2011年1月14日金曜日

年明けて、冷え冷え〜政治も地方もスポーツも?〜

大寒も近くなり、寒気も厳しさを増しています。

冷え方と言えば、気象だけではなく、色んなところが冷え込んでいるようで。

例えば、政治の分野。
政権交代をさせてやったものの、その後の政権運営の未熟さやマニュフェストのなし崩し的取り扱い、小沢氏の疑惑除去失敗とそれによる党内分裂加速によって、票を投じた選挙民の心も寒々としたものに。

先日の民主党両院議員総会でも、現執行部が日本の現状を打破出来る具体的指針は持っていない事が露呈しましたし、仮に改造をしたとしても野党時代には通じた菅さんも、一国を率いる力量はないことが、これまでの時間で証明されてきましよね。

経済も一部例外はあっても、大寒なみに冷え込んだ状況がずっと継続中です。

特に地方経済はもう阿久根市の住民感情にあるように、法律をも無視する独裁的市長や副市長を受け入れてしまうという、もはや真っ当で、冷静な判断すら出来ない人々が過半に達するような惨憺たるものです。経済的な逆境にある住民には単なる目先の利得に過ぎない前市長の政策でも、いかにも善政に見えたのかも知れません。しかし、、冷静に判断すれば、いかに不当な事をしているのか分かるはずですし、市の職員に対して行っている事は、住民に対しても十分行われうる事だという事です。独裁の弊害は必ず住民が被る事になりますよ。

阿久根市のような例が、姿形を変えて至る所へ出現してもおかしくありません。羊の皮をかぶった狼が、既にもう出ているのかも知れません。都市首長の中にも。
こうした人々の心の冷えた先に何があるのかと考えると、ゾッとしてしまいます。

昨日のアジアカップを見ていても、心が冷えてしまいましたね。
日本人はスポーツはフェアプレーでと神仏のように信じ込んでいるところがありますが、残念ながら人間が行う物事に真にフェアな事があろうはずがありません。それゆえ、法律なるものを作り出し、監視監督する必要があるのですから。しかしそうした仕組みを作ったとしても、解釈は人間がするものです。恣意的にどうにでもなる。ま、これが現実かと。

シリア戦での川島GKの退場は誰が見ても明らかな不正ジャッジでしょう。イラン審判団がレフェリングをすると分かったときから、こうしたジャッジはあるだろうと思いましたね。だって、同じイスラム教国同士ですから。フェアプレーを神仏のように信じる私としては、本当に心が冷え冷えとする(冷たすぎると逆に熱く感じるものですが)瞬間でした。
まぁ、スポーツの冷え方は、試合内容だけでなく、スポンサー的にも冷え冷えの状況でしょうね。大相撲の例のごとく、心を冷えさせる事が多すぎましたしね。

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