2010年10月9日土曜日

情報漏洩 NHK記者

NHKの社会部遊軍記者が野球賭博で捜査対象だった相撲部屋の親方に、警視庁の家宅捜索情報を流してしまったとか。取材目的の関係強化を狙っての事だそうですが、それだけだったのでしょうか?
過去に相撲取材を担当していた記者ですから、何らかの情実的判断があったのではと疑われます。メールの内容から察するに、ルール違反は自覚していたようです。

取材者と取材対象者の間には、好意的であれ、否であれ、幾ばくかの情感的な関係が生じることは否めないでしょう。しかし報道者として、社会の公器を預かっている者には、相応の倫理がなければなりません。それを踏み外せば、その資質が欠如していると看做されてしかるべきでしょう。

先にアップしたものにも記していますが、最近は特に己が立っている場とその場に応じたルールを守れない人々が目立つようです。国民を代表する立場にいる国会議員が範を示していないので、社会にそれが拡散しているのかも知れませんね。検事、警官、社会的に影響を及ぼし得る立場の芸能人等など、数え上げたら切りがありません。
己の欲求のまま行動してしまう自己愛的人間が増殖しているとも言えますね。

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