2007年12月28日金曜日

年の暮れ

今夜、家から離れている息子二人が帰省。我が家も久々人が増えました。娘はと言うと、一月中旬のセンター試験に向けて追いこみ中とかで、正月も帰らないとか。我が子を区別するわけではありませんが、娘がいないのは、ちょっと父親としては寂しさも‥ 娘とは正月二日に夕食でも共にすることで、気を紛らわせることにしています。(^_^;

明日から天候が荒れ気味になると気象予報も出ています。帰省のピーク時に交通機関が乱れ、故郷で待っている人達も気が気ではないでしょうか。無事に帰着できると良いですね。

さて、今年も残すところ後3日ですね。たいして面白くもないブログで、しかも更新も気まぐれそのもの。それなのに、訪れて下さりありがとうございました。コメントがあるのとないのとでは、大違いです。励みになりました。やる気の元は、やはり人から見捨てられていないという事なのだと、痛感しています。本当にありがたいことだと思っています。感謝!

2007年12月24日月曜日

キリスト信者じゃありませんが、”MerryChristmas!”

illumi-2007-1illumi-2007-3 街中を歩くと、至るところイルミネーションが輝くこの時期、私も二人でそぞろ歩きを楽しんできました。今年のイルミは「ホワイト」が時流と聞いていましたが、ブルーのイルミが多かった気がします。

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途中、ストリートミュージシャンが、綺麗なハーモニーを奏でていました。上手だったので、立ち止まって聴き入る人達も。

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2007年12月23日日曜日

二至二分

(一日遅れでUP。12月22日分です。(^_^; )

今日は冬至です。ここ北半球で夜の時間が最も長くなる日ですね。つまり太陽の高度が最も低い日。南回帰線上の地域では、太陽が天頂から垂直に照らしている訳で、影踏みが出来ない事になりますね(笑) あっ、見出しの「二至二分」とは、夏至、冬至と春分、秋分のことです。念のために。

昨日は強風がほぼ半日吹き荒れました。7月の豪雨は各所に被害を出しましたが、今年は台風の影響がさほどなかったので、うなりを上げる風音は久しぶりでした。その風も木枯らしというものではなく、多少暖気を含んでいるようなもので季節を疑いたくなりますよね。


2007年12月16日日曜日

FIFA Club World Cup Japan 2007 浦和レッズ3位

日本のクラブチームがアフリカ王者との戦いで、少ないチャンスを生かし、3位となりました。スコアは2-2で、PK戦(4-2)の末、つかんだ勝利でした。
こうした舞台に日本のクラブチームが出場するようになったことに、感慨を覚えます。これもJリーグというプロサッカーリーグを立ち上げ、各チームが地域と結びつきファン層を広げ、世界から力のある選手を呼べる土俵を作った効果といえるでしょう。ボール一個を相手陣地に蹴り込み合うという単純ですが、興奮するゲームが、もっと多くの人の興奮を呼び、楽しみを広げてくれる事を期待します。

さて、カップの決勝戦はつい先ほど、ACミランがボカ・ジュニアーズを4-2で破り、決着がつきました。見応えのある試合でした。日本のクラブチームが決勝の舞台へ上がる日を夢見ながら、今夜は終わります。では。


2007年12月15日土曜日

心、その奥に広がる闇

何とも理不尽な事件がまた起きましたね。昨夜、佐世保のスポーツジムで銃乱射が起き、二人の方が亡くなってしまいました。その犯人と目される人物もまた、その銃で自殺‥

USで頻発する同様の事件は、USの銃社会を現す事象と見てきましたが、あそこまでひどくはないと思ってきたこの国の様子が、実はそれほど安心できるものではない事を示しているのでしょうか。しかし、この国でも銃を使用した殺人は、従来から起きています。暴力団が関わる事件ではよく見受けられる事でした。しかし、それは一般の社会とは隔絶した特殊な社会の争いの中での出来事と安易に考えていた節があります。昨今はアンダーグラウンドの市場を通じて、一般社会の中にも流通が見られる事は、指摘されてもいます。

人の命を奪う手段は、武器と呼ばれるものだけではありません。が、この事件の衝撃は、銃乱射という事もありますが、「何故?」「理由は?」と問うても、判然としない事もあるような気がします。まだ捜査が始まった段階ですから、判らないことだらけは仕方がないのかも知れません。しかし容疑者が自殺してしまった今、仮にその人物が本当に事件当事者だとしたら、本人の話を聞き出すことは不可能です。本人自身にも何故そうした行動を起こすに至ったのか、はっきりとした自覚があったのかどうか‥こんな訳が分からない事件は、起きて欲しくはありませんが、今に始まったことではありません。もっと凄惨な事件すら、昭和十年代に起きているのですから。しかも山奥の村の中で。(津山事件)

私がここで思うのは、人の心の中の複雑さと言うことです。己すら説明の出来ない激情や心理状態にもなりうるのが、人の心なのでしょう。心理学や脳科学でも、まだまだ科学的な説明が出来ないことが多いのも事実です。私たちはこうした事件を起こした人物を、ともすれば「異種なるもの」「病的なもの」として、己や身の回りから排除して考えがちになります。しかし、「己の心の中にも忍び込むやもしれぬもの」と考えると、現象の見え方も変わってくるかも知れません。誰しも心の闇を持ちうるし、誰もが犯罪を犯すとは言えないものの、犯すかもしれないのですからね。自暴自棄になると制御は困難になるのでしょう。

格差社会、自己責任と叫ばれる今、心の闇を広げる人が少なくないでしょう。心の平衡状態を維持する為には、自分の努力もさることながら、周りの関係も大事だと言えます。「捨てる神あれば、拾う神あり」というように、「見捨てられない」ということが重要なのだと思います。

2007年12月14日金曜日

世界クラスとの差

クラブワールドカップ準決勝に駒を進めた浦和レッズ。ヨーロッパチャンピオンのACミランとの一戦は前半ハーフは、ボール支配率こそ劣ったものの、チャンスメイクもあり、善戦した内容でした。しかし、後半ハーフは如何せん、ミランの各選手の個人技、ボールの保持力の差が出てしまい、ほとんど受け身の内容だった気がします。まぁ、ミランには世界トップクラスの選手が集っている訳で、致し方ないとも言えます。

ただ、この試合でも再認識したのは、浦和のサポーターの熱さです。これはヨーロッパ、南米のそれにもひけは取らない程の熱さを感じました。力の差は如何ともしがたいものがあったにもかかわらず、最小得点差の試合内容に持って行けたのは、あのスタジアムを揺るがす熱いサポーターの力だったように思います。12人目の選手を発揮していました。

ここ熊本のプロサッカーチーム「ロッソ熊本」(チーム名変更予定)が、来期からJ2へ昇格することが先日決定しました。まだ、力不足のところはありますが、火の国熊本の熱いサポーターが増えていけば、必ずTopリーグへの道も見えてくるでしょう。見えてきて欲しい。。。

今夜、浦和の試合風景を見ながら、同じ赤のユニホームを見ながら、夢想した私でした。(^_^;

2007年12月12日水曜日

今年の漢字

「偽」だそうですね。残念ながら「墜」ではありませんでしたが、いつわる(偽る)事が多かったので、うなずけます。

彼の防衛庁の元官僚が「偽官僚」か本物の官僚か。「偽」であって欲しいと思いますが、実はあれが「本物」の官僚だとしたら、信頼回復どころの話ではありません。彼の人物を「彼こそが、本物の官僚だ」と評価した政治家もいるようですから、多分「同じ穴の狢(むじな)」は政界にも多く、そうした同じ感覚の政治家によって昇進の道が開かれてきたのかも知れません。

また老舗での偽物事件も頻発しましたね。それもそれぞれの地域や和食を代表すると評されてきた老舗での「偽物」事件は、名だけで判断する傾向が多い今時のグルメブームに一石を投じたとも言えるでしょう。折しも「ミシュランガイド」なるグルメ評価雑誌がこの国においても発行されるタイミングに合わせるかのような時期に、事件が頻発したというのも、皮肉なものです。他人依存の評価ではなく、己の舌の感覚こそを大事にしたいものです。

2007年12月11日火曜日

今年の一字

年末になると、この一年を表す漢字一字を清水寺貫首によって揮毫されますが、今年はどういう漢字になるのでしょうか。ちょっと調べてみたら、日本漢字能力検定協会が全国から公募して、一番応募が多かったものが採用されるらしいですね。あなたなら何の字にしますか?

私は「墜」としたいと思います。国家から食品まで、あらゆる信頼、信用が「墜」ちたのが、この一年だった気がするからです。これを書いている時に、この国の首相が「信」を今年の一字として言ったとか、ニュースサイトに出ていました。為政者側と受ける側とで、こうも感じ方が違うのかと思います。

さて、今日からこのページの右側に、新しい事を始めました。どちらも「募金」のシステムですが、あなたや私の財布から出すものではなく、クリックすることで協賛企業が提供するものです。お暇があれば、「ワンクリック」してみては、いかがでしょうか?決して詐欺サイトではありませんから。

2007年12月6日木曜日

寒さもやっと到来?

12月になって、やっと寒さも冬らしいものになってきました。でもこの秋、初冬は雨が極端に少ないような気がします。ところがアフリカ中央部では、かつてない程の大洪水に見舞われているとか。

気象情報をみていると、今まで見聞きしたことがない事態が地球各所で起きていますね。この気候変動が人間活動だけの結果(つまりCO2)に因るものかは、まだ十分な検証は出来ていないと思いますが、変化が確実に起きていると言うことは言えるでしょうね。

地球は生きている惑星ですから、ヒトが出現する以前にも大激変は何度も起きているわけで、もしこの温暖化というものが人間活動に起因するものであれば、まだ救いようがあるとも言えます。この変化の兆しがそもそも地球活動の変化の一つに過ぎないとすれば、それは人間が対処できるようなものではないはずで、たかだか300万年くらいの歴史しか持ち合わせないヒトの知恵など消し飛んでしまうのかも知れません。



悲観的な話はこれくらいにしときましょう。(^_^;












色々なことがありましたが、また今年も最後のカレンダーのページになりました。陳腐ですが、一年って早いっ!ってのが正直な想いです。決して心穏やかな年ではなかったような‥

我が家では、来春、大学受験を迎える子供がおりまして、、、ますます心穏やかならざることであります。






いや、受かるかどうかではなく、、、、、、










お金、、、、、






(^_^;









本当に教育ってものには、お金がかかりますよっ!!!! この日本!!!






はぁ、、、、削れる脛も残り少なし‥    

_| ̄|◯ 立て!!! 立つのだ!!といわれても、脛が折れそうじゃぁぁぁああああ!!





何なんでしょうねぇ。。。この終わり方‥ (^_^;







2007年12月5日水曜日

嘘と隠蔽

どんどん出てきますねぇ、腐敗の実態が。守屋という前防衛省事務次官の行状のことです。

防衛庁を省に昇格させた人物などと喧伝され、政治家との繋がりなどで「防衛省の天皇」と呼ばれ、権勢を誇ったものの、その実態は斯くのごとく汚れきっていたということなんですね。しかも、その妻の行状もすさまじいもので、家族ぐるみで取引業者と癒着し、元々は税金だった金を裏金化して、まるで尽きぬ泉の水のように使っていたとは、もうあきれ果ててしまいますわ。破廉恥極まりないとは、こういう人物達のことですよ。

賄賂を巧妙に細工したルートで受け渡す手法も、徹底した検察の捜査で明らかになってきています。これも捜査段階のことなので、裁判でどう証言を変えるかは分かりませんけどね。

それにしても、こんな人物が出世していけるのが官僚世界の現状なのかと思うと、ますます情けなくなります。ある記事によると、守屋前事務次官の政治家などに対する気配りは「彼を見習いたまえ」と言わしめる程だったとか。彼の「女帝」もその点は抜かりがなかったのかも知れませんね。

付け届けや何かにつけてのお土産などを上層部に贈ることは、民間会社などでも行っている人も多いのでしょう。贈答と言うように、贈られたらお返しをするのが慣わしですから、贈る側には何らかの見返りを、そして贈られる側には「お返しをせねば」という心根を生じさせます。何の利害関係もない間柄の贈答なら、人間関係の潤滑油として良い具合に作用する事でも、公正を旨としなければならない立場であれば、そんな隙を作ってはならないということです。そうしないといくら小賢しい嘘や隠蔽をしても、いずれ白日の下に曝される事になります。その点が気がかりだったのか、事務次官を辞めたとき、彼は防衛省の常勤顧問就任に執着していたらしい事も報じられています。全くとんでもない男です。

嘘といえば、大学ラグビーでも強豪として知られる関東学院大学ラグビー部でも大麻栽培、所持、使用という犯罪を起こしてしまいましたね。最初の発覚以降、監督の部内聴取で部員が名乗り出なかったと報じられていますが、我が身可愛さ故に申告しなかったとすれば、根っこは守屋と同じです。スポーツマンシップどころの話ではありません。そういう潔さのないところは、廃部の憂き目にあっても仕方ないと言えます。十年くらい前でしたか、明大ラグビー部でも、飲酒暴力事件や合宿所騒音問題がありましたが、それ以降、明大ラグビー部の戦績も今ひとつパッとしませんよね。

老いも若きも、この日本は誇りとか潔さに欠ける人物が増えてきてしまっているのでしょう、、、と、かく言う私も偉そうなことは言えませんけどね(^_^;