2015年11月24日火曜日

危険な兆候〜至る所に〜

 大阪府市の選挙結果には、少々がっかりした。いくら対抗勢力に魅力がないとは言え、まだあの橋下氏に期待する人達があれだけいることに。ノリの良い大阪人気質だとしても、あまりに思慮に欠ける選択をしたもんだと思う。

  まあ、国の雰囲気自体が右傾化している事を考えると、大阪が特別だという事でもないかもしれない。

  パリのISテロを受けて、フランスも航空母艦からのイスラム国への爆撃強化へと踏み出した。いよいよ中東地域の火薬庫の導火線への点火が現実味を帯び出した。

折しも安保関連法を定めた直後に、日本の自衛隊が部隊交代して南スーダンでのPKO活動の任に当たるため出発した。今後は他国部隊の戦闘時に警護目的で武器を使用し、戦闘によって死ぬ「戦死者」が戦後初めて発生するかもしれない。
それだけではなく、米国との強化された安保同盟と原油輸入の安全確保を理由に、中東地域の紛争に介入を要請されたり、共同行動を行ったりする可能性が増したとも言える。

もしイスラム国が直接日本を対象にした攻撃を加えたら、それこそ国民の抑制心のタガも外れ、一気にキナ臭い状況へと加速していく事だろう。


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