2009年5月17日日曜日

新型インフルエンザ 怖がり過ぎても…

新型インフルエンザのニュースが、騒々しい毎日ですね。病気ってのは嫌なものです。得体が知れないものであればある程、不安は増大してしまいます。個としては出来れば回避したいものですが…

ただ、よくよく考えてみると、我々人類(個の集まりとしてのmass)というのは、ずっと病気というか、病原菌やらウィルスと付き合ってきたのですから、今更その付き合いを回避しようとか、防御しようとしても、どだい無理な話のような気がしています。それぞれの生物ーウィルスは生物と無生物の両方の特質をもつ摩訶不思議なものですがーが相互に作用し合って、生命体は進化してきたのですから、逆に他の生命体(?)と遮断した人類の存在もあり得ない気がします。生命体の進化というのは、今が完成形ではないでしょうし、今後も変化が加えられていくものなのでしょうし、どんな作用が人類に好都合だとか我々自身にさえ分からないでしょう。

この新型インフルエンザの報道などを見ていると、適当ではないかもしれませんが、煽られている気持ちにもなるのですけどね。私たちに冷静さを求めるのであれば、報道のあり方も冷静さが保たれなければならないと感じています。闇雲に伝えているのではないでしょうけれど、センセーショナル過ぎてはいないでしょうか ?

いずれにしても諸々のウィルスって奴は、いくらでも変異を遂げていくのでしょうし、うまく付き合っていくしかないと騒動の渦中で思ったりしています。そして罹患した人たちが病以外の被害を受けないようにしたいものです。適切な処置さえすれば、十分健康を回復できるのですから。

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