2009年4月18日土曜日

あれこれ雑感

記者のぶら下がり会見のやり取りなどで、漫画の主人公の年齢を当てさせてみたり、人気ギャルモデルの名前を当てさせたりと、このごろ麻生氏が、何だか、ご機嫌の様子ですね。小沢氏の秘書の問題発覚以降、支持率が多少持ち直した為なのでしょうか。

それにしても、検察特捜部のその後の捜査はどうなったのでしょうか?自民党二階堂経済産業相への疑惑も報じられていましたが、その後音沙汰無しの様子ですし。何か奇妙な感じです。


熊本では、全国的に名を知られた老舗酒蔵である「美少年酒造」が汚染米事件以後の過程で、一部、醸造米の品質を落として裏金を作っていたという事が発覚し、民事再生法の申請という、事実上破綻という事になってしまいました。日本酒の長期低迷で、経営的に苦しかったとの理由でしょうが、消費者に対して姑息な裏切りと言えるでしょう。

熊本の全国ブランドの信頼が失墜した事は残念です。


もうひとつ熊本の汚点を。県の不正経理については、以前書きましたが、その後熊本市でも同様な不正経理処理が内部調査で発覚しました。市町村でも同様な事があるのでは?と指摘していた通りになってしまいました。「親亀こけたら、子亀、孫亀、皆こけた」という連鎖みたいですね。町村では、もっとあり得る気がしています。

蒲島県知事はこれ以上の調査はしないと言う事らしいですが、外部調査委員会が調査した直近の5年間だけに限らず、それ以前の調査もすべきです。県民側からの視線が不足している気がします。


さて、最後にもうひとつ気になる事が。

大阪の朝日放送(ABCラジオ)番組で長寿深夜番組だったという「誠のサイキック青年団」が、唐突に打ち切りになった上、パーソナリティーを務めていた北野誠氏が、芸能活動の自粛と無期限謹慎ということになったそうです。しかも「番組やイベントで不適切な発言があった」との説明だけで、放送局や本人を含めた関係者による唐突な番組打ち切りの具体的説明もなく、北野誠氏の姿がメディアから跡形もなくかき消えてしまったようです。

私にとって北野氏は大阪の芸能人くらいの認識しかないのですが、そんな私であっても、奇妙な感覚を抱きます。

放送局というのは、通常報道機関も兼ねているはずですが、北野氏がコメンテーターを務めていたはずの情報番組(テレビ)でも、具体的な事は報じずというのは、自己否定に等しいですね。

今回の一件では、「何らかの虎の尾を踏んでしまったらしい」との噂がネット上で賑わっています。
結局、新聞、テレビなどのメディアといえども、事業継続上、触れられないタブーがあるという事でしょう。それが芸能プロであれ、何らかの団体であれです。

本当におぞましいったらありゃぁしません!

0 件のコメント: