2010年8月6日金曜日

高熱化の夏

「激暑」と造語で表現したい程のこの夏の暑さです。35℃を超えるのが当たり前の気温というのは、どうかしてます。私の子供の頃、暑い日というのは30℃を超える気温でした。35℃なんて、亜熱帯かそれこそ熱帯という感覚だった気がします。
それが今は、当然のごとく35℃を超え、最も暑いところでは38℃超とは!熱帯の気温じゃないんですから。日本の夏はもう温帯ではありませんね。確実に熱帯化しています。特にアスファルトとコンクリートに覆われた都市部では。
何となく「温暖化」という用語を使っていますが、これは確実に「高熱化」と言い換えた方が良いですね。

海水温の上昇は漁業に既に影響を与え、魚種の変化や漁獲期の異常に表れていますし、農業にもきっと何らかの異常な傾向が出ていると思います。熱帯が原種地の稲には表れにくいかも知れませんが、冷涼な気候を好む野菜などには必ず出ているはずです。もちろん気温だけではなく、雨量の激変なども大きく影響してくるでしょう。

単に「暑い、暑い」と言ってるだけでは済ませられなくなる日が、確実に近づいてきているようです。

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