2008年9月9日火曜日

大相撲、末期症状2

大麻吸引を否定し続けていたロシア人力士二人の疑惑について、北の湖理事長、大嶽親方も科学的検査結果を認めざるを得なかった。当然のことだ。それにしても理事長は辞めても理事にとどまるのは、どうなんだろう?協会自体も身内に甘いと言わざるを得ない。

今回は当事者にならなかった他の部屋の親方衆も含めて、旧態依然の精神性は残っているのではないか?伝統という理由で、今の社会に受け入れられないような実態が明らかになったとも言え、これでは新執行部によって、部屋と協会との関係を社会的にもわかりやすく秩序立てし、組織として機能するような改革を出来るとは思えない。

今回までの一連の事件やその対応が、少ないながらも相撲が好きで毎日稽古に励んでいる子供達へ与えたショックも少なくないだろう。プロの世界の魅力次第で、その競技の人気に影響が出るのは、他のスポーツ分野を見ていても分かることだ。

さて、大相撲はどんな道を選択するのだろうか?

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