2006年11月27日月曜日
雨の東京
しかし、雲の巣状の鉄道網はさすが膨大な人口を抱える巨大都市ですね。地下鉄など事前にそのアクセス網を調べていないと、一体どこへ向かっているのか、人間に備わっている感性では感知出来ないほど、入り組んでいますねぇ。私がいた時代より、増えていて利便性は増してはいるのですが。
やはり、私の性格には田舎が合っているとあらためて実感(笑)帰りの飛行機が揺れないことを祈って。
2006年11月25日土曜日
品格とは?
今月は、最初サボリ気味だったはずが、記事の数をみると、、、な、なんと過去2位の数じゃありませんか!大したものです。私にしては。威張れる数じゃないという声も聞こえてきそうですが、あくまで私にしては、ということですから。うーーむ、よくぞ頑張った。うむ。過去の1位は、ドイツWorldCupの時ですから、例外中の例外の数なんですから。上出来なんです。今月は。はい。
テレビのニュースから。日本の首都の知事のことですが、知事の肝煎で始めた若手芸術家の育成事業に関して、四男の「芸術家」を、その事業の外部委員としてヨーロッパ視察に派遣していたとか。それもその視察期間に合わせただけの期間、委員として委嘱していたらしいですね。まぁ、「芸術家」の定義をここでしても意味はありませんけど、活躍している若手芸術家は他にもたくさんいるでしょうにねぇ。その事業では都下にギャラリーも作っているらしいですね。その一つにその「芸術家」作のステンドグラスが玄関正面の上部を飾っているらしいです。もっとも、芸術家については私など門外漢ですから、作品の質なんかを判断する術は持ち合わせていません。でも、なんかねぇ。。。都知事自身が直接 下達したなら、それは批判の対象でしょうけど、部下が都知事のご機嫌伺いにそういう行動をとったとも考えられますよね?(笑)笑っちゃいますけど。
ホンダ(自動車、2足歩行ロボットを作った会社ですよ?)の創業者の本田宗一郎さんは、誰でも知っているでしょう。有名な話があります。本田技研を創業し二輪を作っていた当時、藤沢武雄さんに出会って、業績を伸ばして行く訳ですが、私の記憶によると、会社を成長させたいなら同族経営は駄目だという藤沢氏のアドバイスに従い、工場長だった本田氏の実の弟に辞めて貰ったとか。凄い決断と思いませんか?ちょっと比べるには、本田宗一郎氏と首都の知事とでは、人間のスケールが違いすぎますけどねぇ(笑)
まぁ、ロボットの如く動く人間(あっ、これは絶対にホンダが創ったアシモとは、丸っきり違いますからね?)が好きな都知事ならではの事かもしれませんね。この問題は。ふむ。
2006年11月23日木曜日
続いてます。雨
それにしても、私の若かりし頃、影響を受けた人達の訃報が続きます。もっとも私もそれなりの年齢になっているのですから、当然と言えば当然なのですが、寂しいですね。ほんとに。こういう寂寞感が強くなると言うことが、歳をとっていくことなのでしょうか?うーむ、気分を変えましょうね。(^^ゞ
今日も雨の一日でした。明々後日は東京へ。天気は悪いのでしょうかねぇ。。。悪天は嫌だなぁ。冷え込む予報も出ているので、どうなることやら。。。
昨夜、ある人から薦められた「14歳の母」というTVドラマを初めてみました。かなり前、多分80年代?「3年B組金八先生」でも同じテーマを取り上げていたように記憶していますが、この「14歳‥」は家族の視点に重きを置いた作り方なのでしょうか。今、まさに国レベルでは教育に関する法律の中で、家庭の規範意識まで踏み込むような新案を参院で審議中です。今の政権中枢の人達は、このような未成年の性交渉については、道徳的観点からはどのように判断するのでしょうか?
道徳と言っても、宗教的なものから哲学、思想、政治的なものまで、それを含む概念は広いものです。単純に割り切れるものではありません。戦後の日本は、一律的な道徳観から世界的にも稀な程、解放されていた期間をもった国だったと私は思います。つまり許容度が奇跡的に広く、様々な価値観が存在出来た素晴らしい期間だったと思うのです。こうした事を、今、「見直し」という言い方で、変えていこうとしているのではないか?何かに凝り固まるというのは、私は面白くない社会になると考えています。
と、ここまで来て、「はっ」と。どうも、いけませんねぇ。。。(^◇^;) 私の思考回路が、凝り固まってる?(爆笑)
2006年11月22日水曜日
ニュースから
さて、今日は夕刻より、珍しく買い物などをしに街中へ。お洒落には全く関心がないので、めったにショッピングなどはしないのですが、こうして出かけてみると店の中は商品であふれ返っていますね。これだけの物を作って、売って‥‥うーーん、凄いですねぇ。売れ残った物も、それなりのルートで全部どこかへ流れていってるのでしょうか‥と、まったくお門違いな思いを胸に、必要な物を買い、帰宅したところです。
ニュースをチェックしていると、面白い記事を発見。コンピュータウィルスの脅威については、至る所で言われているので、ここで言う必要はないでしょう。まぁ、この機器を導入しても、ウィルスデータの更新は必要なんでしょうが、PC本体にソフトを入れる必要がないのなら、動作的にもかなり楽な使いこなしが出来るようになりそうですね。何より、一台ごとにソフトを入れる必要がなくなるのが、素晴らしいです。早く商品化して欲しいものです。ただ、現在のアンチウィルスソフトもベンダーによって、検知率、更新頻度が違いますから、その更新データの精度が重要になって来るでしょう。
もう一つの記事は、地方の状況を知るものなら、誰しも冷や汗を流すだろう。財政再建団体、つまり破産状態になった夕張市の再建策についてのニュース。産業構造や人口構成の変化に対応しきれず、かつての姿に幻惑された結果なのかも知れないが、中央集権が続いてきたこの日本では、地方に新たな発想が出来る人材も財源も残っていないが故の結果なのかも知れない。だから、夕張市が特別なのではなく、今後どこに起きてもおかしくない事なのだ。しかし、地方から人材も金も吸い上げられるだけ吸い上げたあげく、今更地方自治と叫ばれても怒りしか出てこないのではないか?とも思うのだが‥
2006年11月21日火曜日
友あり、遠方より来たる
自家製のワイン、ならびに薫製チーズを土産に、さっそく酒宴。昔話から現在の世を憂う話まで、時間は夜更けまで、あっと言う間に経過していく。久し振りに飲んだ酒と彼等との語らいが身体と心を温め、実に心地よい時間ではあった。
私はバイクには乗っていない。だが彼等の姿を見ていると、バイクの旅も捨てたものではなさそうだ。車という箱の中の移動ではなく、身体を空気にさらして颯爽と風を切っていく姿は、今までに感じたことのない誘惑に駆られてしまった。バイク免許にチャレンジしてみようかな?などと思ってしまう程に。
2006年11月20日月曜日
クリスマス? プレゼント?
昨年、このブログでも写真をUPしたのですが、11月も中旬を過ぎると、街中ではクリスマスイルミネーションが夜の彩りになっていますよね。年ごとにライトアップやクリスマスをイメージしたイルミネーションで街路を彩る所が増えてきているのでしょうか。もちろん商魂もそこにはあるのでしょうが、美しい彩りが増えることは、ちょっとロマンティックにもなれるし、良いことですね。(笑)ただ、プレゼントで頭を悩ましている人も多いのでは?とも。
贈り物って、ほんとうに頭を悩ましますよねぇ。「真心がこもっていれば」という言葉があっても、なかなかその言葉をまともには受け止められませんよねぇ。クリスマスプレゼントの起源については、キリストの誕生を喜んだ賢者が、生まれたてのキリストに当時貴重な品を捧げたと聖書にはあるらしいですね。やはり、貴重なものなんだぁ。なかなか手に入らないような物なんだろうなぁ。と言うことは、結果お金がかかるものということになる?やはり「真心」では、なさそうです。(^_^;
もともと贈り物には、婚姻にまつわるものも多いといいますね。プリミティブな社会では、婚姻に際しての様々な贈り物があるようです。牛、豚を何頭とかを相手側に渡すというものとかね。もちろん家畜だけではないのですが、経済力の象徴として、それはあるのでしょう。まぁ、こう考えてみると、プリミティブな社会だろうと、最先端を走っている社会であろうと、所詮、人間の考えることは、それ程違いはないということなのでしょう。欲望は尽きぬ泉の如しということでしょうか。まぁ、欲望があるからこそ、思い切ったプレゼントをする人も中にはいる?かも(笑)
さて、今宵は戯れ言を書いてしまいましたが、沖縄では中央との結びつきの強さを、県民が選択する結果が出ました。やはり、理念では食えずということで、背に腹は代えられずという選択だったのでしょうか。沖縄の米軍基地と経済事情の関係って、入り組んでいて簡単ではないですよねぇ。戯れ言で終わらせるつもりでした(笑)では、この辺で。
2006年11月17日金曜日
多数を占めさせた結果
その追放者達を、今度は引き戻すらしい。追われた者達も平身低頭で恥も外聞もなく戻るのだろうか?掌を返すとは、このことだろう。騙されるのは、マジックであれば楽しめるものだが、この、人を馬鹿にした行動に対し、与党に投票をした者達は憤りを感じないのだろうか?ここまで馬鹿にされてもお人好しは、看過して、にこやかに笑っているのだろうか?さてさて、どうなのだろうか?
この国の歴史を見返すと、変る時には一気呵成に変るというか、闇雲に突き進んだ過去があるのだから、安心出来ない。まぁ、付和雷同というか、「赤信号もみんなで渡れば怖くない」と言うのか、実に危険極まりない心理構造を持っているような気がする。
振り返って、「あの時が分岐点だったのか」と後悔しないために、今、声を上げるべき時だと思う。
2006年11月13日月曜日
ちょっと待てよ!
ここ何日かは、いじめや履修不足の対応に追われた高校の校長だったりする。追い込まれた末の衝動的な自殺なのだろうが、「命の大切さ」を見せるのであれば、自ら果てる選択はないはずで、どのような苦境でもそれを乗り越える姿をこそ見せるべきだったのでは?と亡くなった人には申し訳ないが、思うのだ。命を捨てて「責任を取る」などと言うのは、明らかにすべき事柄を切り捨て、闇に葬る以外の何物でもないのだから。
2006年11月11日土曜日
休みなので(笑)
夕刻、沖縄大学名誉教授の宇井純先生の訃報。水俣水銀汚染問題にも関わった公害研究の先駆けでもあり、第一人者。徹底して被害者側に立ち、科学者の倫理を守った人だった。中でも東大での夜間自主講座「公害原論」は70年代権威の中枢だった東大の中で、市民に開かれた講座として時代を画す活動だった。ご冥福をお祈りしたい。
今の世の中、権力や権威に対して闘う気風が希薄になっている気がして仕方がない。権力の中枢が巧妙にその暴力性を隠し始めているせいだろうか。。。とにかく背筋が寒いのだ。(風邪じゃありませんぜ?)
寒い時には、寝るに限る?(爆)(何だか、中途半端ですが、、、終了)
鬼の霍乱(かくらん)?
小泉政権下で始まったタウンミーティングなる「国民との対話集会」で、内閣府、省庁ぐるみの「やらせ」が発覚し、拡がりを見せています。お手盛り対話を仕込み、いかにも国民の声として見せていたと言うことです。まぁ、官僚のやりそうな事ではありますね。目標達成能力に長けた日本のエリート達ならではの事で、「馬鹿な」国民も簡単にだませると思っている事の証しなのかもしれません。「馬鹿な」国民の中にも、多少は疑問符を持ち、国の有り様を見ている者もいるのですから、今回のように発覚することもありますね。しかし、今回の仕込みは笑ってしまう程、拙いものではあります。質問要旨まで作り、証拠となる文書で送ったとはね。「猿も木から落ちる」だったのか、それとも笊(ざる)のような隙間だらけでも、「馬鹿な」国民には発覚するものかと、高をくくっていたのか、どっちでしょうねぇ?私は後者の方だと思っているのですが。
しかし、こうも思っています。政府に限らず、自治会、組合、政党、各種団体等々様々なところで、集会は行われていますが、この国ではレベルに関係なく「動員」とか「事前打ち合わせ」は通常のこととしてなされているのではないか?と。主催者の都合や思惑に合わせるというという事例が、けっこう身近にもあるような気がします。進行に不都合が生じないようにとか、収拾がつかなくなったらいけないからとか、様々な理由立てで、そういうことが行われていないでしょうか。それらは、「丸く」物事を収拾するのが主な目的で、決して議論を起こす為ではありません。
2006年11月9日木曜日
2006年11月8日水曜日
急激に寒さが
北海道の佐呂間町では、竜巻による稀にみる災害が起きてます。日本では今までそれ程目に付かなかった竜巻ですが、最近は列車を吹き倒したり、今回の佐呂間町にみるように被害が大きいものが目立ってきているように感じます。 このような気象現象の激化も、何か気候変動と関係があるのでしょうか。
ところで、久し振りに都に上ることなりました。まぁ、用事があるからなんですが、人混みが嫌いな私としては、出来るだけ早く切り上げて、さっさと帰途につかねばと思ったりしています。古都なら出歩く気にもなるのですが、どうも東京というところは好きになれません。人間はやはり、生まれた場所の水じゃないと、なじみにくいのかも知れません。特に私はということですけどね。
今夜は、ほんとに冷えてきています。風邪を引き込むといけないので、ここらで寝ることにしましょう。では、おやすみなさい。
2006年11月3日金曜日
連続の映画鑑賞
先日、NHKの番組で、硫黄島戦で生き残った元兵士達の証言ドキュメントも放送されたが、約2万2千人の硫黄島守備隊の内、からくも生き残って捕虜となった兵士は200名。島中に掘り巡らされたトンネルの中で、戦いは約一月半続き、飢餓や傷病で亡くなったり、口減らしのために味方から殺されたりした兵士達も多かったと言う。証言者が言っていた。「人間じゃありません。畜生になっていました」と。悲惨どころではない。凄惨な情景だったはずだ。「あの戦いは何だったんでしょうねぇ。。何も無しじゃ、亡くなった戦友が可哀想です。。。」と涙を流しながら、その元兵士は話すことも辛そうだった。「しかし、今あの戦いについて話をしなければ、と思い始めたのです」とも。戦いの惨状を話せるようになるためには、61年間もの時間が必要だったと言うことだ。
憲法や教育基本法を変えて、どのような「美しい国」、「普通の国」を作ろうと言うのだろうか?
とりとめなく思うこと
秋も深まってきたとは言え、まだここら辺では紅葉もそれ程でもない。冷え方が強くないせいかもしれない。
それに8月中旬以降、雨らしい雨が降っていない。記録を見ると、8月25日に本格的に降った後、9月13日にほんのお湿り程度降っただけで、後はほとんど晴天が続いている。秋の長雨もなしだ。土は乾燥しきっている。これも気象変動のせいなのだろうか?
このところ写真を撮っていない。晴天続きだから、撮ろうと思えば撮れるのだが・・・気分が乗らないせいにしておこう。
ちょっと疑問に思うこと(その1)
北朝鮮がやったこと(拉致、紙幣偽造など)は、許される事ではないという前提で。
拉致被害者の支援組織について、「善意だけの活動なんだろうか?」と「?」が付くような雰囲気を感じることがある。いくつかの地方支援組織のWebサイトをみると、右翼のサイトと見紛うようなサイトデザインだったりする。まぁ、それはセンスの問題かも知れないので、良しとしても、募金活動をしているはずなのに、その収支明細が明示されてるところと、されていないところがある。どんな用途に使われているのか、募金者達は疑問に思わないのだろうか?
ちょっと疑問に思うこと(その2)
前にも書いたことだが、NHKの国際短波放送に対して、「拉致問題を重点的に放送するように」と個別的内容に踏み込んで、放送命令を出すらしいが、NHKはこれに対してどう対処するのだろうか?いや、NHKに所属している各個人(特に記者達)はどう反応するのだろうか?とても関心がある。
ちょっと疑問に思うこと(その3)
「教育改革タウンミーティングでやらせ質問、内閣府作成
今年9月2日に青森県八戸市で開かれた政府の「教育改革タウンミーティング」で、内閣府などが教育基本法改正案に賛成の立場で質問するよう参加者に依頼していたことが1日の衆院教育基本法特別委員会で明らかになった。
石井郁子議員(共産)が内閣府や青森県教育庁などが作成した文書を基に指摘し、政府もこれを認めた。
文書は、青森県内の教育事務所と同県教育庁が、地元の中学校長あてにファクスで送った2種類。一つは「タウンミーティングの質問のお願い」として、三つの質問案を示し、そのうちの一つを質問するよう依頼している。
もう一つの文書は「内閣府から以下のとおり発言の仕方について注意があった」として、<1>できるだけ趣旨を踏まえて自分の言葉(せりふの棒読み はさけてください)<2>「お願いされて」とか「依頼されて」と言わないで下さい(あくまで自分の意見を言っている、という感じで)――などと、アドバイ スしている。
1日の委員会質疑で、内閣府の土肥原洋総括審議官は「活発な意見を促すきっかけを作る目的で参考となる資料を提供することもある」と弁明した。塩崎官房長官は同様の事例が他にもあるかどうかについて「調査をして報告する」と述べた。(2006年11月1日19時41分 読売新聞)」
この読売新聞サイトのニュースを見ると、教育基本法改正への内閣、政府のあざとい本音が透けて見える。内閣府の職員だけの勇み足だけだったのだろうか?
ちょっと疑問に思うこと(その4)
熊本県以外の45都道府県の公立、私立の高校で履修不足が発覚。そのほとんどが受験体制へのシフトの結果ということだが、少子化の波の中で、手っ取り早くイメージアップになるのが大学進学率となるのだろう。その中で生徒も学校も大学受験の成果を上げることに血道をあげているのが実態なのだから、「さも、ありなん」と言うのが私の感想だ。今回はセーフだった熊本県にしても、過去に履修不足が見つかり、以後、県教委がチェックしていたからに過ぎない。
それにしてもだ、「教養」とか、「知への関心」という観点から見ると、色々偏りも出てくることになると思うなぁ・・まぁ、教科書の知識で、まかなえる事でもないのだが、面倒でも教科での学びが興味・関心の切っ掛けになることもあるのだから、授業は受けていた方が人生の血肉にはなる。たとえ受験に必要がなくても。生徒諸君はどう思うのだろうか?
庭の木で、百舌鳥(もず)のさえずりが聞こえている。今から映画を観に行くとしよう。では、本日はこれにて。