2009年11月24日火曜日

核密約と情報公開

核兵器持ち込み疑惑が取りざたされても、非核三原則が国是であり、否定し続けてきた過去の政権でした。
しかし、研究者による合衆国の資料掘り起こし等の努力により、徐々に政府の公式見解には真実性がほとんどない事が実証されてきていましたが、政権交代によってその核疑惑の闇がどれくらい解明されるのか、注目しています。

世界で唯一核爆弾を投下され、核兵器による悲惨な惨禍を受けた日本であっても、戦後の冷戦構造の軍事戦略の中で例外扱いされる事があり得ない状況だった事は理解できますが、国民に真実を隠し、騙し続けてきた事は否定しようがありません。
孔子の時代ならいざ知らず、「民は由らしむべし。知らしむべからず」は、現代では通用しませんし、通用させてはならないと思います。
民主主義の成熟を願うのであれば、情報公開こそその第一歩でしょう。

民主党といえども、どこで道理を曲げるか、信頼に足りるとは思えませんし、市民一人一人が問題意識を持ち、きちんと監視し続けて行かねばならないでしょう。
現に今、政治資金の問題では、鳩山首相、小沢幹事長どもども、疑惑の渦中にある訳ですし、自らに不利な情報を隠さず、自らの検証はもちろんの事、第三者の徹底検証を受けられるのかが、問われているのだと思います。

0 件のコメント: