2010年8月15日日曜日

敗戦記念日

何故か昭和20年8月15日を「終戦の日」とこの国ではいう。何となく終わった戦争ということか?
戦いに敗れた結果、終わったのであり、自然に終わった戦争ではない。

何故、この戦争に加わり、何故あそこまで国民の犠牲を強い、何故敗れたのか。
私たちの世代も、私たちの親の世代も、そして最も必要な国として、そこのところを徹底的に論じ、検証総括した事があっただろうか?
部分的検証は行われてきたにしても、それらを含め総合的に、戦争の是非ではなく、国家として、何故あの戦争に加わり、継続し、完膚なきまでに叩きのめされ、原爆を投下されるところまでに至ったのかを、徹底的に突き詰める作業をしてこなかった。
その作業なくして、他国への説明が出来るはずもなく、中途半端に「お詫び」を繰り返す事になる。
そして、またいつの日か同じ愚行を犯すことになる。
反戦を唱える側も、賛美する側も、もっと謙虚に史実に向き合う必要がある。

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