2009年4月25日土曜日

心に残る映画

天気が悪いですね。春雨という言葉に似合わぬ激しく荒々しい風雨が通り過ぎて行きました。皆さんの所ではどうだったのでしょうか?こんな日は外出も億劫なもの。家で過ごすのもありですね。

という訳で、読売オンラインに「発言小町」という女性向き(?)の掲示板がありますが、なんとなくそこを見ていたら、深刻な相談が多い中に、

「いままで生きていたなかで最高の映画3作!何ですか?」

というトピを見つけました。ちょっと興味をそそったので見ていると、多種多様な映画を、皆さん、あげていました。

私も読みながら、もちろん観ていない作品も多かったのですが、同じ嗜好の候補があると、

「あぁ、そうそう、それ良かったなぁ。」

とか、

「ええっ?? それ? おもしろかったかなぁ??」

などと自分の感想を交えながら、忘れかけた映画まで思い出したりしました。

また、興味深いのは、それぞれ挙げている作品でおおよその世代が推測出来る事でした。

「私のベスト3って、なんだろう?」と考えてみましたが、選択の基準をどう設定するかで、選ぶ作品が違ってきてしまうのですが、やはり若い時期に観た作品が多い気がします。

ただ単純に特に強く心に残っている作品をあげるとするなら…

『The Sound of Music』1965 監督:Robert Wise 音楽:Oscar Hammerstein2世 Richard Rodgers

『街の灯』 1931監督:Charles Chaplin 音楽:Alfred Newman

『砂の器』1974 監督:野村芳太郎 音楽監督:芥川也寸志

かなぁ…

他にも心に残っている映画も多いのですが、敢て3つに絞ると上記の作品になるでしょうか。

ああ、、、でも、他にもいろいろ。「2001年宇宙の旅」「シャイニング」「ローマの休日」「緑の館」「鉄道員」「地下室のメロディー」などなど。あげだしたら切りがありませんが、昔の映画ばっかり??(苦笑)

最近の映画も観るには観るのですが、感受性が鈍くなったのか、それとも作品の質が落ちてきているのか、強烈に心に響く作品が少ないのですよねぇ…

みなさんなら、どんな作品を選ばれますか?

2 件のコメント:

紫 さんのコメント...

家族が揃ったGWも終わり、静かな昼下がり・・です。久しぶりにPC開いてます。映画館に行く事も少なくなっている私ですから、やはり昔の映画になってしまいます。
『八甲田山』は、小説と共に心に残ってます。『砂の器』もドラマ化もされましたが、映画が一番だったように思いました。
『ウエストサイドストーリー』は、憧れ・・?!でした。

kurohyge さんのコメント...

>紫さん

コメントありがとうございます。

印象に残るものって、その人のそれぞれの時代、嗜好、思いによって、異なってくるのでしょうね。でもそれを超えて共通の感覚、共感出来るものもあるとも思います。

それは普遍的なテーマを深く描く事に成功したもののような気がします。親子愛であったり、友情であったり、異性愛であったり。

映画『八甲田山』は新田次郎作「八甲田山死の彷徨』を映画化したものでしたね。原作も感動して読んでいて、映画化されて私も観ました。軍隊の理不尽さ、友情、中でも厳冬期の山の様子を見事に表現した希有の映画でもあります。

『West Side Story』は「tonight」の歌が耳に残ってはいるものの…(苦笑)まぁ、好みの問題ですよね。

思い出すものが増えるという事は、それだけ年を重ねてしまったという事でもありますね。