2012年11月18日日曜日

時代の雰囲気

「内憂外患」まさに今この国が直面している様を表しているようです。

脆弱さを露呈し続けた民主党政権の三代目首相野田総理によってついに衆院が解散されました。政党としても末期症状をみせて彷徨っていた自民党から政権を奪取して3年強。この3年間は何だったんでしょうか?結局民主党も彷徨い続けた同類だったと感じている人も多いのでは?

劣化した議員が大多数を占め、この国の進路を定められなくなっている隙間を突いて、胡散臭い勢力が勢いを増しています。それは中国や韓国の「外患」によって更に増幅され、メディアも巻き込みながらこの国の進路を「右転回」させつつあるようです。

自民党政権時代に澱のように沈殿して積み重なった歪や仕組みを一挙に組み替えられるかのように提示してみせた民主党も、そしてそれを支持し政権を持たせてみた我々も、安易すぎたと言えるかも知れません。それに加えて、あの東日本大震災と原発の重大事故です。国家運営の困難さが倍加したことは確かでしょう。しかし、たとえそうであれ、あまりに拙過ぎた政権だったことは否めません。
しかも烏合の衆のだったことを証明するかのように、党勢がなくなった途端、蜘蛛の子を散らすように離脱する議員をみれば、この党の素性も透けて見えると言うものです。

かつての政権党も過去ペケ印がついた人物をトップに据えてくる感覚は、ちょっと信じられませんけどね。

とにかく、何というべきか、この国がいろんな意味で、非常に重大な岐路に立っているようです。今回の選挙がその方向を決めることになると私は感じています。選択すべき真っ当な政党が見当たらないことが、この国の最も悲しいところではありますが…

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