2006年4月25日火曜日

殺すということ

 毎日、毎日殺人事件のニュースが絶えない。大人だけに限らず、子供までが他人の命をいとも簡単に奪い去っていく。しかも、その理由が怒りにまかせてという、何とも言いようがない理由が多いのは、何故か?

 色々な分析が加えられているが、要は「我慢ができない」「感情の抑制が効かない」のではないか。それに、「自分自身の命の実感」が希薄なのではないかと感じてしまうのだが。。。いくら言葉で「命の尊厳」を繰り返しても、その実感がないのでは、どうしようもあるまい。他の動物では、同類同士殺し合うのは、稀である。人間だけが同類をたやすく殺す。

 人間の特徴を「考える脳を持つ」という表現があるが、私は思う、「感情の暴走を許す生き物」だと。感情が豊かになった分だけ、そのコントロールも難しくなったと言えないだろうか?だからこそ、コントロールする術を身につけなければならないのだと思う。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

未成年の犯罪は本当に増えましたよね・・
(成人もそうだけど・・)
要因はいろいろあるんだろうけど
簡単、便利、スピードを求められる社会にはなったけど 気持ちには余裕がなくなってきてるのかも・・ って難しい事はあまり言えないポンでした(アセアセ

kurohyge さんのコメント...

>りんさん
殺人のニュースが無い日がないくらいにひどいですよね。
ほんと、余裕もないんでしょうけど、歯止めが利かない心を作る何かがあるのではと思ってしまいます。