2012年12月28日金曜日

今年も大詰め

今年はブログへ記事のアップが疎らで、我ながらサボり過ぎだったと思います。今回を含めて14本とは、時々覗きに来てくれる人に失礼極まりない?とは全く思っていません。^^;
そもそも私の勝手な想いを書き綴る目的で開設したブログなので、こうした事態は当然ありうることなのですから。

 今年を振り返る年の瀬ですが…うむぅ…振り返りたくなることもあまりなく…
私事では、甥姪の慶事が連続し、めでたいと言えばめでたいのですが、出ていくものもそれだけ増すわけで、この不景気の折、めでたいとばかりは思えないのが現実でして…もっ、ほんとに大変でしたっ!!

私事以外では、思い出したくもないことの連続で、特に政治に関してはもう言及することさえ嫌悪すら感じるので、何も言いません。



今日、門松としめ縄を飾り付け、神棚の拭き掃除も終え、お正月様をお迎えする準備が整いました。新年を迎える度に、抽象的ではありますが、良い年であれと願いつつも、なかなかそうはならない年ばかりが続いています。
 さて、来る年はどうなりますことやら…良いことが多い年であれかしと願うばかりです。では。

2012年12月16日日曜日

お先真っ暗〜投票したい党がない選択肢〜

衆院選の開票が続いています。何とも表現しようのない結果が出そうな情勢です。ペケ印がオデコについているお人が党首を務める党が圧勝の様相。維新の大躍進がなかったのは不幸中の幸いですけどね。

それにしても国民の期待を大きく裏切った結果とはいえ、民主党の議員たちはどう考えているのでしょうか。

第67回甲子園ボウル 関学連覇!

関学優勢との下馬評でしたが、やはり法政大TOMAHAWKSは手強い相手でした。4Qでの劣勢を何とか跳ね返し、終了間際のFGで勝ち越したという辛勝ではありましたが、勝利は勝利です。^0^

あとはライスボウルに向けて、社会人の戦略に動じないようしっかりと事前準備に励んでほしいものです。年明けのライスボウルも楽しみです。

甲子園ボウル 関学大連覇なるか!?

あと数分でキックオフとなる今年の第67回甲子園ボウル。母校である関西代表関学大と関東代表の法政大が久しぶりに対戦します。前回対戦したの61回甲子園ボウルでは惜敗した関学でしたが、今回は法政を下しライスボウルで2勝目を獲得して欲しいですね。

2012年12月12日水曜日

皮肉な出来事〜まだミサイル?もうロケット?北朝鮮の打ち上げ成功をめぐって〜

年明けに延期かと伝えられていた北朝鮮によるミサイル(もうロケットと云うべき?)が唐突に今朝発射され、NORADによると第一段が黄海、二段目がフィリピン海に落ち、これは軌道に達する各段の配置を示しているそうです。衛星放出まで成功しているとすれば、先日三度目の正直の打ち上げが延期になったばかりの韓国の人々は歯ぎしりをしているかも知れませんね。国民の食を極限以下まで削り、塗炭の苦しみを味あわせながらのロケット開発を北朝鮮単独で出来るはずもなく、噂されているイランなどからの人的技術的援助が大きかったのでしょうね。

これで北朝鮮は核と超長距離まで射程に入れるロケット技術の端緒を握ったことになります。また弾頭に載せられるほど核兵器の小型化が実現しているかは不明ですが、その内それも支援国家の技術移転で可能になるでしょう。そうなると北朝鮮をめぐる交渉はますます困難さを増すでしょうね。さて、その時日本は?

2012年12月11日火曜日

北風と太陽〜衆院選を前にして〜

太古から伝えられているアイソーポスの寓話集から……ではありません。

突発的衆院解散が誘爆を誘うように様々な政治集団を発生させました。坂本龍馬が聞いたら怒りそうな党や「太陽なんちゃら」と中身とは裏腹なネーミン グをした党やら、継ぎ接ぎネーミングの党などが出来、それらがまたあっちとくっつき、こっちとくっつきして、投票日に向かっていってます。「太陽なんちゃら」と云うところは別の党と一緒になりましたが、中身は衣の下に剣を隠す北風だと私は考えます。それがどっかと一緒になっても増幅することはあれ、決して「太陽』になることはないでしょう。

民主党はグチャグチャな姿を晒していますね。まぁ、政権を取った後「マニフェスト」の項目をあれだけ派手に破れば、国民の離反を招いて当然ではあります。拙さと未熟さとPARTYとして無統一だったにせよ、あまりにも今後の日本の政治状況にマイナスの影響を与えたと思います。周辺国特に中華人民共和国の威圧により保守化への加速がいや増しているにも関わらず、そういう勢力に歯止めをかけるべき勢力の弱体化の一因となったからです。

今回の衆院選を前にして、乱立気味の政党を見回しても、保守へ加速させそうな勢力は増えていても、真っ当なリベラル勢力が見当たりません。これは由々しき事態、憂うべき事態と私には思えるのですが、多分こういう状況に至ったのは、国民の多くが先行きの不透明さによって、強いストレスと不安を抱いていて、思い切った言動や雰囲気に煽られ易い状態になっているからとも云えます。

残り五日間で、理性的かつ冷静な判断のもとに、この危機を脱する力を持つ勢力を見つけ出せるか、我々の力量が問われます。

2012年11月25日日曜日

時代の雰囲気②

「離合集散」?、
「合従連衡』?
これは、自分に都合のいいように動きまわる結果、こうなるということでしょう。

志って?
信念って?
約束って?
政治家にとって、画餅くらいにしか思っていないのでしょう。舌先三寸が常道の世界ですから。

代議士が家業化したような二世、三世議員の多さや、議員になることが自己目的化している人物が増えている現状は、そうした人物たちを選択する選挙人たちがいるから。自業自得とは言え、情けないったらありゃぁしない!

衆院選を前にして、右往左往する議員たちの様子を見ていると、保身しかなく、志などどこ吹く風の如く、見え透いた詭弁を弄して変身、変節しまくりです。引退するある議員が話したそうですが、「人は恥を知る。忍者は恥を知ってはならない」と忍者の本に書いてあるそうで、「選挙は恥なんかを思っていはいけない」そうです。なるほど、だから当選するためなら、どんな「恥知らずな事」でも出来るということでしょう。
こうした恥知らずな人物たちが進路を決める事に異を唱えないこの国の国民こそ、本当におめでたいと云うしかありません。もちろん、これは国会議員だけでなく、地方自治体の議員にはもっとひどい連中が選ばれたりしているんですけどね。

とにかく、この国の行く末に暗雲しか見えません。

2012年11月18日日曜日

時代の雰囲気

「内憂外患」まさに今この国が直面している様を表しているようです。

脆弱さを露呈し続けた民主党政権の三代目首相野田総理によってついに衆院が解散されました。政党としても末期症状をみせて彷徨っていた自民党から政権を奪取して3年強。この3年間は何だったんでしょうか?結局民主党も彷徨い続けた同類だったと感じている人も多いのでは?

劣化した議員が大多数を占め、この国の進路を定められなくなっている隙間を突いて、胡散臭い勢力が勢いを増しています。それは中国や韓国の「外患」によって更に増幅され、メディアも巻き込みながらこの国の進路を「右転回」させつつあるようです。

自民党政権時代に澱のように沈殿して積み重なった歪や仕組みを一挙に組み替えられるかのように提示してみせた民主党も、そしてそれを支持し政権を持たせてみた我々も、安易すぎたと言えるかも知れません。それに加えて、あの東日本大震災と原発の重大事故です。国家運営の困難さが倍加したことは確かでしょう。しかし、たとえそうであれ、あまりに拙過ぎた政権だったことは否めません。
しかも烏合の衆のだったことを証明するかのように、党勢がなくなった途端、蜘蛛の子を散らすように離脱する議員をみれば、この党の素性も透けて見えると言うものです。

かつての政権党も過去ペケ印がついた人物をトップに据えてくる感覚は、ちょっと信じられませんけどね。

とにかく、何というべきか、この国がいろんな意味で、非常に重大な岐路に立っているようです。今回の選挙がその方向を決めることになると私は感じています。選択すべき真っ当な政党が見当たらないことが、この国の最も悲しいところではありますが…

2012年11月6日火曜日

またまた久しぶりの更新!

今年はほんとに筆無精というか、更新を怠りすぎですね。^^;

あまりにひどいことだらけで、更新する気も失せてしまうような昨今の日本の状況です。
まさに斜陽の国の様相すらみせていますが、諸外国からも同様に見られているようですね。
政治も経済も置いてけ堀で、劣化すること甚だしいです。特に政治にはいちいち言及することさえ吐き気を催すような事柄が続いています。某元首相の娘の行状には、その当事者になった関係者にはほんとに気の毒としか言えません。その他にも同類の政治家が復活をかけてメディアに盛んに登場していますが、「人の振り見て我が振り直せ」と言いたいです。恥知らずにも程があります。
こうした不適格者にこの国の行く末をまかせているのは国民自身なのですから、まぁ、いくら愚痴を吐き出したところで仕方ありませんね。

ハッ!久々の更新なのに、こんなネガティブなことから始めるなんて…申し訳ありませんm(__)m

しかし、今年はこれでたった6本目の記事?!^^; ひどいですねぇ。サボりすぎですよね。
数人ですが、このブログをチェックしてくれる人がいるようなのですが、これほどひどいとチェックする気も失せてしまうと言うものです。反省!

2012年8月6日月曜日

ご無沙汰してました^^;

3月から4ヶ月のブランク。
特に何か問題があったからということではなく、また思うことがなかった訳でもありませんし、それにtwitter、facebookにかまけていたわけでもありません。

まぁ、今までよりちょっと忙しかったのは忙しかったのですが、ブログを書く隙がない程のものでもなく、単に書く気が起きなかったと言うことに尽きます。

今までかなりの量、政治分野の記事を書いてきたのですが、もうはっきり言って取り上げたくもありません。愛想が尽き果てました。政権奪取の民主党の化けの皮の剥がれ具合と、どの政党も人気が出た輩に擦り寄るばかりで、政治家個人はもとより、政党も心柱がないものばかりに成り果てていて、この国の行く末には、光どころか闇が覆うばかりです。

今はオリンピックも後半に入っていますね。このスポーツショーも無邪気に応援出来ていた時代が懐かしいというか、はっきり言ってメディアの浮かれ具合が鼻につきすぎ、興冷めしてしまうものも少なくありません。夜更かしまでして見続けたい競技は、サッカーくらいしかないというのが正直な感想です。

時期はちょっと遡りますが、梅雨の雨はよく降り続けましたし、降り方が完全に以前の有り様とは異なっていますね。私の住む地域はたいしたことはなかったのですが、阿蘇地域とくに山裾部の傾斜地の土砂崩れとその阿蘇地域の雨水が注ぎこむ白川の熊本市東北部の氾濫浸水被害は数十年ぶりのものでした。
そしてその後の気温上昇による酷暑もまた、従来の気温の有り様とははっきり違っています。35℃以上が四六時中記録されるなんてことは、かつてはなかったことです。亜熱帯化していると言っても良いくらいです。

残暑がどうなるのか、、、9月に九州外に出かけねばならず、残暑が厳しい中、街中を動きまわりたくありませんからね。涼しい秋が到来することを願っています。

2012年3月3日土曜日

あれから間もなく一年〜2011.03.11〜

被災地から遠く離れた居住地にいながら、テレビ画面に映し出される壊滅的映像を信じられない気持ちで見続けていたあの日。
まだ避難していない人々がいるであろう家々や、人が乗っているであろう逃げ回る自動車が猛り狂う泥水に飲み込まれていく光景は、心臓を縮み上がらせるものでした。しかも、壊滅的状況は津波だけではなく、地震と津波によって東電福島第一原発爆発の破滅的状況へと続いていくのでした。

あれから一年。津波被災地の現況は復興とは程遠い状態のところも多いように聞きます。確かに人々は涙を拭いながら立ち上がりつつあるのでしょうが、生活基盤を根こそぎ剥ぎ取られた被災者の心が、たかだか一年で癒えるはずもありません。東電福島第一原発周辺では、漏れ続ける放射線のために、時間が止まったまま放置され、帰郷すら望み得ない地域すらあるのです。賠償金でしか贖えないにしても、「金」で「ふるさと」喪失が癒えるはずもありません。

この国を襲った苦難から立ち上がる道筋を示し、リードすべき政治家達の貧困さが時を経る毎に際立ってきたのも、この一年でした。「いら菅」の「いら」が災いした前首相からバトンを受けたドジョウ首相も、経済基盤が凋落しつつある国民の負担増しか頭になく、将来展望を示すどころか、政治的破綻すら起こしえません。当事者たちは否定しているものの、自民党総裁との秘密裏に会談すら持ったとか。姑息な策を弄する結果がどんなものになるか、後悔することになるでしょう。

しかし、軽薄な輩達が国会へ議員として送られているものだと、最近つくづく思います。自らの思想信条など無いに等しい輩だからでしょうね。関西の一首長が結成したグループとの連携模索や秋波を送る連中が多いこと!政党交付金を受給しながら、所属党派からいとも容易く離脱する議員たち。国民を愚弄しています。しかし、その国民が彼等を国会へ送り込んだのですけどね。( ´Д`)=3

Arigato from Japan Earthquake Victims

2012年2月16日木曜日

死の淵を覗く体験〜怖いアナフィラキシーショック〜

実は死の一歩手前(いや、二歩手前くらい?)まで行って、無事生還してきました。^^;
子供の頃、一度だけ蕁麻疹がでる経験をしており、また30歳半ばくらいから、生海老を食すると唇や喉の奥が痒くなるなどのアレルギーがあること、また茶の木の葉につくハダニにもアレルギー反応が出始めていたことも自覚していたのですが...
先日夜の9時頃、妻とテレビを見ながらチョコレートを数欠片け食べた後、身体に掻痒感と発疹が発現。見る間に全身に広がり、猛烈な痒さを覚えてかきむしる状態になりました。あまりに痒さがひどく、シャワーをしに浴室へ行き、全身に熱めのお湯を掛けると熱さで痒みが多少和らぐので続けているうちに、妙な違和感が。顔を上に向けた途端、首の後ろ側が強烈に強張り、全身から力が抜け、意識が遠のく感覚に襲われました。(この熱いお湯を全身に掛けてしまったこともアレルギー反応の増悪化を促してしまったと思います)たまらず居間にいる妻を呼び、「なんか変。おかしい。」と言うと、私の姿を見た妻が「救急車を呼ぶ?」と心配そうに言うので、この状態はこれまで経験したことがない異常な状態だったので、呼ぶように頼んだのでした。その時、私は蕁麻疹のことより、首の裏側の強張りが脳の何らかの異常ではないかと疑ったので、救急隊員にもそのように伝え、脳関連には実績のある総合病院への搬送を頼みました。救急隊員の質問にも答えながらの病院までの車中だったのですが、病院に到着直前頃から、両足のしびれ感が強まり、徐々に感覚がなくなる違和感に襲われ、意識も徐々にぼんやりとしてきたのでした。
救命救急センターの処置室での医師たちの会話だけは聞こえているのですが、瞼が重く眼は開けられません。「何なにが90です」とか「血圧が50まで落ちてるよ。〜〜を全開で入れて。」等の指示が矢継ぎ早になされ、鼻には酸素吸入器、両腕に点滴の針を刺され、足の付け根の動脈から血液を採取されるのを自覚しながらも、私はどこか夢見心地の状態でした。その間、常に呼びかけが続いていて、「目は開けられますか?」との呼びかけに、やっとこ目を開けるとメガネを掛けた女医さんの顔が間近に。意識が遠のいている時、こうした呼びかけが大事だと実感。意識が遠のく=これは意外にも気持いい。その気持いいと感じる状態から覚醒しなければという努力の助けに「呼びかけ」が必要だと実感した次第です。
ひと通りの緊急処置を受け、昇圧剤の副反応である震えというか、痙攣?で全身を震わせている時、妻が処置室へ呼び入れられて、説明と質問を受け始めました。私も徐々にでしたが、意識を回復し始めたので、食した物等の質問への受け答えをし、今回の状態が「アナフィラキシーショック」で非常に危険な状態だった事を伝えられたのでした。(ヒャー!!)
その後、HCUへ移されて予後観察となり、胸に心臓モニターと両腕には点滴ラインを取られ、その夜(翌日未明)にまだ判然としない意識のまま眠りにつきました。妻は入院(長くて一週間と言われていたようです)の準備と私の老母の世話のために未明に帰宅し、仮眠の後、再び来院してくれました。
短くて二三日の入院は覚悟していたのですが、思いの外、回復の状態が早く、運良く搬送翌日の午後には退院許可が出て事無きを得ました。しかし私の身体には既に閾値を超えてしまったアレルギー抗体があるため、原因アレルゲンによって再び過激なアレルギー反応、つまりアナフィラキシーショック状態になり得るので、緊急事態に備えてエピネフリン(アドレナリン)自己注射器を常に携帯しておくことになりました。(はぁ〜(T_T) )
全く予想だにしていなかったアレルギー反応、それも激烈なアナフィラキシーショックに陥るとは... 本当に人生とはわからないものです。そして、人間こんなにも「あっけなく」死に至る可能性があるということを思いました。皆さんも体の管理には気をつけてくださいね。とは言え、限界もありますから、まぁ、「あるがまま」に。

最近の遊び?〜柿の木の伐倒と加工〜

冬は木の成長がほとんど止まっていて、根から吸い上げる水分も極端に少なくなっている為、樹木の伐倒に最も適した時期です。含水率が高いと乾燥に時間がかかり、かつ乾燥後の歪やひび割れが大きくなります。
と言うことで、裏庭にある樹齢100年位の柿の木を先日自分で伐倒しました。胸高直径は40センチ位になる高さも20mを超える大木でした。あまりに梢が高くなりすぎ、柿の実をちぎるのも困難な状態で、舞い落ちる柿の葉にも困っていましたから、切ることにしました。
しかし、すぐ横に蔵や道具小屋があり、伐倒方向は限られていて、不用意な方法では建物に被害を与えかねません。そこで、上部、下部に分けて切ることにしました。先ず、邪魔になる下枝を切り落とし、上部にワイヤーを掛け伐倒方向にウインチで引き、上部三分の一を切り落とす準備をしました。木に登ってチェーンソーを使って切るのですが、チェーンソーは使い方次第では大変危険な道具ですから、樹上での身体の安定的確保が必要になります。私は以前岩登りもしていたので、ロッククライミングの道具は揃っているので、身につけるハーネスとロープで身体を確保し、伐倒方向を確認後、受け口を加工し、追い口をカッティングし、弦(ツル)を残して木を離れウィンチで引くと見事に予定していた方向に上部三分の一を切り落とすことが出来ました。残った三分の二の幹は邪魔な枝もなく、受け口さえきちんと方向づけをしさえすれば、思う方向へ倒すことができます。ただ根元の直径が60cm程もあり、私が持っているチェーンソーのバーの長さでは反対側まで届きませんが、ボーリングカットを利用しつつ上手く追口を切り込んだ後クサビを打ち込むと、予定の方向へドサリと倒れました。
広葉樹は針葉樹と違い格段に材質が緻密なので、硬く重量もあります。ですから乾燥後に加工すると面白いものが作れると思い、幹の株の方はチェーンソーで板材に製材し、作業小屋内に積み上げて乾燥させています。ただ乾燥を待ちきれずに作ったものも。スツールとミニテーブルです。未乾燥なので、ひび割れもひどくなると思い、背割を入れましたが、それでもひび割れは大きく出ました。でも習作だと思えば、多少のひび割れなんか気になりません。(笑)
以下、伐倒の様子と作った物の画像です。





2012年1月2日月曜日

新年明けましておめでとうございますと言いたいのですが...

年末はいろいろ多忙でブログの更新も出来ませんでした。

2011年は3.11以降被災地だけでなく、日本全体の様々な分野が大きく揺らいだ年でした。大地震・大津波の被害は凄まじいもので、自然のエネルギーの破壊力を容赦無く見せつけられました。加えて東電福島第一原発の原子炉メルトダウン、建屋水素爆発による放射線漏出は今もまだ制圧できていません。原子炉から溶融した燃料を取り出し、事故を収束するまでに要する年数は40年以上掛かりそうですし、それまでの間地下水や空中に漏れ出す放射性を帯びた莫大な量になる汚染物質の処理にかかる費用や労力、技術開発はまだ目処すら立っていません。
特に東電事故を通して、これまで国、政治家、各電力事業者が「原子力発電」に関する様々な欺瞞に満ちた対応しかして来なかったという事実が、この事故によって明らかになりました。ここでも「由らしむべし。知らしむべからず」という原理が働いていることが分かりました。これほど一般国民を馬鹿にした事はないでしょう。本当に腸が煮える思いです。

また先の衆院選でマニュフェストを高らかに掲げ政権に就いたはずの民主党は、次々と自らそのマニュフェストの主要な項目を反故にし、今は消費税増税路線へとひた走りし始めています。己の身は削らず一般国民の懐を直撃する政策などを選択する民主党は、まさに国民を騙したと言えます。次回の総選挙では必ず敗北することは間違いありません。しかし、今の政界に次を託せる党派がないのは、この国の悲劇です。

度し難しは政界だけでなく、経済界もまた信頼を裏切る出来事が続きました。大王製紙とOLYMPUSです。上場企業でありながら、投資家の信頼を裏切るギャンブル浪費と粉飾決算。あきれ果てて云うべき言葉すら見つかりませんでした。自らを律することが出来なくなった者共が巷に増えてきているのかも知れません。些細な理由で殺人などの凶悪犯罪が目立つのもそうしたことの現れのように思えます。

こうした現状で、年が改まったというだけで、「めでたい」とはなかなか云えないというのが正直な元旦の想いでした。

何だか正月らしからぬ話題になってしまいました。^^;

さて、我が家の正月は、子供達が大晦日と元旦に帰省し、久しぶりに家族が揃い、炬燵にはいり平凡な団欒を楽しんでいます。