2017年3月27日月曜日

高校生 登山訓練中に雪崩

那須岳のスキー場で春山登山訓練合宿中の高校生が雪崩に巻き込まれ、遭難したという。新3年生と新2年生の為の雪山訓練だったのだろう。

今日が最終日だったらしく、訓練の総仕上げの内容だったのかもしれない。場所は今シーズンの営業を終えたスキー場の上部だった様だ。映像で小灌木が生えている様子を見ると、ゲレンデではないのかもしれない。

経験で話をするのは危険なこともあるが、一定の積雪があり、しかも以前の積雪層表面がザラメ状で、その上に新雪が一定以上積った状況では、滑りやすく、雪崩が起きやすい。斜度が30度以上の斜面を通過せざるを得ない時、行動を始める前に、滑りテストをすべきという事は、最近の安全講習では常識化しつつあるはずだ。

この訓練は県の高校体育連盟が主催していたというから、安全講習を受けた教員もいたはずなのだが、スキー場という事で、油断はなかったのか?

今日はまさに春の嵐と言える山の遭難を起こしやすい気象条件の日でもあったから、尚のこと慎重であるべきだっただろう。

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