2011年6月3日金曜日

劣悪な国会議員たち

何とも見苦しいばかりの政争ではあった。政権の座にある者達は、「俺、俺」とばかりに我を主張し合い、国民の負託等歯牙にもかけていない。政権の座から遠ざかった者どもは、党利党略にうつつを抜かし、内閣打倒と大震災渦中のこの国にストレスを与え続けるばかりだ。果ては産業界と結びつき「大連立」などとほざく。大政翼賛会のようではないか。呆れてものを言う気も失せてしまう。

この国には政治に期待を抱かせる人物は皆無のようだ。「俺、俺」の私利私欲に満ちた輩とエリート意識に凝り固まった官僚出身、そして業界の利益代表でしかない議員ばかりが大勢を占めている現状が、ほんとうは議員になって欲しい人物を政治から遠ざけ、あまりにも見苦しい政争ばかりに精力を費やす輩をはびこらせてしまっている。

批判、検証をすべきメディアも金を出すスポンサーに絡み取られ、真実を伝える役割を放棄し、産業界の太鼓持ちでしかない。

結局、現状のままでは、どうあがいても真っ当な政治が行われるはずがないのだ。どうする?愚劣な国会議員達を突き放そうにも、彼等が政治家であり限り突き放せないこの国に住む者どもたちよ。

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