2011年7月31日日曜日

原発再開〜佐賀県知事 九電ヤラセメールに契機〜

古川佐賀県知事が玄海原発の説明番組前に九電前副社長と会談し、「経済界から再開の要望の声を出す機会」と話した事が、説明番組でヤラセメール作戦の引き金だったとは!
世論誘導を促したと云っても過言ではないでしょう。

2011年7月30日土曜日

菅内閣〜相互不信!〜

原発行政を司る経産省の腐敗は底知れない状況のようです。原子力村とグルになっていることは、先の記事でも述べましたが、そのトップの経産大臣海江田相が衆院経済産業委員会で泣き崩れるなんて!

権力の座に必死にしがみつこうとしている菅直人首相との軋轢があるのでしょうが、衆目環視の中であの泣き様は見ている方が情けなくなります。続々と露呈する保安院のあり得ない実態を知らされれば、信頼したくとも出来ない状況に、心が折れてしまったのかも知れません。しかし、あれはない。

それにしても、与野党を問わず、この数年間国会議員の胆力の脆弱さが際立っているように思うのは私だけでしょうか?元首相の安倍氏然り、そしてこの海江田氏。ただ、ふてぶてしさでは際立っている菅氏ですが、日和見的性格では首相としての器には失格です。信念などない管氏には「潔く」首相の椅子を離れて欲しいものです。

2011年7月29日金曜日

海江田相 お人好し?それともマ○○?

経産省原子力安全・保安院が原子力村と一体だったことが、今回の「中部電力ヤラセ質問」事件で明確になりましたね。そんな部署がまともな「規制」など出来るはずがありません。

東電原発事故を受け、保安院を経産省から分離し独立機関とするようですが、原子力村と仲良しだった部門をそのまま分離しても、まっとうに機能するとは到底考えられませんよね?そういう文化の中で育った職員達が、どうして公正な判断をするというのでしょう?信じられません。

しかし、海江田相は「新しい組織に行くわけだから、考え方を大きく改めてほしい」(By 読売オンライン)と言っているとか。人員総入れ替えくらいすべき事態なのに、もしほんとうに要望したくらいで「考え方を改められる」と考えているのなら、ちょっとボ◯◯ラじゃない?と思ってしまいます。良心があるのなら、これまでの間に「考え方を改めて」いたことでしょうよ。全く!!

政府職員にも、政治家にも「付ける薬がない」ようです。┐( -"-)┌

2011年7月25日月曜日

信頼できない中華人民共和国

目的達成のためには手段を選ばないような国に対して、国際的信頼など生まれるはずはない。
今回起きた高速鉄道事故は、まさにその事を実証しようとしているようだ。
事故解明のためには、まともな国なら現場を保存し、断片化したパーツや傷、その他諸々の詳細なデータを収集し、事故解析に利用する。しかし、驚いたことに事故翌日には事故車両の潰れた先頭車両を現場の畑に埋めるという日本では到底考えられない事をしたと、一部始終を目撃した記者の記事が「asahi.com」にあった。

国内はもとより、外国メディアも取材しているであろう中で、何という大胆な処置かと呆れてしまうが、つまりそういう事が「中華人民共和国」では当たり前に行われていると云うことだろう。事故原因解明に全力を上げ、安全確保を徹底するのなら、どういう理由であれ、そんな処置が出来るはずがない。破片一個といえど、徹底して記録、保存し収集する事でしか、事実解明は不可能なのに、そういう思想がない国家なのだと示した訳だ。

歴史的に偉大な過去を持つ中国には、行きたい場所もたくさんあるのだが、外国の領土を侵犯した人物を英雄に奉ったり、国際的信頼獲得より内政コントロールを優先したり、供与技術をベースに開発したものを「独自技術」と不遜にも宣ったり、不完全で安全思想のない交通機関しかない国に、わざわざ金を落としに行くことはない。金だけでなく、もしかすると命さえ落としかねないのだから。

2011年7月24日日曜日

中国版新幹線〜衝突・転落事故〜

つい先日、大々的に喧伝されて営業運行を始めた和諧号が、杭州(出発地でした^^; 事故現場は温州付近)で死傷者多数の衝突・転落事故を起こしましたね。
日本、ドイツからの技術支援がベースの車両にもかかわらず、独自技術を標榜し、米国で特許の取得準備中に起こしたこの重大事故によって、その計画がどうなるのか見ものです。

どう見ても、国家プロジェクトとして性急に作り過ぎ、日本の新幹線のような安全技術をおろそかにした結果としか見えません。この事故の前にも様々な小さな事故が伝えられ、中でも信号系統の故障が度々起きていたようです。

経済成長路線をまっしぐらの中国で、成果主義などの負の面がこの事故にも言えるのではないでしょうか。宇宙技術でも打ち上げられたロケットが発射場の近くの街に墜落し、凄惨な事故を起こしたこともありますが、当時は当局によって隠されていました。しかし、今回の事故については、インターネットの普及などにより隠したくても隠せない状況があり、諸外国にも伝わったのでしょう。

国家の威信を最上位に置くのであれば、諸外国からも信頼されるような行動を大国としての中国はとるべきでしょう。

2011年7月23日土曜日

Macの新OS「Lion」が発売開始

21日からダウンロード可能になりました。価格も2600円とお手頃。ただしSnow Leopardに更新しておく必要があります。

私はまだダウンロードしていませんが、早速DLした人々の評価は概ね好評のようです。Snow LeopardとLionのアプリ処理速度の比較サイトを見ると、アプリによってはSnow Leopardの方が幾分早いものがあるようです。
まぁ、私としては第一回目のUpdateが発行された後くらいに「Lion」に更新するかなと考えたりしています。メモリーも4Gはないと余裕がなさそうでもありますし。

2011年7月20日水曜日

厚顔無恥な中華人民共和国〜コピー文化、国家までもか?〜

日本の技術支援を受けて作った高速鉄道「和諧号CRH380A型」の特許申請を米国で進めているとか。(by asahi.com)
上海万博のテーマソングもまさにコピーそのものでしたが、ついに国家プロジェクトでも「コピー」を「我が技術」と言い張る始末。まったく話になりませんよね。

中国のコピー文化(?)は、今に始まったことではありません。かつては日本企業の製品をブランド名まで似せて発売したり、ヨーロッパのブランド物コピーでは世界の製造拠点とさえ言われていました。まだその当時は民間企業の範囲だったと思いますが、ついに国家までもがそれに加担し始めたと云えます。

そもそも中国の長い歴史を振り返れば、世界史の中でも極めて高い文化を誇ったはずですが、市場経済化を導入した後の姿は、見るに耐えかねます。誇りも何も無い「がむしゃらさ」だけが目立ち、何もかも「我が物」にしたい欲望の醜い塊」のようにすら見えてしまいます。

先進国化へまっしぐらで、モラルなど捨ておきたいのかもしれませんが、世界から見れば「恥なき見苦しい姿」にしか見えていないことを、中国のリーダー達は知るべきです。

2011年7月19日火曜日

intel imac OS更新とメモリー増設

やっと先日我が愛機のimacをTigerからLeopardに更新しましたが、Snow Leopardに更新後に1Gでは苦しみ出したので、メモリーも2倍に増設すると、途端に快適さを取り戻しました。

間もなく次期OSのLionが発売予定ですが、AppleがOS単独発売に踏み切ったので、更新も安価にできるようになりますね。ちなみにLionの予定価格は2600円だそうです。安い!(笑)

我が愛機はCore 2 Duoの古いタイプですが、Lionに更新可能なようなので来年早々くらいに更新してみるつもりです。でもメモリーが不足するかも知れませんね。その時は、S.Lでまだ我慢と言う事になるでしょう(苦笑)

台風マゴーン 九州直撃は免れましたが...

久々の超大型台風ということで、接近中はかなり心配し、雨樋や側溝の掃除などをして準備

しましたが、九州、特に西側の熊本には風雨ともにさほど大きな影響はなく、

ホッと胸をなで下ろしているところです。

しかし、直撃しそうな四国や近畿地方は、降り始めからの雨量が1000mを

超えそうなところもあるそうで、災害など起きない事を祈るばかりです。

現時点で、ここ熊本の中央部に位置する我が家の庭ではニイニイゼミが鳴き出し、

空は雲に覆われているものの、雨も時折小雨程度で、強風注意報が出ていますが、

ほとんど無風状態です。

台風の北上と共に、風向きやその強さも変化するので、今後も注意は必要ですが、

まぁ、それほど荒れ狂うことはないだろうと予想しています。

それにしても、このところ日本に接近する台風の発生地点や経路が過去のものとは

ちょっと違ってきている気がしていて、これも温暖化による海水温の変化なのかな?と

思ったりしています。ゲリラ豪雨や台風の進路、竜巻の頻繁な発生など、

かつて経験したものと違い、激しさが増しているようです。

自然災害は避けたくとも避けられない種類のものであるだけに、

「柳に風」の対応法でやり過ごす知恵を身に付けなくてはと思ったりしてます。

2011年7月18日月曜日

なでしこJapan 〜サッカーの神様味方するWorldCup Winner!!〜

今朝未明、「なでしこJAPAN」:「USA」の決勝戦を観てはいたのですが...

前半は体格、体力共に勝るUSAに翻弄されつつ、ゴールポストに助けられながら無得点に抑え、後半多少チャンスメイクもし始めた「なでしこJAPAN」でしたが...

いつの間にか睡魔に負けてしまい、目が覚めた時はTVで「なでしこJAPAN」の勝利を伝える映像が流ている始末。肝心要の得点シーンやPK戦は流れている映像で見る結果になりました。
一度も勝利したことのないUSAとのゲームで、しかもWorldCupの決勝でPK戦までもつれ込んで粘り勝つとは大したものだと思います。実力的にはUSAだと思いますが、この勝負では「サッカーの神様」が「なでしこJAPAN」に味方したかのようなシーンが何度か見られました。

でも勝利は勝利に違いありません。沢選手の「執念」の勝利とも言えるかも知れませんね。おめでとう!「なでしこJAPAN」

それにしても、男子の代表がこんな日を迎えるのは、いつ頃になるのでしょうか?

2011年7月17日日曜日

報道チェック?〜自民党 ご乱心か?w〜

自民党が「メディアチェック担当議員」を新設したと「読売オンライン」が報じています。

九州電力ヤラセメール「説明会」を中継した佐賀のケーブルテレビにみるように、必ずしも正しい報道ばかりとは限りませんが、政党が報道機関の論調を調査し、「問題〜事実誤認や不公平さ」があれば対抗措置を講じるなどということは、褒められることではありません。しかもそれを主導したのが、かつて大手メディア(日本テレビ)で飯を食っていた石原伸晃幹事長とは、あきれるしかありませんね。過去の経歴も色褪せるというものです。

民主党の支持率が落ちれば、自民党支持率が上向くなど「妄想」でしかありません。つまり民主党もダメ、もっとダメなのが「自民党」なのですから。メディアチェックし続けるなら、もっと支持率を落とすこと請け合いです。

一般庶民は、もう「信じられる政党はない」と考えているのですから、どんな政党も「支持率」が急上昇することなどあり得ません。まったく本質を見極められない「自民党」には反吐が出ますなぁ。
チャンチャン!

超大型台風マーゴン接近中

久しぶりに九州周辺に超大型の台風が接近しそうです。上陸はギリギリでなさそうですが、最大瞬間風速70mというとてつもない暴風を伴っているらしいので、接近するだけでもかなり影響しそうな気配。ちょっと西側にコースがずれると九州上陸の可能性も。でも九州の西側のコースにずれる可能性は少なそうなのが、まだしもですけどね。熊本にとっては、西側を通過するときが最も危険なコースとなりますから。

地震といい、台風といい、自然のエネルギーに対しては、人間が出来ることは限界があります。頭を低くして過ぎ去るのを待つしかありません。はぁ、、、

2011年7月16日土曜日

世も末?〜政治、経済、世相〜

安倍氏、福田氏、麻生氏と自民政権の末期、短期政権が続き統治能力の貧弱さを国民に見せ付けたのですが、政権交代した民主党も人材の小粒化現象は同じようで、鳩山氏、菅氏とこれも1年内閣の短期政権で終わりそうです。まさに日替わり内閣の様相を呈していて、諸外国の首脳も名前すら覚える暇がないのでは?と、何とも不甲斐ない我が国の政治の有り様に幻滅しています。管氏など「総す菅(総好かん)」状態の中、首相の座にしがみついているかのようにも見えますが、仲間からの信頼も薄れ、それも風前の灯火でしょう。
それに企業経営者の「利益至上主義」によるモラル軽視やハザードが東電の情報隠しや九州電力のヤラセメール事件などに垣間見えます。

どうしてこんな我欲だらけの人物が目立つ社会になったのでしょうね?(自分のことは棚にあげてます^^;)

教師や警官、果ては検察官や裁判官、官僚までもが、事件を頻繁に起こすようなこんな世相は、どこか一部分の修正や改革で直るものではないのでは?とも思います。

社会の構造的変化や価値観の多様化、情報取得の爆発的拡大など、何らかの手段でコントロールできるものではなく、流れに任すしか、仕様がないことなのかも知れませんが、この先、どんなところへ行き着くのか、暗澹とした気持ちばかりが増大している昨今です。

まぁ、小市民の私が出来ることは、我が身の回りだけでも「真っ当さ」を追求していくことぐらいしか出来ませんが、息切れしそうです。^^;

2011年7月11日月曜日

娘の就活〜大学生編〜

大学最終学年になり、公務員一本に絞って就活をしている我が娘。民間企業をいくつかキープしておいた方が良いという私のアドバイスも聞く耳を持たず、国家公務員一種を開始に、地方公務員も含め、様々な職種の公務員試験を4月以降受験し続けているようです。
私などからすると、「公務員なんか...」という意識なのですが、この大不況の時代、安定性というところから、彼女の仲間もかなり大学の公務員講座を受講
し、共に切磋しているとか。お互い「落ちた」「合格」などの知らせに一喜一憂し、この時期、一次試験の合否が開示される度に、肝を冷やしたり、抱き合って
喜んだりしているのかも知れません。




「一種は「ダメもと」で受けた」とかで、残念な結果でしたが、








先日は、ある専門職の公務員試験の一次試験に受かったようですが、これは第一志望ではない様子。







そして、今日...








いつもは母親へのメールばかりの娘なのですが、今日午後、娘から私宛に珍しくメールが。















ある地方公務員上級職の一次試験結果で、












「一次、受かったーーーー!」










親馬鹿を十分承知で書きます。^^;









私は思わず折り返しに電話を。(いつも音声通話はほとんどしません。メールの方が何かと便利ですからね ^^; )








「お父さんも チョーー、嬉しいんだけど(^^)\(^o^)/」









若干、声もうわずっていたかも知れません。^^; (心の声:まだ二次試験をパスした訳じゃない!!)












しかし、一次でも「パス」は「パス」なのですから、小さなVサインくらいは、掲げたいではないですか。^^;









最終試験の合否が肝心であることは、確かにそうですが、こんなプロセスの途中結果も喜び合えるほうが幸せではないかと勝手に思ったりしています。後は天の配慮に期待をしておこう!(笑)(心の声:お前は「公務員なんか」ではなかったのかっ?!)








公務員でも、試験にパスすることは、喜びではあります。^^;(心の声:何と身勝手な解釈を!)









今日はいつも取り上げるテーマとは随分違い、親馬鹿丸出しの内容ですが、まぁ、ご容赦を。^^;

2011年7月9日土曜日

やっと梅雨明け〜天候もさる事ながら、政権の鬱陶しさも梅雨明けしないのか?〜

九州北部もどうやら梅雨明けしたようです。激しい雨天が数回襲ったこの梅雨でした。
梅雨明け後の今日の屋外の日射は、脳髄を溶かすかのような強烈さを伴っていて、部屋の窓を全開していても、じっとりと汗ばむほど。これでは「節電」といえどもどこまで可能なのか、心許ない限りです。
鬱陶しさと云えば、菅政権の様子も見ているだけで「鬱陶しく」なります。コロコロと名前を覚える間もなく入れ替わるのもどうかと思いますが、国民の支持を無くしてもなお、政権にすがり付く姿は「見苦しい」限りです。
しかし、交代させるにも、いったい誰なら「まとも」な首相を務めることが出来るのか、政界を見渡しても支持できそうな人材は皆無のようにも思えます。
また公共的企業であるはずの「九州電力」がやらかしたヤラセ番組とヤラセメール問題は、倫理観をなくした企業の姿そのものですね。実はわたくし、九電とは電柱敷地などをかなりの数、契約してまして、これまでは公共性が強い電力会社ですから、何の疑念もなく提供してきたのですが、今後は契約更新に際しては原子力問題を考慮すべきかなと思っています。電力会社は「東京電力」や「九州電力」の姿勢にみるように、地域独占という形態が「傲慢さ」を生み出しているようです。やはり、消費者が選択できるようにならなければなりません。
「モラルハザード」とかなり前から言われていますが、相当根深いところまで、「根腐れ」がこの国では進行しているようです。
いったいこの国はどこへ流浪って行くのでしょうか?

2011年7月4日月曜日

希望を託せる政党がない悲劇的日本の政治状況

長期に渡った自民党政権の利権政治に終止符をうつべく、国民が政権を委ねた民主党だったはずですが、いざ政権を握るとその政治手法の稚拙さを露呈し、事前に国民に示したマニュフェストも選挙用に過ぎなかったと考えざるを得ないその後の変節ぶりを示しています。また、結局寄せ集め集団に過ぎなかったというべき感情的内部対立で、もうグチャグチャ状態ですよね。

今回の東日本大震災では、たしかに「未曾有」と表現してもおかしくない事態ではありましたが、それにしても菅政権と民主党が示した対応は、看過しがたい内容としか云えませんでした。つい最近も復興相に任じられたばかり松本龍という人物が、被災地でとんでもない発言を繰り返しています。傲岸不遜な発言で彼の持つ基質を示しているとしか考えられず、こういう人物をその任に充てた管氏の見識と人物眼を疑いますし、呆れてしまいます。全く度し難しですね。

こんな議員しかいない国会や政府にどんな希望を抱けるというのでしょうか?究極の悲劇は喜劇にも通ずといいますが、全く笑えません。

(追記)復興相の松本龍という人物が、「九州人だから云々」と弁明をしていましたが、九州はもとより他のどこであろうと、真っ当な人ならあのような言動はしません。「九州人」を発言の理由にするなど許しがたいと、同じ九州人である私は思います。とにかく、どこの人であろうと、常識があれば、公的な場であのような傲岸不遜な態度をとることなど「あり得ない」でしょう。彼こそ「九州人」の恥さらし以外の何ものでもありません。(怒)

(追記2)村井知事との面会で、知事が自分より後から入室してきたことで、理不尽な「怒り」を発し、その状況を「オフレコ」と周囲にいた記者たちに宣し、「書いたらそこは終わりだぞ」と恫喝まがいの発言までしていますね。
松本龍氏の出身母体である「部落解放同盟」を考慮すると、あの態度も「なるほど」と合点が行くというか、1970年代や80年代に件の団体が行っていた「糾弾会」なるものを見聞きした者としては、まだ穏やかなのかもしれないなと思ったりしました。彼の発言は、出身地の九州などという問題ではなく、彼自身の気質とこれまで培ってきた個人的性格に基づくものと云えます。差別解消は大事なことですが、「逆差別」や「糾弾会」と称して集団による「吊るし上げ」会を行っていたことを、件の団体は、どのように総括しているのでしょうね?差別解消に向かうどころか、逆に差別意識を隱然化させる効果しかなかったと私などは思います。
あのような人物を「復興相」のまま置いておくなど論外で、即刻解任すべきです。

2011年7月2日土曜日

核ゴミ モンゴルへ投棄する計画〜包括的燃料サービス(CFS)〜

米国とモンゴルが主導しているという「モンゴルで加工したウラン燃料の供給と使用後の処理(つまり貯蔵と最終処分場)」計画について、米国原子力企業のWestinghouse Erectricを傘下に有する佐々木東芝社長が「使用済み核燃料などの国際的な貯蔵・処分場をモンゴルに建設する計画を盛り込んだ新構想を推進するよう」米政府高官に書簡を送った事を共同が報じています。

既存の原子力発電所や核兵器解体後に大量に出てくる核汚染ゴミの処分は、様々な国にとって頭の痛い問題になっていますから、何らかの処分法を確立する必要はあるでしょう。しかし、こうした他国に最終処分場を作る事で、「トイレなきマンション」と批判される核廃棄物処理の課題を緩和する事をも狙っているようにも見えます。

企業は、利益を追うのがそれ自体が持つ性なのかもしれませんが、社会的倫理の枠から逸脱していいはずはありません。部屋のゴミを屋外へ掃き出して、いかにも綺麗になったかのように考えているかのようです。掃き出してもそのゴミは屋外に存在し続ける事を忘れてはなりません。

同じく事業家であるSOFT BANKの孫正義氏が提唱している「自然エネルギー(太陽光発電)への転換」を一部の人は「今後の膨大な利益を見据えている事が透けて見える」と批判がましい事を言っているようですが、仮にそうであっても、より人々に害のないものを作るのであれば、批判どころか歓迎すべきだと私は思います。

梅雨明けも間近か〜ニイニイゼミの初鳴き〜

どんよりと曇った午前中でしたが、午後過ぎにちょっと晴れ間が。
すると晴れ間を待っていたかのように、「ニイニイゼミ」の鳴き声が聞こえ始めました。その合間に庭の木々で遊ぶ鶯のさえずりも混じり、なかなか趣のある土曜日の午後になりました。