2015年7月30日木曜日

夏山〜遭難〜

不順な夏の到来と共に、穂高屏風岩での宙吊り事故のニュース。六十代の二人パーティーらしい。幸いにもトップ、セカンド共に生命に異常はなさそう。
 事故写真を見る限り、屏風の雲綾ルートのようだ。まぁ、屏風のどのルートを選ぶにしても、ここを登攀するにはそれなりの力量の持ち主のはずだ。

想像するに、セカンドの滑落ではなく、トップが堕ちたのだろう。二人の距離はほぼ50mと伝えられているので、パーティーを結ぶザイルは普通50mを使うからほとんど全部伸びきっていることになる。ということは、途中に取っていたはずのビレー点がほとんど飛んでしまって、確保者のセカンド間近のビレー点でようやく止められたと言うことのようだ。であれば、墜落の衝撃も相当なはずで、フルボディーのハーネスではなくシットハーネスだけであれば、脊椎骨を痛める事も有り得る。

日本の腫瘍な岩場は60年代から、70年代にほとんどのルートが開拓され、 詳細なルート図やそれぞれのピッチの難易度も出されたりしていて、事前研究もしやすくはなってはても、実際の登攀では訓練で身につけた実力が試されるのは、開拓時も、なぞる登攀でも同じだ。

まぁ、今回の事故は多分、経験者でありながらも、体力や経験の過信があって、事故に繋がったようにも思えるのだが。
「年寄りの冷や水」と揶揄されない行動を取りたいものだ。

ネジが外れ始めた

元国家公務員で政治家へ転身した安倍の補佐官を務める磯崎という輩が発した、安保関連法案と憲法との関連で「法的安定性は関係ない」などという発言が問題化している。

この輩も安倍親衛隊の一人なのだろう。国家公務員をしていた過去がありながら、憲法の支配下にある法律の整合性や安定性を「関係ない」と言って憚らないとは!!
批判を浴びて以降、twitter上で言い訳を連発しているようだが、残念ながら、どう言い訳をしようと、最初に発した事がこの輩の本音に違いないのだ。

それにしてもだ、乱暴な事を言う政治家や文化人が、どうしてこうも増えてしまったのだろうか?ネジが外れ始めた輩が堂々と世を闊歩し始めたのだろうか?
底が浅い人物がこうした舞台に上ってしまう今の世相に危機感や嫌悪を抱く人々もいるのだろうが、それにしてもそういう人たちの声が聞こえ難くなってきている。

唯一の救いは、若い人たちが安保関連法案に対して反対の意思表示をするデモを国会に向けて行っていることだろう。まさにそうした若人達の未来を決めてしまうのだから。

2015年7月17日金曜日

成立すれば、国民はすぐに忘れる〜安保関連法案強行採決〜

だそうだ。
安倍に近い参院議員(名前を出せよ!朝日新聞!)が曰うたそうだ。

国民も馬鹿にされたものだ。まぁ、こんな事をいうような輩に票を投じた連中なら馬鹿にされても自業自得なのだが。

本当に多くの国民がこんな事を言われても仕方ないのかどうかは、今後の選挙でどういう投票行動をするかにかかっている。

議員をどうこう批判したところで仕方がないのも事実だ。何故か。そんな国民を馬鹿にするような輩を国会に送ったのは、まさに有権者という国民の一部なのだから。

どこかの国ではないが、質の悪い政治家が生まれるのは、まさに国民の質を表しているに過ぎない。

2015年7月15日水曜日

ついに暴走開始か?!

現憲法が許容していない「安保関連法案」を自民党が衆議院委員会で強行採決した。国民の理解が得られていないと自認しながらだ。

と言うか、国民の理解が得られえいないのではなく、国民がこの安保関連法案の違憲性や危険性に気付き始めたのであって、決して理解していないわけではない。

しかし、あの人物が再び首相の座を得た時から懸念していたことがついに起こる。


この国の民たちが票を与えたのがその始まりなのだが、ほとんどの民たちはその衣の下に何が隠されているのか、分かっていなかったのか、彼の志向する事共に同意し、白紙委任したのだろう。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる 」

2015年7月2日木曜日

立場

国会議員という立場でありながら、その集団での勉強会と称する会合での発言が、「内輪の私的なもの」なのか?議員活動の一環で催された会合を「私的、内輪」とは、全く自分たちの立場をわきまえない勝手な言い分にすぎない。

記者たちがドア越しに聞き耳を立てている事を承知した中での発言(出席議員が撮影した画像や百田氏のtwitterで自ら発している)であり、何をか言わんやである。敢えて聞かせたくて言い放ったとしか思えないのは私だけだろうか?

まぁ、会合を非公開にするというのも、公にされては困ることを話すこともあるということからだろうけれど。


兎にも角にも、議員という公的立場を履き違えた輩たちの多さよ。本会議開催中にもかかわらずヤクザな秘書と温泉旅行に出かけたり、はたまた議員同士の不倫路上キスをしてみたり、もう犬畜生同然のような輩たちが議員とは。。。