2010年6月30日水曜日

際立つ違い サッカー日本代表と大相撲

世界の頂点に位置するブラジルやアルゼンチンとは実力の差が否めない日本代表ですが、決勝リーグでの日本代表の闘いぶりは立派でした。パラグアイ戦で見せた「下手なり」の身を挺しての守備やチームとしての団結力は、どこの国にも決して劣っていませんでした。
本戦前に連敗し、私などは一次リーグ戦で敗退するだろうとさえ思っていたのですから。
ところがいざ本戦に臨むと、カメルーンに勝利し、強豪オランダには敗れたとは言え、惜敗といえる闘いぶりを見せ、そしてデンマーク戦では大変身を遂げた力を見せ勝利し、ベスト16に進出したのです。期待値を遥かに超えた結果と言えます。
サポーターに素晴らしい夢見る時間を与えてくれました。徹夜で応援したにもかかわらず、清々しささえ覚えています。

それに反して、大相撲はどうでしょうか?八百長疑惑、傷害致死事件、品格事件、そして賭博事件。立て続けに表沙汰になる不祥事の頻発。曖昧な定義付けの「国技」という名目の名の下に、形ばかりの反省を見せても、本質的な部分は一向に変わらないどころか、逆に隠蔽体質が際立つばかりではないでしょうか?今回の調査委員会の勧告も即日、有名無実に化けてしまうという情けない有様。お手盛り調査委員会だったのですね。日本代表が我々に見せてくれた感動的なパフォーマンスには遠く及びません。これで「国技」を名乗るなど、断じて許されるべきではありません。
ヤクザとの繋がりを生みやすい興行方式もスポーツとは縁遠いやり方です。旧態依然の相撲界だから、入門者数も減少の一途を歩み、外国人に依存しなければならなくなったのでしょう。一度、協会、各部屋も含め全体を解体し、仕組みも全て構築し直すべき時期に来ています。
現行の相撲協会幹部では、旧弊を正す事は不可能でしょうね。
それでもNHKは中継するのでしょうかねぇ。

ほんとうに両極端に位置するサッカーと大相撲だと思います。

ありがとう!! 日本代表

よくぞ、PK戦まで持ち込んでくれた!! PK戦は時の運だ! 
駒野選手、君のせいじゃない。サイドを良く走って堅固な守備をしていた!
まだ、夢は続く。
ベスト8に手が届きそうだと実感させてくれた。
君たちを見ていた後輩達が、舞台に上がってくれるだろう。
4年後に、夢の続きを見ようじゃないか。

ありがとう   SAMURAI JAPAN!

2010年6月29日火曜日

SAMURAI BLUE

ちょっとニュースチェックしようと、asahiドットコムにアクセスしたら、トップページが、な、なんとSAMURAI BLUEに変身してるではありませんか!! トップバナーにタイムリーな画像を使っていて気に入っていたのですが、ページ全体の背景色を変身させたのは初めてでは? なかなか粋な事をやってくれるじゃありませんか。
で、私は文字色だけ変身させました。

W杯の決勝リーグ第一戦でパラグアイを破り、ベスト8に進む事が出来たら、日本代表初!!ただただ応援する事しかできませんが、「泥臭く、下手なり」にパラグアイを破って欲しい!ブラジルやアルゼンチンなどと欲な事は言いませんから、パラグアイは何とか下して!!個人技が劣っていても、チームで、組織で守り、攻めよ!!

W杯 遠いゴール ブラジル 3−0 チリ

選手はもとより、チリの監督ほど、今朝のゲームでゴールの遠さを痛感した人はいないのではないでしょうか?
ゴール前までボールを運んでも、決定的チャンスを作れない、と言うより作らせてもらえない。
あっさりとパスカットされてしまう。イライラばかりが募るゲームだったことでしょう。

それにしても今大会でのブラジルの強さは、尋常ではありません。
ゲーム感とでも言うのでしょうか、それが抜群に優れています。無駄な力をかけていません。得点チャンスと見れば、ドリブルや華麗なパスを繋ぎゴール前まで攻め入り、決定的チャンスを作り、ゴールを奪ってしまうのですから。
もちろん、前線だけが強いのではなく、バックがしっかり守り、パスカットで前線にボールをフィードする。このゲームではチリを翻弄したと言っても過言ではないでしょうね。

2010年6月28日月曜日

W杯 スッキリしなかった判定

イングランド対ドイツ、アルゼンチン対メキシコで、明確な誤審が起きてしまいました。

人の眼でしか判定出来なかった時代ならまだしも、あらゆる角度からカメラで追える今、明らかな誤審は訂正すべきではないでしょうか?
FIFAは人の眼に寄る審判で行くという方針だそうですが、こうも立て続けに誤審があると、折角の試合が台無しになってしまいます。

フェアこそルールの基本だとすれば、誤審に対してもフェアであるべきですよね。
ほんとうに残念な試合でした。

何故、いまだに市長の座に座らせ続ける?? 阿久根市民

制御不能?? 

ブログでは、勝手なドグマを垂れ流し続けていますね。

もう、唖然とするしかない??

命令は絶対」という理屈は、出身の軍隊そのものですね。

まるで北朝鮮の将軍様をお手本にしているようで。

阿久根市民は、この惨状を見ても、

彼の人物を「市長」として、支持し続けるのでしょうか?

こうした状況を黙認し続けるのは、恥の上塗りをするばかりでなく、

ある意味、「犯罪的」とも言えます。

一刻も早く、リコール成立へ向け、最大限の行動をすべきなのでは?!

出直し?? 解体でしょ!相撲協会

相撲協会が設置した外部調査委員会も、結局身びいきの結論しか出し得ませんでしたね。
反社会的集団と言うより、犯罪集団の組織暴力団との結びつきが濃厚に疑われているにもかかわらず、何という自己満足的勧告であり、相撲協会寄りの内容でしかないと断じざるを得ません。

新聞、TV等のメディアにしても、相撲部屋や相撲協会の幹部達の過去の脛の傷を知らなかったはずはありません。
いままで、何らかの力関係?によって、報道しなかっただけなのでは??

不祥事というより、犯罪的出来事が続出してきたにもかかわらず、「知らぬ、存ぜぬ」とほっかむりで誤摩化し続けてきた協会が、自らの力で「再生」出来るはずがありません。どうして信じられるというのでしょうか?
そして、もうひとつ。犯罪事実を自ら公表せず、情報をきちんと開示しない団体に公益法人格を与え続けることなど、もってのほかと言えるでしょう。

Intel iMacの不具合〜液晶画面に縦線が出現 その2〜

一週間程かかると言われていましたが、今日、私の愛機の液晶パネルが交換されて戻ってきました。
Apple Care Service、仕事が早い!
これは感心しましたよ。
縦線もきれいに消え去りました。








Appleからのドキュメントには、
  • 部品交換  66○ー○○○3(型番)Display,LCD,w/Gasket
  • 修理内容 液晶パネルの故障により、画面に縦線が表示される症状を確認しましたので、液晶パネルを 交換致しました。検査行程にて各部点検を行い、正常動作を確認致しました。

と記載されていました。また、90日以内に同様の現象が発生した場合(今回の修理部分に限る)、無償修理の保証も付いています。
交換された液晶パネルが同様の不具合を持っていなければ良いのですが。不具合が改善された完品である事を祈るのみですね。
しかし、この不具合は、リコール対象とすべきでしょう。何故、Appleは不具合を公表しないのでしょうか?

2010年6月25日金曜日

(後半) 日本3−1デンマーク

PKでデンマークに1点を与えてしまったものの、松井に代わって入った岡崎が、本田からゴール前でパスを受けて流し込み3点目を奪う。
デンマークは日本のゴール前にロングパスを放り込む戦術に変えてきて、何度か危ないシーンも見られたものの、ディフェンス陣のみならず、MFもディフェンスに入り、ほとんど崩される事なく、ロスタイム4分も含め、守りきった。


これがWorld Cup前に連敗したチームとは思えない!



これほど集中した好守備と、


連携の取れた攻撃を見せるチームに化けるとは!!



GKの川島も大守護神と化した。PKでも一旦は止めたものの、詰めてきたキッカーに流し込まれた1点のみに押さえ込む。



本当に見違える程大変化した日本代表だった。

前半 日本2ー0デンマーク



凄い!! 




何と前半の二つのセットプレーで、本田、遠藤のフリーキックが、ゴールを奪う!!

しかも、流れでゴールを奪えそうなチャンスも!!


何だか、夢を見ているような!!

うわっ!! W杯、イタリア一次リーグで敗退!

フランスに続き、イタリアも一次リーグで敗退とは!! 
こうもヨーロッパ強豪国と言われてきたチームが敗退するとはねぇ。
今年のWorld Cupは、南米勢の舞台と化してしまうのでしょうか?
それとも、意外なダークホースが出現するのか?

あと2時間で日本ーデンマーク戦が始まりますが、
日本代表は決勝リーグに勝ち上がれるのか、落ちてきそうな瞼と闘いながら、今これを書いてます。

相撲協会 HPで何の説明もせず

嵐の過ぎ去るのを、ほっかぶりをしてやり過ごそうとしているのでしょうか?
相撲協会のweb siteには、今回も含め不祥事に関して、何の説明文も掲載されていません。
当事者として、何らかの説明ないし声明は出すべきでしょう。
一体何を考えているのでしょうか?
まったく組織としての体裁をなしていませんね。
こんな団体に財団法人の資格はありません。税制上の優遇なんてもってのほかです。

2010年6月24日木曜日

Intel iMacの不具合〜液晶画面に縦線が出現 その1〜

今年の3月頃から、画面の右5センチくらいの所に、縦線が入りだした。
最初の頃は、起動してしばらくの間は消えていたのだが、2〜3分すると、現れる現象が。


ネットで検索してみると、どうやら同じような不具合が、この時期(2007年7月に購入)に製造されたiMacには出現している模様。
サポートに連絡しようかと思ったが、まだ一本(黄色味がかった線)だけであり、修理も面倒に思えて、そのままにしていた。
ところが今日、真ん中やや右側に更に一本(ピンク)の縦線が出現してしまった。これは邪魔だ。動画も見にくい。

早速、サポートに電話連絡し、内容を話す。

1.名前の確認
2.iMacのシリアル番号確認
3.詳しい症状の説明確認
を聞かれ、説明。

すると、この症状はAppleも認識している症状なので、無償修理になるかと思うが、上席に確認するとの事。
2〜3分後、確認が取れたとのこと。よかった。
他の部分にも不具合があった場合は、有償の修理の見積もりを聞く事になるという確認後に、修理期間は1週間くらいになるとのこと。
受け渡しにはヤマト運輸が担当するらしい。梱包材も用意するらしいので、箱を処分していても大丈夫。
また、輸送などの間に、データが消える恐れもあるので、バックアップは必要。

他の部分には不具合は見当たらないので、画面表示に関する部品交換だろうと思う。
Apple careには入っていなかったので、有償かとも思っていたが、クレーム修理という事なのだろう。
無償でなによりだ。

という訳で、明日の夕方発送予定なので、修理期間はしばし、ネットも休憩ということになる。
ブログ記事アップも休止。あっ、これは問題ないか。
放置期間は、それ以上に長かったんだ!(苦笑)

2010年6月21日月曜日

当事者能力欠如の相撲協会。それでもNHKは放送するのか?

相撲協会幹部や各部屋の親方の中にも、過去に賭博等の反社会的暗部をもつ輩がいる可能性が大きい。
そんな疑惑まみれの状態で、NHKは相撲中継を続けるのだろうか?
そして、中継云々よりもっと重大なのは、延々と相撲中継、取材を続けていたはずのNHKが、大相撲界の暗部を今まで知らなかったのか?という事だ。ひょっとして、癒着と呼んでも良いような関係でもあるのか?
報道姿勢に偏りがみられたNHKのことだ。邪推とはいえないかもしれない。

W杯 ヨーロッパ勢不調

サッカー強国のはずのヨーロッパ勢が不調ですね。内紛状態のフランスを筆頭に、イングランド、イタリア、スペインがスッキリと勝ち点を積み重ねる事が出来ません。特にフランスはガタガタの様相。

今年は南米のチームが優勝する可能性が大きいでしょうね。アルゼンチン、ブラジルがその両巨頭。


2010年6月19日土曜日

W杯 日本0−1オランダ

意外や意外、日本代表がオランダに対して、ここまで善戦するとは予想していなかった。負けはしたが、勝負になっていたし、サッカーが出来ていた。そして戦術もはっきりしていて、今まで見られた不必要なパス交換もほとんどなく、ゴールへ向かう姿勢がはっきりとしていた。きれいなサッカーではなく、泥
臭くともシンプルに点を取りたいという単純さが良かった。1点は取られたが、引き分けに持ち込めそうという気配をみせた勝負だったと思う。
デンマーク戦で、決勝トーナメント進出がかかるが、今日の姿勢で臨めば、可能性はある。

大相撲の闇、メディアは本当に知らなかったのか?

以前から噂のたぐいも含め、流れていた大相撲界の闇の部分。
メディアも含め、相撲界に熟知していた者達は、大相撲界の隠されていた闇の部分については、以前から承知していたのではないか? 問題が露呈して、今まで記事にしなかった事を今更のように明かしているのなら、メディアのあり様というのも同罪と言える。

また、各部屋や力士の後援会組織に裏の世界との繋がりが皆無とは考えられない。興行の世界では様々な形で、その関係が側聞されてきたからだ。政財界の要人も後援会に名を連ねている事もあり、そういう場が裏の世界と彼等との繋がりを生む媒介役を果たしているのでは?という疑念もある。

どこまで真相が明らかになるのだろう? 協会自身にその解明を求めても、所詮無理な事だ。今までの隠蔽体質が変わるはずもない。

相撲の伝統を守るというのなら、何も「大相撲」にこだわる必要もないのではないか? アマチュアの世界でその方法を再構築し、相撲協会を解体、再生するくらいの覚悟も必要だと。

2010年6月17日木曜日

アルゼンチン4−1韓国

韓国がアルゼンチンに対して、どんな戦いを挑むのか、興味を持って観ていましたが、やっぱりアルゼンチンは凄かった!
メッシはもちろん、テベスのドリブル突破力は半端じゃなかったですね。アルゼンチンのバックのボール処理ミスで、1得点は奪取したものの、なす術がない状態でした。

まだグループリーグの段階ですが、アルゼンチンからは目が離せないですね。きっと優勝に絡んでくるのでは?

スペイン 0ー1 スイス

圧倒的に攻め続けたスペインが、後半7分にスイスのフェルナンデスの1得点に泣いた。
サッカーというのは、こういう事が起きるんだなぁ。
それにしても、スイスの守備陣が95分間(ロスタイム含む)もの間、良く守ったもんだ。

2010年6月16日水曜日

ブラジル初戦

前半ブラジルが圧倒的に攻めるも、無得点。後半もほとんどボールを支配。マイコン、エラーノによって2得点した後、カカなどの主力を下げ、余裕を見せたところ、残り3分に北朝鮮に得点を与えてしまう。(笑)余裕見せ過ぎってのっ!得失点差で損したやんっ! ったく(苦笑)

2010年6月15日火曜日

口蹄疫はまさにバイオハザード

直接人間に感染する疫病ではありませんが、宮崎県で起きている偶蹄目の動物に感染する口蹄疫の被害状況は、まさにバイオハザードと言っても過言ではないでしょう。

空気感染すると言う見えない敵に対して、それこそ死に物狂いの対策をしているのでしょうが、県北、県南へと飛び火している状況は、隣県に住むものとしても無関心ではいられません。
地道に考え得る防御策を徹底していく以外に、打つ手はないのでしょうね。
被害に遭ってしまった畜産農家の皆さんが、一日も早く立ち直られる事を願わずにはいられません。

阿久根市長の戯れ言

「裁判所と言えども道理を超えてはなりません云々」とは!!


「無理を通せば、道理が引っ込む」という言葉を贈りたいと思います。

しかし、ここまで来ると、さすがに滑稽ですねぇ」

W杯 対カメルーン戦

日本 1−0 カメルーン

前半 カメルーンの攻撃が甘い。積極的な攻撃が全く見られない。やはりカメルーンの監督とR・ソング、エトーとの確執は相当深刻と見た。
後半 徐々に先制されたせいか、カメルーンも攻撃的になってくるが、日本の守備も崩れずに良く守る。残り時間10分を過ぎた頃から、カメルー  ンのパワー攻撃が始まるが、必死の守備で何とか守りきって、勝ち点3を獲得。
今日の試合は、カメルーンの内紛に助けられたと思う。
以上

2010年6月14日月曜日

NASAが高空で追跡撮影した「HAYABUSA」

下の画像をクリックすると、NASAが高空で追跡撮影した「はやぶさ」再突入時のビデオにリンクしています。
NASAのマルチメディア内のビデオギャラリーに移動します。

奇麗なんですが、、、「はやぶさ」本体は大気の急激な圧縮による超高温でバラバラになり、燃え尽きてしまいました…
カプセルは「はやぶさ」から大気圏突入前に分離していて、一筋の航跡(光跡)を引いて落下地点に向かっています。


2010年6月13日日曜日

いよいよ今夜、「HAYABUSA」地球帰還

前にも書きましたが、今夜「はやぶさ」が運んできた小惑星「イトカワ」のサンプルが入っているであろうカプセルが、地球に帰還します。回収予定地点はオーストラリアのウーメラ砂漠の立ち入り制限区域。カプセル分離は19時51分(JST)、カプセル地球再突入時刻は22時51分(JST)。カプセルが自動的に放つビーコンをカプセル回収班が万全の体勢で回収作業に臨むそうです。
イオンエンジンの故障や姿勢制御系の故障など、地球帰還は不可能と考えて当然なトラブルに見舞われながらも、プロジェクトの方々の「あきらめない」、「粘り強い」姿勢とトラブル克服に見せた知恵と工夫は、日本の最先端宇宙科学者と科学技術陣の力量が存分に発揮された結果だと言えます。「」すばらしい」の一言しかありません。

やはり「世界一」を目指す魂がないと、こうしたプロジェクトは実現しなかったでしょう。
日本のロケット開発の父、糸川博士がロケット開発を提唱された理由が、「アメリカはロケットの時代に入りつつある」「ジェットエンジンの研究は遅れているが、ロケットは今からでもアメリカに遅れをとらないでやれる」「空気のない所でもアンテして飛べるロケットで、宇宙を自由に飛び回りましょう」だったそうです。その心には、世界一をめざす魂があります。

「事業仕分け」でスーパーコンピュータについて議論が交わされたとき、蓮舫議員が言った「2位じゃ駄目なんでしょうか?」という理屈は、科学技術の世界では「それこそ、駄目!」なんですよ。
「はやぶさ」プロジェクトチームと全ての関係者が成し遂げたことが、自信をなくした国民にどれだけ勇気と誇りを与えるか考えて欲しいものです。

お隣の韓国では、一段ロケットにロシア製のエンジンを載せた韓国初の人工衛星搭載のロケット羅老号が、昨年8月に打ち上げられた1号がフェアリング分離がトラブって、失敗。先日打ち上げられた2号機も、発射後137秒後に爆発して失敗してしまいました。韓国の国民が、宇宙科学技術開発の後塵を拝する憂き目に会い、どれほど悔しい思いをしているか。蓮舫氏や枝野氏は肝に銘ずるべきです。

ロケット開発というのは、実に難しい事だと改めて思います。我が国には数十年にわたる独自開発の成功と失敗を通した技術的蓄積があるからこそ、今回の「はやぶさ」プロジェクトが成功裏に終わりそうなのだと思うのです。この実績を潰えさせず、更に発展させる国家としての取り組みが重要だと思います。

今はとにかく、サンプルが入っていようが、いまいが、カプセルが無事回収される事を祈っています。
はやぶさカプセル回収の様子は、ネットで動画中継される予定。

再突入の中継映像は和歌山大学のチームによるものです(追加再突入直後)


(追記)
6月14日0時05分の情報によると、再突入したカプセル本体は捜索にあたった回収班のヘリコプターによって、予定エリア内において、目視確認されたそうです。
ほんとうに、おめでとう!!

(追記2)
14日午前にJAXAから発表されたヘリコプターから撮影された着陸したカプセルとパラシュートの画像ー視認しやすいように加工しましたー


参院選 もうタレント候補にはコリゴリ!

今までも芸能人やスポーツ選手で国会議員になった人物はかなりの数になりますが、その内何人が政治家としての資質を持っていたのでしょう? その分野では成功したとしても、その経験がたちまち政治に役立つのかという事となると、期待はずれの方が多かったように思います。

今夏の参院選にも芸能人やスポーツ界から立候補を表明している人たちがいますが、本来の活動をしながら、政治的な活動や運動をしていたのでしょうか?疑問です。

政党も票を取るために著名人を候補に仕立てるというのは、安易過ぎやしませんか?もし資質がある人物だとしても、立候補する前に数年間の政治的活動をさせて、本当に資質があるのか選別すべきでは?と思うのです。

私が住む選挙区にこうした人物が立候補したとしても、絶対に支持しようとは思いません。今までのタレント議員の多くに資質があったとは思えませんし(もちろん、例外はいますけど)、もうコリゴリだからです。 

World cup開幕

(グループB)
韓国2ー0ギリシャ : 韓国危なげない試合運び。
アルゼンチン1−0ナイジェリア : ナイジェリアが思いのほか善戦する。数度のシュートチャンスを作るも、メッシ惜しくもゴールを割れず。 

トップクラスのチームと言えども、守備を固められるとなかなか決定的シーンを作るのは難しいもんだ。
日本が初戦で当たるカメルーンは、チーム内でゴタゴタを抱えているらしいが、それが弱点になるのかどうか。
勝てない壁を日本チームは破る事が出来るのか。応援はしているが、何故か気持ちに高揚感がない。
こんな私を裏切るような試合にして欲しいのだが…

2010年6月8日火曜日

まだ、いらっしゃったんですか?安倍さん、麻生さん

みっともない辞任劇を演じたお二人が、新首相に就任した菅直人氏を、口汚く批判しているようですが、まだ議員に留まっていらっしゃるのですねぇ… 知らなかったです。もう、とっくにお辞めになっているとばかり思っていました。最近はほとんどメディアにも出てらっしゃいませんし。

菅さんを「左翼」と叫んでおられるようですが、あまり意味のある批判とは思えません。仮にそうだとして、それが何か?
だって、あなた達は、「右翼」でしょ?(笑)

世の中にいろんな意見を持つ人たちがいて、はじめて健全な社会と言えるのです。様々な意見、立場の議員を選挙を通して、国民が選ぶ。これが民主主義でしょう?先の総選挙で民主党が勝利した事実を既に忘れ去っておられるのかも知れませんね?民主主義を否定したい国粋主義者なら、様々な意見がある社会ってのは、虫酸が走るのかも知れませんが。

総理大臣までなさったお二人ですから、もうそろそろ引退されてもよろしいのでは?
他人を批判する前に、今一度、ご自分自身を振り返り、恥の上塗りをせぬよう、身を処してくだされば幸いです。

2010年6月6日日曜日

小惑星探査機「はやぶさ」 間もなく地球帰還!

2003年5月9日に打ち上げられ、小惑星「ITOKAWA(糸川)」(小惑星1998SF36)の探査(*タッチダウンし、サンプル採取も含む)を目的に宇宙を旅してきた「はやぶさ(MUSES-C探査機)が、数々の致命的とも言えるトラブルを克服して、間もなく地球まで帰還予定です。着陸予定地はオストラリア・ウーメラという場所。日時は6月13日。

このところ、日本のあり様や技術などに自信を失いかけている状態が続いていますが、
このニュースはそうした懸念を払拭するだけの価値あるものだと思います。
かつて米国が打ち上げたアポロ13号の奇跡的な帰還が大きな話題となった事がありますが、それに匹敵する程の危機的状況を乗り越え、帰還軌道に乗せ、地球まで繊細なコントロールを続けてきたプロジェクトチームには、心から敬意を表したいですね。

あともう少しです。まだ地球再突入時や、サンプル採取に懸念があるそうですが、二ヶ月弱の通信途絶やイオンエンジンのトラブルなどを知恵と工夫で乗り越えて、地球まで導いてきただけでも、大きな技術的価値はあると思います。
もちろん、サンプルも取れている事、そして地球帰還が無事に成功する事を信じています!

「はやぶさ」君、頑張れー!!

理想と現実 再生は可能??

前総選挙で雪崩的勝利を収め、自民党的政治の一掃を期待されていた鳩山民主党が、自身と党幹事長であった小沢氏の政治資金疑惑によって、信頼が崩壊し、更に風呂敷を広げ過ぎたマニュフェストに足元をすくわれてしまい、言行不一致と言う大批判を受けて、ついに挫折の憂き目にあってしまいました。

普天間の問題にしても、理想を掲げたが故の失敗であり、超大国米国の軍事的プレゼンスの前に、潰えたという事でしょう。そして、党内で強大化した小沢氏の影響力が大きな陰影を作ったことも大きく関係したと言えます。小沢氏については、やはり「三つ子の魂、百まで」ということを示したと思います。結局、変わってはいなかったという事です。


情報の即時性と汎世界性を獲得した今の社会は、即応性が急激に増しています。twitterなどは最たる例です。その反応のあり様も推敲を経たものでなく、直情的、感覚的な反応が増えているように見えます。

それ故、即応性を求め、辛抱強く、我慢して様子を見る事が出来なくなっている気がします。思い通りの結果が出ないと、即切り捨ててしまう、揺れ始めると、その振動幅は一気に最大限まで振れてしまう、そんな気がします。
我慢し、状態の経過を辛抱強く見守る必要が、我々の側にも必要なのではないかと、今回の事を通して感じています。

菅直人氏が新首相と決まりました。民主党に内在する分裂因子を希釈し、国民の期待に応え、安定した政権に出来るか、辛抱強く見守っていきたいと、今は思っています。