もともとNHK の有り様、つまり公共放送という曖昧な位置づけによって、その本質的な性格を誤魔化してきたこれまでの有り様が、今回の自民の画策であからさまになったということに過ぎない。
随分昔の事だが、毎週日曜日の午前中の放送だった政党の党首クラスによる討論番組があった。その討論を統べるのは時の解説委員だったのだが、討論の運び方が野党、特に共産党に対して違っていたのを覚えている。全く「継子」扱いだった。発言の扱いも適当にあしらっているのが誰の目にも明らかだった。こんな事は枚挙に暇がない。これがNHKの実像なのだが、「公共放送」という隠れ蓑によって、如何にも公平性を保っているかのように装っているだけなのだ。
まあ、自民の思い通りになれば、NHKが国営放送だという事がはっきりする訳だから、本性が明らかになるのは良いことだ。
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