2007年5月28日月曜日

訃報 二件

今日、ZARDの坂井さんの訃報に驚いている時に、ここ熊本選出議員の農相が新議員宿舎で自殺の報が流れる。

ZARDの坂井さんの死は、事故にしろ自殺にしろなんとか理解できる。癌での闘病と転移。絶望しかねない心中だったのは察せるから。しかし農相の自殺は言語道断と、怒りさえ覚える。

事務所経費の不正計上、そして多分これが今回の自殺に決定的なものだったのでは?と想像される緑資源機構との関わり。それら全てに口を閉ざしたまま逃げるように命を絶つなど、許すべき事ではないからだ。潔白なら自殺などする必要はない。この死によって、その疑惑が確定的だったのだと示すだけのことだ。

また、彼の死に関して、あの都知事が「死をもって償ったということだろう。彼も侍だと思う」などとコメントしていたが、自殺するのが侍なのか?潔いことなのか?疑惑に対して潔く全てをさらすことなく、闇に葬ってしまうようなやり方を「侍だ」などと言うのは、本当の侍魂をもった人に対して失礼極まりない。

今日の二件の訃報は、その人の生き方でこうも感じ方が違うものだとあらためて教えてくれた。

2007年5月26日土曜日

雨傘にヤマカカシ?ww

庭に出ていると、高校生の息子が「蛇が傘の中にいるよ」と言う。

見ると離れに行く渡り廊下の下に薄青色の傘が開いたまま、ひっくり返っている。



「どこに?」

「あの傘の中」



近くに行ってみると傘の骨に巻き付くように小さなヤマカカシがいるではないか。



「住み着いてるんかなぁ?」と息子。

「そんな所に蛇が住み着くはずはない」と私。



よく見ると絡み付いているのではなく、その傘の骨のバネに尻尾を挟まれ、逃げられずにいるのだ。

幾日そうして挟まれたまま、そこにいたのか?餌も捕れずに我慢していたのだろう。



「離してやろう」

「なら僕がやる」と息子。



庭の奥に棒切れで引っかけて逃がしておいた。

買い物から帰ってきた妻にその話をすると、妻曰く



「あの傘は前に息子の友達が来たときに使うように置いていたものだけど、仕舞おうと傘を開いてみたら蛇がいたからびっくりしてそのままにしてた」



その日って、何週間か前のことではないかw 可哀想にその蛇はずっと尻尾を挟まれたままそこにいたわけだ。マムシとは違い、おとなしく、しかも毒牙が口の奥にあるので、咬まれる被害はほとんどないのだが、ヤマカカシにも毒がある。

敢えて逃がそうとせず、放置した妻を賢いと言うべきなのか、残酷だと思うべきなのか、悩ましい出来事ではあった。

横暴から凶暴へ

再び、衆院の委員会で社会保険庁改革(?)関連法案を強行採決。払い込み年金管理がまったくでたらめの状態のまま、その責任追及を逃れるが如き採決なのだから、法案名の通り改革される可能性はほとんどない。横暴な行ないの中に、その凶暴性の衣も透けて見える気がする。



子育てのための「親学」とか、「美しい国」とか押しつけがましいことを標榜する現政権だが、現状までの国造りの中心は、現政権の母体そのものではなかったのか?過去には蓋をして、口を閉ざすか濁すかして、人々を思い通りに操作したいのだろう。それでも懲りずにそんな政党に国を任せる人が多いというのも、歴史に疎いこの国の性なのだろう。



昨夜から今日昼までの久しぶりの雨で、地面も黒く潤いを取り戻した。今年の夏は猛暑とか、渇水とかの予報が出ているらしい。最近、自然現象で過去に見られないことが頻発していることをみれば、気象変動の原因はともかく、確かにじわじわと変化を見せていることは確実だ。



人心は代わり映えしなくとも、自然はズンズン変わっていく。なんとかその自然の後追いであれ、変わって行かねばなるまい。

2007年5月22日火曜日

驚きの候補

この夏の参院選に自民党が立候補を誘ったのが、「カズ」こと三浦知良選手とテレ朝の丸川珠代アナ。さすがにJリーガーの誇り高き男のカズは丁重に断ったのだが、丸川アナの方はお誘いを受けるらしい。才媛ではあるらしいのだが、TVやブログ等での反自民発言からは、到底自民党からの出馬などは考えられなかったのだが。やはり目立つのがお好きな女性で、外見だけはスマートに見える安倍首相に誘われたら、尻尾を振って笑顔で頷く底の浅いお人だったと言うことなのだろう。まぁ、被選挙者には法律に抵触しなければ国民は誰でもなれることにはなっている。

しかし、こうした候補を立てて、票が集まるのだとしたら、東京選挙区民の民度というのが明らかになるだけのことだ。まぁ、あの都知事さえ再選してしまうくらいの程度なのだから、そうなったところで驚くほどの事でもないのかも知れない。すでに「呆れてしまう」事には慣れっこになってしまったから。

それにしてもである。現総理の器の小ささはかなりのものだ。討論でのヒステリックな反論など聞いていると彼の心の余裕のなさが露呈してしまい、聞いている方が情けなさを通り越して、悲しくなってしまう。これが我が国の代表者なのかと。。。

2007年5月18日金曜日

清々しい晴れ日和ですが。。。

憲法改正手続き法があまり国民の盛り上がりもなく、なんとなく成立してしまい、ある種の流れに皆が乗っているような。「この道はいつか来た道。。。」と懸念が広がります。教育についても現首相になって以降、国家による指導という介入がしやすくなる方向へ教育関連法が整備されつつあります。価値の多様性を拒み、己の価値基準を押しつけて来られたら、息苦しい事甚だしいですよ。何かにつけて「戦後レジュームの見直し」を言う安倍氏ですが、「美しい国」というのが自由な思想を弾圧し国家至上主義のかつての日本を再びというのであれば、アナクロニズムそのものですな。

とにかく今の政治状況に関しては、息苦しさだけが増しているようです。。。

2007年5月10日木曜日

GWの一コマ

GWの人混みを避けて6日に鹿児島へ日帰りの小旅行を妻と。全線開通までまだ時間がかかる九州新幹線で行ってみました。車では何度も行っているのですが、列車では久しぶりです。平成16年に運行開始して4年目にして初乗りです(^^ゞ 開通区間は熊本の八代と鹿児島中央駅(昔の西鹿児島駅)という短さなので、30強しか乗車時間はなく旅情を味わう時ありませんが、内装は木質感たっぷりシックな装いでなかなか好感が持てるものでした。九州以外の人はまだ馴染みがないかもしれませんね。列車の印象はそんなものでしたが、部分開業中はともかく全線開通後は福岡へのストロー現象が起こってしまうおそれが大きいと思いますがねぇ。。

鹿児島に着くとほどなく小雨が。。。午後は晴れるという予
報だったのですけどねぇ。。傘と「カゴシマシティービュー」という鹿児島市営電車とバスの一日乗車券を買って市内周遊へ。雨ということもあって専用バスの乗客も混むほどではなく、程良いくらいの人数でした。バスストップは明治維新のツワモノ共の遺跡、顕彰碑等が多かったので、そこは降りずに通過。バス内から見るだけにしておきました。まだ入ったことがないところがあったので、そこだけ下車。そこは「仙巌園(通称:磯公園)」です。島津家の別邸であり、島津斉彬が近代工場群を作っていた場所。

江戸末期から明治草創期の日本に影響を与えた人物や活動の多くが長州(山口県)や薩摩(鹿児島)だったのはなぜなんでしょうかねぇ。歴史をひもとくとやはり国外の情報が多かったとか、様々な要因はあるのでしょうけどね。血の気が多い地域ってこともあるのかしらん?w(これは冗談です)

ま、天候には恵まれませんでしたが、久々の夫婦だけの小旅行を楽しめたのが一番の収穫だったかも?(^^ゞ

2007年5月5日土曜日

お久しぶりですw

ほぼ一ヶ月ぶりの投稿。その間はどうしていたのかと言うと、、、
PCの故障、並びに落雷によるADSLモデムの故障のため放置の状態
が続いておりました。(^_^;
PCはメーカー送りの修理が
やっと直り、再開の運びになりました。

桜の時季もとっくに過ぎ、ツツジ、サツキも花びらは茶色に。早いものですね。
もう黄金週間も終わりに近づきました。私はどうも混雑というものが嫌いな性分なので、こういう皆が休みになる時に、どこかに出かけるなどはしたくありません。出不精と言うわけではないのですが、待ち時間が耐えられないのです。(^^ゞ

でも、先日築城400年祭をしている熊本城に久しぶりに行ってみました。その催しの中で航空自衛隊のブルーインパルスチームによる展示飛行を見ることができました。ジェット戦闘機(ブルーインパルスでは、T4というジェット練習機を使用)は戦いの道具ではあるのですが、その形状や飛行する姿にはやはり機能美があり、見応えがありました。まぁ、それも攻撃されないという安心感の中でのことではあるのですがね。

久しぶりに画像も載せておきます。