2011年8月2日火曜日

高速鉄道事故〜透けて見える中国の実情〜

人命救助より運行再開を優先し、果ては事故車両を早々に埋めてしまう中国の鉄道省。人民の批判や諸外国の批判を受け、事故調査のために埋める際にバラバラに砕いた車両の破片を掘り返すという猿芝居を演じてみせる当局とは、一体誰のための統括部門なのか?決して人民のために存在する機関ではない。
「人民の、人民による、人民のための」中華人民共和国ではなく、「共産党の、共産党による、共産党ののための」共和国と云うことであり、この事がこれほど歴然と示されたのは、今後の中華人民のためには良かったと云える。
当然、当局による言論統制や批判者への弾圧は必然的になされるだろうが、インターネットという武器を手にした人民はそのまま放置することはないだろう。覚醒した人民は燎原の火の如く、ジワジワと広がっていくであろうことは、これまでの様々な国の歴史において示されている。

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