2006年4月1日土曜日

3年も過ぎていますが。。。

 米国とその同盟軍がイラクに攻め入って、既に3年も過ぎました。日本の自衛隊(?)もイラクに駐屯し始めて、2年以上過ぎていますよね。「大量破壊兵器の保持」を理由に侵攻を始めたわけですが、それは当初から曖昧な事であったわけで。探し回った末に、それらの兵器はなかった事があきらかになってます。

 イラクの前に攻め入ったアフガンでも、いまだに米軍は戦闘を続けており、次は、イランだそうで。まるで対アラブ全面戦争の企図すら感じます。すでに忠犬になったアラブ国には攻め入る事はないでしょうが。儲ける目的のためには手段を選ばないと思える行動です。忠犬日本は、行動を共にするのでしょうか?

 日本の小泉さんの言動、行動を見ていると、対アジアへの姿勢と米国に対する態度の違いに、自尊心とか「愛国心(?)」のかけらも感じられないのですが、それは私の感性異常なのでしょうか?つまり、対アジアに対しては、戦死軍人の「御霊」とやらを祭る靖国神社に参拝することを「干渉」だと言い、どことなく居丈高に見え、対米国では、まさに忠犬と見まがうばかりの言動、行動ですからね。独立自尊の気概が見えず、媚びへつらっているようにしか、見えないのです。「吹けば飛ぶような日本の国よぉ~♪」と、心の底では思っているから、屈折した反応になっているのでしょうか?

 もちろん、気概だけで政治が出来るとは思っていませんが、緻密な外交戦略があるとは、到底思えないのです。今の対アジア、特に中国、韓国に対しては、感情的嫌悪で対していると思えてしまいます。国内政治に関しても、小泉さん登場で幼児化したものを感じます。これは、国民自体がそうなっている証しなのかもしれませんが、どうでしょう?小泉自民党に対する野党民主党にも同じ事が言えますけどね。思い通りにならないと、激しい反応をみせる人が多くなっていると感じるこの頃です。もう少し心の遊びが必要だと思うのですけどね。

 時は春。イラク、アフガンのみならず、争いで血が流れずに済む穏やかな時間を、彼の国の人々がおくれるのはいつになるのでしょうか。人間の性で、そんな時は来ない?とは思いたくはないですが。。。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

「Love & Peace」
根底にいつもこれをもち続けて欲しいものです。

先日、10年生(中3もしくは高1)の子供の世界史の授業でボランティアとして、日本人夫婦にWorld War Ⅱの実体験を話してもらいました。

彼らが子供達に最後に締めくくった言葉は「Love & Peace」。

おそらく奥様は、CAのCampで強制捕虜として辛い日々を送ったと思われますが、決してあのときのことは口にはしたくないし、あの屈辱は忘れられない・・・とおっしゃってました。
「もう、あんな目に遭う人がいてはいけない・・・」と涙目でした。

Love & Peace・・・

匿名 さんのコメント...

時は春ですか・・まさに!私も久しぶりに土に触れました。畑に咲いておったスミレを寄せ植えにしてみました。
こんな風に春の陽射しをあびながら土いじりを出来る幸せが続く事を願ってやみません。わが国を愛する心が隣国を同じように愛する心につながっていかないのがどうも解せませんが・・わが心の中にも「鬼」を見出す時もあったと思い起こせば、辛いものです。しかし・・・信じていたいものです。

kurohyge さんのコメント...

>えみさん
Love&Peace ベトナム戦以後も、米国は懲りひんねぇ。

>くるりさん
土はええですね。体も自然と解放されます。
心の中の鬼退治、ほんま、難しいです。