2008年7月13日日曜日

不正蔓延

偽装、不正、犯罪が大流行中の日本国ですね。

今は亡き元首相の角栄氏を頂点として、国、地方、官民を問わず、また政治、行政、司法、教育など分野をを問わず、腐敗の水脈が途切れもせず、この国のあらゆる分野に拡がっている様子を見せています。

今その焦点が当たっているのは、大分県で発覚した教員採用での恒常的、組織的不正ですね。このような不正採用ってのは、大分だけに限らず、他所にもあるのでは?と思います。口利き採用は至る所で囁かれているのではないでしょうか?どう思います?

まぁ、民間企業では縁故採用って結構ありますね。理由は色々あるのでしょう。素性が知れている方が安心とか、いきなり辞めにくいとか、色々。しかし金が絡
んでいなくても、そう言う情実にもとづくことをしていると、将来的には企業に危機を呼び込むような気がします。灰色の噂となって、組織を堕落させる気がし
ますからね。

それにしても、一人あたり2百万の口利き料だそうです。金を渡して依頼した側も得た側もどちらも教職に就いているか就いていた人達ですよね。そんな人達が子供達にはどういう教育を施していくのでしょうか?

「建て前と本音を上手に使い分け、必要な時は法律なんて意に介す必要はないですよ。見つからなければ何をしても良いのです」とでも子供達には言うのでしょうね、きっと。

とくかく、こんな事件が子供達の心にどれくらい影響があるか考えるだけで、空恐ろしい気持ちになる昨今です。

0 件のコメント: