2007年5月26日土曜日

横暴から凶暴へ

再び、衆院の委員会で社会保険庁改革(?)関連法案を強行採決。払い込み年金管理がまったくでたらめの状態のまま、その責任追及を逃れるが如き採決なのだから、法案名の通り改革される可能性はほとんどない。横暴な行ないの中に、その凶暴性の衣も透けて見える気がする。



子育てのための「親学」とか、「美しい国」とか押しつけがましいことを標榜する現政権だが、現状までの国造りの中心は、現政権の母体そのものではなかったのか?過去には蓋をして、口を閉ざすか濁すかして、人々を思い通りに操作したいのだろう。それでも懲りずにそんな政党に国を任せる人が多いというのも、歴史に疎いこの国の性なのだろう。



昨夜から今日昼までの久しぶりの雨で、地面も黒く潤いを取り戻した。今年の夏は猛暑とか、渇水とかの予報が出ているらしい。最近、自然現象で過去に見られないことが頻発していることをみれば、気象変動の原因はともかく、確かにじわじわと変化を見せていることは確実だ。



人心は代わり映えしなくとも、自然はズンズン変わっていく。なんとかその自然の後追いであれ、変わって行かねばなるまい。

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