2011年11月27日日曜日

大阪W選に思う

今月27日に行われる大阪府知事、大阪市長のW選。橋下徹府前知事の市長選への鞍替えでW選となったわけですが、何だかよくわかりません。府市二重行政の無駄の排除などを理由に上げているらしいのですが、「都」にすることで無駄が省けるのでしょうか?方法は他にもありそうですけどね。

弁護士だけあって弁舌は立つようですが、納得させると言うより、言い負かす口のように思えます。また彼は鹿児島の阿久根市の前市長を支持していましたし、「独裁」を是としていますよね。何だか「衣の下に鎧」のようなきがするのですが...

前の世界大恐慌の後、ドイツでヒトラーが台頭して、ナチス・ドイツが生まれたのですが、今の世界や日本の状況は益々かつての大恐慌前夜の様相に似てきており、そういう経済的困難さが代わり映えしない状態を一気に変えたいという気風を醸成し、そうしたことが彼のような思い切りの良い発言や行動を「良しとする」世相を形成している気がしています。何だか危険な徴候ではないかと危惧しています。

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