2007年9月9日日曜日

秋風がそろそろ

珍しく進入コースが北に偏っていた台風9号が関東以北の各所に被害を残して列島から去りました。海水温や気温がこれほど高くなって来ていると、台風のコース取りにも影響が出てくるのではないかと感じています。9月以降というのは、九州来襲が多かったはずですが、今後の台風のコースがどうなるのか、注目しています。被害を出すのは、嫌なことではありますが、台風がもたらす雨で年間の水が確保できると言うこともあり、コースが大きく変化してしまうことも、植生や農業、気象にどんな変化をもたらしていくことになるのか、懸念することではありますね。そうは言っても、先日も書いたように夕刻に吹き渡る風には秋の気配もあり、今のところはまだ四季を感じることが出来ます。秋の虫たちの恋も盛りを迎え、鳴き声にも力がみなぎってきた様子です。

しかし、その秋風が吹いているのは自然界だけではないようで、現政権も既に秋風の風情です。力を失うと、群がっていた人間も去っていくのが世の常。不甲斐なさを自覚しているのか、目力も失せている今日この頃の首相ではあります。さて、明日10日から招集される臨時国会は、どのような展開を見せるのか、しっかり見ていくとしましょう。

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