2011年6月16日木曜日

確実に広がりつつある原発汚染と原発擁護派

原発事故の核物質汚染が日常化してしまい、原発事故のニュース性も低下し、被災地周辺以外では何となく関心が薄れてきているように感じているこの頃です。

しかし依然として核燃料冷却水注水による核汚染水は日々増え続け、その汚染水の汚染レベルをある程度だけ低減する汚染水処理施設も急拵えで建設したものの、パイプ接合部からの漏水やポンプ不良で正常運転が延期に延期を重ねています。また破損原子炉からの水蒸気もダダ漏れ状態で、核分裂物質の空中への飛散も続き風向き次第の拡散と蓄積が広がっています。

こうした中、経済的利害を一にする経済団体の頭目からは、東電擁護や原発擁護の発言が相次ぎ、また原発擁護派の国会議員の連中は、「地下式原発」の勉強会なるものを始めています。これだけの被害を出し得る原発事故を経験してもなお、それに懲りない連中はいるようで。
いっそのこと、そうした連中には福島第一原発の30km圏に専用住宅を造り、集団移住してもらい、家族共々そこで生活していただく事を提案したいと思います。国民に法案を提出する権利があるなら、是非そうしたいものです。

0 件のコメント: