2009年1月11日日曜日

高校サッカー準決勝

昨日の準決勝、第一試合の前橋育英対鹿児島城西のゲームはとても見応えのある試合でしたね。事実上の決勝戦と言っても過言ではないと思います。

前半開始早々、鹿児島城西野村のゴールで先制。しかし中程までは、前橋育英の巧みなパスワークや個人技が炸裂して、連続得点をあげ3:1と優勢に試合を進めていましたが、再び野村のゴールで2点目を上げた鹿児島城西は徐々にペースをつかみ、前半終了間際、大会屈指の鹿児島城西FW大迫勇也のゴールや前橋育英のオウンゴールで逆転すると、後半は一進一退しながらも城西のペースになり、更に追加点を入れて3:5という結果に終わりました。

敗れはしましたが、前橋育英の選手個人のスキルの高さは試合の中で見事に発揮されていました。敗戦は時の運もあり、どちらが勝ち上がってもおかしくない内容だったと思います。

準決2試合目は、予想通り広島皆実が堅実に勝ち上がりました。

この大会では、帝京などの常連校が早々に敗れ去り、決勝に進んだ2校は共に初めての進出です。この事は、サッカーのスキル、戦術などに地域間の格差がほとんどなくなったことを示していると思います。それはJリーグなどの活動が地域主義を貫き、それぞれの地域にプロのトップチームが存在し、良い影響を与えている事もあるのではないでしょうか。

日本サッカーの底上げが確実に現実化していると強く感じながら中継を見ていました。

0 件のコメント: