわないうちに明らかにすべきでしょう。
そして鳩山首相については、政治資金が母親から数年間にわたり譲渡されていたことを知らなかったとは、よほどのボンクラ的弁明にしか聞こえません。庶民感覚からすれば、大金持ちの金銭感覚は計り知れませんが、前の総理だった麻生氏とどこが違うと言うのでしょうか?

自民党政権時代の政治的利権争奪にコリゴリした庶民が、昨夏の総選挙で民主党を選んだことは、当然の成り行きでした。
しかし、ここに来て政権を与えた民主党の幹事長と総理大臣に、政治資金の不透明さが浮き出て来るとは、これこそ日本の政治全体の危機的状況を表しているとも言えます。行政官僚たちが自らの既得権益を守ろうとする汚さも、ひょっとすると政治家達の資金獲得の汚さから学んだ事なのかも知れません。

世も末とは正にこのようなことを言うのだろうと、つくづく思います…

2010年1月14日木曜日

大雪

昨夜からパラパラと降り出した雪が今朝になると、およそ14センチまで降り積もっていました。秋頃に気象庁の長期予報では今冬は暖冬傾向とのことだったのに、これほどの寒波に見舞われるとは、スーパーコンピュータによるシミュレーションでも予測不可能ということなのでしょうね。雪は一日中降ったり止んだり、昼過ぎには少しだけ青空も出ましたが、夕方からは再びチラチラと雪片が舞っていました。

2010年1月11日月曜日

正月も明けて

皆さんはどんな正月をお過ごしになったのでしょうか?
家族団欒で? 仕事でそれどころではなかったとか?

正月といえども、仕事をしている人たちも多くいますよね。宿泊施設、病院、居住型の福祉施設、警察、新聞、報道などの関係者は昔から正月でも一斉に休むことはありませんでした。もちろん正月が忙しい神社、寺院なども。そしてこの頃は商店、百貨店でも元旦から初売りで店を開けるところが増えました。
でも何だかなぁ… 正月らしさとでも言うのでしょうか、そんな雰囲気が薄れた気がするのは私だけでしょうか?

と言う私の家でも玄関に注連縄、お鏡餅を神棚に供えたくらいで、特別にお節料理を準備することなく元旦を迎えたという体たらくでして…(汗)
子ども達も大晦日までに帰省していたのは次男だけで、長男は帰省せず、長女は元日午後に帰省という状態で、何となくモチベーションも…(次男よ、すまぬ!汗)
年の神をお迎えするハレらしからぬ気分だったのかも知れませぬ。
それに政権交代後の民主党への期待はずれというおまけもありますしね。なーんだ、やはり亜流自民党だったのかとね。

それでも時は流れて行く訳でして、さて今年はどんな歩き方をせねばならぬのか、、、思案投首の昨日今日ではあります。

今年初のアップにしては投げやり過ぎの記事だったと反省しながら、今夜はこれにて!