2010年6月6日日曜日

小惑星探査機「はやぶさ」 間もなく地球帰還!

2003年5月9日に打ち上げられ、小惑星「ITOKAWA(糸川)」(小惑星1998SF36)の探査(*タッチダウンし、サンプル採取も含む)を目的に宇宙を旅してきた「はやぶさ(MUSES-C探査機)が、数々の致命的とも言えるトラブルを克服して、間もなく地球まで帰還予定です。着陸予定地はオストラリア・ウーメラという場所。日時は6月13日。

このところ、日本のあり様や技術などに自信を失いかけている状態が続いていますが、
このニュースはそうした懸念を払拭するだけの価値あるものだと思います。
かつて米国が打ち上げたアポロ13号の奇跡的な帰還が大きな話題となった事がありますが、それに匹敵する程の危機的状況を乗り越え、帰還軌道に乗せ、地球まで繊細なコントロールを続けてきたプロジェクトチームには、心から敬意を表したいですね。

あともう少しです。まだ地球再突入時や、サンプル採取に懸念があるそうですが、二ヶ月弱の通信途絶やイオンエンジンのトラブルなどを知恵と工夫で乗り越えて、地球まで導いてきただけでも、大きな技術的価値はあると思います。
もちろん、サンプルも取れている事、そして地球帰還が無事に成功する事を信じています!

「はやぶさ」君、頑張れー!!

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