2015年10月24日土曜日

法の番人

法の番人であるはずの警察官や検察官の犯罪が、よく目につくようになりました。警官が殺人まで犯すというこの国のこの時代。どういうことなんでしょうかね。

 

この国の規範意識や公徳心は極めて高いものとして世界諸国からも認められていたはずですが、このところの乱れは「グローバルスタンダード」化しているようで、どんどん低下しているかのようです。

 

考えてみれば、日本国憲法第四十一条にある「国権の最高機関」の構成員である「国会議員」の質の悪化〜低下や劣化どころか極悪化と言ってもいい〜を考えれば、その下部機関の有り様は推して知るべしと言うことでしょう。自らを律することも出来ない輩が、堂々と議事堂に「のさばって」いるのですから、もう、どうしようもないのかもしれませんね。

 

それもこれも、民主主義の根幹をなす「普通選挙」によって、国民が票を与えて送り出しているのですから。まっ、この国の「愚民」化が相当に進んでしまったとも言えるのかもしれません。

2015年10月19日月曜日

同じ穴の貉〜安倍自民党と橋下大阪維新の会〜

言論機関や教育現場に対して、陰に陽に圧力をかけるという意味で、安倍自民党と橋本大阪維新の会は同じ穴の貉だ。安倍首相自身がNHKや朝日新聞を率先して批判しており、その姿勢を見ている彼の取り巻きもまた、批判を声高に唱和している。権力を預かる者はその行使に際しては謙虚であるべきなのに、このところの彼等の動きにはその欠片も見えず、居丈高にその力を振りかざしている。どちらも特定メディアや団体に対して執拗な圧力をかけているとしか思えない言動をする議員が多い。それは国会議員だけでなく、地方自治体の議員においてもだ。

 

民主主義における政党は様々な批判を甘受しながら、その活動の正当性を謙虚に市民に知らしめていくべきものなのだ。しかし、現状はまさにその真逆の有り様である。陰湿な圧力をかけつつ、自分達の主張を居丈高に叫ぶ様は、行き着く先を示している。恐ろしい権力の行使を見る時代が。

2015年10月6日火曜日

何じゃ??こりゃ !!〜1億総活躍社会相 〜

何か、馬車馬じゃあるまいし、掛け声かけられて「活躍」なんかしとうないわい!!

こんなアホな思いつきに付き合わなあかんのやったら、寝てた方がマシですわ!!

国勢調査と個人情報保護

2015年10月4日日曜日

夕空に「きぼう」の星


国際宇宙ステーション(ISS)の肉眼観測が出来るということで、通過コースを調べて外に出て待機。

見え始め点と最大仰角点を事前に同定しておき、通過時間を待っていると太陽光を反射する明るい光点が結構早いスピードで暗くなったばかりの空を横切って行くではないか。

小さな光点だったが、今、油井宇宙飛行士が乗っている。先日は「こうのとり」が補給物資を届けたばかりだ。

久しぶりに秋の夜空を見上げて、ちょっと清々しい気持ちになれた。

    〜ブレているが、中央の光点がISS〜

2015年10月3日土曜日

行け行けドンドン!!〜自民の動き〜

先の安保関連法案の審議渦中に、あの百田が講師を務めた自民党の部会で法案批判のメディアを潰せと煽った木原議員に対する処分を軽減する事にしたそうだ。

まあ、自民の本音は「良く言った」というものだったろうし、本当は処分もしたくはなかったのだろうが、批判が盛り上がり法案審議への影響を考えて処分せざるをえなかっただけなのだろう。今回の処分軽減措置で本音が見えたという事に過ぎない。

政権に戻った途端、こうも「行け行けドンドン!」になるとは。怖いもの知らずとは正にこういう事だ。


さて、ここまでコケにされた選挙民たちは次回選挙でどういう回答を出すのだろうか?

2015年10月2日金曜日

NHKの存在意義とは?

「公共放送」という曖昧極まりないメディアであるNHKとは、どういう存在なのか。

安倍が政権を牛耳るようになって、特に目立つのが、新聞や報道媒体に対しての様々な「口出し」による実質的牽制の多さです。

自分達の主張に反する報道などへは、過敏に反応し、あからさまな非難で言論機関を萎縮させる言動が目立ちます。

これは民主主義体制において権力を牽制し、チェックすべきメディアの役割を制限し、規制してしまいます。自己の主張に沿った活動をさせる意図の表れと言っても過言ではありません。

で、今の会長に代わってから、NHK の報道姿勢が微妙に変化しているようです。つまりあからさまに現政権に利する放送は出来ないので、「編集権」の範囲に収まる形で、番組などを作っているのではという疑念を持たざるをえません。

そして受診料のマイナンバーによる徴収を企図する会長の発言は、税金によって運営される国営放送との違いがどこにあるのか、分からなくなります。

もういっその事公共放送という衣を脱いで、国営放送を名乗った方が正直で良いと思うのです。