2015年6月26日金曜日

狂いだしたこの国の一部の輩たち

自民党の安倍親衛隊ともいうべき若手議員たちの勉強会で、議員たちが言論の自由や民主主義を否定するような発言と共に、そこに出席した百田尚樹という作家もどきの輩が、会合の中で暴言を頻発し、中でも「沖縄の新聞2誌は潰さないといけない」などと言ったとか。

現憲法9条のない新しい憲法を作りたがっている安部首相の周辺に屯する輩たちが、特定のマスコミ批判や言論統制に繋がるような事を声高に叫びだし、勢いづいています。

今回の事象もそうした状況を表す一例にすぎないのでしょう。深い思慮なき言動や軽はずみな行動を平気でする政治家や文化人もどきの跳梁跋扈に、反吐を吐きたいくらいです。

百田に至っては、「冗談」で言ったまでのことと、白々しい釈明をしていますが、こんな輩こそ「早く死んで欲しい(冗談ですよ?w)」ものです。

実に嫌な世相になってきたものだと、つくづく思っている昨今です。

2015年6月16日火曜日

何とも嫌な時代になったもんだ!

ほんとに、きな臭い匂いが充満する時代になったもんだ。

周辺国の行動も傲慢短絡だが、この国も行いも、それに付き合ってしまっている。力対力の競争になれば、行き着く先は「国同士の喧嘩」になるに決まっている。そうなって割を食うのは、権力者ではなく、庶民と言われる下々の者なのだ。

明確に現憲法から逸脱する安保関連法案を現政権は、詭弁、強弁を弄して成立させようとしている。この国はいつから立憲制の国をやめたのだろうか?
憲法の律する精神を政権が無視し始めたら、その国は独裁国家へと向きを変え始めたのと同じだろう。

はぁ、どうして「あんな奴」をリーダーに選ぶような政党に、この国の国民は表を入れたのだろうか?

歴史に学べない国民の歩む道は、破綻への行程を進むだけだと、後に知ることになるのかもしれない。

2015年6月10日水曜日

情報一元管理の怖さ〜例えば「マイナンバー」〜

年金データが日本年金機構から大量に漏れ出た。データ管理の不手際とメール添付のウィルスからバックドアを仕掛けられての漏出だとか。

メール添付ウィルスは仕掛けが巧妙になってきたとは言え、最も警戒すべきものだ。

蟻の一穴から全てが崩壊するの喩え通りに、数千、数万の職員の「たった一人」の注意欠如やミス、もしくは故意から重要なデータがいとも簡単に引き出されるのが、まさに現代のIT社会の脆弱性なのだ。

いくら個々人に対して、「情報リテラシー」を教育したところで、必ず「仕出かす」奴は出現する。ミスを犯さない人間は存在しないのだからである。

今年の10月から、マイナンバー制度なるものが実施される。以前、国民の反発を食らった「国民総背番号制」の焼き直し版だ。しかし、今回は野党がほとんど消滅してしまったこの国の政治状況と国民の総与党化から、目立つ反対もなく実施される見込みのようだ。

まぁ、国民の資産から、預貯金、そして行政情報を一元的に管理できるようになるのだから、統治する側にとって、こういう仕組みは喉から手が出るほど欲しい仕組みなのだろう。

しかし、管理、統治される側にとって、こういう仕組みほど気味が悪く、信頼出来ないものはない。

なぜなら、統治する側の人間の中に、全く信頼するに値しない輩も多いからである。それに、先に述べた年金データの漏洩の例でもわかるように、蟻の一穴からダムの崩壊が起こるように、国民データが漏洩の危機に直面する事も有り得るのだから。

私には、何故、他のみんながこういう制度を受け入れるのか、全く理解できない。