2010年5月31日月曜日

勝てません… サッカー日本代表

勝負は時の運という事もあるでしょうが、今の日本代表には残念ながらそれは通用しない気がします。
負けるべくして負けたという気がします。

今夜の対イングランド戦を見ていても、前半リードされていたイングランドには、余裕があるというか、そんな雰囲気を感じていました。
「こりゃ、後半やられるな」
  と思っていたところ、やはり後半はイングランドの鋭い攻撃にオウンゴールを重ねてしまいましたね。イングランドにとって、本番前の言わば練習試合ですから、のっけから全力で来るはずもなく、攻めどころを見極めて、後半にそこを突いてきたという事でしょう。

ここまでの連敗は、身体的に劣っているとか、スキルが十分でないとかの個人の能力の問題よりも、チームとして「勝つ気がどれだけあるのか、本気なのか」という事が、最も大きい問題のような気がします。韓国戦の後、監督自らが意気消沈しているような言動をみせるなど、将としてあってはならない事です。選手個々もそうですが、チームが一体となって強烈な迫力を示さぬ限り、世界を相手に勝つ事など、夢物語でしかありません。

このままの状態であれば、予選リーグ敗退は決定的と言っても言い過ぎではないでしょうね。

2010年5月29日土曜日

お薦めの韓流歴史ドラマ『朱蒙』

韓流ドラマが日本に完全に定着したようですね。

「韓流」というと、ご婦人方のファンが多いかと思いますが、男の私でも感動し、惚れ込んでしまった作品があります。

それは…












「朱蒙(チュモン)」

です!!












まだご覧になってない方の為に、詳細は述べませんが、私はこの物語に登場する、特に三人の女性に完全に魅了されました…

その三人とは、

朱蒙の、
母親である「柳花(ユファ)夫人」、
初恋の相手で運命を共にする「召西奴(ソソノ)」、
そして瀕死の朱蒙を献身的看病で助け、最初の夫人となる「イェソヤ」

です。

この物語の中心は、玉座を巡り、肉親同士の陰謀や様々な謀略が襲う中、朱蒙が耐え難き試練を乗り越え、敵すらも抱擁しながら高句麗を建国するというものなのですが、そのサイドストーリーとして、この三人の女性達の生き様が、朱蒙をして偉業を果たさせたという物語でもあります。

もちろんフィクションですから、理想的で、誰もが魅了されるであろう女性として描かれているのですが、それでも尚かつ破綻を来していない個性の描写は見事としか言いようがありません。

柳花夫人は、運命的に出会った瀕死の解慕漱(ヘモス)将軍を助けそして愛し、その間にできた朱蒙をこよなく愛し、将軍亡き後は不条理な境遇の中で、朱蒙を懸命に守りながら、亡き将軍の未完の夢を息子朱蒙に託す聡明な母親。


召西奴は、女性とは言え、一国の主たり得る強固な意志と勇敢さ、そして公正的確な判断力をあわせ持ち、朱蒙を全身全霊で支え、敬意を払うチャーミングな女性。最後の最後に朱蒙に捧げる愛の深さと母親としての決断には、胸をえぐられる思いがする程です。

イェソヤは、瀕死の朱蒙と出会い、過酷な運命の中で、朱蒙との間に出来た息子琉璃(ユリ)を懸命に育て上げる清楚で可憐な女性。召西奴が「動」とすれば、まさに「静」の女性。対極的な個性ながらも、朱蒙に対する献身と犠牲は召西奴に勝るとも劣りません。

他にも魅力的な登場人物はたくさんいます。負傷した朱蒙を助けた街中のゴロツキ同然だった烏伊(オイ)、摩離(マリ)、陜父(ヒョッポ)との主従関係や扶余の鍛冶場責任者のモパルモの朱蒙に対する忠誠心には、誰もが心うたれるのではないでしょうか?

あまり書きすぎると、見ていない人の感動を奪ってしまいかねませんので、この辺で終わりにしたいと思いますが、日本のドラマにはない新鮮な魅力がこの「朱蒙」にはあると思います。演じた俳優の人たちの演技力も見事です。感情移入してしまい、落涙を禁じ得ないシーンが何カ所もありました。^^;
1話が60数分の内容で、全81話という壮大なストーリーですが、一度見始めると予想を覆す展開の連続ゆえに、続け様に見てしまう事、請け合います。是非ご覧になることをお薦めします!

2010年5月23日日曜日

梅雨入りしたのか??

ここ熊本では、すでに梅雨入りしたような雨が降り続いています。宣言はまだ出ていませんが、それも間もなくでしょう。

ギリシャに端を発した財政問題への懸念が、再び世界的な株安を招いています。政治も経済も梅雨入りですねぇ…

明るい希望を抱かせるようなものが、一つもありません。
政治も貧困を極め、経済も落日模様。

ほんとこの先、どうなって行くのやら…

雨のせいだけではない憂鬱が、身の回りを包み込んでいるようです。

2010年5月20日木曜日

迷走と認識不足の連続

普天間基地の移設問題が、結局振り出しに戻ってしまったみたいですね。

第二次大戦後の軍事的枠組みとは言え、いまだ当時の敗戦国には重点的に米軍の駐留基地が配されています。沖縄の駐留基地は日本での象徴的基地群となって、沖縄の人々は大変な犠牲を強いられてきました。
政権選択において、民主党に託した思いを考えれば、彼らが県内移設を拒否するのは当然の事でしょうね。約束を踏みにじられたと感じて当然です。あれこれと案を場当たり的に出しては、拒絶される事の繰り返し。まったく話になりません。

かといって、中国、北朝鮮の事を考えると、軍事的バランスを現実的に考える事も必要な事だとも思えます。自国での軍事的対応手段を準備すべきなのか、それとも米国に従属的に基地を与え続けるべきなのか、その他の手段があるのか、実に悩ましい問題だと思います。この事は憲法問題とも密接に関係するだけに、尚更です。実に悩ましい…

宮崎県では口蹄疫が畜産農家を襲い、彼らの死活問題にまでなるほど、広がってしまいました。宮崎県としては相応の初期対応をしたのでしょうが、残念ながら拡散を防ぐ事に失敗したようです。国の対応も担当大臣が同時期に海外出張するなど、危機管理への認識が甘過ぎ、今の状況を作ってしまったと批判されても仕方ないですね。

この国には、政治を委ねるに値する人物が枯渇してしまったと感じています。これこそ本当の意味での危機ですね…

2010年5月14日金曜日

溶解する政治

権力を握った途端、内部抗争を始め、それを失った途端、溶解し始めるこの国の政党というのは、選挙民としてどう捉えたらいいのでしょうねぇ? 

この夏の参院選では、芸能界から民主、自民の指名を受けて立候補する人が多いようです。芸能人だから政治家の資質がないとは決して思いませんが、中には疑問符を付けざるを得ない人も見受けられます。
政権を取る事だけが自己目的化していて、沈没し始めているこの国をどう建て直し、どんな国にしたいのか、それが判然としません。

もちろん、政治は日々起こり続ける国内はもとより、世界中で起きる事象に対して効果的な選択をし続けるという現実に即した力が必要な事は当然の事です。しかし、その選択には掲げる理想とする国家像があっての事だと思います。
しかし、残念ながらどの政党を見ても、確固とした姿を描いているとは思えません。何となくぼかしているといいますか、そんな印象を受けるのです。

前総選挙でマニュフェストを掲げて戦ったはずの民主党では、マニュフェストが戯れ言と言われても仕方が無いような政策変更を始めています。こんな状態で、私たちは何に信頼を置けば良いのでしょうか?立脚点がずれたり揺れたりするようでは、何も信じられないという事になります。今夏の参院選では投票率が大きく下がってしまう気がしています。

この国には信頼出来る政党すら存在しなくなったのかも知れません。

2010年5月8日土曜日

久しぶりのアップ^^; 盗作国「中国」

ブログを放置している間に、沖縄では梅雨入りしている時期になっていました。
放置している期間にも様々な出来事が起きましたね。

政権党になった民主党の不甲斐なさの露呈と変節。政権を失った自民党では分解が加速し、小政党の乱立。
そして中国上海国際博覧会の開幕前には、そのPRソングの盗作。
世の中の出来事と言うのは、本当に尽きる事がありません。
ああ、阿久根市の某市長のご乱心はまだまだ続いていますね。(笑)

変節を繰り返す政治の事は、もう話をするのも嫌なので、今夜は中国の著作権意識の無さや誇りの無さを
youtubeにアップされてる動画を見ながら、考えてみたいと思います。

まず上海博覧会PRソングと原作の岡本真夜さん作の曲を同時に比較出来る物を。ヘッドフォンでの視聴をお勧めします。
ちなみに、これには映像はありません。関連動画には映像付きもあります。
岡本真夜&上海万博(世博)ソングを比較検証 "1997's J-Pop"&"2010 Shanghai EXPO song"

国威をかけた国際的な催しで、こんな著作権無視の曲を採用するなど、他国では考えられませんね。
事が明らかになった後でも、事後承諾でお茶を濁す真似を博覧会関係当局がしたようですが、全く呆れてしまいます。

でもこんな事は、中国では日常茶飯の事のようでして、
次にスピッツの名曲「空も飛べるはず」の盗作曲を聴いてみましょう。
《偏偏爱上洋葱》MV

原曲を丸っきりそのまま盗んでいますね。もうあきれ果てて言うべき言葉もありません。
「空も飛べるはず」はTVドラマ「白線流し」のテーマ曲として私たちの心に残っている名曲の一つです。
それをこんな形で平気で盗む中国の音楽関係者の思考回路を全く理解出来ません。
長い歴史を持つ大国を自認するのなら、もっと誇り高く高潔であるべきでしょう。
こんな事を繰り返している中国の人々は誇りを捨て去り、恥知らずで、いかに中国当局が威信を叫ぼうとも
世界の笑い者になるだけでしょう。

まぁ、こうした盗作というのは、それだけ原曲が評価されていると言う事でもあります。
時にアンチ日本を政治的に煽動している中国ですが、
民心の奥底には日本への憧憬や劣等感が隠れている証とも言えると思います。
まだまだ中国のモラルは国際的に評価出来るところまで至っていませんね。
遣隋使、遣唐使時代の中国は偉大だったはずなのにねぇ。。。