2010年7月14日水曜日

豪雨、その他諸々の雑感

梅雨前線の停滞で、九州は大雨が続いています。先日は鹿児島がひどく、今回は福岡、佐賀、長崎が集中的に見舞われています。熊本も豪雨には違いないのですが、滝状に降る時間が短くて、今のところ大きな被害から免れています。
しかし、斜面においては、もう十分過ぎるほど水分をたっぷり含んだ土壌は、いつ流れ出してもおかしくない状態なので、安心は出来ません。
ただ今年は台風がまだ来てませんね。発生も2個だけで、日本に向けて北上してきていません。今後も発生数が少ないのか、それとも増えてくるのか、どうなるのでしょうね?
今年も穏やかな気象とはいかないようです。

大相撲の力士が一部社会で、「裸芸者」と卑称されていることは言わずと知れた事ですが、「ゴッツァン体質」のなかで、「カタギ」以外の後援者(タニマチ)連中と飲み食い等のたかり合いは、過去からあった話ではないでしょうか?相撲協会の幹部達自身も現役時代に既に経験済みの事と容易に想像されるのですが、建前でいくら否定されても信憑性に欠けると言わざるを得ません。まだ露呈していない現役力士の中にも、もっと隠れていると思いますね。
今、こうして批判の最中にある大相撲界ですが、名古屋場所が終われば、「喉元過ぎて云々」になる予感を感じているのは私だけでしょうか?

参院選、その後。案の定、敗北の責任者探しで大騒ぎの民主党ですが、そもそも民主党の支持が大幅に減ったのは、「小・小」時代の政治資金疑惑が最大の要因でしょう。もちろん、衆院選時のマニュフェストが書かれた通りに実行されそうもないという事もあるでしょうが、最大の原因は「政治資金疑惑」だった。結局、自民党の体質と代わり映えがしなかったという事が露呈したのですからね。
菅さんが消費税に言及してしまった事は、拙速ではありますが、日本の財政赤字や世界の中、特にアジアの中での日本の経済状況を考えると、食指を延ばしたくなる消費税だということでしょうね。延ばされる側の我々としては、時期的に不適合だったと言わざるを得ません。消費をもっと落ち込ませることは、確かですし。
「責任者、出て来い!」と騒いだところで、今の経済状況を打開出来るはずもありません。そんな犯人探しに汗を流す暇があるのなら、「打つべき施策」に全力を傾けるのが、議員の仕事だろうと強く思います。騒ぐくらいの能力しかない議員だったとしたら、選んだ側に大きな責任がありますね。

今、降り続いていた雨が止んでいます。しかし、今夜半くらいから、再び強い雨域が北上してくるとの予報ですので、被害が出ない事を念じるのみです。

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