2009年6月26日金曜日

Michael Jackson died 50 years old.

The Jackson Fiveのリードボーカルで歌声で知り、その後ソロで世界中を魅了したMichael Jacksonが亡くなったという今朝のニュース速報は、晩年のスキャンダラスな彼ではなく、1985年の一月末に作られた一枚のレコードを私に思いださせました。

『USA for AFRICA-We Are The World』です。

それはキラ星のようなUSAのアーティスト達が参加した驚くような出来事でした。

私が好きだったQuincy Jones、Ray Charlesも同時に忍びつつ、この曲を聞いてみたいと思います。
USA for Africa - We Are The World (w/M.Jackson) + Lyrics HQ

この曲の録音風景も出来たらご覧ください。





2009年6月25日木曜日

冤罪と裁判員制度

裁判員制度が始まって早々に、「足利事件」の犯人とされていた菅谷さんが釈放されました。DNA鑑定と取調中の犯行の「自白」によって、裁判で有罪となったのでした。第一審では弁護士までもが無罪の推定の原則を捨てて弁護活動を行ったと言います。

そして「無罪の推定」に基づいた新たな弁護団による第二審、最高裁においても、「有罪」という結果に終わっていたのです。上級審が誤りを訂正するという事は、なかった訳です。

さて、裁判員制度です。

「足利事件」のようにDNA鑑定などという「最新科学技術」や絶望からねつ造された「自白」の証拠を出された裁判において、裁判員の思考や検討が大きな影響力を持つであろうことは容易に推測出来ます。

また、松本サリン事件での長野県警の捜査活動や各種メディアの報道活動が、どんな事態を引き起こしたか、、、犯人でもない人を犯人同様に仕立て上げた事でした。警察、検察の捜査活動や各種メディアの姿勢においてもその状況が、現在改善されたとは到底考えられません。

そこで、もしも弁護士までもが「有罪判断」の元に弁護を行えば、それがもし「冤罪」であったとしても、「無罪」という評決を出す事は、それこそ絶望的に「ない」事になるでしょう。

しかも、5日程度の裁判で結論を求める事になるそうではありませんか。たった5日程度です。

裁判員制度の中でも、いずれ冤罪は起こり、無実の人を「有罪」とする結果を生むとしか考えられません。結局、制度が一般市民までも冤罪に巻き込むという結末を招く事になりかねません。

現状では、あまりにも杜撰(ずさん)すぎる制度としか、考えられません。

2009年6月24日水曜日

東国原知事の要求

東国原宮崎県知事に対して、自民党の古賀選挙対策委員長が総選挙出馬を要請だそうです。

またその際、県知事の受諾条件もふるってました。全国知事会がまとめた地方分権提言をマニュフェスト化する事と総裁候補として迎える覚悟があるかというのです。

ニュースを聞いた時、地方分権の提言はなるほどと納得出来たのですが、「総裁候補」!!??とは、これまた意表を突くというのか、何とも驕慢な要求ではと感じてしまったのです。ニュースを聞いた時点からしばらくの間は、確かにそう感じました。

しかし、しかしなのですよ。いろいろ考えを巡らせていたのですが、、、

その言動を聞いた自民党の連中が様々な感想や批判めいた事を述べているのを聞いて、どうも合点がいかないモヤモヤしたものが残ったのです。

政治家になった人たちは一体何を目指しているのか?という事です。

きれい事ならいろいろ言えるでしょうが、なれるものなら、頂点に立ちたいというのが正直なのではないでしょうか?実現したい理想があれば、実現出来るポジションを得たいというのが、政治家では?

それに地方自治と国政の間というのは、いままでもかなり自由に行ったり来たりしてますもんね。古狸たちが、どう喚(わめ)こうとも。

そう考えると、東国原知事の言動も理解可能な気持ちになったのです。ほんとうに受け入れられるとは思えませんけれどね。しかし、自民党の幹部に向かって、あんな要求はなかなか出せるものではないでしょう?
それにしても、古賀さんもあんな条件を出されるとは、考えもしなかったでしょう。あの条件を飲める程の検討もしていなかったはずですしね。

自民党の古株(古狸?)が「総裁になりたいなら、国政での経験、研鑽を積んで 云々」と言っていましたが、安倍さん、福田さん、麻生さんも総裁=総理大臣でしたよね?? どんな経験や研鑽を積んでいらっしゃったのか、大いに疑問符がつきます。全く説得力がありません。

そして「コケにされた」とか、出馬要請した古賀氏を批判している弁護士議員などに「総裁候補にしろ」という度胸があるのでしょうか?彼らは、在野の時には見えていたかもしれない事が、いつの間にか「井の中の蛙」状態に成り果てていませんか?? 

とにかくです、こんな事でギャーギャー喚いている時間があったら、コケにされるような自分たちの党や自らの行動(現総裁を選んだりなどなど)をもっと原点に返って見直した方が良いのでは?


2009年6月17日水曜日

W杯アジア予選 対オーストラリア戦

グループ頂上決戦でしたが、前半早々に闘莉王のヘディングで先制したものの、後半に2点を取られ敗戦。でも戦いぶりは今までより多少はマシでした。ただゴール前での思い切りの良いプレーのなさは、あまり変わりませんでしたけれど。

どこかの記事で読んだのですが、日本ではFWよりMFの選手の方が力がある人材が多く、FWに際立って自己主張をする選手がみられないというような内容でした。本当にその通りです。以前は三浦知良選手や中山雅史選手のような際立つ個性的な代表選手がみられたのですが、最近のFWには燃えたぎるような気迫を持った選手が見当たりません。パスを繋ぐ事ももちろん必要ですが、得点を取らなければ、勝負には勝てないのです。三浦選手や中山選手を超えるダイナミックなFWが現れる事を期待したいですね。それまではたとえW杯に出たとしても、勝ち上がる事は無理でしょう。


討論にもならない?

もう麻生さんの討論は、論点をはぐらかすだけで、まさに断末魔の叫びにも似た余裕のないものでしたね。そして画面(衆議院TV)を見ていて気づいたのですが、討論する麻生さんが喋っている間、ずっと凝視する与謝野財務大臣の表情をとても面白く感じました。何か失言、言い間違い?の心配だったのでしょうか?それとも「余計な事を言わねば良いが」という懸念の表情だったのでしょうか? それとも「そこに立つのが自分だったら、もう少しましなのに」という後悔の念?
表情の中でも「目は口程にものを言う」ものです。様々な思いが込められていたのでしょうね。もう本当に「しかめっ面」そのものでした。(笑)
身内から色に出る程、懸念されては、もう限界を超えてるかなと。でも任期を全うするつもり??

討論で鳩山さんも指摘していましたが、自殺者はずっと増え続け、下の画像のように20歳から44歳までの死亡原因の第一位の国って、本当に異常としか言えませんよね。生きていく希望が持てなくなっている国に成り果てている事の証と言えるでしょう。
※このデータは厚労省HPの自殺死亡統計の概況にある表を画面キャプチャーしたものです。



2009年6月15日月曜日

郵政騒動に思う

日本郵政をめぐる騒動は、野次馬的二階席からみていると、妙に喜劇的です。瓦解が始まっている政府、自民党の不人気と郵政事業を民営化したかつての小泉改革(?)の遺恨試合も含みつつ、正義漢を気取る総務相の行動は、どう見てもドン・キホーテに見えて仕方ありませんでした。

そして対応すべき麻生さんもこのところ、特技である迷言は影を潜めましたが、本質が変わったとは到底思えませんし、解散権という宝刀もすっかり錆び付いて る様子で、決断力の無さは際立っており、次回総選挙では敗退することがほとんど決定的になったように見えます。それに国際会議で酩酊記者会見をするよう な中川さんや愛人と愛欲旅行をする鴻池さんを要職に起用する「慧眼」も相変わらずでしょうしね。

しかしです、次期政権を担うであろう民主党も、あまりにもお粗末すぎるところが透けた気がします。新党首になった鳩山由起夫氏の郵政騒動での言動の有り様です。
確かに邦夫氏は弟であるに違いないのですが、対抗する政党の大臣を様々な場面で「弟が」「弟が」と繰り返して話している姿は、公党の代表としていどうなの?。違和感ありありなんですけど!
例えば、首相が父親ならば、「父が」「父が」と言っちゃう訳?
そこはやはり家族関係者であっても、公の場であれば「ナニナニ大臣」であり、「ナニナニ首相」でしょうよ!
二世、三世ともなると国会も公党も「我が家の庭先」感覚になるのかしらん?


都会から離れた地方の鄙(ひな)の多くは、すっかり高齢化して大不況の中で明日をも知れぬ暮らしをしているというのに、あまりにも「ノーテンキ」過ぎる政治家には落選という鉄槌しかないのでしょう。
しかし・・・見え透いた「オレオレ詐欺」にも簡単に騙されてしまうお人好しのお年寄りも多く、真実を見極め、情を絡めず、怒りの鉄槌を下せるのだろうか?と多少不安があるのも事実。どうなることやら・・・  


2009年6月10日水曜日

W杯アジア予選 W杯出場は決まったものの…

オシム監督が病に倒れ岡田監督に変わった後、代表の試合内容に満足出来たことがない。先日のウズペキスタン戦も今ハーフが終わったカタール戦も、攻め上がるチャンスを自ら潰してしまう事が多すぎる。オシム監督時代に選手たちが見せていた闘志が感じられない。監督の求心力というか、選手たちが自分をアピールして「見てほしい」という欲求が薄いように思える。

今、試合が終わった。結局1:1の引き分け。アジアNO1の位置もオーストラリアか、韓国に渡す事になりそうだ。
こんな試合をしているなら、南アW杯でもグループリーグ敗退の可能性が大きくなるばかりだ。

2009年6月5日金曜日

巨大企業の終焉

世界最大の自動車メーカーGMがついに経営破綻し、破産法により国家管理の下、再生を図ることになったそうですね。全世界に関連ネットワークを持つ企業ですから、そのことが与えるダメージがどれほどになるのか、想像もしたくありません。

80年代、アメリカ市場での日本車バッシングを思いだします。大型で燃料馬鹿食いのアメリカ車の中に、小型低燃費の日本車がアメリカ市場でシェアを伸ばし、US自動車産業に大きなダメージを与えた事から、農産物や他の問題まで含んだ貿易不均衡という政治問題化までに拡大し、日本バッシングまでになったのでした。

GMというのは巨大化していく中で、US国内の路面電車網を次々と買収し、傘下のバス会社に切り替えてきた時期もあったといいます。様々な時代的な要素はあったのでしょうが、自分たちの市場を拡大するためには手段を選ばないという指向があったとしか思えません。そんな巨大企業の破綻は、ある意味今回のUS発世界恐慌をも含め象徴的です。

そんな激風の最中、日本の政治を預かる方々は、半端な対策で首をすくめているようにしか見えず、社会的に弱い立場の人たちの生活苦はますます厳しい状況に追い込まれていくのでしょう。

さて、そんな嫌な雰囲気に包まれたままなのも嫌なので、面白いサイトを紹介します。大分にあるWeb制作会社が開設した「ほめられサロン」です。Javaスクリプトを許可してご覧くださいね。所定の項目を入れていくと表示される「ほめられたいですか?」で「はい」をクリックすると、楽しい事が起こります。遊び心のある方は、是非お試しあれ(笑)