2008年11月27日木曜日

不幸な日本

(麻生議長) 67歳、68歳になって同窓会に行くと、よぼよぼしている、医者にやたらにかかっている者がいる。彼らは、学生時代はとても元気だったが、今になるとこちらの方がはるかに医療費がかかってない。それは毎朝歩いたり何かしているからである。私の方が税金は払っている。たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金を何で私が払うんだ。だから、努力して健康を保った人には何かしてくれるとか、そういうインセンティブがないといけない。予防するとごそっと減る。 病院をやっているから言うわけではないが、よく院長が言うのは、「今日ここに来ている患者は 600人ぐらい座っていると思うが、この人たちはここに来るのにタクシーで来ている。あの人はどこどこに住んでいる」と。みんな知っているわけである。あの人は、ここまで歩いて来られるはずである。歩いてくれたら、2週間したら病院に来る必要はないというわけである。その話は、最初に医療に関して不思議に思ったことであった。 それからかれこれ 30年ぐらい経つが、同じ疑問が残ったままなので、何かまじめにやっている者は、その分だけ医療費が少なくて済んでいることは確かだが、何かやる気にさせる方法がないだろうかと思う。」(経済財政諮問会議 第25回会議(H.20.11.20)議事要旨より抜粋。強調=筆者)

現首相の度重なる心ない言動の最新版です。

言葉というのは、政治家にとって命と言っても言い過ぎではないでしょう。特に一国を代表するリーダーであれば尚更です。

それがこうも軽率というか、偏見に満ちているというか、木を見て森を見ずというのか、身の回りの様子から聞きかじった事で、そんな発言を連発する人物が我々の国の代表者かと思うと、怒りと言うより、もう情けなさしかありません。自分達が不憫ですらあります。

ザックバランな言動が持ち味らしいですが、自分の立場、影響を考慮できないのであれば、もうそれは暴言と言えましょう。

こんな知性の欠片も見えない人が、いつまでその座に居座り続けるのでしょうか?

「こんな民の心を感じ取ることが出来ない政治家に、何で給料を払うんだ?」と、私たち国民は声を大にして言いたいですね。


0 件のコメント: