2007年5月28日月曜日

訃報 二件

今日、ZARDの坂井さんの訃報に驚いている時に、ここ熊本選出議員の農相が新議員宿舎で自殺の報が流れる。

ZARDの坂井さんの死は、事故にしろ自殺にしろなんとか理解できる。癌での闘病と転移。絶望しかねない心中だったのは察せるから。しかし農相の自殺は言語道断と、怒りさえ覚える。

事務所経費の不正計上、そして多分これが今回の自殺に決定的なものだったのでは?と想像される緑資源機構との関わり。それら全てに口を閉ざしたまま逃げるように命を絶つなど、許すべき事ではないからだ。潔白なら自殺などする必要はない。この死によって、その疑惑が確定的だったのだと示すだけのことだ。

また、彼の死に関して、あの都知事が「死をもって償ったということだろう。彼も侍だと思う」などとコメントしていたが、自殺するのが侍なのか?潔いことなのか?疑惑に対して潔く全てをさらすことなく、闇に葬ってしまうようなやり方を「侍だ」などと言うのは、本当の侍魂をもった人に対して失礼極まりない。

今日の二件の訃報は、その人の生き方でこうも感じ方が違うものだとあらためて教えてくれた。

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