2007年7月28日土曜日

軽薄すぎる農水大臣

言葉と行動の不一致や開き直りが堂々と出来るようになって、かなり経つ。政治の世界のことだ。かなり経つというより、元々そういう性癖の持ち主しか政界には住めなかったのかも知れない。しかし、嘘や取り繕いは政治家でも駄目だろう。人間として却下である。自殺した前大臣も上部から指示されていたらしい事は匂わせていたが、現農水大臣へも突然の体調不良を起こす指示なども出ていた臭いがする。お坊ちゃん内閣らしい無様な対応だなぁ。「くさい臭いは元から絶たなきゃ駄目!!」と数十年前のコマーシャルがあったが、自らの無実を証明したいのなら、堂々と領収書なりを公開すれば済む。しかし、多くの政治家も同じような臭気を持っているはずだから、ドミノ現象を引き起こさせないためにも、口を閉ざすしか対処出来ないのだろう。まったく「同じ穴の狢(むじな)」連中だ。

年金問題発覚によって、現政権を担う自民党、公明党への評価が下がり続け、日延べした参院選終盤においても民主党の優勢が伝えられる。その民主党の中身は邪推すれば、亜「自民党」と言えなくもない。羊の皮を被った狼でないと証明するには、選挙に勝った(もし勝てばの話だが)日以降の行動で判断することになるだろう。

小選挙区制になって二大政党化へ選挙結果が向かう今、自民党との対抗政党をどう作り上げていくのか、これこそ選挙民に課せられた課題そのものと言える。参院選ではあるが、二日後の結果以降、それぞれの政党の取り組み方を注視しなければなるまい。

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