福島第一原発危機の最大の危機は、各原子炉や保管燃料の冷却系が全て機能していない事のようです。それが各施設の制御を困難にしています。応急的に冷却する事に最大の努力がなされているのでしょうが、放射線濃度の上昇とともに、被爆する事なしに、そうした作業を継続出来ないだろう事や困難さも増大している事も、容易に想像出来ます。そうした負の連鎖が事態を悪化させているようです。時間経過とともに、対処法もなくなっているように思えます。
こうなってくると、原発の安全性を謳った「5重の防壁」がほとんど破壊されたということですね。
しかし、原発推進の人達は、まだ全てが破壊された訳ではないと言うのでしょうか?
これだけの安全策も肝心の冷却系が破損しリカバー出来なくなると、対処法がなくなるというのが今回の事故ではっきりしたと思っています。
それにしても、国の危機管理はどうなっているのでしょうか?対策、対応が企業任せに見えて仕方ありません!!パフォーマンスだけが目立ちます!!
以下、「HITACHI」HPの日立原子力情報ページより引用
〜〜〜引用開始〜〜〜
5重の防壁
燃料の中で生まれた放射性物質が、原子炉施設の外へ出ないように、5重の防壁で閉じ込めます。
5重の防壁「1.ペレット、2.被覆管、3.原子炉圧力容器、4.原子炉格納容器、5.原子炉建屋」
1. ペレット
燃料のペレットはウラン粉末をタバコのフィルターくらいの大きさに焼き固めています。
2. 被覆管
ペレットをジルコニウム合金の被覆管に入れて密閉します。
3. 原子炉圧力容器
厚さ17cmもある鋼製の容器。
4. 原子炉格納容器
ABWRでは原子炉圧力容器を納める鋼製ライナーを内張りした、厚さ2mの鉄筋コンクリート製の容器です。
5. 原子炉建屋
さらに、建屋の厚いコンクリートの壁があります。
〜〜〜引用終わり〜〜〜
上記引用中の「ABWR」とは、Advanced boilling water reactor(改良型沸騰水型原子炉)のこと。
福島第一原発は、「BWR」(沸騰水型原子炉)
こうなってくると、原発の安全性を謳った「5重の防壁」がほとんど破壊されたということですね。
しかし、原発推進の人達は、まだ全てが破壊された訳ではないと言うのでしょうか?
これだけの安全策も肝心の冷却系が破損しリカバー出来なくなると、対処法がなくなるというのが今回の事故ではっきりしたと思っています。
それにしても、国の危機管理はどうなっているのでしょうか?対策、対応が企業任せに見えて仕方ありません!!パフォーマンスだけが目立ちます!!
以下、「HITACHI」HPの日立原子力情報ページより引用
〜〜〜引用開始〜〜〜
5重の防壁
燃料の中で生まれた放射性物質が、原子炉施設の外へ出ないように、5重の防壁で閉じ込めます。
5重の防壁「1.ペレット、2.被覆管、3.原子炉圧力容器、4.原子炉格納容器、5.原子炉建屋」
1. ペレット
燃料のペレットはウラン粉末をタバコのフィルターくらいの大きさに焼き固めています。
2. 被覆管
ペレットをジルコニウム合金の被覆管に入れて密閉します。
3. 原子炉圧力容器
厚さ17cmもある鋼製の容器。
4. 原子炉格納容器
ABWRでは原子炉圧力容器を納める鋼製ライナーを内張りした、厚さ2mの鉄筋コンクリート製の容器です。
5. 原子炉建屋
さらに、建屋の厚いコンクリートの壁があります。
〜〜〜引用終わり〜〜〜
上記引用中の「ABWR」とは、Advanced boilling water reactor(改良型沸騰水型原子炉)のこと。
福島第一原発は、「BWR」(沸騰水型原子炉)