2018年8月20日月曜日

年寄りの冷や水〜山岳遭難に思う〜

山岳難もまた、高齢者がそのほとんど占めいる。死者に鞭打つ事になるが、敢おう「年寄りの冷や水」だと。

どんなに鍛えていても、老いには勝てないのだ。鍛えていてもそうなのだから、ひと真似で山をやろうとしている輩は、死んで当然とも言える。

山岳遭難で公の機関(県警、消防救助隊等)による救助活動も高額の費用を請求すべき時代になったと言っていい。安易に携帯電話でヘリを呼ぶ輩などには、数百万円請求してもいいくらいだと思う。

山をやるなら、多少の怪我、脱臼や腕の骨折位では自力で下山する覚悟で始めるべきだ。

2018年7月4日水曜日

評論家の田原総一朗氏が「森友学園問題や加計学園問題で、安倍晋三を筆頭に内閣をこぞって、平気で嘘を吐き、嘘で上塗りをし続けているのに、内閣支持率が上がるこの国はどうなってしまったのか」と疑問とも嘆きとも言えることを言っていた。
全く同感だ。財務大臣の麻生太郎もまた、「新聞を読まない国民は、皆、自民党支持者だ。」と、普通ならバカにされたも同然なことを言われても、平気で受け流す国民たち。


全く同感だ。財務大臣の麻生太郎もまた、「新聞を読まない国民は、皆、自民党支持者だ。」と、普通ならバカにされたも同然なことを言われても、平気で受け流す国民たち。

 こんな馬鹿野郎たちが、政治の中枢に座り続けるこの国の未来は、相当に暗い。超大国でも、トランプとかいう輩(映画Back to the futureで、マイケル・J・フォックス演じるマーティ・マクフライの不良同級生であるトーマス・F・ウイルソン演じるビフ・タネンのモデル)が、世界を巻き込んでひっちゃかめっちゃかにしているのだが、彼をいの一番で支持表明したのも、安倍晋三だった。

にもかかわらず、一途に安倍内閣を支持し続けるこの国の国民は、本当にどうなっちゃったんだ??同じように、馬鹿になっちゃった?

2018年3月25日日曜日

八ヶ岳 阿弥陀岳でまた遭難

八ヶ岳の阿弥陀岳で7人がザイルにつながって滑落遭難したという。また、こういう遭難が起きたのかと残念に思う。詳細については、彼等がきちんとした山岳会のメンバーであれば、遭難原因の調査報告書が後日出されるだろうから、それに委ねるしかない。

八ヶ岳連峰自体は、従来から、赤岳鉱泉の幕営地からの連峰各岳へのアプローチが良く、積雪期登山の入門コースとして知られている。特に阿弥陀岳は短時間での往復も可能な為、特に積雪期登山初心者が登る事が多いと思われる。
しかし、入門コースとは言え、阿弥陀岳でも2,800mを超える高山なのだ。然も積雪期となれば、難易度は上がる。

今回の遭難でメディアの報道が、どれ程正確かは不明だが、7人が一緒に滑落となれば、どんな編成でザイルを結び合っていたのか?まさか一本のザイルにプルージックなりでアンザイレンしていたのではなかろうから、編成への疑問が一つである。
そして次が7人のパーティなら、きちんと冬山登攀技術を身に付けている熟練者が少なくとも3人は必要と思われる。理由はアンザイレンする編成を、2、2、3と分けて、それぞれのパーティに熟練者1人入れ、難所はスタカットで安全に確保しながら進むべきだからだ。特に初心者がいる場合は必須であろう。

今回の遭難パーティが、山岳会所属でもなく、熟練者がパーティ人数に相応していなかったとしたら、人災と非難されても仕方あるまい。
山は慎重、熟達と言える人であっても、牙を剥いて命を奪いうる場所である事を再確認すべきだ。あの世界でも傑出した植村直己さんもデナリ(マッキンリー)山の白い悪魔に飲み込まれたのだから。