2010年5月29日土曜日

お薦めの韓流歴史ドラマ『朱蒙』

韓流ドラマが日本に完全に定着したようですね。

「韓流」というと、ご婦人方のファンが多いかと思いますが、男の私でも感動し、惚れ込んでしまった作品があります。

それは…












「朱蒙(チュモン)」

です!!












まだご覧になってない方の為に、詳細は述べませんが、私はこの物語に登場する、特に三人の女性に完全に魅了されました…

その三人とは、

朱蒙の、
母親である「柳花(ユファ)夫人」、
初恋の相手で運命を共にする「召西奴(ソソノ)」、
そして瀕死の朱蒙を献身的看病で助け、最初の夫人となる「イェソヤ」

です。

この物語の中心は、玉座を巡り、肉親同士の陰謀や様々な謀略が襲う中、朱蒙が耐え難き試練を乗り越え、敵すらも抱擁しながら高句麗を建国するというものなのですが、そのサイドストーリーとして、この三人の女性達の生き様が、朱蒙をして偉業を果たさせたという物語でもあります。

もちろんフィクションですから、理想的で、誰もが魅了されるであろう女性として描かれているのですが、それでも尚かつ破綻を来していない個性の描写は見事としか言いようがありません。

柳花夫人は、運命的に出会った瀕死の解慕漱(ヘモス)将軍を助けそして愛し、その間にできた朱蒙をこよなく愛し、将軍亡き後は不条理な境遇の中で、朱蒙を懸命に守りながら、亡き将軍の未完の夢を息子朱蒙に託す聡明な母親。


召西奴は、女性とは言え、一国の主たり得る強固な意志と勇敢さ、そして公正的確な判断力をあわせ持ち、朱蒙を全身全霊で支え、敬意を払うチャーミングな女性。最後の最後に朱蒙に捧げる愛の深さと母親としての決断には、胸をえぐられる思いがする程です。

イェソヤは、瀕死の朱蒙と出会い、過酷な運命の中で、朱蒙との間に出来た息子琉璃(ユリ)を懸命に育て上げる清楚で可憐な女性。召西奴が「動」とすれば、まさに「静」の女性。対極的な個性ながらも、朱蒙に対する献身と犠牲は召西奴に勝るとも劣りません。

他にも魅力的な登場人物はたくさんいます。負傷した朱蒙を助けた街中のゴロツキ同然だった烏伊(オイ)、摩離(マリ)、陜父(ヒョッポ)との主従関係や扶余の鍛冶場責任者のモパルモの朱蒙に対する忠誠心には、誰もが心うたれるのではないでしょうか?

あまり書きすぎると、見ていない人の感動を奪ってしまいかねませんので、この辺で終わりにしたいと思いますが、日本のドラマにはない新鮮な魅力がこの「朱蒙」にはあると思います。演じた俳優の人たちの演技力も見事です。感情移入してしまい、落涙を禁じ得ないシーンが何カ所もありました。^^;
1話が60数分の内容で、全81話という壮大なストーリーですが、一度見始めると予想を覆す展開の連続ゆえに、続け様に見てしまう事、請け合います。是非ご覧になることをお薦めします!

2 件のコメント:

いぬ^^ さんのコメント...

こんにちは^^

遅ればせながら、
四季シリーズを冬→秋→春と見終え
残りは夏…と、その前に
「美しき日々」を見始めたので中断。

イ・ビョンホンかっこええなぁ…^^

朱蒙…題名は知っていました。
長いっ!というのに抵抗はありますが、
機会があったら見てみますぅ^0^

kurohyge さんのコメント...

>いぬさん
レス、どうもです。
確かに「朱蒙」は長大なストーリーです。でも韓国では最高視聴率52%を超えたそうです。
好みはそれぞれ違いますから、お好みに合うかどうかは分かりませんけどね。

コメント、ありがとうございました。