2010年7月17日土曜日

梅雨明け

雲行きは安定してませんが、久しぶりに青空がのぞきました。

今年も豪雨によって、日本各地に大きな被害がでましたが、今まで経験した事がないと証言した人が多いですね。時間雨量にも過去にあまり例がない雨量が頻繁に見られる事からも、頷けます。
去年、台湾の高雄県小林村埋め尽くすように襲った大規模な土砂崩れは、深層崩壊という表層の土壌が崩れるのではなく、80mから100mの深さまで一気に崩れ落ちるという崩壊現象だそうです。7月初めの鹿児島根占で起きた土石流も深層崩壊の可能性が高いということですから、今後、こうした今まであまり経験していなかった大規模なものが起きてくるのではないでしょうか。

こうした大規模災害も含め、気象が大きく変わってきているという事は実感として分かります。そして今後はもっと気象が激しさを増すというシミュレーション結果もあるようで、暮らし方自体も変えなければならなくなりそうです。

大相撲の深部

現相撲協会の中で改革派と目されていた貴乃花親方に、指定暴力団幹部との交際疑惑が報道されましたね。こうして報道する以上、警察(多分○暴)からの情報に基づいて、裏取りも済んでいるのでしょう。
案の定、貴乃花本人は全面否定しましたが、最初は皆、否定し、自体対処に奔走するようです。有名な部屋であれば、政財界の有力者とのつながりもあるでしょうし、そういうルートを通じて工作をするかも知れません。

事の真偽がどうこうより、問題は、やはり大相撲の深部にまでヤクザ世界との濃密な関係が存在している事を暗示している事です。
ここで、想像をたくましくして、ある仮定の二人の会話を交わさせてみましょう。

「最近、大相撲が外国人に乗っ取られた気がする。しっかり日本人を見つけてこないと」

「まったくその通りです。しかし、相撲に関心のある子供が少なくなっていましてね」

「ちょっとヤンチャだが、俺の舎弟の息子に相撲に興味がある奴がいるんだが」

「ほほぅ、そうなんですか」

「体つきもそれなりだし、一度見に行ってくれないか?」

「なかなかスカウトも大変なんで、見に行ってみましょう」

「よろしく頼む」

「こちらこそ。今後も良い情報があれば、よろしくお願いします」

なぁ〜んてね。ちょっと想像してみました。
あり得なくありませんか?
ヤクザといえど、家族もいて普段は普通の生活を営んでいるわけで、子供や孫に相撲適格者がいるかも知れませんからね。

2010年7月14日水曜日

豪雨、その他諸々の雑感

梅雨前線の停滞で、九州は大雨が続いています。先日は鹿児島がひどく、今回は福岡、佐賀、長崎が集中的に見舞われています。熊本も豪雨には違いないのですが、滝状に降る時間が短くて、今のところ大きな被害から免れています。
しかし、斜面においては、もう十分過ぎるほど水分をたっぷり含んだ土壌は、いつ流れ出してもおかしくない状態なので、安心は出来ません。
ただ今年は台風がまだ来てませんね。発生も2個だけで、日本に向けて北上してきていません。今後も発生数が少ないのか、それとも増えてくるのか、どうなるのでしょうね?
今年も穏やかな気象とはいかないようです。

大相撲の力士が一部社会で、「裸芸者」と卑称されていることは言わずと知れた事ですが、「ゴッツァン体質」のなかで、「カタギ」以外の後援者(タニマチ)連中と飲み食い等のたかり合いは、過去からあった話ではないでしょうか?相撲協会の幹部達自身も現役時代に既に経験済みの事と容易に想像されるのですが、建前でいくら否定されても信憑性に欠けると言わざるを得ません。まだ露呈していない現役力士の中にも、もっと隠れていると思いますね。
今、こうして批判の最中にある大相撲界ですが、名古屋場所が終われば、「喉元過ぎて云々」になる予感を感じているのは私だけでしょうか?

参院選、その後。案の定、敗北の責任者探しで大騒ぎの民主党ですが、そもそも民主党の支持が大幅に減ったのは、「小・小」時代の政治資金疑惑が最大の要因でしょう。もちろん、衆院選時のマニュフェストが書かれた通りに実行されそうもないという事もあるでしょうが、最大の原因は「政治資金疑惑」だった。結局、自民党の体質と代わり映えがしなかったという事が露呈したのですからね。
菅さんが消費税に言及してしまった事は、拙速ではありますが、日本の財政赤字や世界の中、特にアジアの中での日本の経済状況を考えると、食指を延ばしたくなる消費税だということでしょうね。延ばされる側の我々としては、時期的に不適合だったと言わざるを得ません。消費をもっと落ち込ませることは、確かですし。
「責任者、出て来い!」と騒いだところで、今の経済状況を打開出来るはずもありません。そんな犯人探しに汗を流す暇があるのなら、「打つべき施策」に全力を傾けるのが、議員の仕事だろうと強く思います。騒ぐくらいの能力しかない議員だったとしたら、選んだ側に大きな責任がありますね。

今、降り続いていた雨が止んでいます。しかし、今夜半くらいから、再び強い雨域が北上してくるとの予報ですので、被害が出ない事を念じるのみです。

2010年7月12日月曜日

2010 World cup final スペイン1-0オランダ

延長後半(116分)にスペインのイニエスタ(6)によって、ついにゴールを奪う。
そして、終了のホイッスル。
スペインの初優勝が決まる。

どっちが勝ってもおかしくないゲームだった。
スペイン得意のパス回しもオランダの早い寄せで、簡単にはさせてもらえない。

見る方もよそ見が出来ない緊張感あふれる展開が続く。
しかし、やはりどちらが勝っても初優勝という国威がかかったゲームゆえに、タックルも激しく、109分にはオランダのハイティンハがイエロー二枚目で退場するなど、ファウル、警告も続出する。誤審も一回あった。オランダのFKの際、スペインの壁に当たるも、CKにならず、ゴールキックの判定。ゴールが生まれたのも、その直後。オランダとしても悔やまれるジャッジメントと言えるかもしれない。

しかし、緊張感あふれる良いゲームだった。
やはり世界最高レベルのゲームは、実に見応えがあるものだ。

余話になるが、ドイツのオーバーハウゼン水族館のタコ「パウル」の予想は、ドイツ戦だけでなく、3位決定戦、決勝までもズバリ的中させたことになる。何だか神がかっていて、怖いくらいだ。次に財政破綻を来す国を予想させたら、どうなるものやら。。。

2010年7月11日日曜日

質を落とした参院選

今、TVは各局選挙速報で一色。


今回、棄権も考えたが、思い直し夕刻、投票だけは済ませた。


棄権したところで、必ず議席は決まっていく。


ならば一滴の水として、その役割を果たした方がいい。


だが、誰に?、どこに?…


積極的に支持したいと思える人、党派がない。


結局、消去法で考えた。


消去法でしか、選ぶべき対象がないという事に、無力感さえ覚える。


しかし、そういう私的感情に関わりなく、


開票時刻とともに、速報で「当確者」と占有議席が、


テレビの画面に浮かび上がってくる。


再び、この結果によって、政権党はもとより、各派のドンチャン騒ぎが起こるのだろう。


はたまた首相が変わってしまうのか?


いい加減にしろと怒鳴りたい衝動。


小沢氏の息がかかった候補が破れるのには、大賛成。


しかし、当確情報が出た「柔ちゃん」に、政策ってあるのかっ!?


議員になってから、政治の勉強されても、歳費を供給する我々には、


そんな余裕はない。当確情報に憤りさえ覚える。


こんな民を馬鹿にしたような選挙戦術に踊る阿呆はいないだろう


と信じたい。


結果、そんな手を使った党が破れるのは、自業自得だね。


かといって、自民、公明、たち日、国民の議席増や獲得というのは、


見たくはない。


ほんとうに、グチャグチャな気分です。

2010年7月8日木曜日

W杯 SemiFinal スペイン1-0ドイツ

スペイン、見違えました! パス回しの素晴らしさ。
前半はボール保持率で圧倒するが、鉄壁のドイツディフェンスをなかなか破れない。
後半、ドイツも攻めに重きを置き始め、一進一退。
しかし、73分、XAVIがゴール前に上げた球にPUYOLがヘッドであわせて、ついにドイツゴールを破る。
スペインのボールさばきの上手さが、ドイツの持ち味を消していたゲームだった。
パスの正確さはもちろん、相手のパスカットの上手さも見応えがあった。
これぞサッカーの球さばきだと感動しながら見る事が出来た。


2010年7月7日水曜日

大相撲界とマスコミ界

まるで汚水の沈殿物から浮き上がってくる泡のように、大相撲関係者とヤクザとのつながりが浮上して来るのは、大相撲の世界にそうした沈殿物が溜まっているからに他なりません。そこに眼をつむったままでは、決してその沈殿物を取り去ることは出来ないでしょう。

芸能の世界でも、興行という形の中で、ヤクザとのつながりが濃厚にあったし、今もそれが全て払拭出来ているとは思えません。同じように興行と言う形をとる大相撲でも同じです。
今回、相撲協会が外世界へ見せた対応にも表れていますが、露骨な身内意識とあたかも大相撲界は特別な存在だと思っているのか、当初の会見の様子からもその傲慢さが透けて見えていました。「伝統」とか「国技?」などというものにあぐらをかいて、力士だけの世界観で全てを統べてきた結果が、今の状態を招いたと言えます。自称「国技」といえど、本質は「見せ物」とさして差異はなかったという事です。

それにしても、今までメディアは何を見てきたのでしょうか?特に報道を使命の第一義とする新聞は、相撲界に巣くう闇の部分を全く感知しなかったのでしょうか?週刊誌が何度も相撲界のスキャンダルを報じてきましたが、大手のメディアはその真相を究明することはありませんでした。様々な利害関係が関わってでもいるのでしょうか?あり得る話です。特にNHKは最も相撲界とは密接な関係を保ってきたはずです。1928年のラジオ中継から始めていた訳ですから。内部事情にも詳しくなかったはずはありません。

今回の事件を受けて、名古屋場所に「限って」、中継を止めると発表しましたが、取り組み終了直後に「ダイジェスト」を放送するようです。何と半端な対処でしょうか?ペナルティーどころか、顔色を伺っているようにしか見えません。NHK会長が中止理由に、「大相撲の改革の道筋が見えない」を挙げたが、では9月場所で、それは見えるとでも言うのだろうか?まだ未定なのに、「今回に限る」とは、時期尚早な判断だろう。各部屋、力士の後援会も含めて、ヤクザとの関係が潔白だと明らかになってはじめて中継再開の議論が出来るというものでしょう。

どうも日本のマスコミはその使命を果たすつもりは毛頭ないと考えざるを得ません。

2010年7月4日日曜日

映画 『南極料理人』(2009)

思いがけなく面白い映画に出会うと、人は何とも言えない良い気分になったりするものです。
表題の『南極料理人』が、 まさにそういう映画でした。
南極観測基地の中でも標高が3800mを超える極寒の基地「ドームふじ」での越冬観測隊の日常、中でも食事を、料理担当隊員だった原作者西村淳氏の眼を通して描き出した作品。主人公を演じるのは、演技派の堺雅人。共演者も生瀬勝久、きたろう等、個性派ぞろい。

南極観測も往時と比べれば、比較にならない程快適になっているようですが、基幹基地の昭和基地から約1000kmも離れ、標高3800mを超える「ドームふじ基地」は、まさにエクスペディションと言える場所です。基地設置の目的は氷床深層掘削という氷床を3000m以上掘削して、氷床コアを採取し、その中に封じ込められている空気などを分析して、過去数十万年〜100万年間の気候変動を調べるというものです。

観測のためとは言え、生物はもとより、ウイルスさえも存在しないという極寒の地で、一年以上観測し、生活を続けるという厳しさは、なかなか想像出来ません。その過酷さを和らげ、気持ちを和ませるのが食事の持つ力だと改めて思う映画です。
これほど長期ではありませんが、私の冬山での経験も似たようなものでした。気温は−30℃位ですから、ドームふじの−50℃には比べようもありませんが、雪から水を作ることや限られた材料、限られた人間関係などは同じです。

この映画の持ち味は、過度な演出を控えながら、淡々とした生活の中で隊員達が見せる隠す事が出来ない滑稽さやペーソスです。面白い映画でした。

W杯 何と!! ドイツ4-0アルゼンチン

南米勢の両巨頭とも、セミファイナルへの進出できず…ショックです。
それにしても、ドイツの堅守には脱帽!
面白みという点では、ブラジル、アルゼンチンの個人技を見せる展開の方が、私の好みなのですが、勝負はそれには関係なく決まってしまいます。
ドイツがこれほど強化されていたとは思っていませんでした。
優勝の最有力候補になりましたね。

2010年7月3日土曜日

ヤクザと力士とメディア(特にNHK)

少しずつ相撲界の裏の姿が明らかになりつつあるようです。
今まで新聞などのメディアが伝えていなかった闇の部分が。
野球賭博関与という事象を通して、ヤクザの世界と昔から様々な形で繋がりがあったという事が。
容易に想像出来る事ですが、部屋や力士個人の後援会にも関係があるという事が。
力士が賭博の上客だという事が。

まだほんの一部分に過ぎないのでしょう。ほんとうにパンドラの箱を開けると、収拾不可能なほど、澱が積もっているのでしょうね。
だから、協会も情報開示をしたくないのでしょう。出来れば、「知らぬ、存ぜぬ」を貫きたいのでしょう。
それに「お手盛り調査委員会」が出した勧告も一部受け入れだけとする理事会協議になりそうです。
自分たちが置かれている状況を、相撲界という閉鎖社会の中の人間は理解不能という事らしいですね。
これで「自浄」など出来るはずがありません。とにかく風が収まるのをやり過ごすつもりなんでしょう。

さて、NHK(公共放送らしい?)の相撲中継は、今後も継続するのでしょうか?
ここまできても、最終決定は出していませんね。
検証番組でお茶を濁す?
NHKも政権党や国会議員、そして権威筋には弱いですからねぇ、元々。
そして最も重大な事は、NHKは相撲協会に対して、年間数十億円と言われる放送権料を支払っているのです。つまりこの放送権料が力士達の給金の一部となり、それが賭博を通してヤクザの資金源になっていた訳です。NHKがヤクザを支援するということは、極端に言うと、受信料を支払っている人たちもそれに加担させられている事になります。
そんなNHKに、あなたは、それでも受信料を払い続けますか?

W杯 フラジルが負けるとは! ブラジル1-2オランダ

ハーフタイムまで見ていたのですが、いつの間にかうたた寝してしまい、目覚めた時にはウィンブルドンのコートが映っていて…
ブラジルが勝利しているだろうとニュースをチェックすると、オランダに逆転されていて、絶句。
西村氏を主審とする日本・韓国チームのチームが裁くゲームだったので、ジャッジメントにも注目していたのですが、後半のレッドカード提示を見逃すとは…寝不足が祟ってしまいました。
私はアルゼンチンとブラジルの決勝を予想していたので、ちょっと残念です。
さて、ベスト4にはオランダ、ウルグアイとどこが残るのでしょうか?ドイツーアルゼンチンが次の注目ゲームになりそうですね。