2009年5月11日月曜日

ボブ・ディランの思い出

真夏のような五月の日曜日の午後です。直射日光の下では、ジリジリと焼けるような気がします。

何となくある掲示板(2ちゃんねるではありませんけどね)を見ていて、「ボブ・ディラン」の文字が目に入りました。それで思い出をひとつ。

実は私、このボブ・ディランの日本初来日公演(78年2月)を松下電器体育館で見たんですよ。大学時代だったんですが、友人の女の子からチケットが手に入るからと誘われて。後でかなり入手が困難なチケットだと知ったのですが。

当時私は、日本のフォークソングオンリーな感じで、「Bowin'in The wind」「Mr.Tambourine Man」「Like A Rolling Stone」などの曲や「フォークの神様」と言われている事くらいは知ってはいたんですが、どっちかというと、岡林信康とか高石友也などの方を良く聴いていた方でした。

我流のギターで好きな曲を弾きながら歌ったりはしていたものの、コンサートに行った事もない私でしたが、誘われるままに行ったのでした。

しかし!アコースティックギターでの登場をワクワクして待っていたところ、なんとエレキギターを持ちバックバンドを従えて 、ガラリとスタイルを変えたボブ・ディランの演奏にびっくりし、戸惑ってしまいました。私が知っている楽曲は60年代のディランのもので、既にガラリと変わっていたのでした。

いろんな意味で世界的に注目を浴びていた人物のコンサートであり、私にとって初体験のコンサートだったにもかかわらず、なんとも妙な消化不良体験でした。

しかし今となれば、世界的なアーティストの演奏を直に聴けた貴重な思い出として残っているのです。チャンチャン。

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